ゼラフットボールさんが筆頭株主になるという発表あるいは報道はありましたか？ 未発表の場合、そこは発表を待っても良いかもしれません。 ポイントは石屋さんとゼラさんあるいは他の株主間の（出資比率ではなく）議決権比率がどうなるかかと。 ゼラさんが文字通り筆頭株主になる場合には代表取締役社長がゼラさんから出ることになると思います。対して議決権ベースでは石屋さんが筆頭の場合にはそうならないかもしれませんので。

＞通りすがりさん コメント、ありがとうございます。 発表はまだありません。財界さっぽろが運営する「財さつＪＰ」の「6年連続・4億円赤字計上の北海道コンサドーレ札幌に9億円増資の「救いの神」あらわる！」でゼラフットボールについて報じられていますが、筆頭株主になるかどうかまでは不明です。ご指摘のように、議決権ベースで石屋製菓様が筆頭株主の立場を維持できると良いと個人的には思います。

いまが資本金17億3655万9000円。 石屋さんが48.5％ですのでざっくり8.42億円を出資。 単純に額面で言うと、ゼラさんがそれ以上を出資すると最大出資者になりましょう。 出資側の普通の理屈だと経営権が移りトップが替わる。 ただ非上場企業ですし石屋さん以下の保有比率上位は公表されている範囲でダイアモンドヘッド 15.4%、カタギリコーポレーション 10.2%、進学会ホールディングス 5.1%、持株会 4.8%の4者で約35%あります。持株会以外は非常勤取締役なのでいわば現経営陣です。 つまり石屋さんと現経営陣は少なくとも80%を固めているので仮に最大出資者が変わってもパワーバランスは変わらないという見方も可能です。極論は石屋さんを筆頭株主に残すために既存株主間で持株比率を調整することも既存株主側がまとまって新会社にすることも可能です。 結局、現株主の同意無しで増資はできない、つまり現株主側はどういうビジョンと経営方針でこの増資をするのかということと思います。もちろんそこで経営の主導をゼラさんにとする可能性も理屈上はあり得ます。 なお報道通りだと増資後の資本金は26億円強になりますがゼラさんの出資比率（＝議決権比率とすると）は1/3を越えます。筆頭株主 になるならないは別にして出資額は1/3超で決めていると思います。これでゼラさんには相当の発言権は担保された形になりますね（少なくとも取締役は出すと思います）。

＞通りすがりさん 続いてのコメント、ありがとうございます。 なるほど、大変勉強になります。 すでに２月末の株主総会で第三者割当株式の発行は決議済みなので、資本政策の方向は定まっているのでしょう。６月の発表を待たなくては分からないのでしょうが、クラブが北海道とともに成長してほしいと願っています。

古いの見つけました。 https://www.consadole-sapporo.jp/news/2022/10/8025/ 出先で計算できませんが、2022年増資でも単純な額面ではなくvaluationをし株式価値を設定の上で増資したことがわかります。 もちろん今回のvaluationがどうなるかはわかりませんがこれだと議決権では1/3に満たない形で増資をし、社長は継続、ゼラさんは取締役を１名指名という形になる可能性が高いように見えます。

＞通りすがりさん またのコメント、ありがとうございます。 難しいことをご存じですね。私にはまったく分からない世界です。結論部分は大変参考になりました。いずれにしろ、債務超過を何としても回避し、クラブとして成長してほしいものです。

これで赤字なら、実質破綻してる。ビジネスモデルとして見込みがない。

＞通りすがりさん コメント、ありがとうございます。できましたら、次回からはコテハンでお願いできますと幸いです。 今夏の補強は赤字覚悟の大盤振る舞いなので、赤字になりそうで心配です。かつての貧乏を知っている老害サポとしては、よくここまで成長させたと思う一方、降格すると、経営的に再びピンチを迎えることを懸念しています。