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ブログタイトルは「真栄パパの思い出語り」から2014年2月に「習慣コンサ」に改め、さらに2022年1月1日から「毎日コンサ」に改称しました。「毎日が日曜日」なので、毎日、コンサドーレのことを考え、書いていきます。 気持ちだけは熱いですが、体がついていかない老年(2018年、還暦に突入)のぬるサポです。 北空知の秩父別町生まれ。札幌市清田区真栄に自宅があります。

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第三者割当増資に思う

2022年10月15日

先日、株式会社コンサドーレは第三者割当増資を実施したことを発表しました。石屋製菓様、ダイアモンドヘッド様、平井興産様、カタギリコーポレーション様、リージョナルマーケティング様の5社で、総額8億9880万円とのこと。石屋様は昨年末時点で持株比率42.4%の筆頭株主でしたし、ダイアモンドヘッド様も18.9%の2番目の株主でしたので、この順位は変動していないと推測されます。平井興産様は聞き慣れない社名ですが、9.5%で3位の株主だった進学会ホールディングス様の筆頭株主のようですね。カタギリコーポレーション様はオフィシャルパートナーの片桐企業グループ様の中核となる持株会社と思われます。リージョナルマーケティング様はいわずとしれたEZOCAで知られ、サツドラ様のグループ企業ですね。いずれも札幌に本社を置く企業というのはうれしいところです(ダイアモンドヘッド様は東京本社との2本社制ですが)。

増資総額のうち、4億4940万円が資本準備金に振り分けられ、増資後の資本金は17億3655万9000円となったそうです。コロナ禍で厳しい経営が続いているため、資本増強により債務超過の解消や財務状況の改善を目指したと推察されます。Jリーグのクラブライセンスの財務基準も本年度から特例措置がなくなるので、それに先駆けた対策でしょう。2021年1月期決算の段階で、当時の社長のノノさんが今期に増資を行う方針を表明していたので、その通り実施できて良かったと思われます。

ただし、サポーターズ持株会の増資がなかったため、昨年末時点で8.9%まで下がっていた持株比率は手元での計算によると、5.1%程度に下がったようです。かつて経営危機だった10年前には一時、35.6%に達し、ダントツの筆頭株主で、文字通り「市民クラブ」だったことを考えると、少し寂しく思います。もっとも、当時は減資を行うなど経営状況が悪すぎ、出資してくれるような企業がなかったためともいえ、クラブとしては前進していると前向きに捉えたいですね。個人的には持株会にも出資を募ってほしかったと思っていますが。


post by papa12

19:25

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