再開時に書いたように当ブログ休止中はイタリア旅行に行って来ました。某社の新千歳空港発着・添乗員付きの８日間で毎食事付きの格安ツアーがあったので、飛びつきました。もともと３年前に定年退職する前に海外旅行を考えていたものの、コロナ禍のため断念していました。その後の円安もあって事実上、諦めていたのですが、今回のツアーは飛び抜けて安く、おそらく人生最後の海外となる旅行に行くことになりました。行き先はもともと私はスペイン、カミさんがイタリアを希望していて、わが家の力関係からイタリアに決定となりました。

格安とあってか、自由時間が少ない日程で、特にサッカーと触れ合う場面はありませんでした。それでも、ミラノ空港発着で最初に訪れたフィレンツェでは、古都とあってサンタクローチェ教会前の広場いっぱいに仮設スタンドが設置されており、古式サッカー（Calcio Storico Fiorentinoというらしい）が行われる会場だそうです。


それ以後はほとんどサッカー関係にお目にかかれず。ピサの斜塔の外に立ち並ぶ露天商には人気選手のおそらくパチ物のユニが多数売っていました。メッシやクリスティーナロナウドらが目立ち、私が知っているイタリアの選手はトッティぐらいだけでした。実際にローマで見学した先でメッシのパチ物のユニを着て歩いていたお兄ちゃんがいました。観光客でしょうか。

最後の旅行先のミラノはＡＣミランとインテルの本拠地。可能であれば両クラブのホームスタジアムのサン・シーロ（スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ）を見学したかったのですが、格安ツアーで時間がありませんでした。観光先に向かう途中、インテルの直営店を発見したものの、中に入る余裕はありませんでした。


帰途の街角にある雑貨店の店先には両クラブのユニやフラッグなどのグッズが多数売っていましたが、目立つ所にあるのはエムバペやハーランドらのユニで、セリエＡやイタリアサッカーの人気が落ち目なのを反映しているのだろうかと思わされました。


ということで、駆け足のイタリア旅行でした。できることならば、イタリアを再訪してじっくりと巡りたい気がしています。また、可能であればスペインも行ってみたいと思うのですが、このアベノミクスの失政による深刻な円安の状況では夢のまた夢かとも思わざるをえません。とにかく日本政府は諸物価高騰を招いている円安の解消を１日も早く実現してほしいと強く望みます。