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カラダはジジイ、頭脳は中2、 そしてココロは3歳児。 アラフィフ?なにそれ?おいしいの?天命なんてちっとも見えて来やしねぇ。 住所:オホーツク圏の    特急列車が止まる街 血液型:典型的なB型。 今宮純ばりのやたらカギカッコの多い文章を中途半端なボケで味付けして綴る厨二病全開なブログ。パクリ過多なのは仕様なのであしからず。 ミシャコンサ7年目。上を目指したいが、主力が次々抜け現実が重く圧し掛かるシビアなシーズン。 エセ硬派路線で更新する予定も、更新頻度はちょっと落ちるかもしれませんがそこんところは大目に見てつかぁさい。 '08.08.27に念願の初参戦を実現。引き分けではあったが厚別の空気を満喫。 ~観戦データ~ '08.08.27 J1第23節 VS ガンバ大阪 3-3△ '09.09.06 J2第38節 VS 愛媛FC 3-2○ '10.09.05 天皇杯2回戦 VS グルージャ盛岡 4-1○ '10.11.23 J2第36節 VS 徳島ヴォルティス 1-0○ '11.12.03 J2第38節 VS FC東京 2-1○ '12.03.10 J1第1節 VS ジュビロ磐田 0-0△ '12.09.08 天皇杯2回戦 VS AC長野パルセイロ 1-1(PK3-5)● '13.03.10 J2第2節 VS 栃木SC 0-1● '13.11.24 J2第42節 VS ギラヴァンツ北九州 0-0△ '14.03.09 J2第2節 VS モンテディオ山形 1-1△ '14.11.23 J2第42節 VS ジュビロ磐田 1-1△ '15.03.15 J2第2節 VS Vファーレン長崎 0-1● '15.11.07 J2第40節 VS 徳島ヴォルティス 2-0○ '16.03.13 J2第3節 VS 愛媛FC 1-1△ '16.05.28 J2第15節① VS レノファ山口 3-1○ '16.11.20 J2第42節 VS ツェーゲン金沢 0-0△ '17.03.11 J1第3節⓶ VS セレッソ大阪 1-1△ '17.07.29 J1第19節⓷ VS 浦和レッズ 2-0○ '17.09.23 J1第27節 VS アルビレックス新潟 2-2△ '17.12.02 J1第34節④ VS サガン鳥栖 3-2○ '18.03.10 J1第3節 VS 清水エスパルス 1-3● '18.09.01 J1第25節⑤ VS ヴィッセル神戸 3-1〇 '18.12.01 J1第34節⑥ VS サンフレッチェ広島 2-2△ '19.03.09 J1第3節⑦ VS 清水エスパルス 5-2〇 '19.05.04 J1第10節 VS ヴィッセル神戸 2-1〇 '19.08.10 J1第22節⑧ VS 浦和レッズ 1-1△ '19.12.07 J1第34節⑨ VS 川崎フロンターレ 1-2● '23.12.03 J1第34節⓾ VS 浦和レッズ 0-2● リンクフリー。コメントもどうぞ! ただし、書き捨てと思われるようなHNでのものや書き殴りと思われる内容のものはスルーおよび削除する可能性が高いのであしからず。名を名乗るのがせめてもの仁義ってもんです。そして、おぢさんは出禁。

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満貫縛り。

2019年04月06日

>それでも菅を諦めないのかな…。馬力はあるし。

 ホーム大分戦は1-2の負け。

 結果はともかくとして、失点の仕方がいただけない。

 特にいきなりの失点は「大分ナメてんのか?」と言いたくなるほどの試合への入りの緩さが招いたもの。裏1発放り込まれて菅は千切られ、福森は1発で振り切られる。逆サイドに振られて対処が間に合わず…って本来こっちがやりたかったことじゃん。この方のプレビューの通りになったのにはマジ驚いたわ…。

 正直、前半は傍目から見てもJ1の試合とは思えないほどの凡戦。埼スタならブーイング必至だったろう。中野のスタメンもそうしなければならない理由がなかなか見えてこなかったし、チャナには厳しいマークがついて「そこに入ってもその先が…」とポジる要素が見つからずといった具合。後半頭からルーカスが入って多少観られるようになったとはいえ、アンロペは持ちすぎでシンプルに裏に出せばいいのに…とか、自分勝手にシュート撃ちすぎとか、フラストレーションが溜まる試合展開。

 たまたま今日は休みで、録画していた極雀deポンを観てからの試合観戦だったわけだが、何というかミシャのサッカーって面前至上主義な麻雀、それも満貫に仕上げるのが基本で鳴き麻雀は邪道、それもノミ手で上がるなんてもってのほかみたいな感じに思えたんだよね。麻雀知らない人にはなんのこっちゃな話だけど(汗)。

 それでも、そのスタイルて1つ上がりを取れたことは大きいかな、と。地上戦にこだわってルーカスからチャナ→アンロペ→中野はダイレクトできれいに崩してのものだった。メンタンピン1発ツモくらいの破壊力と周囲をうならせる程のものはあったんじゃないかなあ。

 「最終形への道筋をどう作るか?」という考え方においては麻雀と共通するところは大いにあると思っている。その最終形そのものがどうかとか、受け入れの広さや容易さをどう増やしていくかはまた別の話になるんだけどね。今日の試合、チャナやアンロペに縦パスは入るんだけど、そこから先が上手くいかない。麻雀だと一向聴止まり、ケチャドバの前にフタが固くて開けられないって感じかなあ。

 (今までの勝ち方が派手だったぶんだけ)研究されてピッチを広く使わせてくれないという課題も加わって思い通りに手が伸びていかない。武蔵にはまだ安心して預けられるほどのポストワークができていないし、荒野はいいのか悪いのかわからない、宮澤には“闘将成分”が足りない。そんなもどかしさもある。

 これもまたミシャサッカーであり、伸びていく過程にあるってことなんだろう。
 結果はオウンゴールだけど思った形で1点返せたことをポジティブにとらえたい。
 …だけど、自分の都合だけじゃ勝てないってのもまた事実なんだよなあ。


post by フラッ太

17:20

試合後の印象 コメント(5)

ヘボ麻雀。

2019年04月06日

>ミシャは穴は塞がない…

 大分戦を地上波でオンタイム視聴中。

 実にショボい2失点。しかも両方とも左サイドを破られてのもの。

 やたらと手作りに凝っていたらミエミエの役牌ノミ手であっさり上がられた。
 麻雀ならそんな感じ。いや、それがミシャ式の志向ではあるんだけどね。

 にしてもさあ、絞るところ、抑えるところってもんがあるでしょ?
 だから必死にスライディングに行った宮澤を責める気にはなれない。

 戦術厨的な視点から言えば
 左サイドに放り込まれたときに宮澤が出ていかざるを得ないのはつらいな、といった感じ。
 単純にスピード勝負で負けているし
 「ポゼッション?何それ?美味しいの?」でシンプルにゴール前まで運ばれている。

 2点のビハインドは相当に重い。手作りするだけではこじ開けられない。
 それでも手作りにこだわっていくだろうし、サブのメンツ的にそうせざるを得ないかな。


post by フラッ太

14:05

試合後の印象 コメント(3)

ルーカスを諦めない(でほしい)。

2019年03月30日

>「だから言ったろ?」という声がそこかしこで聞こえてきそう…

 アウェイ名古屋戦は0-4の負け。
 完敗、自滅、どちらなのか?たぶん両方なんだろうなあ。

 名古屋はシミッチの加入で背骨がしっかりしたイメージがある。去年とは明らかに別物。
 前半で3点差をつけられてしまっては勝機は見えてこない。
 ルーカスを前半で引っ込めてボランチも全取っ換えという選手交代が苦しさを物語っている。

 清水戦から見られていたことではあるが、
 ルーカスに守備をやらせることで攻撃参加させないように考えてきているように思う。
 鹿島はそれに加えて安西が切り裂いたが。

 ルーカスの加入で左右を広く使った攻撃にするはずが逆に右サイドの差し手争いで劣勢に立たされるだけでなく、ヘタすると“もろ差し”を食らう格好になっている。それじゃ勝てんよなあ…。

 BS1の大分VS広島を流し観していたが、大分は先に点を取られるとブロックを敷かれた時にドリブラーがいないので剥がせないというのがあった。ミシャ式は人とボールを動かして有利な状況を作って超人がいなくても点が取れるというシステムと勝手に思っている。
 白井を入れたのは攻撃と守備の収支が全く釣り合わなかったからと推測するが、それでも1on1で勝てる、ドリブルで剥がせる質の高いクロスも上げられるルーカスを簡単に諦めてほしくないな、と。いや、白井もたぶんドリブルで斬り込むための交代だと思っているんだけど、右サイドが死ぬんじゃ去年から進化してないよなというのがあったもんだから。二本差して寄り切りってのが今年の目標じゃないのかな?

 救いは途中出場の金子が早くも…といったところか。
 ジェイや小野がいたとしてもどうだったかなという内容のようだし。
 去年とは別の意味でJ1は厳しいというのを感じている。 


post by フラッ太

21:50

試合後の印象 コメント(5)

“カクセイ”の感。

2019年03月29日

>選挙後がどうなるか妙に気になってきた

〇日本大学サッカー部 金子拓郎選手「2019年JFA・Jリーグ特別指定選手」認定のお知らせ
〇筑波大学蹴球部 高嶺朋樹選手「2019年JFA・Jリーグ特別指定選手」認定のお知らせ

 早くも来季の新戦力が加入というだけでも攻めてるなあという感じなのに特別指定で今季からもう試合に出られるようになるとは。ボランチは必ずしも層は厚くないが、前線は現状でもポジション争いが激しいにもかかわらず敢えて特別指定をするあたりメンツが足りないからという理由ではなさそう。大卒選手が2名も新加入が決まってかつ特別指定とはまるでJ1強豪クラブのようだと隔世の感がある。特別指定って取り消されることもあるのは知らんかった…。

 高嶺はユースからのトップ昇格は叶わなかったものの、大学サッカーで己を磨いてトップチームに加入といういわゆる“鮭組”。道教大岩見沢から上原拓郎、阪南大から工藤光輝が、広い意味での鮭組では愛媛で“ジョブチェンジ”して再びコンサに加入した石井謙伍といったケースがあるので純粋な意味での新加入とは言えないかもしれないが、それでも高嶺は筑波のボランチ。川崎の谷口など筑波出身者には単に即戦力に留まらないイメージがあるので期待感はさらに増す。

〇「横浜冷凍株式会社」様オフィシャルパートナー2019シーズン新規契約締結のお知らせ

 「なんで横浜の会社が?」と思ったが、アジアプロモーションパートナー契約も締結しましたとあるように国内向けではなくて海外に目を向けたもののよう。この方のブログで横浜FCのオフィシャルトップパートナーであることを知って各クラブの公式HPを見てみると、横浜FCではヨコレイでコンサではyokoreiのロゴが使われている。

 地域密着を掲げるJリーグとなると札幌にあるコンサが横浜の会社にスポンサードしてもらうというのは一見無理そうに思えるが、アジアプロモーションパートナーを媒介にして一緒にやっていきましょうという提案はある意味でコンサにしかできない“反則技”。
 ガリガリ君でおなじみの赤城乳業の例があるが、この時はまだチャナティップはレンタル移籍だった。だが去年コンサは4位に躍進しチャナはベストイレブンに選出。クラブもチャナも一気に知名度や好感度がアップしたことで組む価値を大いに高めることに成功した。
 チャナ目当てにタイの方が札幌にやってきて…というのは既に現れているが、タイには多くの現地法人があることを考えると現地で売り込もうとする企業に「ウチ(コンサ&チャナ)を使いませんか?」と地域の壁や縛りを抜きにして一足飛びにアプローチするチャンスを独り占めできるかも。そう考えると反則技はもはや“販促ワザ”のツールとして覚醒したと妄想する次第。

 あとは名古屋戦でミシャ式が第二形態くらいに覚醒してくれたらいいんだが…。


post by フラッ太

21:30

コンサについて コメント(3)

浦和と札幌の“腐れ縁”。

2019年03月23日

>プロレス的ってのもまた違う気がするが…

 代表ウィークなのでちょっとしたスタイルチェンジも含めて閑話休題的なトピックを。

 Jリーグも25年を超えるといろいろな因縁めいた出来事が起こったりする。最近では琉球を率いていた監督が同じJ2昇格組の鹿児島の監督に就任というなかなかに濃い因縁が生まれた。ちょっと古い話だとそれまで鳥栖の監督を務めていた監督が子飼いの選手まで横浜FCに引っ張っていった赤帽の乱かな。

〇こんなことが拡まったら大変なことだ(sapporo789さん)

 浦和サポが去年の厚別での試合で勝利してすすきのへ行こうを大合唱した。これから札幌とのホームゲームで勝った時には…なんてツイートまで出てきてちょっと冗談じゃねーぞということなんだが、個人的には浦和がやるぶんには(ムカつくけど)一応セーフかな、と。

 というのは、浦和とは昔から何かと腐れ縁のような関係にあったから。

 2000年には同じJ2で鎬を削り共にJ1昇格。コンサで大ブレイクしたエメルソンは後に浦和に移籍した。コンサがJ1とJ2を行ったり来たりする間に浦和は国内はおろかアジアまで制したことからしてクラブの格は言うまでもなく浦和が上。強引にサポの心境を最大公約数的にくくるならコンササポは「今に見てろよ!」、浦和サポにしてみれば「さっぽこごときに!」になるんだと思う。もっとも、「さっぽこごときに!」というのは他のJ1クラブも一様に思ってはいるだろうが(汗)。

 数々のワースト記録を作ってしまった12コンサが唯一残したといっていい爪跡。既に史上最速のJ2降格が決まっていたコンサが埼スタで浦和に2-1の勝利で文字通り浦和に“赤っ恥”をかかせた。「浦和 赤っ恥」でググると未だにこの試合の記事が上位に来るほど。
 コンサがJ1に復帰するのに4年を要し、浦和にやっとリベンジの機会が訪れた札幌ドームでの試合は都倉が槙野に競り勝ってのヘディングゴールでヒートアップ。その後も都倉と槙野がバチバチにやり合った挙句、槙野はレッドで1発退場。しかも後半開始時にミシャが3枚替えした直後に那須が負傷交代でさらに1人少なくなるという滅多にない波乱の試合展開。コンサがその試合でグダグダだったのはスルーの方向で。

 しかも、この試合後にはミシャが解任されただけでなく17シーズンの終了時にはその解任されたミシャが今度は札幌の監督に就任とコンササポでさえ「ウソだろ!?」というニュースが駆け巡った。去年の厚別での試合は浦和サポにしてみれば“リベンジのリベンジ”な舞台だったわけで、溜まりに溜まった鬱憤や怨念といったものを吐き出す絶好の機会だった。

 例えばダービーマッチといったわかりやすく因縁が続く例はあっても地理的に離れた位置でここまで連綿と因縁が続くというのはそうそうないと思う。「お前はもう〇んでいる」の断幕ってまだあるのかな?今は何かとうるさいからあっても表には出ないだろうけど…。しかも、意図的に因縁を作ろうと思っていたわけでもないのが不思議な話。
 ダービーマッチには試合を盛り上げるために何かと煽りの要素が絡む。ただ、煽りはやり方を間違えるとえてして悪いほうに転がってしまうもの。セレッソの恋人騒動とかね。だが、あの時の“逆・すすきのへ行こう”は心情としては理解できる。同時に「アジアまで制したビッグクラブがJ1じゃまだまだ半人前のウチら相手にそこまでムキにならんでも…」とも思ったけどね。

 折しも浦和のホーム開幕戦でコンサは点差以上に圧倒しての勝利。ある意味、今度はミシャがリベンジを果たした。セルビアで生まれ、広島と浦和で育ったミハイロ・ペトロヴィッチが…ってだけでも浦和との腐れ縁が続くのは確実。ミシャが解任されることも当分ないだろうから浦和とのストーリーはさらに厚みや濃度を増していくことは間違いない。幸せな関係なんてキレイなもんじゃないけど(苦笑)、そうした今までの経緯からすれば浦和以外のクラブには余計な茶々を入れてほしくないというのが正直な気持ちである。


 コメントOKのブログであればそちらへ出向くorトラックバックをかけるのが筋ではあるんだけど、ネタ的にちと旬を逃した感もあったのでリンクを貼ったうえでエントリーを立ててみるというのを実験的にやってみた。書いていくうちに文章が長くなる傾向もあるので(苦笑)、このスタイルもアリかな。長くなってもなるべく読みやすくしているつもりだけど、どんなもんかねぇ…?


'19第1次弾丸ツアーレポート⓶~史上最高に美味しい夜~

2019年03月23日

>需要もタイミングもガン無視!

 7回目となったB型会。今回チョイスしたのは夜空のジンギスカン本店。思ったよりも早くドームを脱出できたので早めに向かうことに。掘りごたつの席はわかっていたので敢えてどちらのテーブルにも絡めるように真ん中のポジションを確保。徐々にメンバーも集まって、「えー、今日の勝利はひとえに私の…」と軽く小ボケを入れた後、「今日の勝利はB型宮澤の活躍のおかげです。では乾杯!」ということで祝勝会はスタート。

 最初、思ったより火が強く、やたら早く肉が焼けるのでみんなガチ食い。どれも美味しかったけど個人的には塩もみと生ラムがオススメかな。皆さんの評判も良かったので何より。グイっとクラシックを1杯空けて、肉も白ごはんも美味しくいただいてひと心地ついたところで

 「開幕戦で勝てないなんて言ったのはどこの誰だーっ!」
 「アンロペが使えねぇって言ったのはどこの誰だーっ!」とシュプレヒコール。

 こちらのテーブルで出た話題としてはあとは退場者が出れば完璧だったとか、代表とTMやってギッタギタにしてやりてぇとか、エルゴラに載っていた宮澤のキャッチフレーズである北海道のローター・マテウスってのがあながち大げさじゃなくなってきたぞとか、「あれ?もしかして今日のスタメンって宮澤が最年長?ってことはアンダー30?」とか、荒野や菅ってコンサの中じゃ“我慢枠”で多少のネガには目をつぶっても我慢して使い続けてきたのが花開いたとか、前目でタメ作ってくれるチャナがいて、後ろでゲームメイクする宮澤がいて、荒野がそのつなぎ役になるとすごいことになるとか。

 せっかくのB型会だから掘りごたつ2つのトークも文字通りのクロストークにしたい、宮澤ばりのコントロールをしてみようと勝手に思い立ち、〇たさん側のヴェルディ話に乗っかって「ヴェルディって一時期J2で20位くらいにまで落ちてかなりピンチになったけど、それでも次から次に若い選手が出てきてプレーオフに来るまでに復活したのはやっぱりすごい。まさにヴェルディならではの底力ですよ」と。そこかしこで「(よそに)獲られてるけどねー」という声が上がったのはナイショだ。
 「やりたいことがコンサの中で共有できてるのが大きいんじゃない?」という補強話から〇たさんが仙台(の掲示板だったかな?)では中野を獲られたのが本当に悔しいという話が。中野は川崎からの借りパクでこれから主力として頑張ってもらおうと思った矢先、あろうことか札幌如きにかっさらわれたので「嫌いだった札幌が大嫌いになりました」という恨み言があったんだとか。まあ、お互いの選手の安全を考えて今年は厚別ってことで。今年はオータムフェストの期間中だから一昨年ほど無慈悲でもないし…。

 2次会ではアンロペの“ひとりでできるもん”っぷりに「あんだけやれるんだったら、そりゃ1人で行くよねぇ」とか、神戸の金満補強はカネがあるんなら好きにすればいいよと思う一方でバルサ出身の選手引っこ抜いただけでバルサ化は無理やろとか、あのオーナーがどうにもいけ好かねぇとか。いいだけ飲み食いしたので2次会ではノンアルコールで通した。歳食ったなあ…。


 というわけで、今さらのツアーレポートを。今回は試合と祝勝会でお腹いっぱい。前日入りの金曜日は白い恋人パークも改装中だったし、「あれ?福森の名前のお花があるぞ?」と思って覗いてみたらつつみ人というお店発見。メシ食った後なのにいざ突撃!と思いきや餃子の仕込みで午後5時からの営業と肩透かしを食らうとか、久しぶりにC2カフェに行こうと昔の記憶を頼りに向かってみたらスマホ持ってるのに思いのほか遠回りしたけどいい運動になったよねとか、シースペースに寄ったらビアグラスが処分価格の100円で売っていたのでこれはお買い得とかありがちなことしか起こらなかったので…。

 それでも今回は金曜日だと決め手は1番出口とか、観戦記は刮目せよ背番号10とか、サブタイトルをつけたくなるほどに内容は充実。つい先日、職場の会合で「コンサドーレの試合観に行ってる場合じゃないよ?」と言われた時にはマジで凹んだ。3連休は当分無理だよなあ…。


post by フラッ太

11:50

旅行記 コメント(3)

目いっぱい感。

2019年03月17日

>ジェイ不在は言い訳にならないよな…

 ホーム鹿島戦は1-3の負け。

 チャナとアンロペが徹底的にマークされた時にそれを上回ることができなかった。そんな感じ。

 戦術厨的な見方として交代カードの切り方が思い浮かばない、誰を入れるんだ?というのがずっとあって。前節の清水戦も今節の鹿島戦もシステム的には過激に前のめりということにはならなかった。これをミシャがバランス感覚を持つようになったととらえるか、ミシャらしくないととらえるかは微妙なところだけど…。

 清水戦は良い意味で「これ、いじる必要なくね?」だったんだが
 今日の試合は「これ、どうやって打開するんだ?」と思っていて。

 宮澤の展開力を活かすくらいしか思いつかず、それで「ミンテを…」という思いに至ったわけだが、システムをあまりいじらずに同じポジション同士の選手交代が何となく目いっぱい感があって。まあ、負けたからネガティブになってるのかもしれんけど…。

 戦術厨的なタラレバとしては「もしジェイがいたら多少なりとも攻撃のスタイルを変えることはできたのかな?」というのはある。ただ、それでも点が取れたかというとどうだろうなとも思うが…。前線の3人が現状ベストの3人を出しているわけで、それゆえの目いっぱい感なのかな。

 それにしても、今日はセカンドボールを拾えなかったね。
 「リバウンドを制する者は…」のサッカー版って感じ。


post by フラッ太

16:25

試合後の印象 コメント(5)

鋭い鹿島。

2019年03月17日

>清水とはわけが違う…

 BS1でオンタイム視聴中。

 鹿島は奪ってからが速い。また、縦パスを容易に入れさせてくれないし、入った後のチェックも速いので攻撃の形を作れずやり直しというのが多い。攻守両面で鹿島の鋭さが目立つ。

 そしてコンサはパスの精度が悪い。鹿島が余裕を持たせてくれないことで尚更って感じ。
 セットプレイからの失点はまだしも右サイドの局地戦で負けているのが気になる。

 2点のビハインド。
 ミシャがルーカスを諦めるとは思えんが、収支が合っていないのも事実。
 荒野がちょっと動きすぎに見えるのも気になるところ。

 …ミンテをぶっこんで宮澤を1つ前になんてのはやってほしくないが、さて?


post by フラッ太

15:00

試合後の印象 コメント(0)

'19第1次弾丸ツアーレポート①~VS清水エスパルス観戦記~

2019年03月17日

>6連勤はマジでキツい…

 さて、鹿島戦直前なのでアリバイ気味に観戦記を。

 今年は思い切って劇場シートのシーチケを購入。
 コスパを考えたらとても割に合わないけど、その甲斐あってかメリットも多かった。

〇確実に座れる(これは指定席であればシーチケである必要性はないが)
〇待機列を考えなくてもいいので時間に余裕をもってドームに行ける
〇グッズやイベントの順番待ちもそんなに苦にならない

 こんなところかな。今回は10時過ぎにドームに着いたけど並びの位置はちょうどGOODSJAMの出口あたりで屋根のある場所。当日はいい天気だったのでそんなに気にならなかったけど、3万超えともなると先行入場だとヘタすると吹きっさらしで待たされたりする。最先行入場で走らなくてもいいってのはいろいろと余裕ができる。
 とりあえずリュックだけ座席に置いてGOODSJAMへ。ガシャポン3回の中身は武蔵・荒野・福森となかなかの引きの良さ。そして、今まで買おうかどうかずっと悩んできたスタンドシートバッグもお買い上げ。今までは大は小を兼ねるでデカいリュックを使ってきたけど、リュックを置いただけでは結局座席が上がったままになるので不便だった。このバッグでその悩みも解消されるはず。
 何かイベントやってんのかな?とりあえず並んでみようと最後尾に行くとEZOCAのキャンペーン。早めにクーポンをゲットできたので各ブースものんびり回れる。カーリングの男子チームも来ていたし、こちらは一足お先に世界へのチャレンジ。あやかりたいねぇ。
 メシの確保がピーク時にぶつかって時間をロスしたが、祝勝会でガッツリ肉食う算段だったからエビカツバーガーと担々焼そばだけにとどめた。そして、今回学習したのは先にパックのお茶を確保しておくこと。ハーフタイムではトイレの列が長いので飲み物まで買う時間は実はあまりない。座席がわりと後ろのほうだったのであまり並ばずに済んだが。

 ミシャコンサの軌跡の映像はたぶん去年と変わらんだろうとパスしたが、もしかして都倉の部分はカットor差し替えしたのかな?河合のセレモニーの時の映像ではフクアリでの“あの”ゴールが流れた。ですよねー。あれはコンサの歴代のゴールでも間違いなく5本の指が入るし。

 3バックで大量失点した清水は4-4-2に戻すらしい。去年の開幕戦はそれでミシャ式に逆転勝ちしたとはいえ、浦和戦の流れるようなパスワークを防ぎきれるのか?コンサは武蔵とアンロペが2トップっぽくしてチャナと荒野がたまに入れ替わる感じで前線からの守備をやってるのかなという感じで観ていた。清水はコンサの右サイドは人数かけて崩そうとしていたが左サイドはそうでもない。エウシーニョがいるから単騎駆け勝負で勝てると踏んだのかな?

 何せ、浦和戦のアンロペ→菅のサイドチェンジから人もボールも動いての華麗なゴールが鮮烈に残っていたからサイドチェンジしただけでワクワク感が増してくる。ルーカスから1発で(!)菅へサイドチェンジとか去年にはなかった武器もある。アンロペ→菅のサイドチェンジから荒野がスカしたときには盛大にズッコケたがあれは清水側もやらかした感じなので許す。
 先制ゴールはスルーパス1発から。「何で清水はあんなに間空けたんだ?」と思ったが、それ以上にスルーパスが“スパーンと”入った時点で「あ…行ったな」と。武蔵が抜け出した時点でほぼ勝負アリ。同点に追いつかれるCKは「あれ?ゴールキックじゃないの?」と思っていた矢先だったからドーム全体の空気が緩んだように思う。清水の2点目も荒野の応対が雑だった感はあるんだが、「(ボールが)出るでしょ?」と気が緩んで足が止まっていたことも原因。上を目指すならこうした失点はしてはいけない。

 アンロペが体を張った笑いでおいしいところをみんな持ってった試合なのも事実だが、
 チームの連動としても選手個人のスゴさとしても非常に見どころが多かった。

 まずは何といっても宮澤。先制点を演出した“スパーンパス”はもちろん、インターセプトからそのままPAまで攻撃参加してクロスまで上げるとか本気でリベロやんけ!信じられるか?まだ宮澤はCB半年なんだぜ?3点目のきっかけとなったルーカスへのフィードには惚れ惚れしたね。ソダンがNHKの特集で解説していたが、4点目のきっかけとなったアンロペへのパスがダイレクトだったというのもポイントが高い。ひいき目抜きにしてもこっそり宮澤無双だった試合。

 チャナティップはもはや良い選手ではなく怖い選手。ボールキープを安心して観られるだけでなく、攻撃の時には清水側がほぼ複数人で応対せざるを得ないほどに脅威。5点目はチャナが4人引き付けてアンロペにお膳立て。あの時はまさにタイのメッシだったわ。サイドを防ごうとすると中が空いてチャナが斬り込んでくる。かといって、チャナを防ごうとすると人数をかけなきゃならないから人もスペースも空くサイドから仕掛け放題で清水は仕方なくPAを固めて弾き返すくらいしか防ぐ手立てがなくなる。でも、チャナのアレはオフサイドじゃないよなあ?

 ルーカスに関しては相当やるな、と。ドリブルでの仕掛け、クロスの質もかなりのレベルで速さもある。とりわけ、チャナからのボールを“ビタッと”止めたトラップからのクロスには唸らされた。アンロペ→菅のサイドチェンジももちろんだが、チャナ→ルーカスのサイドチェンジもけっこう多かった。本職じゃない早坂は言うに及ばず駒井よりも技術は上なので右からの崩しも期待大。

 荒野は2失点目に絡んだことで味噌をつけた格好だが、プレーエリアの広さはチームで一番。チャナも相当だが縦幅の広さでは到底敵わない。ルーカスのハマり具合も相まって駒井不在を感じさせない活躍ぶり。派手なゴールラッシュ抜きにしても「お金を払って観る価値のある試合」だった。だからこそ、22,000人くらいしか入らなかったのが本当にもったいない。初めて観た試合がこんな面白い試合なら絶対にハマるもん。

 清水としては点差以上にボコボコにされただけでなく最後はボール回しに付き合わされるというぶっちゃけ屈辱モノの敗戦だと思う。ただ、金子のイヤらしい動きは怖かったし、攻撃でほとんどサイドからしか組み立てられなかったのが誤算だったように思う。4バックに戻すこと自体はアリだと思うが、チームの完成度が素人目にも違っていた状態でのタイミングが果たしてどうだったのか?強いて言うならボランチの個人能力と連携の差が出たのかなあ?清水側はほとんど縦パスを入れられなかったし…。

 派手に勝ったぶんスカウティングも格段に強化される。宮澤が“見つかってしまった”のがどう影響するのか?グッチーさんが1点目のシーンをショットガンフォーメーションと評したことに関してディープに書いてみたいところだが、長ったらしいにもほどがあるのでここでお開きということで…。


post by フラッ太

01:25

旅行記 コメント(4)

【弾丸ツアー・最終日】ツアー終了。

2019年03月10日

>コ・コ・コンサの大爆勝~♪

 えー、すでに帰宅しております。

 本来ならお昼ごはんを札幌で食べたうえで移動するつもりだったんだけど、
 朝起きた時の疲労感がハンパなかったので体調優先でさっさと帰ってきたという次第。

 まあねぇ、あまりにも楽しい時間を過ごしたので現実に戻るのにも時間がかかるってことで。
 週明けからも半勤含む6連勤なので正直それを乗り切るので精いっぱい。
 とんでもないやらかしをしたわけでもないので観戦記が書ければいいかな、と。

 ただ、姐さんに逢えなかったのは心残りだなあ…。


post by フラッ太

18:45

旅行記 コメント(5)

第7回CSBA開催のお知らせ。

2019年03月09日

>痛風パエリアがすっげぇ気になる…

 今期日程も発表となり、ホーム開幕戦は去年と同じ清水戦。ただし、去年と違うのはキックオフが14時と実に理想的な時刻であること。…となれば、やるしかないでしょう!

 第7回となるCSBAを開催しようと思います!

 日時:3月9日(土)J1第3節VS清水エスパルス戦
    開始時刻は午後6時を想定しています

 場所および会費:未定

 もともと〇たさんやひとみさんとB型つながりでいろいろとブログ上で遊んでいたところに「だったら1回集まってみない?」というのがきっかけで今まで6回の会合を行うことができました。ただ、B型つながりとはいってもB型縛りでは決してありません。

 CSBAはコンサドーレ札幌B型の会として勝手に略称にしていますが、コンサが好きであれば血液型はもちろんのこと老若男女問わずどなたでも気軽にご参加いただければ幸いです。もっとも、B型特有のクロストークの混線状態に面食らうかもしれませんが…(苦笑)。

 なお、おススメのお店があれば素直に乗っかります(←コラ!)。

~追記1(2019.2.2)~
 開催日までこのエントリーがトップに来るように日付を変更しています。
~追記2(2019.2.14)~
 誠に勝手ながら、会場手配の都合上締め切りは今週の土曜日とさせていただきます。
~追記3(2019.2.17)~
 16日に〇たさん経由で2名の申し込みがありました。よって全部で9名で締め切ります。

~追記4(2019.2.21)~
 会場を決めました。

会場:生ラムジンギスカン専門店 夜空のジンギスカン 本店 
    中央区南4西4 MYプラザビル10F 011-219-1529
開始:18時00分 会費:4,800円 90分の食べ飲み放題でビールはクラシックです


post by フラッ太

23:59

日記 コメント(7)

最高の週末だ!

2019年03月09日

>ベガルタの菅井を思い出した人は手を上げろ

 清水戦は5-2の圧勝。
 最後の失点は余計だが、清水は後半途中から折れていたね。

 アンロペ大爆発の4ゴール。明日のスポーツ紙は大人買い決定。
 7回目となったB型会もこれで不敗神話継続。

 これから祝勝会で大はしゃぎだ!


post by flatta

17:05

旅行記 コメント(1)

【弾丸ツアー・2日目】清水戦の展望。

2019年03月09日

>姐さん、今年もハグしようねっ!

 セレッソの恋人騒動は一言で斬って捨てるなら「しょーもなっ!」。
 そのあたりは別館で書くこととして、ホーム開幕戦となる清水戦をさらっと。

 清水は前節ホームでガンバに大敗。3バックから4バックへのシステム変更が噂されている。
 一方、コンサはアウェイ浦和戦で快勝、やっとホームに戻っての試合。

 流れからいえばコンサが優位。だが、ホーム開幕戦はここ数年勝てていない。
 しかも去年のホーム開幕戦は奇しくも今年と同じ清水で、ジェイのゴールで先制しながら逆転負け。

 うまくいっていない清水はアウェイということもあり引き気味で臨んで攻撃的なミシャ式の裏を取る。
 そんな試合展開が予想されるとなると、リスクマネージメントがどれだけできるかが重要。
 というわけで、キープレイヤーは宮澤とみる。

 もっとも、清水は強い選手はそういないが、速い選手、動ける選手が多いので
 奪われたら一気にゴール前まで運ばれて「ソンユンお願い!」なんてシーンも増えそう。
 その意味では相性はあまりよくない。

 「しょーもなっ!」というつまんない失点もあるかもしれないが、今日はホーム開幕戦。
 「俺たちが勝たせる!」というのはブレないでいきたい。

 サコッシュは忘れたが、チケットと#10の法被はちゃんと持ってきた。天気は良好でモモヒキいらず。
 今日も勝って祝勝会では大いにハジけるぞっ!では、ドームへ出発!


post by フラッ太

08:55

旅行記 コメント(0)

【弾丸ツアー・初日】久しぶり。

2019年03月08日

>歩いた歩いた

 思いつきで行動するもんじゃないね。
 ともあれ、一服ちう。


post by フラッ太

14:55

旅行記 コメント(2)

すっかり忘れてた!

2019年03月07日

>菅野はすげぇのぅ…

 もとは自分のミスからなんだけど心身ともにやられまくり。挙句、今日は「○○さん(←オレのこと)、その精神状態じゃ今日は帰ったほうがいいよ」と早退を促される始末。情けないったらありゃしない。3連休をもらうために5連勤になったとはいえ、端から見てもヤバいってどんだけだ…。

 木曜さえ乗り切れば…とは思っていたけど、昨日の夜の時点でツアーの準備すら全くできてない。当然ながらツアータイトルなんて思いつくはずもなく。そりゃそうだわ。遊ぶために札幌へ行くのに仕事のことで頭がいっぱいじゃそんな余裕なんてないわな。

 今日の早退がいいのか悪いのかは微妙なところだけど、ひとまずはツアーにアタマを切り替える。
 2019弾丸ツアー・弥生の陣 ~祝ってやる~

 それはそれ、これはこれ。ツアー後の週明けがいろんな意味で怖いけど(汗)、せっかく清水の舞台から飛び降りる心境でシーチケ買ったんだし試合もグルメも楽しまなきゃ損だろう、と。清水の舞台で…って、対戦相手が清水エスパルスってのが偶然なのか何なのかと自分自身にツッコミたくもなるが。埼スタで浦和に完勝したことだし、その勢いで小難しいこと考えずに飲むぞ食うぞ騒ぐぞYEAH!ってなもんで。

 …なーんか、やらかしフラグが立ちまくりな気がして仕方ない(汗)。


post by フラッ太

15:35

日記 コメント(3)

攻防のチャナ。

2019年03月03日

>野月八段の見解を聞いてみたい…

 今日の道スポ1面にはミシャ「死んでもいい」とか今死なれちゃ困りますがな!とツッコミを入れたくなるフレーズが躍り、ミシャ自身もマンチェスター・シティのようだと自画自賛。それほどまでにしてやったりの完勝劇となったアウェイ浦和戦。

 他のコンササポも既に紹介しているが
〇第2節で見えてきた、コンサドーレが抱える強みと課題の記事を読んで思ったのは

 完勝劇を生んだのは2トップにしたことよりもむしろ
 チャナティップをエヴェルトンに当てたのが攻防の一手となったこと。
 2トップにしたのはあくまで従でメインはこっちじゃないかな、と。

 攻防の一手、攻防手というのは将棋で攻めに受けにも効果のある一手のこと。普通、攻防の一手は遠見の角といったように角や飛車なと大駒が主役になることが多いが、チャナはサイズからしても小回りが利くプレースタイルからしても大駒じゃないよなあ(笑)。
 記事にもあるが、エヴェルトンにつくことで浦和のビルドアップに制限をかけることができるしチャナのキープ力を生かすことで深井さんと荒野はどちらかというと狩り役など守備的なタスクをメインにするといった役割分担ができる(2人いるから右と左でさらに役割分担しやすくなる)。

 戦術厨的な見方としてはジェイ&武蔵の2トップとチャナのトップ下は劣勢時にどうしても点が欲しいときのゴリ押し、非常手段的な感じで想定していたが、浦和戦では浦和の弱みを確実に衝くためのあらかじめ用意していた絶妙の一手となったように思う。

 3バックVS2トップだと人数の上では不利になるが、2トップになることで当たり前だがチャナのパスターゲットは2つに増える。それにFWが2CBの間に入ることで相手CBがどちらがつくかを迷わせる。さらにはFW(特に武蔵)のスピードの優位性を活かせる。2点目は武蔵にヨーイドンでいってらっしゃいのスルーパスからだったし。

 マンチェスター・シティの名前が出たのもあながち誇張ではなくて、1点目はミシャ式の真骨頂ともいえるオートマティズムが見られた。ダイジェストの映像でも菅にボールが通って慌ててプレスバックしていたが、菅のクロスがアンロペに入った時点で既にアンロペも武蔵も同じ絵が描けていた。でなければあんなにきれいなゴールにはならない。

 アメフト風に表現すると“デザインされた”攻撃でホントにキレイに決めたゴールだったが、これが全てのチームに通用するワケじゃない。3バック&1ボラ(アンカー)という浦和のシステムという条件があってのことだし、これだけ派手に決めてしまうと当然相手チームも対策を練ってくる。あれ?でも清水も似たようなシステムだったような気が…。

 それでも速さとか高さといった身体能力は鍛えれば絶対的な能力が上がるもんじゃないし、それだけで武器になる。チャナがトップ下のオプションはこと浦和戦に関しては噛み合わせがバッチリで破壊力抜群。これでジェイがメラメラと燃えることは間違いないし、ミシャとしても武器の組み合わせが楽しくなることだろう。

 ミシャ式は後ろの人数を合わせれば負けはない(実際、湘南戦がそんな感じだった)と思われていたが、浦和戦の完勝劇はそれを打ち破るきっかけになりそう。次節のホーム開幕戦が楽しみである。


post by フラッ太

22:10

戦術厨の戯言 コメント(3)

帳尻合わせ。

2019年03月02日

>大分は“噴く”と思ったんだけどなあ…。あと、鳥栖はアンラッキーだった。

 アウェイ浦和戦は2-0の勝利。

 これで勝ち点の目論見としては帳尻合わせはできた。さらっと公式や掲示板を覗いたけど、
 点差以上にコンサが押していて敵地でフルボッコにできたんじゃないかな?

 戦前の予想として、コンサのボランチVS浦和の柏木・長澤の力関係が浦和に優勢なら厳しくなるのかなと踏んでいた。浦和はアンカーにエヴェルトンを置いているシステムだが、アンカーを置くシステムの弱点はその両脇が空きやすくなること。

 エヴェルトンVSチャナ・アンロペの力関係はどう贔屓目にみてもコンサ有利。中盤の人数だけ考えればコンサ4人VS浦和3人で素人考えでもコンサに有利。ジェイとマウリシオの力関係はイーブンとして、あとは浦和FW陣とコンサのDFラインとの力関係がどうなのかと思っていたんだが、そこまでボールが供給されなかったって感じだと思う。

 マウリシオと高さ・強さ勝負をするよりは速さで勝負したほうが活路は開けると思ったけど武蔵スタメンは大当たり。名刺代わりの2ゴール。決めるべき人が決める、ジェイの尻に火をつけるなど今後を考えても今日の勝利は大きい。

 ボロ負け続きの石崎コンサが古田の2ゴールで埼スタをお通夜にしたことがあるが、
 今日はそれとは大きく違う。なぜなら勝つべくして勝ったのを印象付けた勝利だから。
 ミシャ式が機能したこと、浦和がそれに適応できないままあたふたし続けたこと。
 両方があっての今日の試合。ミラーゲームされたほうがコンサとしてはイヤだったと思うんだよなあ…。

 武蔵がハットトリックできたのに…とか、本音を言えばもっと点取って勝って得失点差も帳尻合わせをしたうえでホーム開幕戦を迎えたかったけど、ミシャも「今日はこれくらいにしといたる」と多少なりとも留飲を下げた様子だったからいいかな。1つ勝つことで空気はガラリと変わるというのは去年のミシャコンサもそうだったし。

 …さて、明日からは5連勤。コンサの勝利がエネルギーになると信じて頑張る。


post by フラッ太

19:25

試合後の印象 コメント(4)

浦和戦の展望。

2019年03月01日

>DAZN実況の「ナァイス、キーパーッ!」って妙に引き込まれるよね?

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。
黒:ボーッと生きてんじゃねーよ!
赤:何ですかいきなり!
黒:ウチの飼い主ときたら「開幕戦はどっかで観られるだろ…」とタカくくってたら
  DAZN独占なのを知らなくて泣きを見てやんの。
赤:ここ数年は地上波かBS1あたりでやってましたからね。
  ホームゲームを普通にテレビで観られるからこそのコンササポあるあるですね。
黒:シーチケに回す金あるならDAZN契約すりゃいいだろうに。
赤:回線がWiMAX2だと不安らしいですよ?いちいちクルクルする画面でストレス溜めたくないって。
  それにDAZN加入しちゃうと引きこもりが加速するからって言ってました。
黒:自発的DAZN難民ってやることが中途半端だよな。
  中途半端と言えば開幕戦のアウェイ湘南戦は何かこう煮え切らない感じだったよな。
赤:その前フリも中途半端な気がしますが、
  ルーカスがスタメンじゃないのは不可解という声は多かったですね。
黒:アンロペ使えねぇとか安易にスライディングしてんじゃねーよ菅!とか
  駒井が前半戦絶望ってんじゃもうダメじゃんとか
  たった1試合だけでやたらとリアクションの大きい全てのコンササポに問います。
赤:そこはパクリネタの流れなんですね。
黒:ルーカスをスタメン起用しなかったのは…浦和戦に向けて隠したかったから~!
赤:…。
黒:おわかりいただけただろうか。
赤:呆れてるんですよ!
  それじゃ湘南はルーカス抜きでも勝てるってナメてかかってたんですか!
  去年のカップ戦覇者に対して失礼な話だなあ。
黒:湘南戦の選手交代を思い出してみろよ。ルーカス入れてアンロペの代わりに武蔵を入れたろ?
  これぞ切り札を隠したという紛れもない証拠だ。
赤:自信満々に言ってるわりには意味不明の宝石箱と化してますよ…。
黒:ウチの飼い主が最近やたら“ユニット”をフィーチャーしているが、
  あの選手交代は敢えて右サイドの最強ユニットを壊したともいえる。
赤:壊すメリットなんてあります?
黒:湘南は1点リードして引き気味かつこっちの前線5人に人数合わせてきている。
  ってことは裏抜けで点取るのは難しいしアンロペは空中戦に必ずしも強くない。
  武蔵を入れて高さで勝てるポイントを増やすってのはそんなに悪手でもないと思うんだ。
赤:その流れで行くと浦和戦は右サイドのユニットは出し惜しみなしってことになりますが?
黒:そう願いたいな。その場合カギとなるのは荒野とみるが、
  浦和のシステムからするとコンサのボランチには常に監視されるはずだ。
  荒野がいい体勢でボールをもらえるようにとなると宮澤の役割も重要になってくる。
赤:ポジション取りがどれだけできるかが勝敗の分かれ目、とうことですか…。
黒:ミシャ式は5トップがフィーチャーされがちだが、
  ピッチ全体でどれだけ的確なポジション取りができるかが重要だ。
  ルカフェみたいに1on1で勝てる選手ならいざ知らず、
  そうした局面を作らなくても主導権を握り続けるのがミシャ式とも言える。
赤:缶コーヒーじゃないんだからルカフェはやめましょうよ。
  まあ、5レーン理論もポジション取り命!ってところがありますしね。
黒:浦和のCBはみんな対人能力が高いから真っ向勝負は得策じゃない。
赤:武蔵のヘディングも周りの動きで作り出したギャップには入れているんですよね。
黒:点取り勝負なのに点で勝負しないとはこれ如何に?
赤:一番中途半端なのはオチじゃないですか…。


 有名なのは「お坊さんとかけて新聞の朝刊ととく」だったりするわけだが、なかなかスパッとオチが決まらない。青い缶のヱビス飲みながら久しぶりにネタに走ってみたが1発目としてはこんなもんでしょう。こういうのって普段からアンテナ向けておかないと閃かないんだよねぇ…。

 浦和はミシャ式を一番知っている相手。
 すなわち浦和を凌駕すればJ1を席捲できる可能性が大いに高まるということ。
 ネオ・ミシャ式が発動するのか?楽しみな1戦である。


イバラの道。

2019年02月23日

>駒井見たけりゃドームにおいで…

 今年の開幕戦、アウェイ湘南戦は0-2の負け。

 自発的DAZN難民なので試合経過は文字情報から推測するしかないんだけど
 「ジェイ外しすぎ!」ってことになるのかな?
 意外だったのはサイドのスタメン。菅はまだしもルーカスじゃなかったのはなぜなんだろう?
 コンディションの問題か、あるいは杉岡対策として早坂で安全策を採ったのか…。

 語弊がある言い方かもしれんけど、湘南って“巧いチーム”ではないと思う。
 きちんとポジションを取った上で攻撃の型を作り反撃すらさせないミシャ式と
 局地戦で優位に立ってそこから一気になだれ込む湘南スタイル。

 ミスをしないのかミスさせるのかのせめぎ合い、駆け引きってのは攻めて勝つミシャ式には常について回ることだし、相手が湘南となるとボールを奪われない技術や動きVS運動量に集約されると思うんだけど、それに関しては点差ほどにやられた感じはしない気もする。

 ともあれ、負けは負け。そこはしっかり受け止めないと。

 去年が出来すぎだったという声が少なからずある中での今日の負け。駒井が半月板の手術で前半戦絶望と2年目のミシャコンサはイバラの道な感じがさらに増した。去年、駒井が欠場した試合では勝利なしという現実もある。「駒井がいないとダメじゃんwww」なんて絶対に言われたくないはず。

 チーム全体で乗り越えることとはいえいろいろと現実に引き戻されたよなあ(汗)。

 まああれだ、開幕戦で勝てないなんていつものことじゃん。
 のんびりしてたらアカンけど、じっくり構えていきましょ。


post by フラッ太

19:55

試合後の印象 コメント(3)

間に合わねぇ!

2019年02月21日

>会場と会費決まりました

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。ゼロックススーパーカップで川崎がまずは1冠。
  クラブコンサドーレの会員カードやシーチケもサポに続々続いているようですし、
  いよいよ開幕って感じですね!
黒:時間や社会にとらわれず幸福に人のネタをパクる時、束の間オレは自分勝手になり自由になる。
  誰にも邪魔されず気を遣わずネタで遊ぶという孤高の行為。
  この行為こそが赤黒スズメにたまに与えられた最高の癒しと言えるのである…。
赤:だからパクリネタはやめなさいって…。
  孤高の行為かもしれませんけど、パクリやってるのはそっちだけで僕はやってませんよ。


 …と、本来ならここから暑苦しく書き散らしていくところなんだが、
 お店探しに明け暮れて明日がJ1開幕なのをすっかり忘れてた(泣)。


 都倉と三好の穴はアンデルソン・ロペスや鈴木武蔵、岩崎といった有望株の成長次第で穴埋め以上が見込めるが、薄い守備陣に不安要素を抱えている。上位争いする力はありそうだがACL出場権まではどうだろう?

 …というのが大体の今年のミシャコンサに対する評価だと思う。まあ、都倉の移籍に関してはしゃあないだろうな、と。ミシャコンサでは基本ベンチ。高さや強さで12ゴール挙げたのはすごいが、1トップだとジェイに劣る部分があり、シャドーだと小回りやスピード、テクニックに欠ける感じで微妙に合ってない。
 都倉自身もスタメンで出たいというのはあるだろうし、チームとしてもさらに上を目指そうとすると伸びしろがあまりない。銭金抜きにして考えれば、いてほしいけどいなきゃいないで補強でよりミシャ式に向いた選手を探せば…といった具合で別れ方としてはきれいな方になるんじゃないのかな。いくらスタメンで出たいとはいえ柿谷や清武のいるセレッソを選ぶか?とは思うけど、こればっかりは本人にしかわからんところもあるしねぇ…。

 新加入選手ではアンデルソン・ロペス、岩崎、檀崎とシャドーができる選手が3人加わった。広島時代のアンロペのイメージでは地雷物件という声も多かったが、今一番スタメンの座に近いのがそのアンロペ。TMで結果も出している。ジェイ・チャナティップ・三好(or都倉)という去年のユニットだと、どうしてもジェイにかかる比重が大きくなるイメージ。アンロペが入ることでジェイとチャナの中間というかいいとこどりというかジェイの強さとチャナの巧さを上手く補って相乗効果をもたらすユニットになれると思う。

 前の3人をユニットで考えると鈴木武蔵の加入もデカい。思った以上にミシャ式への武蔵の適応が早くジェイが武蔵をかなり意識している模様。巧さではジェイにかなわないが武蔵にはスピードがある。ジェイに預けると良くも悪くもゆったりしたリズムになりがちだが、武蔵が1トップに入るといきなり裏に出してヨーイドンに持ち込むオプションもできる。現状では1トップを争う関係にあるのでジェイと武蔵の“競演”は考えにくいが、非常手段、奥の手的な感じでジェイと武蔵の2トップにチャナのトップ下なんてのはちょっと見てみたい気もする。


 …とまあ、妄想垂れ流し状態の下書きをコピペしてみた。本来ならルーカスも相当やれそうで左サイド偏重だったサイド攻撃もバランスがとれるようになるだろう。それに菅がポジションを守れるのかなど前線以外にも見どころは多い。それに、何といっても“リベロ宮澤”に関して暑苦しい妄想をしたかった(苦笑)。だが、ひいき目抜きにしてもリベロの宮澤は注目されるはず。今まではコンササポにはその才能が理解されていたが、2年目のミシャコンサで「こんなヤツがいたのか!」と全国区になると思う。

 開幕アウェイがお約束のコンサだが、負けるのもお約束というのはそろそろ終わりにしたい。


post by フラッ太

21:35

コンサについて コメント(2)

戦術リストランテⅤを読む。

2019年02月16日

>古いというよりは幅がないんだと思う

 本来なら開幕直前にひとネタといきたいんだが、オチは思いつかないし起承転結の影も形も浮かんでこないので久しぶりの書籍紹介でお茶を濁すことにする。もっとも、まだ半分も読んでいないけど(←オイ!)。

〇戦術リストランテⅤ(西部謙司 フットボリスタ編集部編 ソル・メディア\1,500+税)

 この本の帯には
 未来のサッカーを理解するキーワードは「言語化」にあり! とある。

 ツカミではオフトジャパンが取り上げられている。著書では「名前が付いたことでそれが何を意味しているかが明確になり、みなが理解することで共通の認識となった。すると、日本代表のプレーは飛躍的に進化したのです。」とある。オフトジャパンで思い浮かぶのは「アイコンタクト」「トライアングル」「コンパクト」などだが、肝心なのは単に言語化することではないということ。

 今ならさしずめ「可変システム」がそれにあたるだろう。だが、一言に可変システムといってもクラブや代表チームによってそのアプローチは異なる。攻撃に関しても守備に関してもそうだし、同じクラブ、例えばバルセロナひとつとってもクラブの思想があまり変わらないにもかかわらず監督によって異なる方法だったりする。
 この本を読むとミシャ式(あるいはポイチ式?)の3-4-3とバルセロナの3-4-3の守備構築にも違いがあることがわかるが、それはそれぞれのクラブにとっての最適解であってバルサ式をそのままミシャコンサに持ち込んでも上手くいくわけではない。逆もまた然り。

 「ミシャ式は研究しつくされたから上がり目なんてない」といった声も少なからずあった。1年で4位にまで持ってくるってのは成績面だけ見れば出来すぎだというのも否定はできない。ただ、戦術を落とし込む、選手に理解させる能力の高さは流石はミシャってことになるし、ミシャ式も少しずつ変化しているんだろうなと感じさせてくれる。

 タイトルの通り、戦術好きにはニヤニヤしつつ読めるが苦手な人にはややハードルが高いかもしれない。ただ、図解入りなのでページを行ったり来たりしながら読み進めることはできる。この本の初版が出たのは去年の7月末だが、可変システムのトレンドを追いかけるという意味ではむしろ今が旬かも。


post by フラッ太

12:00

書籍紹介 コメント(0)

コンササポ的視点による松本山雅残留の可能性。

2019年02月12日

>興味のあることだけキッチリしているのはむしろB型だ

 某著名サイトでの順位予想バトルでも下馬評では松本山雅がダントツの最下位降格候補。前年の松本の成績がJ2優勝とはいえ勝ち点77、得点54失点34得失点差20でJ2をぶっちぎっての昇格でもなく得点力よりは堅守で上がってきたとなると低評価になるのは無理もない。三浦コンサの08年、石崎コンサの12年共にビリで降格した苦い経験からすれば1年で返り討ちに遭うのがオチだろうなとも思う。

 共通項としては堅守だけでは残留できない、先に失点したら逆転できないというのがある。

 そこで、1年で返り討ちに遭ったクラブがどれだけJ1で逆転勝ちできたかを調べてみたが、逆転勝ちはどのクラブも1つがやっと。「現実は非情である」を地で行くものだったが、J1の試合数34を上回る得点を挙げたのが08ヴェルディ、08コンサ、18長崎の3つしかないとなれば自ずと…って結論になるわなぁ。

 ただ、救いになるデータはある。それはホームでは意地を見せていること。(ホームでの勝利数/年間での勝利数)は08ヴェルディ(7/10)08コンサ(1/4)10湘南(2/3)11福岡(4/6)11山形(4/5)12コンサ(3/4)13湘南(3/6)13大分(0/2)14徳島(0/3)15松本(5/7)15山形(3/4)16福岡(2/4)18長崎(4/8)。
 ホームで強かったという点においては17年の四方田コンサが思い浮かぶのでいろいろと数字遊びをしてみた。17年の四方田コンサは勝ち点43の11位。このうちホームでは9勝4分け4敗の勝ち点31でホームに限れば6位(!)の成績。大まかなイメージとして松本が残留するためにはホームで勝ち点20以上が必要だろう。

 …と思って、15松本をもう少し詳しく拾ってみた。15松本の年間成績は7勝7分20敗の勝ち点28、得点30失点54。7勝はすべて完封勝利(!)。勝ち点の内訳はホームが5勝2分6敗の勝ち点17、アウェイが2勝5分10敗の勝ち点11。残留へのボーダーラインはJ1の試合数と同じ勝ち点34とされているのであと6上積みする必要がある。ホームで1勝、アウェイで3分けすれば届くから15年をベースに考えればけっこうポジティブになれる。

 だが、そう簡単に事は運ばない。四方田コンサがなぜ残留できたかはコンササポならおよその見当はつくだろうが、夏の補強でジェイ、チャナティップ、石川と当たりを引きまくってシーズン後半でも勝ち点を稼げたから。点が取れなくても残留できるというモデルケースとしては13甲府(勝ち点37で15位、得点30失点41)が該当するが、前半戦は勝ち点14なのに対して後半戦は勝ち点23と前半戦<後半戦になっている。
 17年の四方田コンサは前半17試合で勝ち点15なのに対して後半17試合では勝ち点28と倍近くに伸ばしている。前半戦の得点が14なのに対して後半戦は25、しかもジェイ1人だけで10点も稼いでいる(!)。思い起こすと福森のFK2発でドローに持ち込んだアウェイ大宮戦は後半戦の1発目。あのドローはやはり大きなターニングポイントだったんだなあ…。四方田コンサの残留は相当なレアケースと考えてよさそう。

 15松本は前半戦で勝ち点15、後半戦で勝ち点13。1年で返り討ちに遭うクラブは前半戦で息切れする、ヘタすると後半戦は瀕死状態なのが常。“史上最強のビリ”である18長崎でさえ前半戦は勝ち点17後半戦は勝ち点13と耐え切れなかった。ただ、長崎は武蔵のケガがなければあるいは…という気はする。
 17年の四方田コンサにおいてコンスタントに点を取ったFWは実はいない。ジェイ無双は確かにスゴいがあくまで後半戦に限った話。シーズン序盤は都倉が、中盤はヘイスが点を取ったいわば“ニコイチ”状態で何とか凌いでいたのが現実。都倉は9試合もゴールから遠ざかっていたし。裏を返せばそれだけJ1のスカウティングが厳しく、すぐに対策を施されてしまうということ。

 ボーダーラインの勝ち点34には8勝10分け以上が必要。15松本と17四方田コンサの前半戦の成績は奇しくも4勝3分10敗の15位で同じ。ただし勝ち点の内訳は15松本がホーム9(3勝6敗)アウェイ6(1勝3分4敗)なのに対して17四方田コンサはホーム14(4勝2分2敗)アウェイ1(1分8敗)。前半戦<後半戦にもっていくのは現実には難しいと思うので前半戦のホームゲームで少なくとも勝ち点12、できれば17四方田コンサと同じ14は欲しいところ。08ヴェルディにはフッキが、08コンサにはダヴィがいたことを考えると新加入のレアンドロペレイラが年間通して活躍するのが最低条件だと思うが、さて…。


 念のためにお断りしておきますが、煽り要素はもちろんのこと上から目線になることもなくあくまで数字遊びに基づいて極力客観的に書いているのであしからず。なお、気力を使い果たしたので開幕直前のネタは無理っす(泣)。あ、そろそろCSBAのアレは締め切ろうと思うので、ご参加の方はお早めに…。


post by フラッ太

02:05

戦術厨の戯言 コメント(0)

第53回スーパーボウル。

2019年02月04日

>四方田さんの代表スタッフ入りとかやめてくれよ?

 ついうっかりヤフーを覗いてネタバレ…なんてことにならないように気を付けながら
 取り急ぎ今年のスーパーボウルを観た。

 今年はペイトリオッツVSラムズ。ペイトリオッツは10年連続地区優勝、8年連続カンファレンスチャンピオンシップ進出、3年連続スーパーボウル出場、これまでスーパーボウル制覇5回とJで憎らしいほど強い鹿島アントラーズでさえ軽くチビッちゃうほどの超・常勝軍団。いい加減ペイトリオッツが勝つのは飽きたのでアンチに回ったオレとしては断然ラムズ推し。

 結果は13-3でペイトリオッツの勝利。いやホント、ペイトリオッツ強かったわ…。

 アメフトの場合、攻撃のセオリーとしては地上戦のラン攻撃をしっかり出し相手守備陣が集まってきたのを見計らって、ラン攻撃をするふりをして空いたところにパスを投げるプレイアクションで的を絞らせない…となるわけだが、ペイトリオッツの守備がまあ堅かった。
 両チームの守備陣が頑張ったので前評判とは裏腹にロースコアでの決着。3rdダウン成功率も数字だけみれば3/12と3/13で差はないが、ラムズは8回連続で3rdダウン失敗、ラン獲得ヤードもたったの62ヤード。ラムズ完敗orz。

 ボールを持ってもちっとも前に運べず、苦し紛れにロングボール放り込んでは相手に奪われる。サッカーだとそんな感じの攻撃だと思ってもらえれば。もっとも、それは王者のペイトリオッツが徹底的にラムズの攻撃をスカウティングして封じ込んだから。BS1の解説陣の1人が「(アメリカン)フットボールは準備のスポーツ」と言っていたが、まさにそんな感じ。

 何度もスーパーボウルに進出して経験値もある、場慣れしているペイトリオッツ。HCのショーン・マクベイはまだ33歳(!)で主力も伸び盛りの選手が多いいろんな意味で“若い”ラムズ。勢いだけでは勝てない、横綱相撲を見せつけられたって感じ。
 横綱相撲って意味ではチーム全体がどっしりしていて慌てない。ロースコアでもじっくり構える余裕がある。試合中にセーフティ(後ろの守備の要、サッカーだとCB)のパトリック・チャンが腕を骨折したが、フィールドから去らずに腕を吊ったままユニホームも脱がずにサイドライン際に居続けた。主力選手のそうした姿もチームの士気や忠誠心につながっているよね。

 どちらもその前のカンファレンスチャンピオンシップをオーバータイムでものにしたが、3rdダウンロングに追い込んでラムズの本来の強さを出させなかった。大一番でチーム全体がさらにギアを一段上げた感は確かにあるから、そこは納得できるところなんだが、アトランタでの試合なのにペイトリオッツびいきになったのがどうにも納得いかん。ブレイディコールが起こるほど偏った応援になるスーパーボウルってあったっけ?

 アジアカップの決勝はたまたまオンタイムで視聴することができたが、前半の2ゴールはどちらもエグいコースだったからGK権田を叩くのは違うとは思うが、1点取られてからのドタバタぶりはひどかった。珍しく松木安太郎がまともなこと言ってると思ったくらいだぞ。2点目を取られる前に修正できなかったのが敗因。ここは森保監督が叩かれても仕方ない。今の代表にはピッチ上の指揮官と言える存在はいないわけだし…。

 試合に向けての準備、試合中に起こる変化への対応がどれだけできるか。

 常勝軍団のペイトリオッツでさえ(だからこそ、かな?)ここまで徹底的に突き詰めて準備してくる。だから勝つべくして勝つ試合、横綱相撲になる。勝つことに対して貪欲。そんなことを思った。ペイトリオッツはこれでスティーラーズに並んで6度目のスーパーボウル制覇。同地区のジェッツやビルズ、いい加減何とかしろ。

 これを踏まえて…既に長くなってるからやめとくか(苦笑)。


post by フラッ太

23:05

スポーツ コメント(2)

地味な“補強”。

2019年02月02日

>さすがに選手スタッフ一覧は今年のものにしようよ…

 ちょっと周回遅れの話になるが、河合がC.R.Cというフロントスタッフとして新たに加わった。

 去年の最終戦の翌日に宮の沢詣でをしたときに河合は禁止エリアの外に出ていて「大丈夫か?」とビックリしたと同時に不安になったことを覚えている。例えば宮澤は練習見学の後の出待ちで「顔小っちゃ!」とかTVの画像とは違った風貌で驚かされたんだが、河合はそういう意味では“等身大”だった。ギリギリまで現役続行の道を模索していたようだがフロント入り、しかもスポンサーとの顔つなぎ役としてコンサに係わることとなったわけだが、これは地味ながら必要な補強だと思う。

 補強というとどうしても監督や選手といった現場、最前線に目が行きがちだが、クラブを大きくしていくには現場サイドだけではダメ。強化部だってスカウト網を広げる必要があるし、良い選手を取るためにはカネが要るという現実がある以上会社だって組織を強化していかなきゃならない。

 強化部はJ屈指の腹黒三上GMに竹林強化部長が加わってより網が広くなった。竹林強化部長の人脈が宮吉や岩崎といった京都出身者の獲得に一役買ったことは間違いなくあるだろうし、GMはスペシャルな外国人選手、竹林強化部長と鈴木スカウトは国内選手のリスト作成や移籍交渉といった具合に役割分担が進んでいったんだろうなと想像する。実際、補強戦線は勝ち組といっていい仕事ぶりだし。

 ノノ社長のフットワークの軽さや発信力はコンササポなら誰もが知るところだし、むしろフットワークが軽すぎてオーバーワークにすらなっていたんじゃなかろうか。ノノ社長だと押しが強いというか口が上手いので却って警戒されてしまうので身構えてしまうけど、河合だと相手が警戒心をあまり持たずにむしろ堅苦しくなるなよと鷹揚に構えてくれそう…なんて勝手な想像もしてしまう(苦笑)。

 ハードロックジャパンとトップパートナーシップを結ぶなどノノ社長の相手はこれからどんどん大きくなっていく。新スタジアムを作るとなると中長期的には財界とのコネクション作りやお役所との交渉など社長でなければできない領域も増えてくるだろう。クラブを大きくしていくことはもちろん必要だが、足元をおろそかにしていてはクラブの足腰は強くならない。そう考えるとノノ社長の片腕が必要だったのは想像に難くない。

 これまたちと古い話になるが、かつてしまふく寮の寮母を務めヴィッセル神戸でも三木谷ハウスの寮母さんとして腕を振るった村野明子さんが今度はセレッソの寮母さんになった。ヤフーニュースでは大型補強なんてどこまで本気かわからん見出しまでつけている。裏方の一言で片づけてほしくはないけど、クラブを支える人たちが注目されることはいいことだと思う。ビッグネームを呼び寄せるだけが強化の道じゃないし。

 顔つなぎ役となると広報とかのイメージだけど、会社としては薄いセクションの“補強”。既にイベント出演の仕事もしているようで河合に求められる役割はどんどん大きくなるとみる。にしても、食のプロとしてキャリアアップしていたのもさることながら、あっこさんの美魔女どころじゃない輝きぶりがすごいよなあ。心身ともに充実して年齢を重ねるってのはこういうことなんだろうなとうらやましい限り。


post by フラッ太

22:55

コンサについて コメント(1)

今年の目標。

2019年01月04日

>とりあえず3月9日の宿は抑えた

 さて、今年の1発目。

 いつもなら「ネタブロガーは卒業して格調高いブログを目指します!」とツッコミ待ちのボケを1発かますんだが、今さらな感じも否めないし何より去年転職したことで生活環境がかなり変わって更新そのものがあまりできない日々。今の職場、ホント体力勝負なのよねぇ…。毎日更新ってワケにゃいかないのは今に始まったことじゃないけど、オンリーワン的なクォリティとポジションが作れたらなとは思う。…え?オチすらないネタともつかないトークをダラダラ垂れ流すブログなんて他にねーだろ?って。ごもっとも(汗)。

 契約合意選手スタッフも公式に出てきて2019シーズンのスタートも秒読み段階。
 2年目となるミシャコンサの目標は
 特上:リーグ優勝
 上  :タイトル獲得orACL出場権獲得
 中  :上位争い
 並  :J1残留 
 ってところかな。箔をつけたいってのもあるが、わかりやすい結果が欲しいところ。
 コンサ的な今年の私的目標としてはコンサの試合に5試合参戦する。

 今まで一番多く参戦したのが一昨年の4試合。それを超えることを目標としたい。ホーム開幕戦と最終戦を基本線としてあとは日程くん次第(苦笑)。このブログにお付き合いいただいている方なら既にご承知のこととは思うが、ただ試合を観に行くってのが目的ではない。
 試合だけでなく美味いもんを食いに行くってのもあるし、オフラインでのつながりを少しでも増やしたいというのがB型会の本来の目的。“メインディッシュ”である試合の勝ち負けに左右されるってのが切ないところではあるんだけど、それはまあ勝負ごとに絶対はないってことで…。

 当然ゼニや休暇の問題も絡んでくるので5試合がたぶん限界。1回の参戦につきアゴアシマクラで2万円はかかるので…。ホームゲームに絞るか、それとも“はじめてのアウェイ”を組み込むか?

 ちなみにワタクシ、12歳と420カ月年男です。


post by フラッ太

23:55

日記 コメント(4)

“激流”の中で。

2018年12月30日

>Just like a rolling stone...

 J1とJ2の違いを端的に表すならJ1は激流、J2は濁流だと思っている。もっとも、前年4位だったクラブが翌年には降格することもあることからJ1も濁流と言えなくもないけど…。ミシャコンサの躍進はいろいろなメディアで紹介されているし、戦術的にもミシャが繋ぎ一辺倒じゃなくて時にはロングボールも織り交ぜるなど若干のアレンジを加えてきているってのは今年のメンツからも窺える。

 それとは別に、今のコンサの強みは何だろう?と考えてみるとそれはブレないことにある。それは単にミシャコンサがブレずに攻撃的な姿勢を崩さなかったというだけにとどまらず、ノノ社長がたとえ一時はJ2に落ちてでもとミシャに白羽の矢を立てて堅守で残留という路線から攻めて勝つサッカーに方針転換したこと。強化部もミシャコンサに合いそうな選手を補強し、選手もミシャ式に適応しようと歯を食いしばり、ノノ社長の口車に乗せられたサポもミシャコンサを信じて応援し続けた。

 要は今年の4位という成績は現場も会社もサポも
 みんなが同じ方向を向いてブレることがなかった、まとまっていたからこそ可能にした。

 来シーズンへの補強も都倉をセレッソに抜かれたものの、鈴木武蔵が長崎から加わり数字上は都倉のゴール数を埋めることができた。三好は横浜FMに再レンタルされたが、京都から岩崎が加入するしアンデルソン・ロペスも完全移籍なので三好の抜けたシャドーも競争必至。
 左サイドは仙台から中野が加わるし、右サイドはルーカス・フェルナンデスが獲得濃厚といつになく獲る動きが早くかつ活発。中野の獲得に関してはノノ社長が報道に上がる前にバラしちゃうあざとさで、他のクラブからすれば汚いなさすが野々村きたないとか言われそうなくらいにイケイケの補強なので勝ち組の1つに数えられそう。

 ぶっちゃけ、他所からすれば
 さっぽこのくせになまいきだというのが偽らざる心境ではないかと思う。

 都倉の移籍はかなりショックで、オナイウとか鈴木武蔵あたり獲れればいいけどなあ…とサポが思っていた矢先にすかさずオファーして話をまとめた。FC東京の小川の獲得こそ失敗したものの仙台の中野など「そこ狙うのかよ!」という周到なリストアップで補強している。

 孔明さんのブログで剛蔵さんがコメントしているように、一言に補強と言っても“完成品”ではなく磨けば光る素材を集めてきている。駒井や完成品になりつつあるチャナティップなど可能な限り完全移籍させてはいるけどね。それはミシャという素材を活かせる監督がいるからであり、ノノ社長も完成品を抜かれたら育てていくという方針があればこそ。このへんからも現場とフロントとの意思疎通が上手くいっているように思う。

 IN&OUTに関して心配なのはベテランとされる選手の契約満了や移籍が多いことと、現状でも薄いとされるCBの補強が未だにないこと。ただ、CBはJ全体でも争奪戦でミシャ式で求められるCBのタスクはやや特殊とされていることもあり敢えて獲らない方向で動いているように思う。継続してユースからCBをトップ昇格させているし、進藤がスタメンをガッチリ確保したことで中村や濱にもチャンスは巡ってくるだろうし。

 今年から来季にかけてのキーワードは“加速”とみる。

 年齢構成的にもバランスが取れてきたしどうせ即戦力のCBが獲れないなら…と世代交代、大げさに言うなら血の入れ替えを加速させてよりミシャコンサに合った選手を増やしていく。兵藤の移籍は確かに痛い。だが、そろそろベテランに叱ってもらおうってのは卒業せにゃならんのではないか?宮澤は名実共に札幌のバンディエラにふさわしい存在だし、荒野はユース組最年長でもう25歳。

 この前のB型会で「今でこそ宮澤は認められているけど叩かれた時期長かったよね」「荒野も同じ道通ってるよね」という話が出た。菅は終盤には高さのないのを狙われていた印象があるが、それでもミシャは我慢して使い続けた。深井さんに代わって出ることの多かった荒野にもそういうところがあるように思う。
 世代交代と同時に競争も加速する。中野が入ったことで菅もスタメンの座は安泰ではなくなるだろうし、荒野も中原の復帰で否応なく競争する立場に置かれる。“中原待望論”がどこまでサポの間で盛り上がっているかはわからないけど荒野とはまたタイプの違う中原が加わる。復帰の話はミシャコンサで使えると判断されたから。実際、長崎では活躍していたし状況としてはイーブンに近いと思う。

 ハードロックジャパンとのトップパートナー締結などクラブの規模を大きくしていく動きも加速していく。スカパー時代からDAZN時代になってビッグマネーの傾斜配分も加速していく…アカン、ちっともまとまらんわ。ただ、加速に関して言えるのはこちらが思っている以上にノノ社長は加速の度合いを強めているし、思っている以上に周りが激流で加速していかないとあっという間に流されてしまう。一歩一歩踏みしめてってのは必要なことだけど、そればかりに意識を向けてはいられないってことかな。


 こっちでも寒波襲来でこれから雪かき。休みは今日で終わりで年末年始はしっかり仕事。今年は転職して更新のペースがかなり鈍ったこともあるけど、もうちょっとカッチリ、キッチリと書き込みたかったかな。B型って凝り性なのよね…。書いている間にルーカス・フェルナンデスの加入も決まったようなのでIN&OUTはひと段落といった感じかな。新しい景色もだけど楽しい時間も増えていったらいいよねってことで…。


追いつけねぇ!

2018年12月29日

>出入り多すぎ…

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。ミシャコンサは大方の予想を覆しての4位。
  来季に向けて、さらに期待感が増す中で衝撃のニュースが飛び込んできました。
黒:ついに男の子プ〇キュアが誕生!
赤:なんでプ〇キュアが出てくるんですか!
黒:キュ〇ゴリラみたいなインチキじゃなく、ましてや男の娘でもないガチのプ〇キュアだぞ?
  これほど衝撃のニュースがあるか?
赤:男の娘言うな。
黒:これはもう冬コミでキュア〇ンフィニの逆レ〇プネタの薄い本が大量に出回るな。
赤:プ〇キュアとか薄い本とかはどうでもいいんです。
  チームトップの12ゴールを挙げた都倉がセレッソへ移籍となりました。
黒:まあ、仕方ないだろうな。
赤:どこまで本当かは定かではありませんが、7500万円の3年契約だとか。
  3位以内に入っていれば引き留められたんでしょうか…。
黒:お前、都倉が金で出て行ったと思ってる?
赤:それだけじゃないでしょうけど。
黒:ミシャコンサは“戦術都倉”じゃない。
  ソンユンは言うに及ばず進藤や福森、ジェイや宮澤など他にも年俸上げなきゃならないしな。
赤:予算には限りがある、と。
黒:セレッソが都倉にオファーしたのは監督交代に加えて
  センターラインがごっそり抜けてチーム崩壊の危機に瀕したからだ。
  今のコンサからジェイとチャナティップと宮澤が抜けたらどうなる?
赤:そんな恐ろしいこと言わないでくださいよ!
黒:山村はまだしも杉本や山口蛍はセレッソ生え抜きだ。単に主力が抜けたってだけじゃない。
  急場凌ぎとかパニックバイと揶揄されようがセレッソは都倉の実績が欲しかった。
赤:即戦力には金は惜しまないとなれば移籍阻止の材料にはならないってことですか…。
黒:それにミシャコンサでは都倉は途中出場も多い。結果こそ出してはいるが、
  ミシャコンサでは“主力”にはなれても“主役”だったかというと微妙なところだ。
赤:それでもアディショナルタイムのゴールで勝ち点10稼いだんですから抜けるのは痛いです。
黒:まあな。でも、セレッソなら主役にはなれるだろ。そのあたりがやりがいなんじゃねーの?
  もっとも、主役になれても王様になれるかはまた別の話だが。
赤:…多くは言わないでおきます。
黒:それよりも宮吉の京都復帰や前弟の水戸への完全移籍のほうが意味がある。
赤:…意味が分かりません。
黒:都倉の場合はカネの話がどうしても出てくるから割り切るしかないよねって話になる。
赤:それはノノ社長もいちいち構っていられないって言ってましたけど。
  …話が見えないなあ。
黒:移籍は獲るより出すほうに神経を使う。特にきれいに別れようと思うならなおさらだ。
  名古屋の玉田が契約満了になった際に「労いの言葉がなかった」ってボヤいてたろ?
赤:獲るだけ獲って…という感じは否めないですね。
黒:せっかく獲ってきた宮吉を1年でリリースってのは結果としちゃ失敗だが、
  本人がトップで勝負したいとなれば無理に引き留めても戦力にならない。
赤:途中出場でもWBとか不慣れなポジションでの起用が多かったですしねぇ。
黒:選手の意向を尊重して移籍となれば傷は最小限に抑えられる。
  一度獲ったら放ったらかしであとは知らんってのはコンサには許されないしな。
赤:選手の意向という意味では稲本の契約満了がそうですかね?
黒:能力が劣るわけじゃないがミシャコンサでは試合に出られんとなれば
  このタイミングでお別れというのが互いに最良の選択だろう。
赤:ウチのGMは移籍先まで精いっぱい面倒見るというのは聞いたことがあります。
黒:稲本ならオファーにはそれほど困らないとは思うが
  ドカンと出せないぶんアフターケアで…ってのは短い選手生命考えたら大事だよな。
赤:宮吉と岩崎は形としては岩崎とのトレードですし、お互いに移籍金も発生するようですから
  クラブ間の交渉としては円満解決ですかね。
黒:あとは選手がピッチ上で輝くことができるかどうかだな。
  その点、前弟は水戸で必要とされる選手になり晴れて完全移籍となったわけだ。
赤:それ、めでたいことですか?
黒:そりゃ修行に出した選手が一回り大きくなってコンサに復帰するのが理想だが、
  せっかくユースから育ててもプロとして一本立ちできなきゃ意味がないだろ?
赤:レンタルに出してどちらからもいらないとなったら最悪ですもんねぇ。
黒:水戸の試合を観ていないから何とも言えんが、水戸のやり方に合わせる努力はしたはずだ。
  自分の長所を知りつつクラブの戦術に適応するのはそう簡単じゃない。
赤:トップ昇格はあくまでスタートラインに立っただけだ、と。
  さて、公式HPをチェック…って、ええっ!?
黒:何だ、中原が戻ってくるってか?
赤:中原も戻ってきますけど、兵藤が仙台に移籍するそうです…。
黒:…そうか。
赤:いや、そうかじゃなくて!
黒:残念だが仕方ないだろうな。
赤:これも出場機会を得るため、なんですか?
黒:悲しいけど今ミシャ式なのよね!
赤:確かに試合にはあまり出られていませんでしたけど経験値って必要じゃないですか?
黒:能力が高くても戦術によって合う合わないってのは出てくる。
  兵藤に限った話じゃないだろ?
赤:それはそうですけど…。
黒:兵藤には「これぞJ1のレベル!」というクレバーさがあったし、
  気が利くタイプとしては希少だったからいなくなるのは正直痛い。
赤:中原が戻ってくるとはいえ、ボランチ大丈夫でしょうか?
黒:…そろそろ大人になろうぜ。
赤:わかってますよ。チームは常に変わっていくものですしね。
黒:…そうじゃねえよ。


 いやあ、参ったね。
 ミシャコンサのシーズンはいろいろと濃かったけど補強戦線まで濃いとは。
 だらだら書き続けても長くなるだけだし、いったん区切って改めてマジメに書いてみようかと。
 思わせぶりに終わらせたけど書き上げるまでに時間が足りねぇ…。


post by フラッ太

20:05

ネタの殿堂 コメント(0)

'18コンサを振り返る。

2018年12月29日

>松原がJ1に還ってくるってマジ?

 さあ、時間がないぞ。ざっくり振りかぶって…もとい振り返ってみよう。

~ベストゲーム~
 1位:第6節VS名古屋@ドーム
 2位:第25節VS神戸@ドーム
 3位:第23節VSFC東京@ドーム

 これは順当じゃないかな。名古屋戦はほぼ何もさせずに完勝だったし、神戸戦は1点取られたけど興行的に成功したし。2点のビハインドを後半だけでひっくり返したFC東京戦は「オレたちは(ホームでは)強い!」と大いに自信になったはず。攻めて勝つというのを大いにアピールできた試合だった。

~ワーストゲーム~
 1位:第15節VS神戸戦@ノエスタ
 2位:第26節VS川崎@等々力
 3位:第29節VS横浜FM@日産スタ

 負け数が川崎に次いで少なかったミシャコンサ。失点の多さや完敗の程度からすれば川崎戦なのだが、あの試合は最初の20分で1点でも入っていればわからなかった。決める時に決めないと負ける、優勝を争うクラブの強さを見せつけられたという意味では悔しさはそれほどない。上には上があると素直に思えたし、どちらかというと震災の後の試合で何かと“背負わせすぎた”ように思う。1位の試合はファールトラブルで自滅、3位の試合はちょっと実験しすぎでしょって感じかな。 

 ターニングポイントとなったゲーム:第4節VS長崎@ドーム

 ホームFC東京戦やアウェイ川崎戦もターニングポイントとなった試合ではあるが、1つだけ挙げるならやはりこの試合か。形はカッコ悪いが勝てたことがやはり大きい。都倉のコメントじゃないが、いいところまで来ているとはいっても結果に結びつかないと自信もつかないし迷いも出る。長崎戦はアウェイゲームでもかなり苦戦させられたが、昇格組の長崎相手にダブルを達成できたのは残留するためには鉄則。その意味でも大きかった。

~ベストゴール~
 1位:都倉のオーバーヘッド@ホーム名古屋戦
 2位:ジェイの超ロングループシュート@ホーム広島戦
 3位:菅のヘディングシュート@ホーム神戸戦

 今年は直接FKでのゴールは神戸戦の火事場泥棒ゴールくらいしかなかったのが寂しい限り。1位は都倉の身体能力、2位はジェイの技術と個人の能力で決めたもの。ミシャ式で崩してのゴールとなるとやはり菅のゴールになるだろう。チャナティップのヘディングゴール@アウェイ桜戦やFC東京戦の豪快ミドルも捨てがたいが、残念ながら次点ということで…。

 ルーキー・オブ・ザ・イヤー:進藤亮佑

 これは文句なしでしょう。1年目からフル回転なら駒井…なんてヒネくれたボケがまるで問題にならないくらいのスタメンフル出場。菊地がケガで離脱していたとかミシャ式の水が進藤に合っていたという要素があるにしても接触プレーの多いCBでスタメンフル出場は驚き(しかもイエローカードは2枚だけ!)進藤がどこまで活躍できるか、スタメンを取るようじゃなきゃ困るとは思っていたが、ここまでとは…。


 IN&OUTが一気に出てきていろんな意味で注目を浴びている。果たして追いつけるのやら…。


post by フラッ太

00:25

コンサについて コメント(0)

'18第3次弾丸ツアーレポート⓶~負けてないのに負け気分~

2018年12月21日

>今日は15歳と384か月の誕生日です…

 勝てば天国負ければ地獄…じゃないけど、ACL出場権を得るためには勝つしかないという実に分かりやすい状況となった広島戦。試合前に流れるBGMがのFINAL COUNTDOWNとか、ハーフタイムにもSEPARATE WAYSとか「小細工はいらん!」とばかりにベタにもほどがあるド直球な選曲。だが、それがいい。ソンユンのチャントの元ネタつながりとか?

 試合について今さら書くのもどうかと思うけど、良くも悪くもミシャコンサの集大成だった。ジェイのループシュートは去年の最終戦とはまた違った意味でスーパーゴール。前半の早い段階で2点のリード。しかも、広島はまるで攻めっ気がなく「おい広島、勝つ気あんの?」と思ったが、今にして思えばオレも浮かれていたんだろうなあ。広島は引き分けOKである状況をすっかり忘れて、試合は90分あるという当たり前のことに気づかぬままでいた。

 戦術厨的に「おっ!」と思ったのは早坂かな。DFラインへの抜け出し方に工夫があって、単に縦に飛び出すのではなく横にスライドしながらDFの真裏に近い位置に抜け出すというのはなかなかイヤらしい動き。実際、オフサイドにならずに抜け出せてもいる。前半を2-0で終えれば逃げ切れるだろうけど…と思ったものの、前半で2-1にされて難しくなったかな、と。

 選手交代は三好の見切りが早かったように思う。都倉移籍に関してはひとまず置くとして、三好と都倉の長所の違いが結局は「サイドから放り込んで何とかして!」という単調なものになってしまった。あと、ミンテを入れたのも失敗だったかな。宮澤を1つ前に出しつつミンテにパトリックの応対をさせるという意図と推測するが、深井さんOUTはカードトラブル対策としてもそのまま兵藤INで良かったような…。

 終了間際に宮澤がギリギリのプロフェッショナルファールでパトリックを止めたが、あれはスゴいと思った。PAに入られてキープされたら攻撃に移れない、PAのギリギリ外で止めてFKを蹴らせてマイボールにという狙いがなければできないプレー選択とみる。宮澤、よくパトリックに当たり負けしなかったよ…。

 その後のCSBAでは「えー、今まで6回開いて負けなしですが、今回は気分的には負け試合です。ですが、今日はひとまずプレーオフに回った磐田ざまあということで乾杯!」とやいのやいのと語らうひと時。詳細は〇たさんが既に書いてくれているので省略。あ、ちなみに、大当たりのスポドリ6本はこの時女性陣に差し上げましたよ?

 …と、ここまで駆け足で振り返って「え?アクシデントはないの?」と思った方。
 あなたは残念ながらこのブログのマニアです。
 その期待には応えたくはなかったんだけど日曜日に応えることとなりました。

 日曜日の宮の沢。契約満了の発表など悲喜こもごもの中、河合はTVで見たイメージそのまんまにデカくてガッチリしてるなあとか、気が付いたら禁止エリアから出ていたけど大丈夫なのかと思いながらシーズンの終わりをしみじみ感じつつ市内中心部へ。
 お昼ごはんは札駅近くでスープカレーにしようと思いとあるお店に出向いたら「臨時休業」の文字。…日曜の昼に店が休み?しゃあねぇ、待つだろうけど奥芝に行くか…と行ってみると電気設備点検のためこちらも臨時休業(泣)。…あのさぁ、どうしてメシを普通に食わせてくれないんだよ?コンサが勝てなかった罰ゲームなのか?

 何だかんだ体にダメージが残ってて靴擦れで足が痛くなってきたし知ってる店までは微妙に距離がある。それ以前に午後1時半を過ぎて腹が減って歩きたくない。断腸の思いでスープカレーを諦め、札駅北口のDENOさんで担々麺を食うことに。美味しかったんだけどさ、何だろうこの強烈に襲ってくる敗北感は。

 どんなに準備しても弾丸ツアーでは何かしらやらかさないと許されないのでせうか?


 さて、大急ぎでツアーレポートを書き上げたわけですが、いかがだったでしょうか?今回は「今まではCSBAで負けなしです!」とか言うとフラグになりそうだったので極力控えて、ドームでもそれまでと同じモノを食うとか気を遣っていたんだけど却って気を遣いすぎたのかな、と。気分的には負け試合だけど、それでも引き分けは悪くない。こんな時もある。

 来季へ向けて早くもいろんな意味で動きがある。
 そのあたり早いところ追い付きたいもんである。


post by フラッ太

16:25

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'18第3次弾丸ツアーレポート①~はじめてのシーチケ~

2018年12月20日

黒:ウチの飼い主、「コンサが今日勝ったらフルシーズンシート買うんだ…」って言ってたな。
赤:おもいっきりフラグじゃないですか!

 12月1日、土曜日。

 やらかし防止のため、土曜の宿に先に出向いてあらかじめ荷物を預ける。職場へのお土産なども前日入りしてあらかじめ買っておき既に宅配便で送ってあるので、あとは試合に集中するのみ。神戸戦の時は当日入りだったのでシーズンシートの恩恵にあずかれなかったが今回はそのあたりも楽しみにしていた。それにしても、相変わらず東豊線はやたらと歩かされるというか潜らされる。

 福住駅を出た時には雪がちらつき始めていた。あれ?予報じゃ雪は降らないはずだが…。ドームへの道のりは下り坂はいいとしても階段の多さにはいつもうんざりさせられる。奮発して劇場シートのハーフシーズンシートにしたので待機列も短め。屋根のある場所だったから入場待ちはほとんど苦にならなかった。
 北2ゲートが開いてからもイライラすることなく順調に入れた。そういや待機列の斜め後ろにmimicchi姐さんがいたような。座席の心配もないのでちょっと待ってみる。やっぱりmimicchi姐さんじゃないか!逢いたかったよぅ。人目も憚らず姐さんの連れの方がちょっと引くくらいに全力でハグ。どうせ人目を気にしないならいっそのこと抱っこしてもらえばよかったかな…。姐さんはゴール裏なのでそのあとは全力ダッシュ。

 さて、こちらもまずは荷物を置いて身軽になりますか。幸か不幸か座席はかなり後ろなので階段の上り下りは少なくて済む。マッチデープログラムを開いてみるとそこには「大当たり!」の文字が。ポッカサッポロ様のスポーツドリンク6本をゲット。…うれしいけど、これじゃちっとも身軽になんないじゃねーか。あれ?ドームってペットボトル禁止だよな?と思ってよく見ると試合終了後のお渡しとのこと。ですよねー。

 最先行入場の恩恵といえばグッズや食い物の確保がしやすいことと、
 イベントをじっくりチェックできる余裕かなあ。

 指定席を買えば座れない心配はないけど、先行入場だと欲しいグッズがあるときは最優先で並ばないと買い逃す確率が高くなる。広島戦は特に入場者数が多かったからなおさらだと思うけど、もし去年の最終戦でシーチケ持ってたらゴールデンカムイとのコラボグッズは爆買いしたと思う。
 GOODSJAMは前日にシースペースに出向いていたこともありあまり期待はしていなかったが、それにしてもチャナティップのタオマフが瞬殺ってどーよ?何枚作ったのかは知らんけど弱気すぎでしょう。そんな中、共同募金のブースでバッジとクリアファイルがあったので宮澤とチャナティップをそれぞれ1セットずつゲット。1セット500円というのはなかなか上手い設定だと思う。中途半端に貧乏性が出てしまって、帰ってきてから「もっと買い足せばよかった…」とちょっと後悔。

 後で知ったんだけど、一般入場の待機列がえらいことになっていたようで。あの吹きっさらし状態で待つってのは相当な苦行。一昨年の金沢戦を思い起こした。もっとも、今年は同じ引き分けでも攻め続けて点が入りそうで入らない内容だったからいちげんさんにはそんなに不満が出なかったであろうことは救いかな。

 今回のツアーではシーズンシートの恩恵を存分に受けた。
 恩恵を存分に受けすぎて肝心の試合で満足を得られなかったというオチがつくという…。
 
 お金があればシーチケ。ホーム皆勤(に近い参戦)ができるならこれが最もコスパがいいし、いろいろとお得なのはわかった。今年はコンサが勝てていること、チャナティップの完全移籍への軍資金がいる状況だったこと、ハーフシーズンシートで2試合は観に行けそうだったことで思い切ることができた。ただ、フルシーズンシートとなると、たとえ“お布施”と分かってはいても参戦費用と天秤にかけると勇気いるよなあというのが率直な思い。じっくり観戦派なのでどうせ買うならオプション付きの劇場シートにしたいし…。


 今さらにもほどがある鮮度切れのツアーレポートをアリバイ気味に書いてみました。
 都倉のセレッソ移籍も正式に発表されていろんな意味で周回遅れ状態(汗)。
 振り返るネタも出遅れたし、さてどうしたもんかと…。


post by フラッ太

21:40

旅行記 コメント(3)