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カラダはジジイ、頭脳は中2、 そしてココロは3歳児。 アラフィフ?なにそれ?おいしいの?天命なんてちっとも見えて来やしねぇ。 住所:オホーツク圏の    特急列車が止まる街 血液型:典型的なB型。 今宮純ばりのやたらカギカッコの多い文章を中途半端なボケで味付けして綴る厨二病全開なブログ。パクリ過多なのは仕様なのであしからず。 ミシャコンサ7年目。上を目指したいが、主力が次々抜け現実が重く圧し掛かるシビアなシーズン。 エセ硬派路線で更新する予定も、更新頻度はちょっと落ちるかもしれませんがそこんところは大目に見てつかぁさい。 '08.08.27に念願の初参戦を実現。引き分けではあったが厚別の空気を満喫。 ~観戦データ~ '08.08.27 J1第23節 VS ガンバ大阪 3-3△ '09.09.06 J2第38節 VS 愛媛FC 3-2○ '10.09.05 天皇杯2回戦 VS グルージャ盛岡 4-1○ '10.11.23 J2第36節 VS 徳島ヴォルティス 1-0○ '11.12.03 J2第38節 VS FC東京 2-1○ '12.03.10 J1第1節 VS ジュビロ磐田 0-0△ '12.09.08 天皇杯2回戦 VS AC長野パルセイロ 1-1(PK3-5)● '13.03.10 J2第2節 VS 栃木SC 0-1● '13.11.24 J2第42節 VS ギラヴァンツ北九州 0-0△ '14.03.09 J2第2節 VS モンテディオ山形 1-1△ '14.11.23 J2第42節 VS ジュビロ磐田 1-1△ '15.03.15 J2第2節 VS Vファーレン長崎 0-1● '15.11.07 J2第40節 VS 徳島ヴォルティス 2-0○ '16.03.13 J2第3節 VS 愛媛FC 1-1△ '16.05.28 J2第15節① VS レノファ山口 3-1○ '16.11.20 J2第42節 VS ツェーゲン金沢 0-0△ '17.03.11 J1第3節⓶ VS セレッソ大阪 1-1△ '17.07.29 J1第19節⓷ VS 浦和レッズ 2-0○ '17.09.23 J1第27節 VS アルビレックス新潟 2-2△ '17.12.02 J1第34節④ VS サガン鳥栖 3-2○ '18.03.10 J1第3節 VS 清水エスパルス 1-3● '18.09.01 J1第25節⑤ VS ヴィッセル神戸 3-1〇 '18.12.01 J1第34節⑥ VS サンフレッチェ広島 2-2△ '19.03.09 J1第3節⑦ VS 清水エスパルス 5-2〇 '19.05.04 J1第10節 VS ヴィッセル神戸 2-1〇 '19.08.10 J1第22節⑧ VS 浦和レッズ 1-1△ '19.12.07 J1第34節⑨ VS 川崎フロンターレ 1-2● '23.12.03 J1第34節⓾ VS 浦和レッズ 0-2● リンクフリー。コメントもどうぞ! ただし、書き捨てと思われるようなHNでのものや書き殴りと思われる内容のものはスルーおよび削除する可能性が高いのであしからず。名を名乗るのがせめてもの仁義ってもんです。そして、おぢさんは出禁。

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情念の勝利。

2021年04月24日

>もし、今日の試合がドームだったら勝てていただろうか…

 「…勝ててよかったです。」

 言葉を選ぶような、それでいて絞り出すような重苦しさを滲ませながら
 キャプテン宮澤は静かにヒーローインタビューに答えた。

 「…今、大きく息をつきましたが。」

 嬉しさを爆発させるどころか、まるで負けを逃れることができた安堵の表情を浮かべている宮澤にさしものインタビュアーもいつもとは違うということを察したのだろう。それほどの大きな重圧を背負っていたのだから。

 ジェイのゴールでやっと均衡を破ったのもつかの間、ATには菅野が1発レッドで退場。しかも交代カードは使い切っていてフィールドプレーヤーがGKとしてPKを防がなければならなくなった。今日の試合は勝利しかないにもかかわらず絶体絶命の状況。ただ、宮澤に迷いはなかった。

 VARでレビューが行われている間に自分がゴールマウスを守るんだという決意は既に固まっていた。集中を高めるために一人、赤黒のサポーターが見つめるゴールの前に立ち、落ち着けとばかりに胸に手を当て、エンブレムを二度叩きサポーターに向き直っていた姿はインタビューからわずか十数分前のこと。

 「PKを防いだのは何が原因だと思いますか?」
 宮澤は黙って親指をゴール裏に向けて静かに答えた。

 「僕だけでは到底防げなかった。落ち着いてゴールに立てたのはサポーターがいたから。
 今日の勝利はサポーターなくしてはあり得なかった。今日はサポーターにただただ感謝です。」

 事実、宮澤が飛んだ逆方向へのPKはバーを叩いていたから宮澤が直接防いだわけではない。ただ、偽らざる本音であることもまた確かだろう。素直な感情を吐露したと言っていい。それは試合終了後にゴール裏のサポーターに向かって深々と頭を下げていた姿からも窺える。

 …ちっくしょー、そんなこと言われたら泣かずにいられようか!
 声を出すことができるのから厚別は宮澤コールで溢れかえっていただろう。


 …などという妄想を爆発させていたのが昨日の夜。
 ドーム開催が主流になってきたとはいえ、聖地厚別での初戦はそれくらいに思い入れがある。

 しかしまあ、苦しかったねぇ。小柏は当然途中出場はあると思ってたが、それは膠着状態が続いたときの打開策だと思ってた。負けてる状況で後半頭からってのは…。関口もいないし、クエンカも去ったし、今日の仙台なら「これで勝てねば貴様は無能だ」くらいな相手だったはずが…。

 結局はジェイの高さでアタックか!とかあるけど、今日は勝利こそすべて。
 理詰めであろうがなかろうが関係ない。カッコ悪かろうが今日はそれこそ勝つことが良薬。

 いやマジでホッとしたわ。もし引き分け以下なら「ミシャを切れ!」って声は相当大きくなっただろうし…。1つ勝つのはどこが相手でも決して簡単なことじゃない。ただ、小柏が早速ゴールを決めてくれたのは大きい。自分で持ち込むかサイドからのクロスくらいしかなかったところに裏抜けで決められる小柏が戻ってくれば閉塞感は多少解消できる…と思いたい。

 気持ちだけで勝てるほど甘くないし、簡単じゃない。
 根性論は好きじゃないけど気持ちがなければ勝利を引き寄せることはできない。
 今日の勝利は厚別初戦だったから。情念で勝利をもぎ取った…というのはちとおセンチかな。


post by フラッ太

17:10

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