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かぐや姫の物語。

2013年12月04日

子供の頃、私はよくひぃおじいちゃんに昔話や童話を読み聞かせてもらっていました。
その昔話の主人公で、私がもっともイケ好かない女が「かぐや姫」だったwww
美女だからって、自分のキモチを最優先にしてて、勿体ぶってて、高飛車で、
周囲を良いだけ振り回し掻きまわしておきながら、サッサと自分だけ月に帰るなんてぇぇーーっ。
発つ鳥、後を濁しまくりっ!

と、子供の頃の憤りを抱えたままに 映画館へ(笑)

・・・で、観てきました。
スタジオジブリ 最新作「かぐや姫の物語」。
ポスター
物語のベースは誰もが知ってる「竹取物語」なので、ストーリーそのものには驚きも新解釈も無く そのまま始まって、そのまま終ります。 そのコトに対し、人によっては肩透かしを喰ってしまったような気になってしまう人もいるかもしれません。 が、コレはこのままだから良いような気がします^^ 何故、かぐや姫が月からこの世に送られたのか? 何故、月に帰るのか?? このコトは、映画を観た人それぞれに解釈が生まれるような気がします。 ・・・って、いうか その「何故」に対する答えは、あまり大事なのでは無くて、 考えるコト、思いを巡らせるコトこそが大事な気がしたんです。 現代は何でもすぐ調べれば答えや導きが手に入る時代ですが、全てに答えが必要なのかな?? とも、常々思っています。 答えのないコトを自分の中で模索、探求しながら生きてみる。 結末を付けずに、自然の流れに身を任せ、曖昧に、柔らかく、受け入れながら優しく生きるコトも 時には必要なコトなのかな・・・とも、思ったりします。 夜空に美しく輝く月はとても神秘的で美しいですが、時として冷たく凛としています。 月は自らは輝かず、太陽の光を反射して輝いています。 月は太陽の光を写す鏡でもあるのです。 悲しみも苦しみも無い、月の世界からやって来たかぐや姫は、 この世の生きている人々の息遣い、日々の営みを写す月の鏡なのかもしれません。 喜怒哀楽、生老病死、悩み、苦しみ、欲望、様々あふれるこの世は、 それでも尚、生きるに値する場所なのだと照らしてくれたような感想を持ちましたー。 最後に、 水彩画のような美しい背景画と柔らかな人物描写。 全体に柔らかなスケッチ風の映像でありながらも、草木や生き物の活き活きとした描写は 必見の価値ありと思いました^^ ・・・実は「風立ちぬ」よりもコッチが好き♪



post by しーちゃん

15:38

コメント(3)

この記事に対するコメント一覧

chika

Re:かぐや姫の物語。

2013/12/04 16:40

見に行こうか 迷っていましたが 自分で見て 自分でどう感じるかが 大事って事よね~☆

ブラコン2号

Re:かぐや姫の物語。

2013/12/04 17:43

前売り券は購入済み。息子っちが見たいって言ったから。 しーちゃんも青空さんも観たんだねー。 息子っちが母と行くか、父と行くかは、まだ未定です。 そして、しーちゃんは、かぐや姫が嫌いだったのか。 ちなみに好きな姫は誰だったのかな〜? …あれ?こんな話、前にもしたっけ⁈

しーちゃん

Re:かぐや姫の物語。

2013/12/06 00:25

chika様 エンディングに流れる「いのちの記憶」という曲。 静かに目を閉じて聴いていると、じわゎーーっと色々な想いがこみ上げてきました。 頭で考えるよりも、DNAで感じるような作品ですー。 ☆ ブラコン2号様 息子さんにはもしかしたら難しいのかもしれないけど、 もしかして意外にも子供の方がシンプルに理解できるのかもしれないなぁー。 私は、御夫婦で観てもらいたいような気もします^^ そぅ!前にも話したような記憶あるね!! 和物では、かぐや姫、洋物では、おやゆび姫がイケ好かないタイプなんだよぅ。 このハナシし出すと止まらなくなるの、私(笑)

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