・・・うーん。ガッカリ。

　　厚別で１本のコーナーキックで、一瞬にしてサポーターを熱狂させた、レ・コン・ビン。

　　ズバーッと飛びこんだ素晴らしいゴールを決めた試合で退場になり、
　　ハラハラドキドキのドラマチックな勝利試合の主役になった、レ・コン・ビン。

　　何度も何度もサムアップして、私達に向かって「コンサドーレ！」と叫んで
　　胸のエンブレムを叩いて、微笑んでくれた、レ・コン・ビン。

　　しまふく寮にすっかり馴染み、新しい挑戦、新しい暮らしを楽しんでくれていた、レ・コン・ビン。

　　「札幌でプレーしたい」と言ってくれたのも、レ・コン・ビン。

　　　でも。

　　三上ＧＭに直接の連絡が無いまま、
　　「ベトナムのゲアンでプレーする」と言ったのも、レ・コン・ビン。

　　９番の付いたゲアンのユニフォームを手に、カメラの前で笑っているのも、レ・コン・ビン。

　　・・・全て、同じ人なのだよなぁ。

　　人って本当に多面的なものだなぁーって、つくづく思う。
　　一方からみれば、良い人だったり、逆から見ると、勝手に見えたり、
　　別の方向から見るとまた違う一面が見えてくる。そーゆーもんだよね。
　　なので、レ・コン・ビン選手が自分の全力で色んな事を総合的に考えて
　　こーする事が良いと思って出した結論がコレならば、コレはコレで正解なのだろうと。思うコトにします＾＾
　
　
　　元々からそうしようと思っていたのか、コンサに来ようと思ってたのを翻意したのかは判らない。
　　けど、もぉそれはどっちでもいいやー。
　　何をどう理由を聞いたところで、結果は変わらないのだしー。
　　とーっても残念だけど、それくらいのご縁だったんだろうな。きっと。
　　レ・コン・ビン選手が居た半年間、とってもとってもワクワク楽しかったですー。
　　ありがとうございました。