１７日は、お彼岸の入りです。

春分の日をお中日として、その前後３日間をお彼岸とよび
三途の川の向こう側（こちらが此岸、あちらが彼岸）に想いを寄せます。
会いたい誰かが、岸のそばまで来てくれています。


お彼岸には、邪気を払う力がある赤い色の小豆を使った牡丹餅をお供えします。

小豆、砂糖、もち米など、昔々は高価で贅沢品だった材料で作る特別なお供え。
そんな事を思いながら、食器を選び、ゆっくりお茶を淹れ、
ご先祖様や会いたい誰かを思い浮かべて、懐かしい気持ちと一緒にいただくと
とても気持ちが落ち着きます。