今日のＪ２は、磐田が３－１で水戸を下し、３季ぶりのＪ１復帰を決めました。おめでとうございます。もう一つの昇格枠は、２位京都が勝ち、３位長崎との勝ち点差を７とし、次節にも昇格を決めることになりそうです。

昨日の降格争いで触れた松本は今日も敗れ、残念ながら最下位のままです。甲府に２度追いつきながら突き放され、２－３の惜敗。勝てないときは、こういうことになりがちです。残り３試合、いよいよ厳しくなりました。勝ち点差が18位金沢と５、19位北九州と３、20位相模原、21位愛媛と２です。ただ、Ｊ３でＪ２ライセンスのない宮崎が今日、暫定ながら首位となり、このまま２位以内でフィニッシュすると降格が３チームになります。松本の残留は奇跡に近いかもしれませんが、可能性がある限り頑張ってほしいものです。

今週末はＪ１はお休みですが、Ｊ２はあります。今日は４試合、明日は７試合が行われ、磐田のＪ１昇格が決まる可能性があります。

熾烈を極める残留争いは今日の結果を受けて、21位だった北九州が山口に勝利し、勝ち手35で降格圏とはいえ19位に浮上しました。新潟に敗れた愛媛は勝ち点34で21位に後退。明日が試合の相模原は同じ34で20位、32の松本が最下位となっています。明日試合の17位大宮と18位金沢が37、16位群馬が38。だいたいこの辺までが残留を争っている感じでしょうか。

この中で個人的には名波監督率いる松本に頑張ってほしいと思っています。本拠地のアルウィンは完全アウェイと言われるほどの熱烈サポーターの応援で知られています。ぜひとも行きたいアウェイの地で、昔の友人も長野にいます。厳しい状況は重々承知ですが、ぜひとも生き残って、いつか再びＪ１で戦いたいと願っています。

昨年来のコロナ禍で感じていることの一つがサポーターが熱いクラブほど、苦戦を強いられていることです。Ｊ１の仙台やＪ２の松本などが典型です。コンサドーレや浦和も今ひとつですね。やはりサポーターの後押しがあってこそだからではないでしょうか。勝率にも響いているようです。１日も早くコロナが終息し、声を出して応援したいものです。

昨夜、日本代表はＷ杯アジア最終予選でベトナムと対戦し、１－０で勝ちました。ＦＩＦＡランキングは言うまでもなく、格下とされる相手に複数得点できなかったことはチーム状態は厳しい状況と言わざるを得ないようです。

実は昨日は午後９時キックオフなので、ＤＡＺＮで見ようと思っていたのですが、夜になると、別なテレビ番組を見ていてすっかり忘れてしまいました。コンサドーレに関係する選手が１人もいないので、私の関心はこの程度でしたね。就寝する時には結果が出ていたにもかかわらず、そのままベッドへ。今朝、ニュースで見て「そうだ、試合だったんだ」となった次第です。得点シーンとオフサイドとなった場面程度しか映像は見ていませんが、報道によると、何度も攻めながら得点を奪えずに終わったというのは、どこかのチームと似ているかなとも思いました。

今回の最終予選ではアウェイ戦が地上波の放送がなく、ＤＡＺＮの独占に。サッカー人気の低迷との指摘もあるようで、もしも予選を突破できないような事態になれば、Ｊリーグの人気にも影を落としかねません。プロ野球がビッグボスに沸き、メジャーリーグは大谷旋風が吹き荒れる今、代表には日本サッカーの未来につながる戦いをしてほしいと願っています。テレビやＤＡＺＮを通して応援します。

プロ野球某球団の新監督がスポーツ界の話題をさらっています。本人が自称した「ビッグボス」というのがテレビ番組の見出しとなっており、あのお堅いＮＨＫの全国ニュースでもキャンプに来ただけで取り上げていて、ビックリしました。

思えば、あの人物は某球団が札幌ドームを本拠地にした2004年から３年間在籍。北海道最初のプロチームだったコンサドーレが当時、Ｊ２でくすぶっていた時代でした。それに対し、ド派手な演出で人気を呼び、チームの日本一にも貢献した立役者でした。某球団が北海道に根を張る最大の功労者でしょう。

そんな人が北海道に帰ってくるのです。パ・リーグの最下位を争っていたチームが今やプロ野球界の最大の注目を集めています。近年、成績が低迷し、2023年には北広島へ移転するので、わがコンサドーレとしては人気を呼ぶチャンスと思っていましたが、逆に話題的にはピンチを迎えそうです。実はわが家の断捨離活動の中で娘が昔、もらってきたその人のサイン色紙が出てきたので、ご近所のファンの方にいらないかと聞いたら不要との答えでした。それが監督就任が決まると、やはり欲しいとなってお譲りしました。北広島に移転したらもう行かないと言っていたご近所の方はあの人目当てに「行こうかな」と早くも心躍らせているようです。

これはコンサドーレとしては大きな危機です。ぜひともチームとしてはタイトルを奪うことを目指す一方、日本代表などスター選手を輩出して、ビッグボス人気に対抗していかないと興行的に厳しくなりかねません。札幌ドームを完全に本拠地として活用できる利点も生かしながら、さらに人気を集める秘策を期待します。

アウェイの清水戦は先制を許すも一時は逆転したが、終盤に失点を喫し２－２のドローに終わりました。複数得点を取ったものの、後半に足が止まり、失点を許す展開は払拭できず。課題は山積です。

前半から札幌のペースでしたが、シュートはあまり打てず。そうこうするうちに、相手ＦＫから失点。それでもすぐに福森の左足から前線で抜け出した金子が胸トラップからゴール！　後半早々にも福森のＣＫから深井のヘッドで勝ち越しました。その後はやはり残留争いの清水の必死さが上回ったのか、同点弾を許してしまいました。攻め込む回数に比べて、シュート数が少なすぎると思います。もっと貪欲にゴールを目指してほしいものです。

残りは３試合となりました。以前なら残留を果たせば御の字でしたが、今となってはそれだけでは満足できない体になりました。ここ３試合は引き分け続きで、サポーターとしてはどこかモヤモヤ感が残っています。今季のフィナーレを勝利で飾ってほしいと願っています。頑張れ！コンサドーレ!!

湘南戦は前半に先制するも、後半に追いつかれ、１－１のドローに終わりました。勝たなければいけない試合でしたが、ホーム６試合ぶりの得点を果たしただけでした。ようやくＪ１残留が確定しましたが、手放しでは喜べない状況ですね。

湘南はかなりＤＦが前に出ていたことで、前半は小柏を狙ってロングボールが目立ち、結構、効いていました。菅の鋭いクロスから青木が中央でうまく合わせて先制したまでは良かったのですが、その後も攻め込むながら決めきれない悪癖が出ました。本当なら前半のうちに追加点を挙げるべき展開でしたが、果たせないうちに折り返すと、後半は足が止まり、湘南の勢いに押され、守勢に回ることに。柳と深井を投入しようとした矢先に痛恨の失点。その後は攻めきれずに終わりました。やはり残留争いをしている湘南との気持ちの差が出てような気もします。

残り４試合となりました。降格の危機にあるチームとの対戦もあります。モチベーションの差で敗れるようなことは回避してほしいものです。選手は今季を悔いが残らずに終えられるように奮闘してほしいと願っています。頑張れ！コンサドーレ!!

本日、埼玉スタジアムで行われたルヴァンカップ決勝は名古屋が２－０でＣ大阪を下し、初優勝を飾りました。おめでとうございます。レンタル中のキムミンテは先発フル出場で、２年前の忘れ物を獲得しました。おめでとう。一方、Ｃ大阪の進藤はベンチで出番はありませんでした。

堅守の名古屋に、攻撃が売りのＣ大阪が挑む格好でした。名古屋はＡＣＬで敗退、先日の天皇杯準決勝でＣ大阪に０－３で敗れたばかりで、チーム状況は最悪だったのかもしれませんが、守備に綻びはみられず、得意のセットプレーから先制すると、カウンターから２得点目を奪い、勝負を決めました。

思えば、わがコンサドーレはつい２年前の10月26日にあの舞台に立ち、歴史に残ると言われる好ゲームを繰り広げ、ＰＫ戦の末、準優勝に終わりました。まだ、あの忘れ物を取りに行くことができていません。いつの日か、ぜひとも、あの埼玉スタジアムで声を張り上げ、優勝へ後押ししたいとあらためて思いを強くしました。

福岡はさすが８位にいるだけあって守備が堅かったですね。攻撃がまったくはまらず、シュートがわずか４本に抑えられてしまいました。売り物の攻撃が不発で好機は福岡の方が多く、０－０のスコアレスドローは御の字かもしれません。

後方でのビルドアップはともかく、相手のハードワークでボールを思うように回せず、多用したロングボールも効果的とは言いがたく、セカンドボールもことごとく拾われては終始、苦しい展開でした。こういうときは強引でもシュートを打ってほしかった。特にジェイが小柏に出したパスのところは打ってほしかったと思います。何とか相手のＦＫ、ＣＫを菅野の好セーブなどでなんとかしのぎきったのはポジティブにとらえたいところです。

前節の横浜Ｍ戦が敗れたとはいえ、攻守ともにはまっていただけに期待が膨らみましたが、やはり相手によっては通用しないようです。そうした相手をどう乗り越えていくか、さらなる成長を期待します。頑張れ！コンサドーレ!!

残留争いがいよいよ佳境を迎えました。本日は降格圏内４チームと16位徳島の試合があり、それぞれ熾烈な戦いが繰り広げられました。個人的には、この中ではベガルタ仙台を応援しており、本日はDAZNではしごして、まずは仙台－広島戦を中心に見ていました。すると、前半早々に関口が先制。その後は圧倒的に防戦に回りましたが、魂の守備でしのぎきり、後半アディショナルタイムにはダメ押し弾を決め、２－０で５勝目を勝ち取りました。こうなると気になるのは同じ時間に始まった徳島－大分戦。それぞれ後半に得点し、１－１で終了。仙台側から見ると、両チームとも抜かさなければならない相手なので、ドローは最も良い結果かも。その上で湘南－横浜ＦＣ戦を見ると、前半終わって０－０。後半から見ると、こちらも激しい攻防が続き、横浜ＦＣが先制するも、湘南が追いつき、終了間際に湘南がＣＫからヘッドで押し込み劇的な逆転勝ちとなりました。これにより湘南が降格圏外の16位に浮上、前節に仙台を抜いた横浜ＦＣが再び最下位に逆戻りとなりました。仙台が生き残るには残り５試合で全勝、少なくとも４勝以上が必要と思われ、まだ首の皮一枚つながっている格好ですが、最後の最後まで頑張ってほしいと思います。

わがコンサドーレは第34節で湘南と、第35節で清水と、そして最終戦の第38節で横浜ＦＣと対戦します。死に物狂いの相手に足元をすくわれないよう戦い抜いてほしいと願っています。まさかとは思いますが、最終戦で横浜ＦＣが勝てば残留などというシチュエーションにはなってほしくないですが。

うーん、優勝を目指す横浜Ｍとの１戦は１－２と逆転負けを喫し、残念な結果となりました。

前半24分にＣＫからの菅のスーパーミドルにより見事先制。その後も後半途中まではうちのペースで、何度も攻め込むも追加点を奪えず。そうするうちに、マンツーマンディフェンスで体力を消耗していたコンサドーレは終盤、足が止まり、立て続けに２点を奪われ、万事休すとなりました。

普通のチームなら、後半半ばまでリードしているなら守りに入るのでしょうが、そこは超攻撃的を掲げるミシャ監督ですから、攻め続けました。その意味で敗因は追加点を奪い、勝負を決められなかったことに尽きるでしょう。残念ながら強豪チームを相手にまだそこまでの力はありません。今季残り６試合でさらに成長を目指し、奮闘してほしいと願っています。頑張れ！コンサドーレ!!

カタールＷ杯のアジア最終予選で、日本代表は辛くも首位のオーストラリアに２－１で競り勝ちました。Ｗ杯出場に向けて首の皮一枚でつながった格好です。前半早々に幸先良く先制したのは良かったのですが、その後は好機を生かせないでいたところ、相手にＦＫを直接たたき込まれ、同点に追いつかれました。この辺は北海道の某チームでありがちな試合展開と重なって見え、心配でしたが、後半終盤に浅野のシュートからオウンゴールとなり勝ち越し、ホッとしました。あまり日本代表戦は力が入らないのですが、今日は久々に手に汗を握る感じでした。

予選突破には残り試合を全勝するぐらいでないと難しいかもしれませんが、今日の勝利を糧に頑張ってほしいものです。

Ｊ２は今週末も試合があり、残留争いは依然として激しい混戦が続いています。４チームがＪ３に降格するなか、今節は降格圏内の19位松本（勝ち点31）、20位北九州（同30）、21位相模原（同29）、22位愛媛（同29）ともそろって敗れ、勝ち点を加えることができませんでした。愛媛と松本の勝ち点差はわずかに２。残留圏内の18位金沢は今節、引き分けで勝ち点を32にしましたが、愛媛、相模原との差は３、北九州とは２、松本とは１だけです。前節終了時点では最下位の愛媛と14位大宮までの勝ち点差が４しかなかったのが、今節は松本に競り勝った栃木が勝ち点を36に伸ばし14位に浮上したものの、残り９試合あり、まだ安全圏とは言えないでしょう。わがコンサドーレは幸いＪ３に降格したことはありませんが、Ｊ２降格を４度経験していますので、残留争いに巻き込まれている各チームのサポーターは胸が締め付けられるような思いが続き、その心情は察するに余りあります。

一方、Ｊ１への昇格争いは磐田が勝ち点71で首位、同70で京都が続き、３位に浮上した長崎が同61で追っています。昇格を狙うチームのサポーターは期待が膨らむばかりでしょうが、最後の最後まで分からないことが多いので油断できません。昇格争いはともかく、残留争いの激しさを見ると、もう２度とＪ２には落ちたくないと思わずにいられません。

サッカーのない週末かと思っていたら、2021Ｊエリートリーグ第３節・清水戦が本日、宮の沢白い恋人サッカー場で行われ、オフィシャルファンメディアサイト「Channel12」のおかげでリアルタイムで観戦することができました。９月27日の水戸戦でも「Channel12」のライブ配信があったのですが、当方の都合によりリアルタイムで見られなかったうえ、非常に見づらい映像だったので、得点シーンのみチェックしただけでした。それに比べ、本日の配信はカメラワークが非常に向上したほか、スコアやタイムの表示も付き、格段に見やすくなりました。

先発は控え組とけが明けのメンバーが主体。この試合の前にＵ－18との45分1本だけの練習試合があり、得点者が小柏、青木、チャナティップというからには、そちらの方が主力のようです。けが明けの福森らも元気にプレーしていたほか、高校２年でトップ昇格した西野、ジェイとミラン、ドドと迫力の前線と見所も多数ありました。試合結果はオウンゴールとドドの２得点で完封勝利。ドドは福森のＦＫからヘッドで決め、下手だったヘディングが改善されたようでびっくりしました。連係はまだまだですが、選手達の元気なプレーを見られて良かったです。後半途中から投入されたＵ－18の選手たちはロペスやミンテなどの名前の入った背番号のユニで登場したのが新鮮でした。

それにしても、カメラがアップにすると、虫（雪虫？）のシルエットがたくさん映っていました。初雪が近いのでしょうか。

喪章を着けての試合は、このところ続いていた得点欠乏症がウソのような５－１の快勝でした。内容で勝りながら結果が伴わない、もやもやした気持ちを吹き飛ばしてくれました。天国で見守った石水勲さんも喜んでくれているに違いありません。

立ち上がり早々の駒井の先制ゴールが大きかったですね。これで呪縛から解放されたのか、面白いようにゴールが決まりました。前半のうちに３点奪ったうえ、後半開始早々にこのところオフサイド判定で得点できなかった金子がダメ押しの４点目を蹴り込み、勝負を決めました。欲を言えば、相手のＦＫからの失点を防げれば最高でしたが、そうそううまくはいきませんね。セットプレーの守備はもっと練習しないといけません。

５点はいずれも得点者が異なり、ストライカーが不在でも得点できるという、いかにもミシャサッカーらしい結果を示すことができた１戦でした。残り７試合、しっかりと戦い抜いてほしいと思います。頑張れ！コンサドーレ!!

サッカーにおける先制点は勝敗につながることが多く、重みがあります。このところのコンサドーレは前半の早い段階で先制点を奪われる展開が多く、試合を難しくしています。今日の広島戦も立ち上がり早々のＣＫから失点。３月のアウェイ戦では前半２分と８分に立て続けに失点し、勝敗が決まってしまったのですが、その轍を踏まず、粘り強く２失点目を許さずに攻撃を繰り返すも、広島の守備は堅く、決定力不足。１点ビハインドを追いかけるも、終盤にＶＡＲｂにより痛恨のＰＫで万事休す。このところ続く負けパターンが今日も繰り広げれたわけです。

丁寧にパスをつないでゴールを目指すのはもちろん良いのですが、ミドルシュートなどもっと強引なシュートを打ってほしいと思います。ボール支配率が高いにもかかわらず、終わってみればシュート数が12対11と広島と同水準では物足りないですね。シュート決定率も低いのが現状ですが、それならもっともっとシュートを増やすしかないのではないでしょうか。

早いもので、残り８試合（ホーム３試合、アウェイ５試合）となりました。上位に食い込むのは難しくなってきましたが、残留争いに巻き込まれることもなさそうです。まずは目の前の１戦１戦をしっかりと戦い抜いてほしいと願っています。頑張れ！コンサドーレ!!

今日も愚直に攻め続けましたが、残念ながら結果がついて来ず、神戸に０－１で敗れました。

立ち上がりから攻めに攻めました。決定機もありましたが、決めきれずにいました。すると、前半半ばに神戸がＧＫからのロングボール１本で高い位置を取っていた守備の裏を取られ、そこからクロスを入れられ、中央に走り込んできた中坂に決められてしまいました。これが神戸の初めての好機で、最初のシュートでした。ワンチャンスを決めきる力を札幌にも欲しいと痛いほど思わされましたね。

後半に入ってもボールはほとんど支配し、攻め続けるもゴールを割れずじまい。ポゼッションサッカーを掲げる神戸ですが、さすがに上位をキープするチームは場合によっては自分たちのスタイルを捨ててでも守備を固めて勝利する姿勢でした。それに対し、成長途上の札幌ではまずは攻撃サッカーを貫くしかできないのも事実で、まだ臨機応援の戦いなどはできません。そんなチームに将来、育っていってほしいと思いますが、今は札幌のスタイルを確立していくしかありません。次節は同じ勝ち点の広島をホームに迎えます。ミシャ式の先輩チームに正面からぶつかってほしいと願っています。頑張れ！コンサドーレ!!

０－３と完敗したホーム戦から中２日で迎えたアウェイ・Ｃ大阪戦は２－０で雪辱しました！

前半から圧倒的にボールを支配し、何度も好機をつくりました。ところが、例によって決定力を欠き、相手ＧＫの好セーブもあり、０－０で折り返し、嫌な展開と不安になりました。後半に入ると、Ｃ大阪もギアを上げ、攻め込む機会が増え、ペナルティーエリア手前からの直接ＦＫはクロスバーが防いでくれましたが、肝を冷やしました。後半も半ばにさしかかり、このまま無得点に終わるのかと心配していたところ、相手ペナルティーエリア直前からの菅のＦＫを小柏がシュートし、最後はドドが押し込み、ついに先制！　さらにすぐ直後に駒井の突破から浮き球のクロスに青木が胸で押し込み、勝負を決めました。

やはり先制すると、勝利に大きく近づきます。本当なら大変内容が良かった前半のうちに得点が欲しかったところ。決定力不足でそうした試合展開をできないのが悩みです。

連戦も一段落し、次節は１週間後。けが人が多いだけに少し休んで、次節に立ち向かって行ってほしいと願っています。頑張れ！コンサドーレ!!

Ｃ大阪を相手に良いところが少なく、０－３で完敗。リーグ戦は３連敗となってしまいました。

連戦が続くなか、けがから小柏と青木が復帰し先発で起用。前半はそれなりに攻め込み、惜しいシーンもありました。ところが、例によって最後のラストパスだったり、シュートのところで精度を欠くと、前半終了間際にアーリークロスに頭で合わされ、あっけなく失点。後半も攻め込むものの、ＣＫから致命的な２点目を奪われ、最後には大久保にも決められてしまいました。

このとろこ、相手に先制を許す展開が多く、試合を難しくしてしまっています。守りを固めるチームではないので、ある程度の失点は覚悟の上でやむをえないとしても、相手より得点を奪うことができていない現状では厳しい現実です。中２日ですぐにＣ大阪との再戦が控えています。けが人が出て選手層も薄い中、どう立て直すのか。正念場を迎えています。チーム、スタッフの総力を挙げて戦いぬくしかありません。頑張れ！コンサドーレ!!

ＦＣ東京の守備を崩せず、今季のルヴァンカップは準々決勝で敗退となりました。

何度も攻め込み、好機はつくりました。惜しいシーンは何度もありました。しかしながら、前半、レアンドロの直接ＦＫを沈められ先制を許し、後半には東に決定的なゴールを決められてしまう苦しい展開。それでも１点奪えば延長戦に持ち込めることから、必死の攻撃を見せましたが、及びませんでした。

菅野の好セーブがなければさらに傷口が広がっていたでしょうし、守備の問題もないではないですが、これだけ攻め込んで無得点という決定力不足こそ最大の課題ではないでしょうか。とりわけあれだけＣＫがありながら、１点も奪えないのも問題です。福森の負傷交代でキッカーが交代したこともあるにしても、ジェイもいるのですから、セットプレーを武器にしたいところです。

残念ながらルヴァンカップは終わったので、リーグ戦に集中です。本日、試合があった広島に抜かれ、11位に後退しました。けが人が続出していることが心配ですが、もう一度、巻き返して少しでも上位を目指してほしいと願っています。頑張れ！コンサドーレ!!

やりました！　大事なルヴァンカップ準々決勝第１戦を荒野の決勝ゴールで逃げ切り、２－１で勝利しました!!

前半早々にＦＫから相手ＤＦに高い打点のヘッドで決められました。誰も競り合った者がおらず、フリーにしてしまったのは反省が必要です。アウェイゴールで先制を許したことで、これは難しい試合になると覚悟しました。それでも、失点からそんなに間を置かず、ゴール正面でＦＫのチャンス。福森のキックは止められるも、こぼれ球をルーカスがクロスを上げ、田中が頭で押し込み同点に。相手はカウンター狙いなので、徐々にボールを支配し、札幌ペースに。後半に入ると、ＦＣ東京は反則にも思えるブラジル強力ＦＷトリオを順次投入し、攻勢に出るも、札幌は集中して守り、激しい攻防に。中央から福森が縦にパスを通し、ジェイが落とすと、走り込んだ荒野がシュート、左ポストに当たりながらゴールインし、これが決勝点となりました。

アウェイゴールを奪われたとはいえ、アウェイの第２戦では引き分け以上で準決勝進出が決まります。１点差の敗戦で２点以上の得点ならアウェイゴールの差で突破、１－２なら延長戦、０－１なら敗退です。チャナティップの欠場もあり、選手層の薄さが心配ですが、総力を挙げて戦い抜くしかありません。決勝の舞台は埼玉スタジアムに決まりました。2019年の忘れ物を取りに行くため、準々決勝、準決勝を勝ち抜き、そして悲願の優勝へ。頑張れ！コンサドーレ!!

２回目のワクチン接種から３日目でしたが、幸いほぼ平熱で推移し、無事、札幌ドームに駆けつけることができました。前節、福岡に今季初めて土をつけられた王者・川崎はやはり強かったですね。残念ながら勝利を生で味わうことができませんでした。

録画を見てみましたが、先制を許すまでは圧倒的に攻め立て、何度か惜しいシーンもありました。ところが、決めきる力が足りません。そして先制は天敵の小林悠。ゴール前中央から決められてしまいます。守備の人数はいただけにもったいない失点でした。さらに小林が右サイドからグラウンダーのクロスを入れ、２点目を決められたのが痛かったですね。２失点ともよくやられるパターンなので、防ぐすべを身につけたいところです。

後半に入ると、相手にいなされた感じが強まりました。試合を通じて何度となく好機をつくるも、決めきることができないのが最大の課題ですね。攻め込むという点では悲観する内容ではありませんが、得点を奪えず、結果として勝ち点を得られないのがつらいところです。決定力は永遠の課題かもしれませんが、連戦ですぐに次の試合がやってきます。何としてもゴールを奪うという強い意識を持って戦い抜いてほしいと願っています。頑張れ！コンサドーレ!!

小雨が降りしきる厚別での名古屋戦は完全に守備を固める名古屋の牙城を崩せず、０－２と完敗でした。

いつものようにボールを回し、攻め続けるものの、効果的なラストパスや相手ゴールを脅かすシュートはほとんどなく、ボールを持たされていたのかもしれません。もともとリトリートする守備の堅いチームは苦手。今日も遅攻ばかりとなり、得点の匂いがほとんどしません。唯一、青木のシュートでしたか、もう少しで入るかというシーンがあったくらいでしょうか。名古屋は前半30分にマテウスの突破からシュートを放ち、こぼれ球を日本代表の稲垣に決められました。さらに前半終了間際には典型的なカウンターからのクロスにまたも稲垣にヘッドで合わされ、致命的な２点目を決められてしまいました。名古屋は省エネサッカーが徹底され、残念ながらそれを打ち破る力が今の札幌にはありません。

やはり先制を許すと苦しくなります。危機察知能力に優れた宮澤の欠場が痛かったと思います。中２二ｔで首位・川崎をドームで迎え撃ちます。初黒星を福岡に喫した川崎は全力を挙げて乗り込んできます。正直なところ、今日の出来からは立ち向かうのは難しいといわざるを得ませんが、いま一度気持ちを切り替え、戦い抜いてほしいと願っています。頑張れ！コンサドーレ!!

上位を目指すには勝たなければならない試合でした。前半早々に残留争いの大分にＣＫから先制を許す苦しい展開。後半頭からジェイとルーカスを入れて攻勢に出ると、ジェイの落としたボールを小柏が３戦連続となる同点弾を決めてくれました。その後も勝ち越しを狙って攻撃を繰り返すもゴールに結びつかず、１－１の痛み分けに終わりました。

内容的には悪いわけではありませんが、下位チームが相手なのですから、決めきれずに引き分けでは物足りなさが残ります。ただ、菅野の好セーブがなければ敗れていたかもしれず、菅野に感謝です。それにしても、アディショナルタイムの長沢のシュートは肝を冷やしましたね。

今後、中３日で名古屋、さらに中２日で川崎と、厳しい連戦が続きます。決して選手層が厚いとはいえないだけに心配ですが、チームの総力を挙げて戦い抜いてほしいと願っています。頑張れ！コンサドーレ!!

苦手とするＦＣ東京に２度先行を許すも、２度追いついて勝ち越し、見事に逆転勝ちを収めました！

堅守と速攻が強みのＦ東。とりわけ前線はスピードとパワーが売り物で、2019年以降は勝利がありません。こういう相手にこそミンテがいてほしかったと思っていたら、立ち上がり早々、典型的な速攻に対応できず失点してしまいました。それでもパスを回し、ボール支配率を高めていき、攻撃を繰り返すと、前半の終盤、金子の得意な角度からのシュートを相手ＧＫがはじいたところを小柏が頭で押し込み、ゴールをこじ開け、同点に追いつくことができました。ところが、その直後、カウンターからまたもアダイウトンに決められ、せっかくの同点弾がふいになる、もったいない失点でした。

後半頭からジェイと高嶺を投入し、一段と攻撃のギアを入れると、早々に福森のロングフィードから小柏が折り返し、青木が押し込み再び同点！　この得点が勝負を左右する意味で大きかったですね。さらに福森のロングパスをジェイが胸で落とし、またも青木が冷静に決勝弾を決めてくれました！　後半終盤にはＦ東の猛攻を受けますが、何とかしのぎきり２連勝。順位を８位に上げました。

もろい失点シーンは反省が必要ですが、３得点できた攻撃は練習の成果が実り、かなり形になってきていると思えました。さらに上位に食らいつくには攻守ともにさらに磨きをかける必要があります。チーム一丸となってこれからの連戦に立ち向かってほしいと願っています。頑張れ！コンサドーレ!!

東京五輪による中断から再開する大切な１戦。浦和に２－１で競り勝ちました。

前半はＣＫから深井のヘッドで先制し、内容的にもパスを回し、セカンドボールを拾いまくり、圧倒的にゲームを支配。相手にほとんど決定機をつくらせませんでした。攻撃もまずまず良かったのですが、例によって決定力不足が露わに。本来ならあと２、３点取りたいところでした。

後半に入ると、浦和もギアを上げて攻勢に出ました。そして温存していたユンカーも投入。ゴール前にクロスを積極的に上げるようになり、守勢に回る時間が増えました。相手のうまいボレーシュートが決まり、１点差になり、ハラハラドキドキが続きましたが、何とか逃げ切りました。守備に回ってラインを下げず、最後まで攻撃的姿勢を貫いたのが良かったのではないでしょうか。それにしても、ユンカーの最後のヘッドは肝を冷やしました。

次節も札幌ドームでＦＣ東京戦。ルヴァンカップの相手にもなっただけに、負けるわけにはいきません。今日の勝利を次節への糧にし、連勝を狙いたいものです。頑張れ！コンサドーレ!!

東京五輪サッカー男子の３位決定戦はメキシコに１－３で敗れ、53年ぶりの銅メダルはなりませんでした。メキシコ五輪の３位決定戦でホームのメキシコに勝ったのと、ちょうど逆の立場でリベンジされた格好です。

前半半ばまでに２失点したのがすべてでした。ＰＫはやむをえなかったとしても、前半のＦＫ、後半のＣＫとも、セットプレーからの失点を防げなかったのも痛かったですね。全般にパスミスやシュートミスが目立ち、なかなか得点を奪えませんでしたが、途中出場の三笘が得意のドリブルから意地の一発を決めてくれました。

まだまだ日本は成長途上。次はフル代表のＷ杯最終予選も控えています。しっかりと戦ってほしいと思います。また、わがコンサドーレから五輪やＷ杯に代表を送り出したいものです。

東京五輪サッカー男子準決勝で、ボールを支配しポゼッションで圧倒するスペインに日本代表は粘り強い守備で対抗しました。90分で決着がつかず、延長に入り、終盤までスコアレスで進むも、最後の最後に痛恨の失点。０－１で惜敗しました。強豪を相手によくぞここまで戦いました。残念ですが、ここは気持ちを切り替えてメキシコとの３位決定戦に臨んでほしいと思います。それにしても惜しかった…。

ＰＫ戦は好きになれません。ルヴァンカップ決勝は言うまでもなく、かつて天皇杯での敗退もあり、良い思い出が少なく、ハラハラして心臓に良くありません。東京五輪サッカー男子はＰＫ戦で日本がニュージーランドを下し、準決勝に進みました。結果としては良かったのですが、フィジカルで勝るニュージーランドは手強い相手でした。何とか勝ち進んだことで、昨日の敗戦による傷心が少し癒やされました。４強に進んだ以上、少なくとも１勝して、ぜひともメキシコ大会以来のメダルを手にしてほしいですね。

コロナ禍のため真夏に中２日の連戦が続くＧ大阪戦は勝つべき試合でした。立ち上がりから何度も攻め立てるも、パスの精度が低く、ボールロストを繰り返す展開。放ったシュートもほとんどが枠を捉えられず、うちの拙い攻撃パターンでした。これに対し、３日前に大分に終盤に逆転勝ちし、降格圏から脱しつつあるＧ大阪はここぞというときに集中力を発揮、数少ない好機をしっかりと仕留めてきました。連戦疲れの相手に元気を与えてしまい、うちの悪癖とも言える拙攻が続いてしまい、終わってみれば０－２。極めて残念な結果になりました。

しばらくゲームがなく、試合勘が鈍った面も否めず、リーグ戦再開に向けてきっちりと調整しないといけません。次節は８月９日、浦和を札幌ドームに迎えます。今日の拙攻を繰り返さないよう、反省して立て直してほしいと願っています。頑張れ！コンサドーレ!!

東京五輪サッカー男子の日本は強豪フランスに４－０で快勝、グループステージを首位で突破し、決勝トーナメントの準々決勝に進みました。それにしても、勝利しかないフランスは、前がかりで来たせいで守備にほころびが見られ、その隙を突くことができました。

日本は五輪史上最強チームとの評価も決して過言でもないかもしれませんね。オーバーエイジの３人により守備が安定、とりわけ遠藤は３試合を通じて安定したプレーでチームの心臓でした。あんなにすごい選手だったんですね。前線では若い久保が得点力を見せつけ、交代で入った上田はポストプレーがうまく、うちに来たら得点できるのに、と思いました。ほかにも後半から入った三好はダメ押しの３点目を決め、コンサドーレで育った選手ですので、うれしかったですね。

８強に勝ち上がり、次はニュージーランド。コンサドーレからの選出がなく、いまひとつ応援に盛り上がらなかったのですが、ここまで来たら金メダルはともかく、メダルを目指して頑張ってほしいと思います。