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カラダはジジイ、頭脳は中2、 そしてココロは3歳児。 アラフィフ?なにそれ?おいしいの?天命なんてちっとも見えて来やしねぇ。 住所:オホーツク圏の    特急列車が止まる街 血液型:典型的なB型。 今宮純ばりのやたらカギカッコの多い文章を中途半端なボケで味付けして綴る厨二病全開なブログ。パクリ過多なのは仕様なのであしからず。 ミシャコンサ7年目。上を目指したいが、主力が次々抜け現実が重く圧し掛かるシビアなシーズン。 エセ硬派路線で更新する予定も、更新頻度はちょっと落ちるかもしれませんがそこんところは大目に見てつかぁさい。 '08.08.27に念願の初参戦を実現。引き分けではあったが厚別の空気を満喫。 ~観戦データ~ '08.08.27 J1第23節 VS ガンバ大阪 3-3△ '09.09.06 J2第38節 VS 愛媛FC 3-2○ '10.09.05 天皇杯2回戦 VS グルージャ盛岡 4-1○ '10.11.23 J2第36節 VS 徳島ヴォルティス 1-0○ '11.12.03 J2第38節 VS FC東京 2-1○ '12.03.10 J1第1節 VS ジュビロ磐田 0-0△ '12.09.08 天皇杯2回戦 VS AC長野パルセイロ 1-1(PK3-5)● '13.03.10 J2第2節 VS 栃木SC 0-1● '13.11.24 J2第42節 VS ギラヴァンツ北九州 0-0△ '14.03.09 J2第2節 VS モンテディオ山形 1-1△ '14.11.23 J2第42節 VS ジュビロ磐田 1-1△ '15.03.15 J2第2節 VS Vファーレン長崎 0-1● '15.11.07 J2第40節 VS 徳島ヴォルティス 2-0○ '16.03.13 J2第3節 VS 愛媛FC 1-1△ '16.05.28 J2第15節① VS レノファ山口 3-1○ '16.11.20 J2第42節 VS ツェーゲン金沢 0-0△ '17.03.11 J1第3節⓶ VS セレッソ大阪 1-1△ '17.07.29 J1第19節⓷ VS 浦和レッズ 2-0○ '17.09.23 J1第27節 VS アルビレックス新潟 2-2△ '17.12.02 J1第34節④ VS サガン鳥栖 3-2○ '18.03.10 J1第3節 VS 清水エスパルス 1-3● '18.09.01 J1第25節⑤ VS ヴィッセル神戸 3-1〇 '18.12.01 J1第34節⑥ VS サンフレッチェ広島 2-2△ '19.03.09 J1第3節⑦ VS 清水エスパルス 5-2〇 '19.05.04 J1第10節 VS ヴィッセル神戸 2-1〇 '19.08.10 J1第22節⑧ VS 浦和レッズ 1-1△ '19.12.07 J1第34節⑨ VS 川崎フロンターレ 1-2● '23.12.03 J1第34節⓾ VS 浦和レッズ 0-2● リンクフリー。コメントもどうぞ! ただし、書き捨てと思われるようなHNでのものや書き殴りと思われる内容のものはスルーおよび削除する可能性が高いのであしからず。名を名乗るのがせめてもの仁義ってもんです。そして、おぢさんは出禁。

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データで見る4強との比較。

2009年06月29日

 どうにもこうにも勝ち点が伸びないコンサ。
 昇格を目指すチームが未だ10勝に届かないどころか、10引き分け1番乗りってどーよ?
 その原因は何か?昇格争いをしている上位4チームの成績と比較してみた。
 結論から言うと、コンサの現状としては

 ①「突き放す」力がない。 ②ホームで弱い。 

 の2点に集約されることがわかった。
 ②についてはまた稿を改めることとして、①について見ていこうと思う。

 サッカーは先取点が重要な意味を持つ。そこで先取点を取った試合数を数えると、
 コンサが13なのに対して桜:15,湘南:16,仙台:13,甲府:13。
 つまり、先取点を取るまでは4強と互角の戦いぶりができている。が、その先が問題。
 桜  :15試合  その勝敗の内訳:14勝1分
 湘南 :16試合  その勝敗の内訳:14勝2分
 仙台 :13試合  その勝敗の内訳:12勝1敗
 甲府 :13試合  その勝敗の内訳:12勝1敗
 コンサ:13試合 その勝敗の内訳:6勝6分け1敗

 また、先取点を取られた試合はコンサが8試合なのに対して、桜7,湘南7,仙台9,甲府8。
 桜  :7試合  その勝敗の内訳:2勝1分け4敗
 湘南 :7試合  その勝敗の内訳:1勝3分け3敗
 仙台 :9試合  その勝敗の内訳:3勝3分け3敗
 甲府 :8試合  その勝敗の内訳:2勝2分け4敗
 コンサ:8試合  その勝敗の内訳:2勝1分け5敗
 仙台が3分の2の試合で勝ち点を獲っているというのはあるにせよ、
 4強といえどいったんリードされると引き分けには持ち込めても勝つのは難しいといった感じ。

 そこで、先取点を取った試合をもう少し細かく見てみる。
  先取点を取った(つまり1-0の)状況から2-0にしたか、1-0のままか、1-1になったかで
  場合分けしてみた。各チームの数字は次の通り(2-0にした:1-0のまま:1-1になった)。
 桜  :15試合  7:3:5
 湘南 :16試合  5:6:5
 仙台 :13試合  8:4:1
 甲府 :13試合  5:6:2
 コンサ:13試合  3:2:8 

 これだけでもコンサの現状がかなり見えてくるが、さらに補足をする。
 1-0から1-1になった試合の結果を見てみると、
 桜  :5試合  その勝敗の内訳:4勝1分
 湘南 :5試合  その勝敗の内訳:3勝2分
 仙台 :1試合  その勝敗の内訳:1敗
 甲府 :2試合  その勝敗の内訳:1勝1敗
 コンサ:8試合  その勝敗の内訳:2勝5分け1敗

 単に勝ちきれないのではなく、「突き放す」力がないと書いたのはこれが理由。
 1-0の状態から追加点が獲れずに追いつかれて、かつ1-1の状態から勝ち越すことが出来ない。つまり、2重の意味で勝ちきれないというのがコンサの偽らざる現状なのである。

 そして、コンサは大勝が少ない。
 コンサが2点差以上の勝利が2試合しかないのに対して、桜は9,湘南は6,仙台は8,甲府は6である。せっかく2点差の状態にしても、ホームの愛媛戦では3点差をつけながらあわや追いつかれそうになり、アウェイでの徳島戦では2度も2点差にしながら追いつかれてドローというところからも、自分たちで展開を苦しくしているという試合運びの稚拙さがうかがえる。

 もちろん、ここまで長々と書いてきたのはあくまでもデータだけであって、石崎戦術が正しいか正しくないかの検証にはならない。戦術が正しくてもそれを実行する選手の側に問題があるかもしれないし、選手層がマッチしていない、それを用意できてない強化部・フロントをはじめとしたHFCに問題があることも考えられるからだ。
 ただ、先取点を獲れていることから一定の成果は出ていると言えるし、J2では2点差に出来ればほぼ勝ちが決まったセーフティーリードといっていい。4強の試合に限って言えば、2点リードした状況からひっくり返されたケースは1つもない(同点にすらなっていない)。先取点を取った時点での勝率からしてもJ1とJ2のレベルの差が現れており、4強がJ1への仲間入りを果たそうとしているのに対して、コンサは未だJ2レベルから抜けきっていないとも言えそうだ。

 ここからは僕の推測になるが、1-0から2-0に出来ない、または1-1に追いつかれるのが多いというのは戦術面での熟成がうまくいっていないといった主にアタマ(≒サッカー的インテリジェンス?)や意思統一の問題が大きく、1-1から2-1に持っていけないのは精神面での自信のなさに問題があることが多いんじゃないだろうか?石崎監督が追加点に言及するコメント(湘南戦、仙台戦)が多いのも、J1で戦うためにはこれが最低条件と考えているからだと思う。1-0でリアルに逃げ切るのは最後の手段。だからこそ「2-1で勝てる試合を」ということになるのだ、と。
 J1では2点差だってセーフティーリードとは言えない。FKやセットプレイ1発でゴールを奪うなんてのは当たり前に出来るチームばかりなのだから。試合終盤に1-0でリアルに逃げ切るやり方を確立してほしいとも思うが、石崎監督はJ1で安定して戦えるように先を見据えてあえて追加点を獲ることを優先しているようにも思える。

 補強を含めてここからコンサがどう立て直すか。残された時間は少ないが、基本的には今のやり方を継続することで光明が見えてくるはず。僕はそう信じている。話の性格上ギャグやボケは一切無し。で、なるべく感情論に走らずに書いてみたつもり。

 長文にお付き合いいただき、まずは感謝。皆さんはどう思われるだろうか?
 


post by フラッ太

08:00

戦術厨の戯言 コメント(6)

日本代表にコンサの理想像を見た!?

2009年05月28日

 何でしょう、この大仰なタイトルは。例によって中味は大したこたぁないっす。

 昨日の日本代表のチリ戦。
 得点シーンしか見られなかったけど、「おおっ!?」と来たのが2点目と4点目だった。

 2点目は中盤で挟み込むように奪ってからの速い攻め。中澤があそこまで上がっていくのはちょっと驚き。あんな動きが出来るDFはコンサにはちょっといないかなぁ・・・。4点目は矢野が粘ってボールを奪った後に途中出場の山田がシュートフェイントを入れた後に右サイドの本田に流して流し込んだ。

 で、4点目をコンサの選手に当てはめるなら、山田=クライトン、本田=征也だろうなあと思った。矢野は・・・宮澤かなあ?あんな風に簡単にはたいてくれたらなあ、と思ったのは僕だけではない・・・はず。

 そして、やっぱり代表選手に選ばれるんだなあと思ったのは速さが違うということ。
 何も100メートルを3秒で走るとかシュートスピードがマッハ5とかいうんじゃなくて、そこに至るまでの判断が速いということ。一番それを感じたのが本田。一度止めずにダイレクトにシュートしているのが海外で揉まれた本田の成果だと思っている。Jリーグなら一度止めてもゴールになる確率は高い。J1でもシュートまでには至るだろうけど、海外ではそれでは間に合わないということなのだろう。

 うまく言えないけど、逆読みしながらプレーをしているというか。
 ゴールという結果が先にあって、それを求めるためにはどうしたらいいかをイメージしてプレーしている、と言えばいいのかな。とにかく「逆」だということを本田には感じた。本田はオリンピックの時にはかなり叩かれたが、あの舞台である意味カルチャーショックを感じたのかもしれない。そして、Jリーグにいる限りはいつまでたっても変化も成長もないと考えて、半ば我が侭を押し通す形で海外に渡った・・・というのはちょいと褒めすぎだけど。

 それにしても、あの若さであのプレーが出来る山田直輝・・・恐ろしい子っ!
 


post by フラッ太

17:35

戦術厨の戯言 コメント(2)

どーする?CB。

2009年05月07日

 whiteowlさんのブログにモロ乗っかりすることにした(曽田の復帰をどうみるか)。

 栃木戦の失点はDFラインに放り込まれたボールを処理しきれなかった。
 前半は「プレスにプレスをぶつけるだとぉー!?」とばかりに、ガチで潰し合いーの、奪い合いーの。でも、栃木としては札幌の攻撃は潰せるけど自分の攻撃にはなかなか移せない。そこで、後半は札幌が押し込んでくるのを逆手にとってこちらの攻撃は凌ぎつつも、攻撃は中盤をすっ飛ばしてロングパスでDFラインに放り込む。裏に出して走らせる、もしくは前線にいったん預けてCBに何回もボールを競らせることでCBを消耗させる作戦を採った。・・・と妄想してみた。

 妄想が正しいかどうかはさておき、10日間で4試合という過酷な日程の中である以上体力面で無理が生じるのは仕方のないことで、栃木戦の失点は特にCBを中心とするDF陣に負担がかかった形。もともとSBが極端に薄かったことを考えると、CBにそのしわ寄せが来ても不思議はない。
 栃木の松田監督が狙って消耗戦に持ち込んだのかどうかはわからないけど、ヨーイドンで走らせるシチュエーションを何回も作られると連戦地獄の中のコンディションではしんどかったはず。征也が守備に走らされることが多かったのも、右サイドを狙われてそのフォローに回らざるを得なかったのではないか・・・とまた妄想してみる。

 そんな中、曽田がようやく戻ってこられそうだというのは明るいニュース。
 イージーに考えるなら、西嶋・吉弘・曽田・チョウのDFラインでいけそうな気がする。開幕戦は征也が上がった形の変則4バックっぽかったと思うけど、これなら西嶋が前に出た左上がりの変則4バックも可能。征也も守備の負担が減って調子を取り戻せるんじゃないかなあ。チョウは高さがあるから放り込みに対して競り負けることはそうそうないだろうし、3バックに変更しても曽田がスイーパー的な役割をすることでスムーズに移行できるのでは。つーか、曽田に対してはどうしても3バックのスイーパーのイメージが強い・・・。
 曽田にはJ1でも通用する高さを生かして制空権を握ってもらうのが主な仕事となると思うけど、吉弘との役割分担をどうするかは場数を踏んでうまくやっていくしかないのかなあ。まあ、曽田の経験値とインテリジェンスに期待するというのははげおさんのコメントと同じ。

 で、コンサを攻略する側に立って考えてみると、曽田が入ることで”札幌山脈”に高さで勝負するのは愚策。なので、DFラインの裏にスルーパスで足下を狙うとか速さで対抗するのを基本として、時折FWに当てつつDFラインを崩してギャップを作る・・・って繰り返してるぞ。コンサとしてはパスの出し手にしっかりプレスをかけて、パスコースを限定してタテポン勝負にせざるを得ない展開に持っていければ・・・とまたまた妄想してみる。
 
 whiteowlさんの言うところの「チームとして失点を防ぐ」というのは監督が誰であれ戦術がどうであれ常について回る永遠の課題なんだけど、曽田が入ることで安心感を与えてくれれば、と思う。ファンタジスタっぷりはたぶん鳴りを潜めているだろうし(苦笑)。

 


post by フラッ太

15:49

戦術厨の戯言 コメント(2)

「型」が見えてきた?

2009年04月23日

 セレッソ戦はある意味で理想的というか、
 ポテンシャルの高さを内外に見せることができたと思う。

 「札幌はハマるとここまでできるのか!」と。

 多くの方が指摘しているが、これは相手が「J1仕様」のセレッソだからでもある。
 富山戦のレポートを読んで思ったのだが、去年コンサがタテポンで放り込んでいたサッカーを逆にやられてしまっている。昇格を目指すセレッソや仙台・湘南・甲府といったチームならガチンコ勝負になる可能性は十分あるが、逆にJ2で日が浅いチームには「俺たちゃJ2に上がったばっかりだし、開き直っていこうぜ!」といった感じでむしろ苦戦するといったことになりやすい。

 去年と違ってDFラインには高さがない上に、
 右SBはもともと本職が少なく日替わり状態の起用で連係が固まっているとは言い難い。
 よって札幌の攻略法として、
 ①まずはパスの起点となるクライトンを抑える。
 ②ボールを奪ったらとりあえずロングボールを放り込んでDFラインを下げさせる。
 というのは共通点としてあるのかな、と。

 ノブリンサッカーは基本的にひたすらプレスディフェンスだから、プレスの網をかいくぐってパスでつないで崩すのはよほど技術の高い選手が揃わないと難しい。なので、足下ではなくスペースに出してスタミナを消耗させて俗に言う「電池切れ」を狙う消耗戦に持ち込む試合展開が多いのかな、と思っている。
 セレッソ戦では効きまくっていたダニルソン。相手チームにしてみれば身体能力は脅威だが、足下がまだおぼつかないというかコンサが攻撃に移った時にはむしろ狙い目になっていたように思う。最近ではだいぶJリーグにも慣れてきたみたいだからあまり目立たなくなってきたが、日本人なら追いつけないようなボールも取りに行けてしまうからレフェリングが不利に働くというのもあるんじゃないかなあ。だから、ダニルソンに対してはプレッシャーをかけて審判にイエローを出させるように仕向けるというのも作戦の1つに入っていると思う。

 それでもダニルソンは我慢してボランチ起用で行ってほしいと思う。身体能力の高さはサイドよりも真ん中の方が生きる気がする。セレッソ戦ではけっこう高い位置からもディフェンスをしていたような・・・。あの強烈ミドルも相手チームにはイヤなはず。セレッソ戦ではポストに嫌われたが枠に飛ぶし、何よりシュートスピードが速い!
 SBも左は西嶋で堅いが、右はちょっと語弊があるけどしばらくは大伍で我慢するしかないんじゃないかなあ。草津戦が典型的な例だけど、大伍がいるといないとでは相手チームへの対応の自由度が違ってくるからだ。曽田や箕輪が戻ってきてソンファンが右SBに回ることができれば(というか、もともとは右SBで起用するために獲得したんじゃないのか?)高さや安定度も増すんだろうけど、それまではこれで凌ぐしかないと思う。もっとも、そうなったらなったで大伍をどこで使うかが悩みのタネになるけど・・・(苦笑)。

 長くなったので、続きは後で・・・。


post by フラッ太

09:35

戦術厨の戯言 コメント(4)

どうすりゃいい?

2009年04月12日

 連投ですけど、今日は流れが速いですから大目に見てください。

 次の草津戦。いろいろな意味で「どうすりゃいい?」なワケで。

 断っておきますけど、今日の結果にはアタマに来てますよ。
 ブーイングは当然だし、選手もサポーターが怒っているのはさすがに感じたはず。
 正直、今年は参戦をどうしようかと思わせるくらいにヘコんでる。

 今日の結果をどうとらえるべきなのか?
 石崎監督は2点目が取れなかったことを強調していた(J’s GOALより)。
 ホームゲームでもあるし、ディフェンシブな選手がいなかった(強いて言うなら岩沼か?)ことからしても「勝ちに行く」ことを強く意識していたと思う。なので、相手のミスが多かったもののホームで先制点を取れたことはプラスにとらえたい。が、そこからの意思統一がうまくいっていないということなのかな、と。クライトンが抜けてむしろ玉離れが良くなった・・・ということでもないみたいなので(違ってたらゴメンなさい)、今のコンサは相当重症なんだろうなあ。経験のなさといってしまえば簡単だけど、今いる選手でやるしかないのだから・・・。

 で、戦術厨としてはフォーメーションをどうするのかが悩ましい。

 今日の4-4-2はうまくいったと考えていいのだろうか?
 うまくいったとしたら、クライトンとダニルソンをどこに置くのか?
 それともまた4-2-3-1に戻すのか?

 今の一番の問題は技術とか体力とかよりも、ビビリと迷いなんじゃないだろうか。
 草津戦はアウェイだから火曜日には移動しなくてはならないはず。時間がない。
 できることなら4-4-2のままでもとは思うが、さて・・・。

 


post by フラッ太

22:28

戦術厨の戯言 コメント(2)

妄想全開!09コンサ③。

2009年02月28日

 セクシーさんとのプレシーズンマッチ以降、だいぶスタメンも見えてきたように思う。
 GK:佐藤or荒谷
 DF:西嶋・吉弘or柴田・チョウ・征也
 MF:ダニルソン・カズゥ・岡本・クライトン・謙伍
 FW:キリノ

 こんな感じかなあ。流動的なのは左のDFと右のSHだと思うんだけど、開幕戦は仙台が相手だから本職の西嶋がスタメンに入らないということはないような気がする。いきなり攻撃的に行くなら大伍を左SB・西嶋をCBというのはあるかもしれないが・・・。
 で、ここからどういう選手交代が考えられるか?妄想はクライマックスを迎えるぞ(苦笑)。

 前掛かりで点取るぞ!的フォーメーション
 GK:佐藤
 DF:ダニルソン・柴田・チョウ・征也
 MF:芳賀・クライトン・カズゥ
 FW:キリノ・宮澤・謙伍

 キャノン砲を全て残しつつ、FWを3枚投入した4-2-1-3の形。
 攻撃力重視で最終ラインは柴田とチョウの高さで凌ぐが、芳賀は過労死コース(汗)。
 これだとダニルソンのところが穴になりかねないけど・・・。
 曽田が帰ってくればあるいは3バックのオプションもアリか。

 両サイドを制圧せよ!的なフォーメーション
 GK:佐藤
 DF:西嶋・吉弘・チョウ・芳賀
 MF:ダニルソン・カズゥ・上原・クライトン・征也
 FW:キリノ
 
 左は上原、右は征也のスピードを生かす。左は西嶋のセンタリングも見込める。
 ただ、この場合は征也には縦だけではなくナナメに斬り込む動きが一層要求される。真ん中が迫力不足の場合はクライトンをボランチに下げて宮澤を投入してキリノと縦に並べるか、宮澤をポスト役にして大伍or砂川or岡本を入れて4-4-1-1っぽくするのも面白いと思う。

 そうなると、J2はベンチ枠は5人しかいないからメンバー選びが難しい。
 どうしてJ1とJ2で人数を揃えないんだろう?せめて交代枠を4人にすればケガのリスクは減るし選手も出場機会が増えるのに・・・。51試合もやるんだから少しはローカルルールを導入してくれても良さそうなものだが。戦術厨としては選択肢が増えることで監督同士の読み合いもいろいろと妄想できるし(笑)。

 ま、それはさておき、GKは佐藤と荒谷のどちらかで確定。
 枠が少ないからユーティリティープレイヤー、いわゆるポリバレントな選手は欠かせない。
 守備的なところでは芳賀、攻撃的なところでは大伍が最も近いか。
 攻撃の枚数を増やすためには宮澤も欠かせない。
 となると、残り1枠がどうなるのか?FWを入れるなら横野・中山、経験値の高さなら砂川も捨てがたい。吉弘がスタメンならDF要員として柴田が控えに入ってもおかしくない。
 
 こうしてみると、去年いかに三浦さんが苦心したがうかがえる。
 戦術厨としては今年は楽しみが多いけど、妄想がどこまで現実になるのか。
 1週間後は開幕だ。


post by フラッ太

12:53

戦術厨の戯言 コメント(2)

妄想全開!09コンサ②。

2009年02月24日

 さて。
 今年の石崎コンサの基本フォーメーションは4-2-3-1で行くことになりそう。
 で、他にどういうバリエーションが考えられるか?練習試合では4-4-2も試していたみたいだけど、これはたぶんボックスの4-2-2-2ではないかと推測する。

 が、4-2-3-1でクライトンがトップ下のような役割をしていることを考えると、果たして4-2-2-2でクライトンをどこに蒼くのか?というのが問題になってくる。クライトンがボランチの位置で機能すれば特別問題はなさそうだけど、去年バイタルエリアをいいように使われてやられまくったトラウマがあるせいかすごく不安を感じてしまう。
 クライトンを攻撃の核(≒トップ下)と考えているとすれば、4-2-2-2は使わないのではないか。4-4-2でトップ下も・・・となると、ダイヤモンド型の4-4-2もしくは4-3-1-2が考えられる。しかし、前者は1ボランチで中盤の底に不安があるし、後者はバイタルエリアに不安が少なくなるかわりにサイドが手薄になる。昨日のEやFで石崎監督がSBに「追い越す」動きを求めているとなると、4-3-1-2を攻撃的に用いるということはないと考えても良さそうに思う。リードしていて真ん中を固めるために守備的に用いるということならもしかしたらあるかもしれないけど・・・。

 なので、攻撃的に行くなら4-4-2ではなく4-3-3のような3トップに近い形に持っていく可能性が高いとみる。もっとも、謙伍をSHで起用するなど3トップの香りは既にしているんだけど(汗)。この前のセクシーさんとの試合で考えるなら、まずは岡本OUT・宮澤INで3トップ気味にして、キリノと宮澤のポジションチェンジを交えながら前線からプレッシャーをかけてみたらどうだろうとか、ダニルソンを左SBに回して左サイドもスピード勝負に持ち込むとか、いろいろ妄想してみる。3バックは・・・どうなるだろうか(苦笑)。

 まんま杉山某氏の本からパクってるけど、今日通院だったのでヒマつぶしに読み終えた直後なもんで影響受けまくり(汗)。でも、去年と違って今年はほぼ全ての選手に複数ポジションをこなさなくちゃならなくなりそうだから、これくらいの妄想は大目に見てくださいってことで・・・。
 


post by フラッ太

13:26

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妄想全開!09コンサ①。

2009年02月21日

 さて。
 下書きにえらく時間がかかってしまった(汗)。期待が大きいぶん何から書いて良いのやらと迷ってしまうんだけど、まずは戦術厨の基本ともいえる(?)フォーメーションからいってみようかな、と。今年はいろんな意味で期待をかけたくなるんだけど、やっぱりこの時期ならではの楽しみが妄想フォメ。箕輪教官の長期離脱は痛いけれどしっかり治して中盤以降疲労がたまる選手たちに活を入れて欲しい。

 恐らく基本フォーメーションは4-2-3-1で堅いと思う。
 柏で用いていたというのもあるし、クライトンを前で使いたいという石崎監督の意向を考えると、3の真ん中にクライトンを置いてボランチを2人置いてバイタルエリアを固めるというのが自然とみる。が、必ずしも4-2-3-1にこだわるということでもないんじゃないかとも思っている。3の両サイドが高い位置を取れればそれでもう4-3-3になっちゃうし。
 今年は51試合もある上に、27人しか選手がいないからポジションを固定してリーグを戦い抜くのは不可能。石崎監督もそれは見越しているはず。なので、キャンプでは例えば征也をSBで起用するなどして、基本的な決まり事は固めつつも複数のポジションをこなせるように選手たちに要求している。

 とはいえ、全部が全部流動的かというとそうではなくて、柱というか核となる部分はある。
 キリノ-クライトン-ダニルソン-チョウの縦のライン。ここを変えることはまずないと考える。
 中でもダニルソンの役割が大きい。クライトンは今さら心配しなくても大丈夫なので、ダニルソンがバイタルエリアをどこまでカバーできるかが大きく影響するとみる。クライトンはあまり守備をしない、というよりも石崎監督はほぼ攻撃専門として考えていると思うので、ダニルソンが守備専門として相手の攻撃の目を潰すことが必要になってくる。キリノがゴールゲッター、クライトンが攻撃の要、ダニルソンが中盤の底、チョウがDFラインの砦となってくれればそう大崩れはしないはず。 
 この縦のラインを軸にして、サイドの選手は対戦相手や累積・ケガの状況などで入れ替えていくという戦い方になると見る。このラインが崩れそうなのはキリノがハズレだった時か、西嶋が累積などで抜けた時にダニルソンが左SBに回るといった場合だろう。それでも、今のところキリノはハズレということでもなさそうだし、仮に累積などで出られない時でも宮澤などがいるのだからあまり大きな障害にはならないんじゃないかなあ。

 むしろ、クライトン・ダニルソンともう1人が誰になるかがカギ。
 この点は孔明さんが書いていたことなのだが、クライトンが攻撃専門でダニルソンが守備専門となると、もう1人はその中間的な役割を果たすことになる。基本はしっかりバイタルエリアをカバーする守備力が求められるが、クライトンが狙われないようにパス出しの手助けも求められるし、状況に応じて自分で持って上がることも必要になるかもしれない。現状ではカズゥの起用が多いが石崎監督はまだ連係面で不満がありそう。

 3の真ん中とボランチ2人で作るトライアングルがどこまで機能するか。
 基本はクライトンを頂点にするだろうけど、ここが安定できれば昇格は大きく近づくように思う。


post by フラッ太

08:00

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西谷の引退に思う。

2009年02月15日

○西谷 正也 選手 現役引退 のお知らせ
 西谷のイメージを一言で表すなら「オレ様プレーヤー」。
 FWとの息が合わない時でも「ったく、お前がオレに合わせろよな」っていう感じで、それが許されるだけの高いスキルを持った選手。クセのある選手といった方がいいかもしれない。僕はそういうイメージを持っていた。チームのためにっていうことはあんまりしているように見えないかわりに、1回のプレーで相手を黙らせて味方を納得させてしまう。去年のFC東京戦でのプレーは流石というしかないプレーだった。もっと早くから起用していれば結果は違ったんじゃないか。三浦さんの好みではなかったのかもしれないけど、こんなふうに思った人はけっこう多いんじゃないかって気がしている。ったく、みうみうったらホントにガンコなんだからっ。

 去年の三浦コンサの影響かもしれないけど、何かしらオレ様タイプの選手は今はやりにくくなっている気がしている。FWは点を獲っていればいいだけではダメでチェイシングもするのが当たり前、といった感じで。今はほとんど死語になっちゃったけど、ファンタジスタが存在できなくなってて、1人だけ突出した能力を持った選手に頼るというやり方はもう過去の物になってきているんじゃないかなあ。
 例えば、マンUがC・ロナウドがいなくなってもそれでいきなり弱体化するなんて事は多分ない。1人抜けたらガタガタになるといったチーム作りをしなくなってきたような気がする。あくまでもフィールドプレイヤーの1人として、組織的に攻撃も守備もするっていうことを要求しているんだと思う。もっともマンUとかバルサとかは全員がとんでもないレベルだから1人が抜けても戦力的には大して変わらないっていうのはあるけど・・・(苦笑)。

 「個」と「組織」ってのは、タマゴとニワトリとどっちが先か?みたいな感じで結論は出そうにないんだけど、西谷は間違いなく「個」を持った選手だった。西澤や池内がコンサを去り、世代交代というところは確かにある。征也や大伍、カズゥといった「個」がどのように成長するか、そしてその「個」と「個」の化学反応がコンサにどのような変化をもたらすのか。今はまだ「オマエらまだまだだな」なんて言われてしまいそうだけど、近い将来「ちょっとは巧くなったじゃないか」なんて言わせて欲しいなあ。でも西谷だったら「でも、オレにはまだまだかなうまい」なんて言いそうだけど(笑)。


post by フラッ太

18:00

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征也に求められるのは・・・。

2009年01月20日

 昨日の「征也のSBコンバートはあるか?」には多くのコメントをいただきました。
 今回はそのお返事ということで。

 征也や大伍、カズゥ・謙伍はJ1を経験して足りないものが何か自覚したと思うし、「自分たちがやらなくちゃいけない!」という意識を一層強く持ったことと思う。昨日のEではまとめ役がいなくてはならないという溝端社長の発言もあったけど、それは僕らがコンサの選手に望む以上に彼らが自覚しているはず。っていうか、強化部も1~2年はクライトンをはじめとした外国人中心に考えているとしても、あくまで彼らに期待をかけていると思いたい。そのためにユースからじっくり育ててきたはずだし。古田君が2種登録でトップ帯同というのは嬉しい誤算かもしれないけど。

 で、拙ブログで何度か書いてきたことなんだけど、
 征也に最も求められるのはやはり「怖さ」なのではないかと。
 速さはJ1でも通用していたと思う。センタリングもある程度できていたんじゃないかなあ。
 平川さんも指摘していたんだけど、内側に仕掛けることをもっと意識しないと相手DFの脅威にはならない。SHにせよSBにせよ、自分で持ち込むとかコースが空いたらシュートを狙うとかいったことをもっともっと意識してできるといいのかな、と。その意味ではポストに弾かれたけど鹿島戦でのカズゥのミドルは良かったと思う。

 強引に将棋の駒に当てはめるなら、

 香車・・・スピードを生かしてサイドをぶっちぎる(深く抉る)。
      質の高いセンタリングを上げられる。
 桂馬・・・ミドルレンジからのシュートも狙える。
      正確なアーリークロスを上げられる。
 銀将・・・自分でPA内にドリブルで持ち込んで相手DFを下げさせる。
      ボランチやSBと連係して高い位置でボールを奪う。

 こんな感じかと。香車から桂馬への進化のハードルは比較的低いと思うんだけど、銀になるにはちょっと大変かなあ。もっとも、銀にまでなれば代表に呼ばれるかもしれない。起用されるかは別問題だけど。

 速さに特化するのであれば、SBで香車っぽい起用もアリなのかな。香車は下段に置いた方が威力があるとされているし。これは香車が後ろに下がれないからだと思うんだけど・・・(だから銀将には後ろへの動きもイメージとして要求している)。ただ、そうなると運動量というか持久力が一層必要になってくるのかなという気がする。
 いわゆる「ムダ走り」がどれだけできるか。
 空いたスペースをどうするかは周りの選手のポジショニングも絡んでくるだろうから、一概に必ず全力で戻ることは要求されないかもしれないけど、それでも90分走り回ってもバテないだけの基礎体力は必要だし、うまく休めるだけのサッカー的なインテリジェンスも求められるというか。何だか要求してばっかりだなあ(汗)。

 まあ、3バックで行くか4バックで行くかはまだわからないし、3バックで行くなら右のWBになるのが一番自然な感じはする。前の方でなら攻撃意識が、後ろの位置なら守備の向上と高い持久力が必要なのかな、と(通りすがり2号さんのご指摘で慌てて検索したところ、カナダではMFでした。すみません)。

 いずれは代表となると、MFでは代表入りには相当厳しい。っつーか、岡田ジャパンが続く限りフル代表入りはまずない。だって俊輔が相手じゃ・・・。U-23はほとんどチェックしていないので何とも言えないけど、SHだとライバルは誰になるんだろう?SBだとやはり内田か。内田はもうフル代表に「昇格」しているし、石櫃も呼ばれていたよなあ(石櫃はU-23じゃないけど)。そういや、神戸での石櫃のミドルはすごかったなあ。あそこまですごいのは無理でもああいうシュートは常に狙っていてほしい。多士済々のMFよりもSBの方が少しは代表入りの可能性は高いのかなあ。

 ただ、SBではぶっちゃけもったいない。
 ひいき目が入るけど、征也は前でやれると思うしやってほしい。
 SHでポジションをがっちり確保して、まずは五輪代表に殴り込んでほしい。


post by フラッ太

19:48

戦術厨の戯言 コメント(6)

征也のSBコンバートはあるか?

2009年01月19日

 昨日のキックオフイベントで新ユニフォームがお披露目となった。
 同時に、吉原宏太のまさかの加入なんてサプライズがあるはずもなく背番号も発表された。27人という戦力は正直「大丈夫か?」という気がしないでもないけど、贅沢言ったらキリがない。少なくとも外国人選手は当たれば反則級であることは間違いないんだし。出番が増えるとプラスに考えることにして・・・。

 で、やはり気になるのがSBをどうするか?
 左右両方とも不安なんだけど特に右サイド。左は西嶋がいるからまだしも、右は坪内・平岡・池内・西澤といった去年のメンバーがいない。現時点で補強はないようだから、DFで考えられるのはチョウ・吉弘・堀田かな(チョウって利き足は右だったよね?)。が、右サイドということで考えると、征也も捨てがたい。

 ワールドユースでは征也は右SBで出場していたはず。
 征也びいきとしてはSHでガンガン仕掛けて斬り込む姿が見たい。
 ただ、まだ征也は香車としてはいい働きができると思うけど、桂馬や銀となるとまだまだなのかなあ、と。一番イメージがダブるのが鹿島の内田。去年のドームでの鹿島戦がそうなのだが、内田がPAにドリブルで侵入できたのに対して征也はそれができていなかったように思う。スピードを生かしてサイドを抉ることはできていたと思うが、さらにレベルアップするためにはここが重要になる気がしている。

 もちろん、SBにコンバートとなれば守備ができなくては困るんだけど、香車としての動きならSBもアリなのかなあと思ってしまう。が、スピードを生かしてセンタリングやクロスを上げるだけの選手で終わってほしくはない。去年の三浦戦術と違って「ゾーンから出るな!」という縛りは少なくなると思うから、SHでポジションをつかんでほしい。やっぱり征也は前で仕掛ける姿のほうがよく似合う・・・と思う。


post by フラッ太

16:32

戦術厨の戯言 コメント(11)

仕掛ける意味。

2008年11月24日

 昨日は地上波で鹿島VS大分の試合を中継していた。で、思ったのは「やっぱ鹿島は強いわ。」
 鹿島はフィールドを広く使っていたし、サイドチェンジのパスも正確にできていたと思う。もっとも、これが欧州レベルになるともっと速く強いパス回しになるので、すごく簡単にやっているように見えてしまうんだろうけど・・・。

 で、鹿島の得点シーン。
 サイドバックの内田がPA付近まで上がってきたのも確かにすごい。
 が、内田がドリブルで斬り込んだことでゴールが生まれたということに意味があると思っている。
 こういうところが今のコンサに一番欠けているんじゃないだろうか。
 コンサの攻撃には「怖さ」がない。強いて挙げれば西谷がちょっとそういう雰囲気を持っているが。サイドバックがPA付近まで・・・というのは三浦仕様では望めないので、SHがその役割を負うことになる。

 となると、最も期待をかけたくなるのが征也である。今年はケガが多くスペランカー体質になっていないか激しく心配だけど、征也がサイドを制圧してくれないと困るワケで。平川さんが「征也には「中に斬り込む動き」が足りない」という解説をしていた記憶があるが、内田と比較してみると少しずつ見えてくるように思う。将棋の駒でいうなら征也はまだ香車レベルで、桂馬とか銀の働きができていないのかもしれない。

 ドリブルで斬り込む、という点では岡本も光るものがあると思う。去年の終盤は出番も多かったし。先発出場がないというのは三浦監督にとってはやっぱり守備がダメ、ということなんだろうなあ。大伍やカズゥは先発しているんだし・・・。岡本が先発でどれくらいできるのかは見てみたい。こうしてみるとSHの選手層も薄いんだなあ。上原の獲得はFWというよりはSHというかウイング的な意味でのものだと思う。上原は高さも速さもあるだろうから期待は大きくなるが、同時に岡本にとってはSHに割って入ってこられるようだと厳しいかもしれない。

 出でよ、ドリブラー!


post by フラッ太

13:16

戦術厨の戯言 コメント(2)

名波引退についてもう少し。

2008年11月14日

 名波の引退は一つの時代の終焉ではないかと思う。

 名波といえば磐田を代表する選手。チームの顔という意味では中山雅史もそうなのだが、磐田を代表する、というのは戦い方において。N-BOXという3-5-2の戦い方は一時代を築いた。それを満たすだけの高い能力を持った選手が集まったことも大きいが、それだけ試合のコンダクターとしての名波の資質が高かった。
 が、今の戦術はトップ下という存在、ちょっと前で言えばファンタジスタを認めなくなりつつある。名波の場合はトップ下というよりはボランチに位置するので必ずしもあてはまらないかもしれないが・・・。磐田でいうなら名波がいなければ成り立たないというような戦術はもう過去のものになりつつある。「王様」はいらない、というのが一番近いのかなあ。個人の能力が相対的に小さくなって「組織」で戦う傾向が強くなっているというか・・・。

 「王様」の力が強ければ強いほど、いなくなった時の脆さがより大きくなる。磐田が低迷しているのは若い選手が台頭せず世代交代がうまく行かなかったこともあるが、戦術レベルで名波に依存していたところも大きいのではないだろうか。藤田が移籍した時にもう少し軌道修正できていたら、というのは大きなお世話かな。

 コンサに関して言えば「組織」で戦うことに関しては世界の最先端を行っている・・・かもしれない(笑)。でもコンサの選手たちにとっては理論が高度すぎたのかも。もう少し噛み砕いて指導していたら、とは思う。微分・積分はいきなり解けないんだし。もっとも、三浦監督にしてみれば「因数分解すらできないんだから仕方ねーじゃねーか!」なんて文句のひとつでも言いたいところなんだろうけど・・・(泣)。


post by フラッ太

10:49

戦術厨の戯言 コメント(3)

3CH作戦。

2008年10月07日

 今日は通院日。
 ヒマ潰しに「4-2-3-1」(杉山茂樹著)を読みながらぼんやり考えた。
 なぜ、コンサの失点癖は治らないのだろう?と。
 たぶんそれは中盤でボールを奪えないからだ。中盤でボールを奪えないからDFラインに負担がかかる。DFラインをカバーしようとしてMFのラインも下がる。だからDFラインとMFのラインが共に下がってしまってFWは孤立する。だから攻撃に移ろうとしてもタテポンに頼らざるを得なくなる。となると、相手もディフェンスがしやすくなりボールを奪われやすくなる・・・。

 今の三浦戦術は3ラインの4-4-2なのだが、もうこれは破綻してしまっていると考えていいと思う。
 昨日の磐田戦での犬塚のシュートは中盤の「穴」を衝かれた典型だろう(シュート自体が素晴らしく、J1レベルであったのも事実だが)。クライトンと塾長の組み合わせが現状では一番マシとは思うが、クライトンはどうしても攻撃偏重にならざるを得ず、理論的には2CHであるはずの4-4-2が実質的には1CHになってしまっているように思う。しかも塾長はケガから復帰して日が短く、体力的にも試合勘という意味でもまだ不安がある。

 それだったら、いっそのことCHを3枚に増やしたらどうか?
 もともと3ラインの4-4-2はCHにはあらゆる面で高い能力が求められる。だが、残念ながら今のコンサには能力の高い選手はいない。それだったら単純に人数を増やして、3CHにはボールを奪うことを重視してひたすら走り回るというようにした方がDFの負担も減ってやりやすいと思うのだ。
 じゃ、どこからもう1枚を持ってくるか?となるのだが、FWをアンデルソンに固定してMFを1人増やすか、4-4-1-1っぽくしてFWを縦に並べて、なんちゃって3CHにする。このどちらかであれば、三浦戦術のマイナーチェンジはある程度できそうな感じはする。3バックというのも考えられなくはないのだが、それは劣勢になった時にDFを1枚減らして相手FWにはマンマークでというリスクを背負うといった感じで最後の手段とした方がいいように思う。それ以前にみうみうは3バックは絶対にやらないし(笑)。

 ただ、そうなるとダヴィ・クライトン・アンデルソンの3人を共存させるのが難しくなる(whiteowlさんが「クライトンのCHをどう考えるか。」というテーマで書いておられるので御一読を)。クライトンをFWに置いた布陣もリーグ序盤にやっているし、横マリ戦の4-3-1-2の布陣もかなり悩んだ上でのものだと思う。が、今は中盤でやられ放題という状態を防ぐことが最優先ではないだろうか。

 ゾーンで守るというのも理想としてはアリだ。
 が、今のコンサにはそれをこなせるだけの能力がない。
 理想は理想として目指しつつも、現状を見てもう少しハードルを下げてくれてもいいように思うのだが・・・。
 


post by フラッ太

13:07

戦術厨の戯言 コメント(3)

ノノさんに乗る。

2008年09月21日

 本日(といっても日付は変わっているけど)3回目のエントリー。
 大分戦がすぐに来るので今のうちに書いておこうと思ったことを1つ。

 それはマーカスの投入について。
 なぜ西谷との交代にしたのか?何故4バックにしたのか?
 ノノさんが0-2になるのを恐れたというようなことをおっしゃっていたと思うが基本的に僕もそう思う。

 勝つためにはもうこれ以上点はやれない。といっても人数が少ないから、ある程度不利な状態になるのは仕方ない。果たして西嶋・池内・平岡の3人で3バックは機能するのか?恐らくは機能しない可能性が高いとみたのではないか。FWの2人は攻撃の起点になってもらうだけでなく、フォアチェックをして守備の負担を軽くするためにも動かせない。中山の運動量も攻守に欠かせない。クライトンは攻守の要で外せない。塾長が抜けるとバイタルエリアはスッカスカ。つまり消去法で西谷しか残らなくなる。
 
 仮に「急造」3バックが機能したとしても、今度はSHである西谷と中山の背後を突いてくるだろう。となると、西谷と中山の守備の負担が増える(後ろに下げさせられることが多くなる)。西谷は高い位置で仕掛けることで活きる。なのに後ろに下げさせられては彼の持ち味が生かせない。となると、やっぱり西谷を下げるしかない。それならDF4枚でカベをしっかり作って役割分担をハッキリさせよう・・・。

 とまあ、シロートなりに考えてみたのである。
 本来なら西やヨンデあたりがベンチに入っているはずだが欠場。マーカスがベンチ入りしたのはそういう事情もあったと思うが、もしマーカスじゃなくてヨンデだったらこの選手交代はそんなに違和感は感じなかったのではないだろうか。
 
 マーカスの投入はある意味「三浦仕様」的なところがあるように思う。これは依怙贔屓という意味ではない。マーカスの投入は、「ここを抑えてほしい」というところに起用することが多い印象がある。スタメンでは10節の京都戦・11節の緑戦、途中出場では18節の神戸戦・21節での京都戦が挙げられると思う。本来ならこれは芳賀や塾長の仕事であろうとは思うが、塾長は長期離脱が決まっていたし芳賀だけではリーグを乗り切れないとみて獲得を希望したとみるのだが。

 京都戦(これはホーム・アウェイ両方とも)と緑戦でのポカの印象が強く残っていたのでイマイチネガティブな印象が抜けないままでいた。その分(?)今日のプレーは特に悪い印象はなかったように思えた。それなりにボールを高い位置まで運べたようにも見えたから、「へぇ~意外とできるじゃん」なんてことも思った(←失礼だろ!)。ディフェンシブな起用なら芳賀という選択肢もあったとは思うが、それはみうみうがデカフェチだからということで(苦笑)。征也を使うんだったらスタメンで使っていただろうし、後半勝負の切り札として残しておいたのでは。実際には上里が左SBに入る形で見せ場を作ってくれたんだけど・・・。
 
 さあ、次は大分戦だ。火曜日の13時キックオフなんてネタ作りにはあまりに過酷な条件。
 しかも月曜日に代打が入ってしまったから、もっと大変。
 キビシー!時間がねぇー!・・・ってことで寝ます。


post by フラッ太

01:18

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