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カラダはジジイ、頭脳は中2、 そしてココロは3歳児。 アラフィフ?なにそれ?おいしいの?天命なんてちっとも見えて来やしねぇ。 住所:オホーツク圏の    特急列車が止まる街 血液型:典型的なB型。 今宮純ばりのやたらカギカッコの多い文章を中途半端なボケで味付けして綴る厨二病全開なブログ。パクリ過多なのは仕様なのであしからず。 ミシャコンサ7年目。上を目指したいが、主力が次々抜け現実が重く圧し掛かるシビアなシーズン。 エセ硬派路線で更新する予定も、更新頻度はちょっと落ちるかもしれませんがそこんところは大目に見てつかぁさい。 '08.08.27に念願の初参戦を実現。引き分けではあったが厚別の空気を満喫。 ~観戦データ~ '08.08.27 J1第23節 VS ガンバ大阪 3-3△ '09.09.06 J2第38節 VS 愛媛FC 3-2○ '10.09.05 天皇杯2回戦 VS グルージャ盛岡 4-1○ '10.11.23 J2第36節 VS 徳島ヴォルティス 1-0○ '11.12.03 J2第38節 VS FC東京 2-1○ '12.03.10 J1第1節 VS ジュビロ磐田 0-0△ '12.09.08 天皇杯2回戦 VS AC長野パルセイロ 1-1(PK3-5)● '13.03.10 J2第2節 VS 栃木SC 0-1● '13.11.24 J2第42節 VS ギラヴァンツ北九州 0-0△ '14.03.09 J2第2節 VS モンテディオ山形 1-1△ '14.11.23 J2第42節 VS ジュビロ磐田 1-1△ '15.03.15 J2第2節 VS Vファーレン長崎 0-1● '15.11.07 J2第40節 VS 徳島ヴォルティス 2-0○ '16.03.13 J2第3節 VS 愛媛FC 1-1△ '16.05.28 J2第15節① VS レノファ山口 3-1○ '16.11.20 J2第42節 VS ツェーゲン金沢 0-0△ '17.03.11 J1第3節⓶ VS セレッソ大阪 1-1△ '17.07.29 J1第19節⓷ VS 浦和レッズ 2-0○ '17.09.23 J1第27節 VS アルビレックス新潟 2-2△ '17.12.02 J1第34節④ VS サガン鳥栖 3-2○ '18.03.10 J1第3節 VS 清水エスパルス 1-3● '18.09.01 J1第25節⑤ VS ヴィッセル神戸 3-1〇 '18.12.01 J1第34節⑥ VS サンフレッチェ広島 2-2△ '19.03.09 J1第3節⑦ VS 清水エスパルス 5-2〇 '19.05.04 J1第10節 VS ヴィッセル神戸 2-1〇 '19.08.10 J1第22節⑧ VS 浦和レッズ 1-1△ '19.12.07 J1第34節⑨ VS 川崎フロンターレ 1-2● '23.12.03 J1第34節⓾ VS 浦和レッズ 0-2● リンクフリー。コメントもどうぞ! ただし、書き捨てと思われるようなHNでのものや書き殴りと思われる内容のものはスルーおよび削除する可能性が高いのであしからず。名を名乗るのがせめてもの仁義ってもんです。そして、おぢさんは出禁。

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開幕直前!戦術厨的思考で21コンサを考える⓶。

2021年02月26日

この前の話の続きと思ってもらえれば
 
 今のミシャコンサのWBはもともと攻守にわたって運動量を求められる上に攻撃のタスクが非常に多いというのがある。まず選手交代のカードの切り方からWBの起用法の傾向を探ってみるとWBが2人とも出ずっぱりという試合はまずない。

 「じゃあ、駒井を右WBに回せばいいじゃん?」となるのか?
 戦術厨的な視点からすればやはりNOと考える。

 1つは荒野ロールの代役が駒井以外に見当たらないということ。ボランチのやりくりは比較的楽なので例えば深井さんを入れて高嶺を1つ前に出す…なんてのは可能かもしれないが、あくまで途中交代からの変更で現実的ではない。ミシャ式の理解度がおそらく最も高いであろう駒井を上回れるのかという点でも替えが効かないと考える。

 もう1つは0トップスタイルと逆足WBの組み合わせにおけるドリブルの重要性。
 逆足WBになってからは

○縦に抉る(≒香車)
○クロスを上げる(≒桂馬)
○ドリブルでPAに侵入する(≒銀将) の3つが求められている。

 コンサラボでも触れていたがドリブルは右の金子、左のルーカス共に回数が非常に多い。ドリブルなら駒井だって…と思いそうになるが、金子とルーカスにはスピードがある。加えて、0トップスタイルではクロスを上げてもジェイがいないのでクロスや抉る動きをしてもその先の勝ち目が薄い。したがってWBが独力で切り込めるくらいの攻め駒になれないと厳しい。菅が仙台戦で右足に持ち替えてシュート→ゴールというのがあったが、ああいう“仕掛ける怖さ”を磨いていかないとスタメンを奪い返すのは難しい。左足の精度はどう考えたって福森に敵うわけがないし…。

 その特徴が表れているのが左のルーカスがPA角に侵入してのシュートであり、金子が左足で切り込むと見せかけての縦突破だと思っている。小柏が右のWBに入ったことがあったが、ミシャとしては真ん中の選手はある程度攻守のバランスを重視するが、サイドは攻め重視なんだと思う。9人の浦和の時もWBを削ることはしなかったし。体力的に一番負荷がかかることを考えてもWBの補強がなければ駒井より小柏が入る可能性の方が高いと考えている。


 …と、ここまでは去年の段階で書いていた。今シーズンは白井が京都へ期限付き移籍をしたものの柳と青木が入った。柳は右のWB起用が有力視されるし、青木も恐らく出番はある。しかもドリブル突破の威力がむしろ増している。

 予想スタメンは左に菅、右ルーカスが多いが、
 去年の等々力からの進化を考えると右に金子、左ルーカスの逆足WBが基本だと思う。

 香車や桂馬ではそれ単体では脅威にならず、ひと手間加えないとなかなかゴールにはならない。菅がポジションを奪い返さなきゃと意気込むのもそのあたりじゃないかなあ。SNS等で菅はすぐバックパスするとか言われがちで香車なプレー選択や動きが多いけど、それ以上にルーカスが守備でも頑張っていることで菅でなければならない理由が薄れている。

 将棋とNFLネタ絡みで言うと、
 今年のミシャコンサは両サイドでスズメ刺しを狙っているのかなと。

 左サイド(主に福森)から右サイドのルーカスへというのはよくあるが、両サイドにドリブル突破できる選手を置くことでDFラインを破壊しちゃおう、と。この前の話でシャットダウンコーナーに触れたけど、簡単に言えばそこにパスを出しても防がれるという守備力の高いコーナーバック、サッカーだと主にSBのこと。
 ミシャ式の5トップを防ぐ手段として3バックにWBの2人を加えて5バックにすることで人数を揃えるというのがある。だが、守備力の高い選手は大抵CBでWBの守備力はそこまで高くない。それにお金のないクラブともなれば守備力の高い選手を揃えること自体が難しい。守備重視にすればしたで縦ポンくらいしか対抗手段がなくなる。となれば、ルーカスや金子など1on1で勝てる選手がいればそこから崩せる可能性が高くなる。

 人数を揃えて守れていたはずがWBがチンチンにされて逆にカモになるということも…というのはちと都合が良すぎだが、ドリブラーが多ければ相手守備へ負担を強いることができる。香車や桂馬なら中を固める、最後の一手さえ許さなければ…で防げても、ドリブルでPAに侵入されると対応が難しくなる。香車や桂馬ならブロックの上げ下げだけで済むが銀だとブロックにヒビを入れられると言った方がいいのかな?

 極端な話、こっちがギャップを作ろうとしなくても守備側がドリブラーのカバーに動くことで勝手にズレを作ってくれる。中村憲剛の5レーン解説が非常にわかりやすいが、キモはPAの角を取ることにある。ルヴァン杯ファイナルでは右に振ってから空いた左に菅が走りこんで…という大きい展開だったが、より狭いエリア、局地戦でもこじ開けることができるかという点に注目していきたい。ドリブルがその大きな武器になると思う。


post by フラッ太

14:45

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開幕直前!戦術厨的思考で21コンサを考える①。

2021年02月25日

>インナーラップは(香車ではなく)桂馬の動きと見つけたり

 さて、今回は久々にコンサ成分特濃でボケ一切なし、クドさ全開でお届けする戦術厨ネタ。
 たぶん書いてるうちにクソ長くなるので(汗)マニアな方だけお付き合いのほどを。

 どうも孔明さんがブログで駒井にダメ出しをするのが気に入らないって人が多いせいか、やたらコメントでイジられるというのが目立つ。オレとしては敢えてコメントは入れずに静観していたが、どうせコメント入れるならキッチリ自分とこのブログで暑苦しくやったほうがよかんべということにした次第。久しぶりに“ぶってみる”モチベーションも湧いてきたし。

 まずは今年のミシャコンサの選手起用の傾向として明らかな点を1つ挙げておくと
 駒井はサイドの選手としては考えていない というのがある。

 これはやはりスーパーな能力を持つルーカスの加入が大きい。最近では左にルーカス右に金子という“逆足WB”も取り入れているが、スプリントお化けの菅とルーカスを軸に白井がサブ、そこに金子が加わって4人で回せるようになったことで敢えてサイドで使う必要がなくなったというのが実情だと思う。

 最近ミシャが取り入れているいわゆる0トップスタイル。その主軸となるのが荒野というのは恐らくサポの意見は一致するだろう。だからこそ長期離脱は非常に痛いんだが、これはもう仕方ないこと。で、0トップスタイルでの選手起用から見えてくるものとしては

 「(荒野と)駒井の“スライド”」 である。


 …と、ここまでは去年のホーム清水戦の後に書いていたわけだが、白井が京都への期限付き移籍。これもミシャコンサにとっては非常に痛い。21シーズンはどうなるのか?を妄想する前に、20コンサの選手起用を改めて振り返ることで傾向を掴んでみることにする。

 荒野と駒井のスライドを去年の等々力で考えてみる。

 スタメンはチャナと駒井の最前列で荒野がトップ下(2列目)。
 そして最初の選手交代でチャナOUTドドIN、高嶺OUTアンロペIN。
→ドドとアンロペの2トップ(最前列)。駒井がトップ下、荒野がボランチにスライド

 荒野のように運動量があることがまず前提だが、シャドーもこなしながらボランチもとなると戦術の理解度もさることながら気の利いた動きができるかどうかというのも大きい。“上から下”へのスライドができる選手となると駒井の他には宮澤ぐらいしかいない。もっとも、宮澤の場合は“下から上”のスライドもこなしているんだが…。

 荒野は等々力での2点目では一気に前線に駆け上がっている。上から下へのスライドもこなしてかつ最前線にまで攻撃参加できるというのが“荒野ロール”であるならば、それに近いことができるのはまず駒井以外に考えられずケガされたら一番困ると言ってもいいかもしれない。

 ただし、上から下というスライドだけを考えるなら面白い存在になれそうなのが小柏。

 これはアンロペや武蔵が1トップと右のシャドーをやっている(いた)こととも絡んでくるんだけど、小柏は今のところスタメン組の1トップでの評価が高い。小柏が攻撃では1トップをこなしつつ左のシャドーのポジションで守備に回れる、等々力でのチャナのようなタスクができるようなら新たな強みになる可能性は高いとみる。

 妄想としてはスライドが駒井だけなのか?
 あるいは上から下だけじゃなく下から上も増やしていくのか?というのは見ていきたい。


 もうあのコンビを登場させる余裕すらないという…。この前のXEROXでの川崎の選手のポジショニングを見てると気の利いた動きというのは“間受け”がかなりの部分を占めているのかな、と。川崎は特に中盤が高いレベルでできていてすぐ前を向けるとか有利な状態に持っていけてるのかなとも思ったり。

 焼き直しのところも多い上にデータ拾いも薄くてアレだが(汗)、
 この手のネタが好きな方にはそれなりに刺さってると思いたい。


post by フラッ太

00:20

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大八はトロイ・ポラマルになれるか?

2021年02月13日

>いつまでNFLネタ引っ張るねんっ!

 孔明さんのブログによると、大八が存在感を見せつつあるようで。

 …え?トロイ・ポラマルって誰だって?
 えーと、ピッツバーグ・スティーラーズ一筋でNFLを代表するストロングセーフティ(SS)。
 まあ、サッカーで言うところのセンターバック、とりわけ鹿島の秋田やマリノスの小村など
 #3のタイプで肉弾戦に滅法強いタイプと思ってもらえれば。

 ヘルメットからはみ出るドレッドヘアーがトレードマークで、ハードヒットでとにかく相手選手を潰しまくった。ここぞというところで止める勝負強さもあった。ただし激しいのはフィールドの上だけで普段はいい人。敬虔なクリスチャンでもある。スティール・カーテンで有名なスティーラーズの堅い守備の象徴とも言うべき存在。プロボウル常連というだけでなくオールプロのファーストチームに選ばれたこともあり殿堂入りまで果たした名選手である。

 …っと時を、じゃなかった話を戻そう。コンサラボで三上GMが言っていたようにフルコートマンツーマンではCBはマンツーマンで勝てないと困る。それを期待しての補強だし、強みを出せているのは朗報。駿汰のケガで今は右CBに入っているようだが、もしミシャ式のビルドアップにも適応できて真ん中でも目途が立つようなら相当にデカい。

 いや、もちろん右CBでスタメンになって「アイツのいるところにはパス出したくねぇ…」と思わせるようになればそれはそれで十分デカい。名古屋のクロちゃんにも匹敵するシャットダウンコーナーにもなれるわけだし…って、これじゃいつまで経ってもNFLネタ終わらんな(汗)。つーか、柳も右CBの適性はありそうだし、今年のスタメン争いはDF陣も激しそう。


post by フラッ太

00:00

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第55回スーパーボウル。

2021年02月11日

>松本山雅もビックリ!?

「我々後衛(バックス)は前衛のラインマンがいなければ何もできはしない」

 週刊少年ジャンプで長期連載されたアメフトのマンガ、アイシールド21に出てくるセリフ。史上初となる開催地をホームとするチームが出場したスーパーボウル。例えるなら欧州CLの決勝を行うクラブのチームが出るようなもの。さぞかしホームアドバンテージが…と思いきやチームの出来の差が如実に出た、とりわけライン戦でバッカニアーズが圧倒した試合と言っていい。

 原因としてはバッカニアーズのDFラインが強力だったこと、もう1つはチーフスのオフェンスラインがケガ人続出でユニットとしての力がかなり劣っていたこと。アメフトってついついQBの肩のスゴさとかRBの力強さとかWRの速さとかに目が行きがちで、縁の下の力持ち的なラインマンはあまりフォーカスされないんだが「ライン戦で負けるとこんなにも攻撃が苦しくなるんだなあ…」というのをまざまざと見せつけられた。

 攻撃側のラインマン、いわば壁役はセンター(C)1人、ガード(G)2人、
  タックル(T)2人の5人で構成される。並びとしては

 T G C G T
     QB        といった感じでセンターがQBにボールをスナップして攻撃が始まる。

 センターにはボールをしっかりスナップする技術とかスナップした後きちんとQBを守る俊敏性とかが必要だけど、勝敗の分かれ目となったのはタックル、とりわけブラインドサイドと言われるQBの利き腕の反対側のタックルの出来。ブラインドサイドの名の通り、QBからは死角になるのでここをしっかり守れないとQBは安心してパスを投げられないんである。

 で、チーフスはスターターのうち3人がケガ。アメフトはケガが付き物で特にラインマンはボブ・サップがずっと相撲の立ち合いや取っ組み合いやってるようなもんだからケガのリスクは大きい。ブラインドサイドとなる左のタックルは右のタックルが左に回り、空いた右のタックルは右のガードが回るといった具合でタックルが両サイドとも本職ではない。サカつくのように右のSBを単純に左に回しても全然問題ない…なんてことにはならないのと同じと思ってもらってもいい。ブラインドサイドを守る左のタックルであるエリック・フィッシャーがアキレス腱断裂というのがここまで影響するとは…。

 チーフスのエースQBマホームズが最初の攻撃で足の状態が良くない(=圧力をかけても横や外に逃げられることがない)ことがバレてしまい、いっそうイケイケ守備で前に出られたというのもあるかも。攻撃が形にならず仕方なくセーフティバルブのレシーバーに短いパスで…と思っても、そこにもLBがものすごいスピードで飛んでくる…。デビン・ホワイトがマジでバケモンだったわ。

 スコアは31-9。ハイパーオフェンスのはずのチーフスが1本もTDを獲れなかった。
 バッカニアーズは殴り倒したというよりも攻撃をさせずに勝利したという試合。

 これでブレイディは7度目のスーパーボウル制覇。以前在籍していたペイトリオッツやスティーラーズが6度制覇。その上をいくとなるともはや神の領域。BS1ではマイケル・ジョーダンやウェイン・グレツキー、メッシと同じレベルと紹介していた。ソリマチン時代の松本山雅があまりに点が取れないのでネタにされていたことがあったがその逆バージョン。

 派手な殴り合いもこうした地味な仕事があってこそ。


post by フラッ太

21:05

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殴り倒したかと思いきや…。

2021年02月06日

>今年はプロボウルは試合ナシ…

 需要全く無視で延々と続けるNFLネタ。でも、今回はコンサに寄せてるよ?
 今回はちょっと時間が経ってしまったAFCチャンピオンシップ、ビルズVSチーフスについて。

○シード1位VSシード2位の総合力の高いチーム同士の対戦
○これからを背負って立つ若いモバイルQB同士の対戦
 (ただし、チーフスのエースQBマホームズは前の試合で脳震盪&足のケガで途中交代)

 で、結果は38-24でチーフスが勝ったわけだがチーフスのハイパーオフェンスが大爆発…というわけではなく、アグレッシブな守備で流れを作ったというのがより近い。レギュラーシーズンで3rdダウン成功率が50%近かったビルズの攻撃陣がこの試合では5/14と抑えられていたのが象徴的。

 アメフトもフットボールなので11人VS11人。チーフスの守備体型はこんな感じ。

○   ○   ○   ○    ←ディフェンスライン
 
  ○   ○   ○      ←ラインバッカー(LB)
 
○   ○   ○   ○    ←セカンダリー(CB,S)

 ラインに4人、LB3人のいわゆる4-3体型。セカンダリーはサッカーの4バックをイメージしてもらえるとわかりやすい。両端がコーナーバック(CB)で内側がセーフティー。とりわけ積極的に前に出て主にラン守備を防ぐセーフティーはストロングセーフティー(SS)、広いスペースをカバーできる最後の砦となるのはフリーセーフティー(FS)とされる。NFLではパスが攻撃の主体なので後ろを厚くするニッケルバック(サッカーで言うところの5バック)にしているチームも多いが、それはまた別の話。

 チーフスはとにかくラインが強かった。ラインの4人でQBにプレッシャーをかけてサックやファンブル、あるいは投げ急がせてパスの精度を落とすことができれば後ろの7人は非常に守備が楽になる。実際にはCBがワンテンポ遅れてQBに襲いかかることもやってたので厳密には4人だけってことでもないけど…。
 普通はQBにプレッシャーをかける時は前にラッシュをかける人数を増やすブリッツを用いるが、前に人数をかければ当然後ろの守備の人数は減る。とりわけ相手のレシーバーに対してはマンツーマンで対応することが増えるので個人能力で負けるとマークしていても防ぎきれないということになりがち。後ろの守備でリスクを負うという意味ではフルコートマンツーマンに近いとも言える。…はず。

 ビルズも手をこまねいていたわけではない。特にマホームズが走れるかどうかわからない状況では尚更。それでもチーフスが勝てたのは個人能力の高さ。とりわけエースWRのタイリーク・ヒルとTEのトラヴィス・ケルシー。ヒルはメチャクチャ速い。レギュラーシーズンでの対戦時は裏を取られるのが怖いのでセーフティーが引いて守っていた。
 そしてTEのケルシーは本職以上に頼れるレシーバーとして活躍した。レギュラーシーズンではTEなのに獲得ヤードが1413ヤード(!)でパスキャッチの回数も一番多い。ヒルに注意を引き付けておいて空いたミドルゾーンに…というのはわかっていてもなかなか防げない。以前、TE宮澤でも触れたが、TEはガタイがデカいのでミドルゾーンだと相手LBがついても体格差で勝てる、とりあえず投げとけば何とかしてくれるというのも信頼度が高くなる理由。
 この2人を同時に抑えるのが非常に難しい。ハナっからマークを付けてパス守備の意識が強くなると今度はラン守備が薄くなりゴリ押しで中央突破されるとか、前と後ろの間隔が広くなってミドルゾーンが広くなりノーマークのレシーバーに走りこまれるとか。ヒルの速さ一発でTDが怖いからそこはしっかり押さえても、そういう時に限ってケルシーがイヤらしいところに入ってくるんだよねぇ…。

 今ならTEは宮澤でなく荒野だよなとか、ミンテはSSからFSに進化しつつあるのかなとか戦術厨的な妄想は色々と広がる。一言にWRといっても縦に圧倒的に速いとかサイズがあるとか、小回りが利いて浅いゾーンやミドルゾーンの隙間に入るのが巧いとかタイプはいろいろあるわけだし。
 だからミシャ式ショットガンフォーメーションなんて妄想も出てくるわけだが、TMで青木が結果を出しているのは何とも頼もしい限り。WB、シャドー両方いけそうなら菅はスタメンはおろかベンチ入りも怪しくなりかねない。そう思わせるほどにかつてないほど4年目のミシャコンサではWBのスタメン争いのレベルが高くなっている。大八がCBで目途が立つようなら駿汰もボランチ起用は十分あり得るからボランチももっと競争が激しくなる。

 人につくか、スペース(ゾーン)を守るかは永遠の課題だけど、
 その最大公約数的なものがポジショナルプレーになるのかな、と。
 そのあたりはNFLでの駆け引きを見ているとすごく勉強になる。


post by フラッ太

10:00

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パワープレーと逆転の発想。

2021年01月25日

>高階トウヤの存在感が好きです(←古いって!)

 今回は前回のエントリーのお返事をと思ったけどコメントだととんでもなく長くなりそう。
 というわけで、エントリーを立てて暑苦しく書いてみようという趣旨。

>前線に
  ルーカス、チャナ、小柏、青木、金子
と豪華なドリブラー陣

 この並びの5トップは見てみたい。小柏が早速TMでゴールを決めているし、佐藤寿人や興梠のようにミシャ式の1トップは必ずしも高さがないとダメというわけではなく、むしろ一瞬の抜け出しや駆け引きの巧さがあったほうがいいと思うので。

 ミシャ式5トップへの対抗策として3+2バックにして人数を揃えるというのがあるけど、これって“受ける”守備。オールコートマンツーマンは守備時にひたすらマンツーマンの局地戦にするものだけど、5トップVS5バックでもマンツーマンにしてしまおうというある意味逆転の発想。
 例えばルーカスのように1on1で勝てる選手がいるとして、そこで優位を築けるとしたら守備側はダブルチームにするとかで対応をする。じゃあ1on1で勝てる選手が複数いたらどうなるか?極論だけど、5トップが全員ドリブラーで全局面で1on1を強要した時にどう対応するのか?

 1on1で勝てる選手が複数欲しいという点で青木を補強したのかな、と。逆足WBの時の金子やノーマルな時のルーカスなど右サイドでは問題なく回せると思うけど、左サイドでは菅が独力で突破するにはやや弱い感じなので特にルーカスを右に回したときに左WBに青木を入れることで逆足WBの攻撃力を維持or高めたいという思惑があるのではと妄想する次第。だから菅は今やスタメンを奪い返さなきゃならない立場とも言える。

>5人交代を考えると、新しい戦術が生まれて来ますね。

 去年の5人交代制が適用されそうなのでそこは全チームの考え方が出るところ。ただ、去年の等々力がいい例で攻撃陣の入れ替えでパワープレーが見込めるかなとは思う。サッカーでのパワープレーはどうしても点が欲しい終盤で高さのあるCBを前線に参加させて放り込むというイメージだけど、もともとは確かアイスホッケーでペナルティで人数が少なくなった側に対して攻撃をすること。

 で、アイスホッケーはものすごく運動量が多いので5人のセット(概ねFW3人DF2人)を組んでローテーションしつつフットサルのように選手を入れ替えながら戦う。ミシャ式では前の3人の組み合わせは1トップ2シャドーを基本としながらも流動的にポジションチェンジをするので3人をユニット、セットと考えて相手チームによって使い分けるみたいな戦い方をするというのはあるのかな、と。

 まああれだ、ストライクガンダムの換装パーツみたいなもんですよ。
 最近だとビルドダイバーズRe:RISEでの主人公機コアガンダム+換装システム、
 懐かしいところだと仮面ライダースーパー1のファイブハンドみたいなもん。
 ディケイドなど平成ライダーシリーズはまだ見たことないんだよな…。

 高さで勝ちたいならジェイやガブリエルなどの外国人のセット、小回りが利くタイプなら金子や青木をシャドーに…など、ただ単に高さでアタックで殴り倒すんじゃなくて質的なパワープレー、攻撃の幅や引き出しといったようなものを広げられたら今年のミシャコンサはもっと面白くなるぞ、と。

 いいだけ妄想が暴走しちゃったけど(汗)、カギとなる荒野がいない状況でどうするか?というのはある。そこは開幕直前までに妄想を膨らませて1発ブチかませたらということで…。


post by フラッ太

22:55

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凶悪!?(ミシャ式)ショットガンフォーメーション!

2021年01月20日

>日本にシャットダウンコーナーはほぼいない…

 今回もアメフト絡み。ただし、今回はミシャコンサに寄せた戦術厨ネタ。
 ショットガンフォーメーションとはアメフトの中での攻撃のフォーメーションの1つ。
 パスに比重を置いたフォーメーションで一気にヤードを稼ぎたいときに使うことが多い。

 ざっくり言うとオフェンスラインが5人でその後ろに司令塔のQB、残りの5人をどう配置するかになるわけだが、ショットガンフォーメーションでは文字通りノーバック(no back)にしてQBの後ろに誰も置かず5人全員をパスレシーバーにすることもある。

 で、ミシャ式と言えば攻撃時の可変式4-1-5がおなじみ。
 1トップとシャドー、両WBの5人がピッチの横幅を目いっぱい使うポジショニングのアレ。
 これも考えようによってはショットガンフォーメーションと言えるのだ。

 アメフトではパスの供給役はQBだが去年のミシャ式ではホームFマリノス戦でGKの菅野がフィード1発で右のルーカスに通してチャンスを作った。GKのところまで追っかけてプレスをかけるのは難しく有効な攻撃のオプションとなったわけだが、今年はそれがさらに先鋭化するような気がしている。

 1年目に4位と躍進したのは1トップに高さで勝てるジェイがいて、両シャドーにはチャナと三好という狭い局面でターンができて前を向ける小回りの利くタイプがいて、両WBにはクロスを上げる菅とルーカス。四方田コンサの強みを生かしつつバランスの取れた5トップだったと言える。都倉を入れたときにはゴリ押しできたしね。

 だが、今年は5トップの構成がさらに極端になる可能性が高い。そう考える理由として
 ①0トップスタイル導入&高さで勝てる1トップがいない
 ⓶逆足WBにみるドリブル重視&選手補強

 ①についてはオールコートマンツーマンではとにかく運動量が求められるため攻撃時に1トップがデンと構える場面がそもそも少ない、ジェイの合流が遅れ開幕に間に合うか微妙なことが挙げられる。もっとも、ジェイが守備をしないということではなく去年の終盤ではハッキリ守備での頑張りが現れていたが。アンロペやドドは空中戦で強くないというのもある。

 メインの理由としては⓶の方が大きい。金子の右WB時には縦に抉ってクロスという選択も結構あったが、左WBのルーカスがドリブルでPAに侵入して右足シュートというのが多く、ミシャはこれを軸に考えているのではないか?19シーズンの5トップの並び。ホーム開幕戦でアンロペが大暴れした時は1トップ武蔵、シャドーにチャナとアンロペ、WBに菅とルーカスだった。この中では菅が若干弱く感じるものの、あとの4人はタイプこそ違えど「自分でボールを運べて勝負できる選手」だった。

 武蔵が移籍したが、チャナ・アンロペ・ルーカスは今年もいる。去年の逆足WBを融合させると金子もドリブルで勝負できる。特別指定を経て小柏が加わる上に名古屋から青木も加わった。攻撃時に1トップにするなら恐らくアンロペが軸になると思うがそれ以外の4人を全員ドリブラーで固めることができる、場合によっては5人全員をドリブラーにしてしまうこともできるのだ。

 戦術厨の視点からすれば高さで勝てなくなるネガはあるものの
 ドリブラーをこれでもかと並べるのは相当凶悪なことになるとみる。
 チャナが4人引き付けてアンロペのゴールをお膳立てなんてのもあったし…。

 そして、もう1つ忘れてはならないのが小次郎の加入。

 WBにボールを渡すフィードやサイドチェンジはミシャコンサにおいては福森がメイン。たまに宮澤もやったりするけど、小次郎も足元の技術には自信がありそうなので小次郎の技術が上がれば“発射台”がさらに増えるだけでなく発射台を潰すのが難しくなってくる。GKまで潰そうとすると相手守備はさらに運動量が求められるしね。現時点ではやはり菅野がファーストチョイスになるだろうが、攻撃にさらに厚みを増そうと思うなら小次郎を抜擢する可能性はあるとみる。
 


post by フラッ太

22:40

戦術厨の戯言 コメント(1)

タイムコントロール。

2020年11月07日

>タイタンズでブログ検索かけたら梅の目標クリアしてた…

 既に多くのコンササポが読んでいると思うが、アジアンベコムさんの川崎戦レビューでは後半勝負で2トップを入れる交代のタイミングもズバリ的中といった非常に読み応えがありながら的確かつ分かりやすいものだった。つーか、あんなレベルの高いレビュー見せられたらもう赤黒スズメでネタ書けないじゃん(泣)。

 殴り合う時間はなるべく短くしたい→かといって受ける守備(引いてブロック作る)では川崎の思うツボ→前線からマンマークで厳しくチェックする→狩ったら素早く縦にかつジェジエウのいる中央は避けてなるべくサイドに

 かなりざっくりしてるけどレビューを読む限りではミシャのプランはこんな感じだったのかな、と。ゼロトップでスタートしてFW2枚を温存したところからも後半勝負のイメージはあったが、なるほどボールが行ったり来たりする時間帯は短くしたい思惑があったのか、と。ひたすらインファイトでくっついてボディブローとか幕之内一歩やな…。

 で、ここからがNFLかぶれの戦術厨たる暑苦しい話になるわけだが(汗)、攻撃と守備がはっきり分かれるアメフトでは相手の攻撃の時間を削るという考え方はわりとセオリー。それが顕著に出たのがWEEK7のスティーラーズVSタイタンズ。

 タイタンズにはエースRBのデリック・ヘンリーが攻撃の中心。さしずめディエゴ・オリベイラに速さを加えた感じかな。コイツが出てくる時間帯をなるべく短くしたいとばかりにスティーラーズは最初の攻撃シリーズに1Qの15分のうち9分18秒もかけて(!)TDを決めた。
 これがチーフスのように常に30点40点取れるイケイケの攻撃のチームなら話は変わってくるが、スティーラーズは攻撃力はそこそこでスティール・カーテンと呼ばれる堅い守備がウリ。そこで自分の攻撃時は時間を使って確実に点を取りつつ相手の時間を削るという一石二鳥の戦略が功を奏した。終盤はあわやOTかというヒヤヒヤものだったが…。

 WEEK7ではもう1つ、時間の使い方が勝敗を分けてしまった試合がある。それはライオンズVSファルコンズ。16-14でリードされていたファルコンズが残り1分12秒からTDを“取ってしまった”ことで負けてしまったのだ。なぜ取ってしまったと言えるのか?それは残り時間にある。

 2点差なので3点のFGで十分(6+1or2点のTDである必要はない)。1STダウンGOALなので4回の攻撃権がある(エンドゾーンに近いので得点のチャンスが非常に大きいということでもある)。つまり、3回の攻撃でエンドゾーンギリギリまで運んだ上で時間を使い切ってから4thダウンで得点するはずだったのに、TDを取ってライオンズに攻撃権を渡したがために一度は22-16としながら逆にサヨナラTDで23-22と逆転負けとなった。

 アイシールド21を読んだことがある人ならピンとくるかもしれないが、1分4秒残してしまったためにライオンズに逆転の芽が出たのだ。1分あれば状況としては厳しいがTDを取り返すのは決して不可能ではない。実際に逆転して見せたライオンズがお見事といえばそうなのだが、1点リードでアディショナルタイムに入ろうかという時に馬鹿正直にゴールを奪いに行く必要はなくコーナーポストに運んで時間を潰せば…というのに近い。“鹿島る”のに失敗したとも言えるかな。

 サッカーはバスケのように8秒以内にフロントコートに入れるとか24秒以内にショットとかの時間制限はないし、ポゼッション率が高ければ勝てるってわけでもない。ましてやボールを持っているのか“持たされている”のかってのは相手の戦術によっても変わってくる。シュート23本撃ったコンサがシュート2本の熊本に負けたこともあるしな。

 ただ、ゲームプランを考える上で時間(帯)を考える意味はあるのかな、と思う次第。


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23:45

戦術厨の戯言 コメント(2)

これからはGKの時代?⓶

2020年10月22日

>NFC EASTのグダグダぶり…ワシントン、QBどーすんだ?

 前回の続きということで、ツカミは再びアメフトのQBから。

 QBには大きく2つのタイプがある。自分からはあまり動かずラインマンの後ろでパスを投げるポケットパサーと、自分でもボールを持って走るモバイルQBに分けられる。監督(HC)の好みにもよるが、QBのプレースタイルによって戦術手帳とも言うべきプレイブックは大幅に変わってくる。

 前者の代表格は前回でも取り上げたブレイディ。後者の代表格は昨シーズンのMVPであるラマー・ジャクソン(レイヴンズ)。NFLではこちらが主流になりつつあるが、ラマー・ジャクソンはぶっちゃけ大谷翔平以上に異次元な二刀流。あの伝説のGKイギータをさらにデカく俊敏にした感じ。ラン獲得ヤードが1,200ヤード超え(!)とか、そこいらのエースRBが霞むほど。常識破り、型破りなプレーという意味でも共通しているかな。

 ただし、ポケットパサーでも全く走らないというわけではない。レシーバーがみんなカバーされているときは自分でボールを持って走ることもある(スクランブル)。ポケットパサーがむやみに走り回らないのはケガのリスクを避けるため。攻撃の要でかつ専門職となるとケガで離脱されるのが一番困る。スクランブルでもサイドラインの外に出たり自らスライディングしてタックルされないようにケガを防いでいる。派手なプレーはなくともレシーバーにきちんとパスを投げ分けることができてこその型破り、スクランブルなのだ。

 一方で、エースQBがケガor不振で控えQBにチャンスが回ってきてのし上がるシンデレラストーリーが起きやすい。エースQBはフランチャイズプレーヤーになったり巨額の長期契約を結ぶことが多い。ちなみにスーパーボウルMVPのマホームズ(チーフス)は10年540億円(!)契約。ずっと日陰者だった選手が一転救世主にとなるといろんな意味で悩むことになる。NFLはサラリーキャップが厳しく能力の高いQBを2人抱えるのが非常に難しいためである。

 エースQBは花形選手であり、チームの顔。QBのプレースタイルが変われば戦い方も変わる。裏を返せばQBがコロコロ変わるようなチームは戦い方が不安定でブレているともいえる。それはサッカーにおけるGKでも同じようなことが言えるんじゃないかなあ。野球だってセンターラインの重要性はとかく言われることだし…。

 専門職であるが故に注目も浴びやすくなる。特長のあるQB、サッカーならGKであれば尚更その選手だけを見に行くということも起こりうる。かつてドイツ代表のオリバー・カーンがいろんな意味で注目を浴びたが、Jリーグでも特徴あるGKは多い。
 わかりやすい例が浦和の西川。西川はパントだけで金がとれる。コンサとの対戦でもパント1発即興梠のカウンターでソンユンお願い!というシーンを作られたし。今でこそ飯倉チャレンジと半分ネタにされたが極端に高いDFラインと相まって攻撃的キーパーと思われがちだが、西川も十分攻撃的キーパーと言えるだろう。GKは単に守備の要だけにとどまらなくなっているという好例と言い換えてもいい。

 いずれにしても、プレースタイルや「それ防ぐのかよ!」というところを持っていくGKはロングパス1発でタッチダウンを奪えるQBのようにチームの顔になりうる可能性を大いに秘めているということを言いたいんである。YouTubeには下田さんの「ナァァイスキーパァァァー!」集があったりするしw。ソンユンがスパイクでゴールポストをカンカンと蹴って壁の指示を出していたけど、今はGKの声がピッチでよく通るからGKだけにフォーカスして試合を観るというのもなかなかオツなもんかと。

 あれ?戦術厨の戯言と言いながらちっとも戦術的な話にならないぞ?
 続きは次回の講釈で、ということで…。次で終われるかなあ(汗)。


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23:55

戦術厨の戯言 コメント(0)

これからはGKの時代?①

2020年10月15日

>アメフトみたいにキッカーが作れるなら福森はヴィナティエリになれる…

 NFLも始まり、戦術厨的にはいろいろと対比しながら通ぶって傷口を広げるという季節(汗)。アメフトも11対11で勝敗を争うスポーツ。ケガが多くて選手を入れ替えながらではあるけどね。その中でもスキルポジションと言われるポジションがある。攻撃側で言えばラインマン5人を除いた後衛の6人、攻撃の司令塔であるクォーターバック(QB)、ボールを持って走るランニングバック(RB)、QBからのパスを受けるワイドレシーバー(WR)が代表格。タイトエンド(TE)は含めないそうだが、強いチームには必ずと言っていいほど優秀なTEがいる。

 最近ではショートやミドルのパスを捕れないRBはNFLでも使われなくなる傾向にあるらしいが、それでもQBが攻撃の司令塔であり“専門職”であることは論を待たない。で、サッカーの専門職といえばもちろんGK。最近のJリーグではJ2でもセランテスやビクトルなど韓国以外の外国人GKは珍しくなくなってきたが、広島の大迫、鳥栖の高丘、仙台の小畑と若い世代のGKが出てきているし、さらに若い世代では既に“見つかってしまった”感のある浦和ユースの鈴木彩艶もいる。

 日本のサッカーは、というと主語が大きくなりすぎだが、キャプ翼の影響が強いせいもあってJリーグは草創期こそ脚光を浴びるのはキングカズなどFWが多かったものの、やはり“MFの時代”が長く続いてきたと思う。小野伸二や中村俊輔に代表されるスルーパスも出せるし自分でも決められるいわゆるトップ下、遠藤保仁に代表されるチームのバランスを取りながらゲームメイクしたり、福西崇史に代表されるようにバイタルエリアで危険な目を潰す守備的MFなど。

 「現代サッカーではGKもビルドアップに加わりFP同様にボールコントロールが求められる。」

 つい先日の代表の試合ではCBの富安の安定ぶりに「なるほど、ミランが獲りに動くわけだ…」とこれからはDFの時代が来るのかなと思った。だが一方で、吉田麻也がプレミアリーグで孤軍奮闘していたわりには評価がイマイチ。昌子がケガで日本に帰ってきてしまったのもあるのかな…。シュミットダニエルは普通にビルドアップできていたし、これからはDFの時代を通り越して一気にGKの時代が来るんじゃないかなとも思った。GKが主人公のマンガってオフサイドの他に何があったっけ?トリプルカウンターアタックのシュート!はGKだけが主役じゃないし、ナリキン!はちとマニアックだし…w。

 ちっともコンサが勝てないせいで妄想が暴走してしまい長くなるのが避けられそうもないので続きは次回の講釈で…ということで。ちなみにQBもキッカー(K)も専門職。勝敗に大きく影響する上に接触プレーが少ない(キッカーに至ってはほぼない)ので選手寿命が長い。QBではバッカニアーズに移籍したにっくきブレイディやドリュー・ブリーズ(セインツ)は40歳を超えても現役バリバリ第一線。ただ、キッカーは勝負所で外すと即カット(解雇)されることもある厳しいポジションである…。


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00:00

戦術厨の戯言 コメント(2)

ミシャとの邂逅~8年前の記憶~

2020年07月27日

>幸村殿は何をしているのかのぅ…

 ちょいとタイトルでカッコつけてみた(苦笑)。

 ミシャとの因縁といえば17シーズンでの槙野1発レッドから怒りの3枚替え&9人の浦和にあわや…というのがまず思い浮かぶ。実際、あの試合でコンサが何とか逃げ切ったことでミシャは浦和の監督を解任され、ノノ社長がすかさずオファーして今があるわけで。

 昨日のFマリノス戦。
 当のミシャが上機嫌でメディアに語っていたくらいに完勝劇といっていい会心の勝利。

 0トップを奇策と見る向きもあるが、昨日の勝利はマリノスがとにかく高いDFラインにしてくることが分かっていたから可能だった。そう考えるとFマリノス戦に特化した戦術とも言える。

 そこで思い出したのが8年前の埼スタの試合。ぶっちぎりに弱かった石崎コンサ。史上最速でJ2降格が決まった直後のアウェイゲーム。浦和のホーム、しかも石崎コンサはアウェイ全敗(!)と鉄板にもほどがあるカードでやってのけたアップセット。未だに「浦和 赤っ恥」でググるとすぐに出てくるんだが、あの試合はまあ清々しいほどにベタ引きで9枚ブロックを敷く穴熊作戦でVS浦和スペシャルともいうべき戦術だった。

 今はミシャ式5トップには3バックをベースにして人数を合わせる、その上でスカスカになりやすい中盤で奪って一気に…というのが一般化したイメージだけど、相手がこう来るぞというのがあらかじめわかっていればそれ相応の策は打てるのだな、と。

 それにしても大胆な策だよなあ。武蔵不在でジェイに頼りたいところだけど、敢えて重爆撃機は捨てて戦闘機で勝負する逆・大艦巨砲主義とも言うべき戦術。FC東京戦でジェイが封じられたのも頭にあったのかな?向こうにスペシャルな選手がいないというのもあっただろうけど、清々しいほどに小駒で勝負して、小駒を捌き切って勝利するって言うは易しだけど、これ、けっこう難しいミッションだぞ。

 捌く監督の知力ももちろん大事だが、小駒の質自体が高くないと成り立たないわけだし。ミシャコンサも3年目。高さで殴るのもだいぶ定着しつつある中地上戦オンリーでほぼ制圧したわけで、8年前同様に攻略法のヒントがそこかしこに見受けられた試合でもある。

 ちょっとディープな見方を1つだけ挙げるなら高嶺左CBによる菅のさらなる活性化。

 昨日もちょっと触れたけど、高嶺がいることで守備の負担が減ったせいか菅の攻撃参加がさらに迫力を増している。昨年のルヴァン杯ファイナルやFC東京戦でのゴールのように左の高い位置を取ってニアが潰れたところに…というのはあるのだが、いずれもPA角で“待って”シュートしている。だが、36分くらいの攻撃はゴールエリア近くまで走りこんでシュート。

 馬車馬のように走れる菅の運動量あっての話ではあるが、これが逆サイドでも見られるようになるとさらに怖くなる。ルーカスは変態ドリブルで切り込むシーンを何度も見ているので白井にそうした武器が加われば…。金子のように明確な結果こそないものの、高嶺が機能するようだと福森も安閑とはしていられまい。高嶺は左足もいいもの持っているしね。

 神戸戦は重爆撃機の出番があるはず。どんな策で挑むかな?

 


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13:15

戦術厨の戯言 コメント(6)

凶悪2シャドー。

2020年07月01日

>駒井右WBってのはルーカス右シャドーの伏線か?

 さて、今年はルーカスがかなりアピールしているようで。

 去年は左WBに菅、右は白井とルーカスがスタメンを争うというのが基本形だった(菅が不在の時は白井が左、ルーカスが右というのもあったけど)。菅はほぼスタメンだったので菅と白井とルーカスが揃い踏みすることは考えにくかったが、どうやら今年はルーカスを右のシャドーで起用するプランもあるようで。

 去年はアンロペが離脱する期間がわりと長く、今年もコロナウイルスの影響ですぐには戻ってこられそうもないので十分アリなオプション。そして、ルーカスがシャドーに入ればこれもまた相当凶悪な2シャドーになりうる。アンロペほどの高さや馬力はないものの、機動力はルーカスの方が上とみる。WBにいた時でさえ脅威だったのに、ルーカスのあの変態ドリブルをシャドーでやられたら守る方はイヤすぎる。

 小回りが利くシャドーのコンビと言えばチャナ&三好が思い浮かぶが、
 ことによってはチャナ&ルーカスのコンビの方が凶悪さは上かもしれない。

 そして前線3枚のバリエーションが広がるのも大きい。
 ジェイorドドの1トップにチャナ&ルーカスの機動力コンビでかき回す、
 チャナ&武蔵のバランス型のオプションとして武蔵&ルーカスもアリだし、
 武蔵1トップでチャナ&ルーカスとスピード勝負に持ち込むとか妄想がどんどん広がる。

 ルーカスが右シャドーに入れば左WBに菅、右に白井と同時起用もできる。菅がクロス挙げてくる、白井が抉る、ルーカスが中を切り崩すって考えただけでも…。そして、武蔵とチャナが代表で同時に欠けることも十分に考えられるので、ルーカスがシャドーで計算できるようになればやりくりが格段に楽になる。実際には、金子や檀崎がいるのでWBに回る公算が大きいとみるが…。

 今年は選手交代が5人までできるとはいえ、複数ポジションをこなせる選手が多ければ多いほど過密日程を乗り切るだけでなく上位進出への大きなカギとなる。今週末にはアウェイ横浜FC戦だが、スタメンはどのポジションも激戦。確定と言えそうなのは福森と進藤くらいか?先日のTMでは金子が最初の2本のシャドーの様子。

 金子だけでなく大卒3人組は皆スタメンの座を狙って虎視眈々。高嶺は鳥栖戦でガツガツ当たれる良さを、鹿島とのTMでは左足で綺麗なフィードを出すなど守備だけではないところを見せた。駿汰もミシャ式に適応するのにそう時間はかからないだろうから出番は当然あるだろう。

 …宮澤、スタメンに入れるよな?


post by フラッ太

22:20

戦術厨の戯言 コメント(3)

開幕直前!壮大なる数字遊び・番外編~二兎を追う難しさ~

2020年02月15日

>実はノノ社長が一番苦しんでいるような気がする…

 さて、今まではリーグ戦に必要な数字を暑苦しく考えてカップ戦は無視してきたが、やはり去年のルヴァン杯ファイナル進出を受けて「今度こそはてっぺん獲る!」というのも目標に入ってくるだろう。ノノ社長の言うところの“行先”にも当然含まれているはずだし。
 だが、ACL出場権とカップ戦の二兎を追って成功したのはタイトル常連組で賞金圏内であるベスト4まで広げても至難の業なのが窺える。今回はシーズンを通して並行して戦うことを重視してリーグ戦とルヴァン杯を対象とし、天皇杯は“3足目のわらじ”と考えて二兎を追えた場合のみ記載する。

2013 横浜FM(リーグ2位・ルヴァン杯ベスト4・天皇杯準優勝)
    川崎(リーグ3位・ルヴァン杯ベスト4)
2014 G大阪(リーグ、ルヴァン杯、天皇杯3冠)柏(リーグ4位※・ルヴァン杯ベスト4)
※G大阪が天皇杯を制したので繰り上がりでACL出場権獲得
2015 G大阪(リーグ3位・ルヴァン杯準優勝・天皇杯準優勝)
2016 浦和(リーグ2位※・ルヴァン杯優勝)※勝ち点は74で1位だが順位としては2位
2017 C大阪(リーグ3位・ルヴァン杯優勝・天皇杯優勝)川崎(リーグ優勝・ルヴァン杯準優勝)
2018 鹿島(リーグ3位・ルヴァン杯ベスト4・天皇杯ベスト4)
2019 鹿島(リーグ3位・ルヴァン杯ベスト4・天皇杯準優勝)

 赤黒スズメがダブルを達成したら特上と言っていたがそれ以上だった(汗)。折しも、鹿島がACLプレーオフで負けてしまいルヴァン杯GSは3位抜けでもプライムステージへの可能性が出てきたので二兎を追う難易度は若干下がってはいるのが救いと言えば救い。惜しいケースとして2008年の大分が当時のナビ杯で優勝したときはリーグ4位だったが、翌年の大分はJ2降格の憂き目に遭っている。
 ググったら当時の大分はマルハンの撤退など経営危機に陥り、降格時に主力の西川や森重、金崎を売らざるを得なくなってしまった。その点、ミシャコンサ3年目は加入こそ特別指定の3人だけだが流出なしというのはもっとポジティブに考えてもいいのかも。二兎を追うのは選手層の厚さといった現場レベルもさることながら特に経営体力で不利な地方クラブではより難しい舵取りを迫られることになる。

 …とまあ、長々書いてきたわけだが、ぶっちゃけミシャコンサがACL出場権を獲れるのか?

 攻撃面に関しては18コンサが惜しいところまできている。ホーム成績では9勝3分け5敗の勝ち点30、複数得点者も18コンサは都倉12・ジェイ9・チャナティップ8。去年の得点も武蔵13・アンロペ9・ジェイ9。で、今シーズンのカギを握るのはアンロペとみる。去年の前線は武蔵とジェイの1トップ。アンロペは基本的には右のシャドーで、対戦相手やコンディションによってジェイ1トップで武蔵がシャドーという選手起用だった。アンロペを1トップにしたユニットを機能させられるかで大きく左右されると思っている。
 武蔵やチャナティップは代表で抜けることがあり、帰国後に無理使いしたことでさらにコンディションを落とす悪循環に陥った。シャドーの左は去年檀崎や金子が入ったりしているし、最近ではふじれんがアピールしている。右は駒井も戻ってくるし状況次第では荒野も入れるだろう。無論、中野や早坂もいる。アンロペの更なる活躍が求められるけど1トップで点を取ることでチーム全体の疲労を軽減し過密日程を乗り切るのが二兎を追う条件と考える。
 …と思っていたら、やたらパチモン臭のする名前のドウグラス・オリベイラが入ってきた。動画を見てみたが、ガタイのあるポストプレイヤー的なFWでジェイの後釜候補か。あんまり持ちすぎないので腹黒GMはミシャ式なら仕込めばモノになる、磨けば光ると踏んだかな?アンロペは利き足が左なので一番光るのは右のシャドー。いろんな意味で“起爆剤”になることを期待する。

 去年のコンサは得点54失点49。攻撃面は単純計算でノルマまであと6ゴールだからそんなに難しくない一方で失点49はいかにも多い。だが、裏を返せば守備の改善の伸びしろは大きいということでもある。守備に関してはこの方がオレ以上に暑苦しく考察しているが、ざっくりまとめると「引いて守るのはダメだよね」ということ。引いて守るのは性に合わない…のではなくて、ブロックを敷く守備で失点がさらに減ることは考えにくいので攻撃→守備の切り替えの時に奪いに行くことで失点を減らす(余地が大きい)という考え方に基づいている。

 守るための守備という表現が正しいのかはアレだが、ブロックを作っての撤退守備がそれに当たるならば3年目のミシャコンサが目指すのは奪いに行く守備、攻める守備。フルタイム走り切れるだけの走力、スタミナがあるのが大前提。そして、いわゆる“前からハメる”守備をするためには味方がどこにいるのかがわかった上で、誰が誰を捕まえる(プレスに行く)という約束事を作る。

 それが可能なのはミシャ式が約束事を細かくしているからだと思う。
 かつて石崎コンサが目指したが今にして思えば理想が高すぎたんかなあ…。

 で、奪いに行く守備は基本的に1on1。原始的でありながらある意味で欧州流かつ最先端。ボールホルダーにプレスをかけつつ周りの選手が先を読んでパスコースを限定するスペースに動かなきゃならないぶん難しい。もともとミシャ式は個の能力で守る傾向が強いが最終ラインで負けると一気に大ピンチになる。去年、最後の砦として体を張ったミンテ。一気に成長した選手の1人だが、ミンテのポジションに求められるのは巧さ・速さ・強さ(高さ)のうち1on1の肉弾戦で勝てる強さ(高さ)と広範囲をカバーできて相手FWとのヨーイドンに勝てる速さ。

 ミンテのポジションには宮澤が入ることもあったが、宮澤はカバーリングは巧いが足が遅いのでヨーイドンの速さ勝負に持ち込まれたら分が悪い。去年のホーム磐田戦で重戦車のアダイウトン相手に全速力でやっとこすっとこ対応していたくらい。予測や読みで足の遅さを補うのはJ1だとちと厳しい。なので、カギを握るのは田中駿汰がミンテのポジションでどこまでできるかとみる。J1の速さと強さにすぐ適応できるようなら守備はかなり引き締まると思う。

 ミシャにとっては3チーム目のJ1での3年目のシーズン。広島時代は2年目を下回ったが、
 浦和時代は2014年にリーグ2位で失点も32まで減らした。さて、コンサではどうなるのか?
 勝負のシーズンである。


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00:10

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開幕直前!壮大なる数字遊び⓶~遥かなるACLへの道・後編~

2020年02月12日

>改めて思い知る佐藤寿人と興梠のスゴさ…

 さて、今度は得点と失点の関係について考察してみる(数字は2012年~19年)。まずは得点について。総得点50以下で勝ち点60以上に到達したのは13年Fマリノスと19年FC東京しかない。しかもこの2チームは失点がそれぞれ31と29で守備が堅い。というわけで、ざっくりした計算だが勝ち点60以上かつ総得点50以上のケースを平均で計算すると61.7。思ったよりも高い。

 次は失点。まず思いつくのは「1試合1失点以下に抑える」ということになるが、これはおおむね当てはまる。13年川崎が失点51で3位になったケースはあるがこれは総得点65と殴り倒してのものなので例外と考えるべき。失点が多少多くても殴り倒せばある程度カバーできる。去年のマリノスも失点38だけど総得点は68とリーグトップ。勝ち点60以上をクリアするためにはどんなに悪くても失点は40以下に抑えるのが絶対条件となる。

 これらは得失点差からも相関関係が窺える。得失点差20以下で勝ち点60以上を満たしたのは

13横浜FM 勝ち点62 2位 得点49失点31得失点差18(失点リーグ2位)
 川崎    勝ち点60 3位 得点65失点51得失点差14(得点リーグ2位)
15G大阪  勝ち点63 3位 得点56失点37得失点差19
19FC東京  勝ち点64 2位 得点46失点29得失点差17(失点リーグ2位タイ)の4つ。よって

 得点60以上失点40以下、得失点差20以上が目標となる。

 そして得点に関してはほとんどのケースで2桁得点者が複数存在している。
 例によって勝ち点60縛りで挙げていくと次の通り。(☆は得点王、MはMVP)

12広島 佐藤寿人22☆M
13川崎 大久保26☆レナト12 横浜FM マルキーニョス16中村俊輔10M
 広島 佐藤寿人17石原10
14G大阪 宇佐美10(パトリック9 阿部7 遠藤6M 倉田6) 浦和 興梠12 (李忠成6)
 鹿島 ダヴィ10遠藤10
15広島 ドウグラス21佐藤寿人12 浦和 武藤13興梠12 ガンバ 宇佐美19パトリック12
16浦和 興梠14武藤12李忠成10 川崎 小林15大久保15
17川崎 小林23☆M阿部10 鹿島 金崎12レアンドロ11 C大阪 杉本22(山村8)
18小林15(中村憲剛6 家長6M)
19横浜FM 仲川15☆Mマルコスジュニオール15☆エジガルジュニオ11
 FC東京 ディエゴオリベイラ14(永井9) 鹿島 セルジーニョ12(伊藤7)

 去年のFマリノスには複数得点者が3人もいて、そのうち2人が15ゴールといかにハイパーだったかが窺える。16年浦和は同じく複数得点者が3人いるが優勝が鹿島なのはこの年が2ステージ制で合計勝ち点では74(1位)と鹿島と15もの差があったにもかかわらずチャンピオンシップでかっさらわれたから。ミシャコンサは2桁得点者については1年目も2年目も惜しいところまではきているが、やはり武蔵は15ゴールがマスト、できれば20ゴールに近い数字で得点王を争うレベルが求められる。あんまり活躍しすぎると海外に行っちゃいそうで怖いが。


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11:15

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開幕直前!壮大なる数字遊び①~遥かなるACLへの道・前編~

2020年02月11日

>NFLにカブれると数字で語りたくなるんだろうな…

 さて、わざわざ壮大なると前フリをした以上、史上最大級に暑苦しい(苦笑)。ACL出場権を得られる3位へのハードルはそれでなくとも高いわけだが、数字を拾うことでどれくらい厳しいのかがある程度客観視できるだろうと2012年以降の数字で遊んでみる次第。

 3位以内に入るには勝ち点60以上が必要

 これは絶対と思っていい。2012年以降3位の勝ち点で少ないのは12年の浦和が勝ち点55、18年の鹿島が勝ち点56、16年の鹿島が勝ち点59と全くないわけではないがやはり勝ち点60以上はマストと言っていい。加えて前半戦終了時に3位以内をキープしていることも求められる。逆転で2チームが入ったのは14年のみで、あとは入っても1チーム。逆転で滑り込むとしてもせいぜい勝ち点4差くらいに留めないと厳しい。鹿島が勝ち点10差から滑り込んだケースはあるが例外とすべきだろう。
 勝ち点60以上となると単純計算で15勝15分けが必要だが、15勝ではまず3位以内には入れない。少ない順だと12年の仙台と浦和が15勝で(仙台勝ち点57、浦和55)、18年の鹿島が16勝で3位(勝ち点56)だが、あとは2012年以降では18勝以上挙げているのでこれが明確なボーダーラインと言えそう。20勝の大台はほぼ優勝ラインとなるがこれを目指すつもりでいてほしい。

 となると、ホームとアウェイでざっくり勝ち点30ずつが必要となるわけだが、過去ホームで勝ち点30を下回ってACL出場権を得たのは18年の広島しかない(ホーム27・アウェイ30の勝ち点57で2位)したがって、ホームで勝ち点30はあくまで通過点で勝ち点35をノルマとしなければならない。自ずとホームで10勝以上は当たり前という結論も出てくる。ホーム10勝を下回ったケースは18年の広島(8勝3分け)、鹿島(9勝5分け)しかないというのも付け加えておく。
 今年のミシャコンサは少数精鋭、スタートダッシュをどれだけかけられるかカギ。というわけで、ACL出場権を得たチームの開幕5試合の成績はというと最高が13年Fマリノスの勝ち点15(5連勝)、最低が14年ガンバの勝ち点5(1勝2分け2敗)。最低は意外だったが(14年ガンバは3冠達成)、ざっくりとした目標としては

 開幕5試合で勝ち点10、悪くても2勝2分け

 先行逃げ切りが基本で捲ってACLというのがあまりない、勝ち点60が必須、勝ち点60/34試合≒1.764だから5試合で8.82。至極当たり前と言えばその通りだが、なかなかにアブラっこい対戦相手が続くのでけっこうハード。とはいえ、過去の3強の直接対決でダブルを食らったのは13年広島(VSFマリノス)と18年鹿島(VS川崎)だけ1つも勝てていないケースは18年の鹿島(1分け3敗)のみ。前述の通り18年鹿島は勝ち点56止まり。よって、上位チーム相手でも五分に戦えないようではダメということ。「オルンガがおるんか!」とか泣き言を言ってる場合じゃないんである。

 ちなみに2012年以降の3位以上の延べ24チームのホーム開幕戦の成績は13勝6分け5敗。
 やはりホーム開幕戦はただの34分の1の試合ではないということが言えそうだ。よって

 ホーム開幕戦は必ず勝つべし 

 後編では得点と失点から見えてくるものをざっくり考察してみようと思う。


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11:55

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基本は大事。

2020年01月31日

>わりとマジでポイチはアメフトで勉強しろ!と思う

 アメフトと戦術的思考の親和性が高いと思っているオレとしてはこの時期は戦術厨の血が騒ぐ。
 そんなNFLのポストシーズンもあとはスーパーボウルを残すのみ。

 まずはテネシー・タイタンズのスゴさ。AFCカンファレンスチャンピオンシップではチーフスに敗れたものの、一番低いシード6位のワイルドカードから勝ち上がったのは10年ぶりの快挙。どれくらいスゴいかというと去年のコンサがルヴァン杯ファイナルに進むのと同じくらい。プレイオフはシード順の高いチームのホームで戦わなければならないのでそれだけでも圧倒的に不利。加えて相手は常勝軍団ペイトリオッツとシード1位のレイヴンズ。鹿島と川崎のホームに乗り込んで埼スタのような空気の中連勝するようなもの。チーフスのホーム、アローヘッドスタジアムはNFLで1、2を争うくらいにクラウドノイズがうるさい(=アウェイに不利)ことでも有名。

 ラン攻撃中心に地上戦で確実にヤードを稼ぐという基本。タイタンズもエースRBデリック・ヘンリーを軸にかなり頑張ったが、NFCを制したサンフランシスコ49ersの方が緻密かもしれない。パッカーズの自滅も少なからずあったが37-20のスコア以上に49ersの圧勝。DEボーサをはじめとして4人のDFラインが5人のオフェンスラインに勝つ守備の強さでパッカーズのQBロジャースは前半65ydsしか投げられずインターセプト1つサック2つと散々。前半終了時で27-0、49ersはRBモズタートがラン14回160yds3TD平均11.4yと驚異的な数字。大雑把に言うとTDがサッカーの1点、FGが0.5点だからさながら去年のアンロペ無双。

 49ersはパスを投げる平均距離はリーグ最少だが、ランアフターキャッチの平均はリーグトップというデータ(こういう数字を出すのがいかにもNFL)から確率の高い短いパスを投げてそこから走ってヤードを稼いでねという攻撃スタイルが確立している。いわゆるウエストコーストオフェンスというやつ。4回の攻撃権で10ヤード進む陣取りゲームというアメフトにおいて最初の攻撃(=1回目の攻撃)で5ヤード進むことができればその後の攻撃が格段に楽になるし選択肢も増える。だからNFL全体の傾向としてパス偏重になりがちでRBもただ走るだけではダメでパスキャッチも巧い選手が主力となっている。

 ラン攻撃といってもただゴリ押しで中央突破を狙うのではなくて中から外へ走るとかジェットモーションで加速をつけておいて大外を回ってぶっちぎるとかコースをいろいろと変えている。オフェンスラインもただ前だけに圧力をかけるのではなくて右から左へブロックしておいてその壁の裏をRBが逆の右サイドへ走っていくなど手が込んでいる。守る側も2列目のLBがギャップを埋めに来るけどTEやFBなどブロックの人数を増やしてそこも捕まえてしまうからロングゲインが増える。
 “モズタート無双”は単にモズタートの個の能力だけではなくて誰が誰をブロックするという約束事をきちんと構築出来ていてその通りにできているからこそ可能。要はチーム全体で攻撃ができているということ。パッカーズ戦はまあきれいに走路を開けていた。

 スーパーボウルはチーフスVS49ersの古豪対決。チーフスのアップテンポなハイパーオフェンスも相当脅威だが、チームのバランスやほぼ投げずに勝てたぶんだけ攻撃の引き出しがまだある49ers有利とみる。殴り合いになればチーフスかなとも思うけど脆さもあるしなあ。ディヴィジョナルでは前半ミス絡みで0-24とグダグダでも2Qだけで5本のTDパスを決めるとか、それなんてミシャのチーム?

 強いチームには優秀なTEがいるというのがニワカ的持論でもあるので
 49ersのキトルとチーフスのケルシーがどれくらい活躍できるか。
 でも、ぶっちゃけ49ersの復活が見たい。


post by フラッ太

14:55

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皮肉なもんだ。

2020年01月16日

>菅は何しに代表へ?…って、菅が悪いワケじゃないんだけど。

 U23代表のカタール戦、地上波と某動画の同時チェックで眺めた。
 それにしてもレフェリングがあんまりだったなあ…。カタールのGKも大概だだったけど。
 いくら股抜きとはいえあのシュートスピードとコースならJ2のGKでも防げたんじゃないか?
 
 田中駿汰中心に眺めたが、前半に緩いバックパスでピンチを招いて最後は自分でケツ拭くという自作自演にヒヤリとさせられた。前半の左足アウトサイドのシュートは流石に難易度が高かったかな。本職のFWでもあの体勢で枠に入れるのは難しいと思う。

 後半、ターンして自分で前に運ぼうとしてファール食らうというのが1つあったが、ああいうプレーができるようになると幅が広がる。拾えるボールはちゃんと拾えているし、無難に捌くしで田中駿汰のプレーは見れば見るほど宮澤っぽいなあ。速さがどれくらいなのかはまだわからないけど、カップ戦で相手がメンツを落としてくるようならミンテのポジションで観てみたい気はする。

 にしても、11人の時より10人の方が可能性を感じるのが何とも皮肉。
 ざっと見で10人の時の方が人(足元)よりスペースにボールを出せているような気がする。

 ポイチジャパンの試合ってブロックの外でしかボールを回せず、ブロック崩しが個人技任せor選手間のアドリブ頼みで約束事があるように見えない。カタール戦なら相馬の突破からクロス、フル代表ならIJがスピードで千切るとか。

 スペースを“創る”ことが勝利への条件なら、それができないのは選手の能力やセンスよりも監督がその方法を教えていない(または知らない)んじゃないか?某動画の受け売りだけど、けっこう核心を衝いている気がするなあ。

 戦術厨なもんで今佳境のNFLプレイオフとつい重ねてしまうんだけど、ポイチジャパンには相手の読みを外す、上回るカードの枚数自体が少ないと思う次第。ポイチジャパンにはピンポイントでクロスを入れられる福森はいないし、高さで圧倒できるジェイもいないけど、やり方次第でいくらでも強くなれると思うんだよなあ。残念ながら菅には出番がなかったけど、特長を持った選手はいっぱいいるんだし…。

 ここで一句。
 森保の解任なんてありえない 田嶋にそんな根性もなし

 …菅と田中には少しでも休んでほしいがなあ。


post by フラッ太

01:10

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NO LOGIC,NO GOAL.

2019年11月19日

>「オナイウ出せや!」と毒づいたであろう大分サポ…

 日本代表ベネズエラ戦、1-4の惨敗。
 山口蛍のミドルはいつかの土壇場同点ゴールを思い出したわ…。

 ポイチ、控えめに言って選手任せ。

 選手個人として「おっ!」と思ったのは途中出場の古橋と山口蛍くらいかな。4バックスタートだから進藤の出番はないと諦めていた。ケガでもしない限りSB交代することってないし。進藤はまだ諦めがつくが、今日の交代カードの切り方だと武蔵は呼ばれてもいいとこサブにしかならんだろうなあ。速さ勝負ならファーストチョイスは永井だし、古橋は速さもある上に使い勝手良さそうだし守備も頑張るし(武蔵が守備をサボるということではない)。
 佐々木は同情の余地があるが、浅野をどうしてあそこまで引っ張る?悪いが、浅野は二度と呼んでほしくない。1トップでって無謀としか思えん…。まああれだ、進藤は「ポイチには俺の良さはわからん!」くらいに図々しく思っていていいと思う。飯倉チャレンジやれとまでは言わんが、川島はどうなんだろう?川島使うなら前線でパントに競り勝てる選手とセットじゃないと…と思うんだが。ジェイを見慣れたせいかな?

 後半25分くらいからかな、前プレがハマるようになってきた。じゃ、なぜそれが試合開始時からできんのだ?永井が前プレでボールひっかけたけど、あれも永井の速さで奪えてしまっているだけで相手が慌てただけじゃないの?と。つまるところ、それは交代で入った選手の判断でできているだけとしかオレには思えん。じゃなきゃ前半だけで4失点もしないでしょ。

 山口蛍のシュートそのものは良かった。だけど、バスケで3ポイント決めるときってシューターがフリーで余裕持ってシュート撃ててるじゃん?ああいう感じじゃないんだよね。原口OUT井手口INで中島を左に回すかと思いきや井手口は左のまま。どうして?中島に気持ちよく1on1仕掛けさせたほうが良くね?

 最終的には4-3-3になったのかな?4-2-3-1よりは4-3-3の方が選手の能力も活かせるし、より機能すると思う。深井さんにもワンチャンありそうだし…。いずれにしても、こう動いたらこう動く、相手がこう動いたらこう動くといった約束事があまりにもなさすぎる今の代表チームじゃこの先マジでヤバいと思う。


post by フラッ太

22:25

戦術厨の戯言 コメント(2)

ポイチ、本気でヤバい。

2019年11月19日

>遅刻した…

 日本代表ベネズエラ戦、前半終了で4-0とボッコボコ。

 3点目、佐々木が相手選手を全く捕まえられてない。これって佐々木だけの責任?
 4点目、2人VS5人でゴールされてるってどういうこと?

 武蔵が出てるからまだ歯を食いしばって観てられるけど、代表出してないクラブのサポや代表サポは激おこだろうな。選手個々を叩くレベルをとっくに超えてる。ポイチには修正力って全くないのか?あれじゃあ、誰がやっても…と溜め息しか出ない。

 いくら準備期間がないからってあまりにも約束事がなさすぎる。

 セルジオ越後や杉山茂樹が今からハッスルしすぎてぶっ倒れないか心配になるくらい酷い。
 前半で4失点という結果よりもなぜそうするのかが見えないんだよなあ。
 …って武蔵OUTかよ!浅野1トップってポイチは何がしたいんだろう?


post by フラッ太

20:35

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味気ない試合。

2019年11月15日

>あれ?武蔵出たん?

 代表の試合は結果が全て、エンターテイメント性を求めちゃいけない。そうは思っても、まあつまんない試合だった。観ていて退屈。つまらないの反対は面白いだから味気ないと言ったほうがいいのかな。

 何せ、工夫が全くない。むしろ、キルギスの方が「おっ!」と思えるサイドチェンジもあったし、実際、権田のセービングがなければ負けていた試合。よって今日もMOMは権田で決まり。

 永井1トップは速さ勝負でDFラインにプレッシャーかけるってのはわかるけど、下りてボールをもらう時に真っすぐにしか下りないからズレができない。大迫だとこういう時に相手DFを引きつけられるんだよなあ。能力の問題だけじゃないと思う。守備側がどっちがつけばいいのかっていうイヤなところに入れない。南野のタスクだったのかもしれんけど、ナナメの裏抜けばかりで横に動いてSHが中に絞るという動きもなかった。伊東はほぼサイドで縦の動きばかりだったし。

 せっかくの右からのクロスに原口とカブって決定機を潰した時に思ったのは「あ、これって2トップの動きじゃ…」。永井はFC東京では2トップ。トラップが下手とかアラが目立つ武蔵だけど、ミシャコンサでの地味な動き直しとか見ていると1トップのポジショニングなら永井より武蔵のほうがわかっていて、原口が入ってくるだろうなというのも感じることができたと思う。

 いずれのケースも監督が約束事を作っていなかった、悪い意味で選手任せにしていた。
 つーか、それで点が取れてしまっていて勝ててしまっているから
 崩して点取った、キレイに理詰めで決めた感じがしなくて「巧い!」と感じられない。
 だから味気ないと思ってしまう。これってミシャ式を見慣れたからだけじゃないよなあ…。

 たぶんテスト起用の原口とカードをもらっていた遠藤OUTで中島と山口蛍IN。どうせ裏狙いは永井にお任せで、あとはサイドからクロスしかやらないだろうと思って風呂入ったら試合が終わってた。で、このサポーターズブログで武蔵が途中出場したことを知ったという次第。…え?南野と武蔵が交代?2トップが2人とも速さ勝負って丸カブりやんけ!

 何が悲しいってMOMは権田という試合の感想がサカダイの評価と同じだったとは…(泣)。


post by フラッ太

19:20

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MOMは権田。

2019年10月16日

>今年BS1は1試合しか放送しないんだよな…

 少しでも新しいパクリやろうとしてお笑いの番組見るけど
 結局開き直って昭和ネタで押し切っちゃうのがお決まりのパターンだよね!
 …で、おなじみのフラッ太です(←とうとうそこまでパクるか)。

 さて、昨日はサッカー日本代表がアウェイでタジキスタン戦。
 3-0で勝ったはいいものの、まあショボい試合だった。

 南野2ゴールはいいけど酒井のエロいクロスがなきゃ点取れんのか?つーか、サイドからクロス上げるならターゲットマンになれるFW呼びなさいよ。2次予選だから個人能力で押し切れるけど最終予選じゃあんなシーンはそう作れないぞ?…という具合にボヤキやイライラばかり募っていた。呼んどいて結局使われなかった室屋(と瓦斯サポ)の心境やいかに…。

 両SHは共にドリブラーでコネコネしたがる。特に中島はモンゴル戦同様にブロックの外でしかボールを持たない、間受けを全くと言っていいほどやらない。SBの攻撃参加にフタをする有様でモンゴル戦より悪い。某動画では久保くんさんがわずかな出場時間でもそういうことをわかっている動きだよねと評していたが、確かに中島と久保にはそうした“かしこさ”に雲泥の差があった。そういう“かしこさ”に優れているのはコンサでは宮澤なんだがそれはまた別の話。
 だからMOMは2ゴールの南野ではなく最後のところで失点を許さなかった権田だと思うんである。力の差は歴然だったがタジキスタンには「ひぃぃぃぃっ!」と思わせる場面を少なくとも3回作られた。1失点でもしようものならメディアは大バッシングだっただろうし他国に与えるイメージも違ったものになる。セットプレイのあのチョンボは何なんだよ…。この前の菅野もだけど、GKはタッパでやるんじゃないんだぜ!というのを感じたなあ。タジキスタンのGKも良かったけど。

 ポジショニングゲームというのは以前から思っていて、いかにフリーな選手を作るか、フリーな状態を作るために人がどう動いてボールをどう動かすかという点においてはバスケがとっつきやすいかなと思っていて。バスケにはバックコートに戻せないとか24秒でショットといった縛りがあるが、サッカーはピッチを広く使って極端な話89分持ち続けて最後の1分で決めるウノゼロ勝ちが可能。もっとも、オレとしちゃロングパスを意識させてミドルゾーンへレシーバーやタイトエンドを横切らせるアメフトを見て間で受けることはどういうことかを感じ取れ!と思ってしまうんだが。

 そうしたポジショニングの細かさ、緻密さはミシャ(およびミシャ式)はかなりうるさく要求しているが正直、ポイチはどうかというと…。モンゴル戦の伊東純也とか昨日の酒井のエロいクロスのように個人能力で押し切れてしまっているという印象が拭えない。

 で、ポジショニングゲームでフリーな状態を作るという観点ではミシャ式は石崎コンサが目指したものにかなり近いものだと思っている。もっとも、あの時は選手の能力も不足していたし、今でこそ5レーンといった普遍的でバックボーンになるものがあるけどバルセロナという容易に真似できない、部分的にでも取り入れることが難しいモデルを目標にしたことで“パスで”崩すことにフォーカスを当てすぎた嫌いはある。ポジショニングなど人の動き方は今と比べて攻守において具体性に欠けていたように思う。というか、それがサポ目線でわかりやすくなったのもつい最近だしねぇ…。

 ミシャコンサならまだしも日本代表ともなれば選手の水準は当然高い。今は表面化してない(もうしてる?)が、もっと楽にゴールできるはずなのにポイチジャパンは馬鹿正直に攻めていたずらに時間を浪費している気がしちゃうのはそれだけミシャ式が浸透しているからだよねってことで…。

 あ、宮澤、あんまり入れ込みすぎないでくれよ!


post by フラッ太

21:40

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なんてことするんだ清水!

2019年09月30日

>…と言いつつ、中身は意外とディープだったりする

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。…って、何ですかこのあからさまなタイトルは?
黒:清水は鬼だよな、何もあんなに湘南をボコボコにせんでもええやないか!
赤:あのぅ…。
黒:ウチらだって湘南に厚別で2点返されたのに清水ときたら血も涙もねぇよな!
赤:あのですね…
黒:はい!ここで問題!この後オレが言われるのは何でしょう?
  ①お前が言うな!
  ⓶清水はこれで残留争い一歩抜けたかな?
  ⓷清水はそれでも得失点差マイナス19
赤:どうせ答えは④の浦和、骨折り損の勝ち点1でしょ?
黒:ざんねーん。正解は⑤のの守備ザルすぎwwwです。
赤:こら!
黒:…とまあ、イジるのはこれくらいにしてだ。
  清水はうちらの対戦時にいなかったエウシーニョが効きまくりだったよな。
赤:2ゴールの大活躍ですもんねぇ。
黒:浅いっ!クラッキーが「外か?中か?」と実況していた1点目の連動した崩しこそ重要だ。
赤:(自分で振っといてコイツは…)そういや、やべっちでやってましたね。
黒:きれいなワンツーをお膳立てしたのが左SB松原の上がり。
  湘南の守備が外に意識が向いた隙を衝いてのワンツー。お見事だった。
赤:アシストは西澤でしたっけ?西澤も大活躍でしたから清水の救世主になりそうですね!
黒:どうせ来季は鹿島にいるけどな。
赤:つ 断定口調で言うのやめてくださいね。清水サポに怒られるので。
黒:お見事と言えば進藤の流し込みゴールもだな。
赤:話、バラバラやな!
黒:全くもってバラバラではないぞ?エウシーニョのゴールは前フリだとなぜわからん?
赤:そうやってエラそうに言ってのけるほうがわからんわ…。
黒:進藤のゴールも約束事をしっかり守った上でのゴールだぞ?
  順を追って説明しよう。ミシャ式が攻撃時には5トップになるのはわかるな?
赤:ピッチの横幅いっぱい使って5人並ぶってやつですよね?
黒:5レーンってのもそうだな。ピッチを縦に5つに分けて1人ずつ配置するアレだ。
赤:それがなぜ進藤のゴールと関係があるんですか?
黒:いい質問ですね!あれは進藤があそこに入るのが約束事だからだ。
  ダイジェストで確認しよう。宮澤がチャナに入れたボールはレオ・シルバに潰されたが、
  そのあとルーカス→白井の時点で左の2レーンには菅とアンロペが、右には白井がいる。
赤:進藤は…中に入ってきていますね。
黒:ルーカスがこぼれ球を回収していたからその代わりと考えればいいだろう。
  で、空いていた2つのレーンのうち進藤は真ん中のレーンに入った。
  これを見てチャナは進藤とクロスする動きで進藤の隣のレーンに入ろうとした。
赤:そこから白井のクロスをチャナがスルーしてのゴールですが…。
  これってチャナは進藤が後ろにいるのがわかっててスルーしてるんですよね?
黒:もちろん。クロスしてレーンに入るときに確認しているからこそだ。
  もっとも、単にクロスするだけなら守備側の受け渡しはそんなに難しくない。
  実際、チャナに入りそうになった時には犬飼が応対しているだろ?
赤:(ダイジェストを観て)…本当だ。
黒:そこへスルーされたことで進藤への対応が完全に遅れた。
  ブエノが行った時には進藤は既にシュート体制で流し込むだけ。
赤:チャナの動きにつられて一瞬マークが外れたんですねぇ。…確かにつながってる。
黒:人はいるけど肝心な時につけずに潰せてないカカシ状態。ガンバの三浦かっ!
赤:…そこ行きます?
黒:大阪ダービーでブルーノ・メンデスについてたのって三浦だよな?違うかもしれんが
  フツーにヘディングさせてたあのザルぶりじゃいないも同然だぜ。
赤:でも、来ていることはわかってますよね?
黒:それ以前に最少失点のセレッソ相手に
  開始10分で2失点とか選手個人の問題じゃないだろ?あのザルぶりは。
赤:両CBは共に代表経験者ですからねぇ。
  でもスサエタは相当スゴそうですし、遠藤を中心に修正されると厄介かも。
黒:ロティーナのセレッソはかつてのスペインサッカーのイメージとは真逆でとにかく堅い。
  まさかセレッソが4-4-2だからこっちも…なんてこたぁないと思うが。
赤:ミシャ式に合わせるために5バックにしてきたらそれはそれでイヤですけどね。
黒:次節からカップ戦含めてガンバと3連戦なわけだが、
  選手個々の能力は高いし、正直あのまんまの状態で眠っていてほしいわ…。


 コメントレスのためにネタ作ってたらなぜかいつもとは逆でマジな方向に進んだ(汗)。
 進藤がCB(≒守備の人)という先入観をなくせば5人で4人を崩すという
 戦術そのものにブレがなくて本職であるかどうかに関係なく適正なポジションにいる。
 そう考えると戦術がしっかり浸透していてキッチリとデザインされたゴールだと思うのはオレだけ?

 …というわけで、コメントへのレスはもうしばらくお待ちの程をm(_ _)m。
  


post by フラッ太

19:20

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飛角銀桂、あと1枚は?

2019年08月25日

>最初に8年前のことでディスったのは誰だっけ?

 今週のJリーグは「神戸怖えぇ!」「浦和情けない」「清水よくやった!」の3本です。
 来週もまた見てくださいねーっ!

 …と軽くボケをかましたところで、昨日の試合に関してもうちょっとだけ。
 後半のコンサは攻めの枚数がそれまでとは違って枚数不足かなあというのがあって。

 飛車のジェイ、角の武蔵(これは人によって考え方は違うけど大駒2枚と考えればそんなに違和感はないはず)、銀のチャナ、桂馬の…とりあえず福森or白井。要はサイドからのクロッサー。大体はこんな感じで清水戦はジェイが空中戦で完全勝利だったんだとか。ただ、さすがに首位FC東京相手にはそうは問屋が卸すまいとなった。
 高さのジェイ、速さの武蔵と強力なツールがあるが、もうちょっと武蔵に収まるのが多くなればなあ。イエローで止められたシーンはあったが。なまじっかジェイが凶悪なくらいに勝てるだけにそこに頼りすぎたのはあるかも。ただ、あれだけガチガチに固められると連携だけでは崩せなくて枚数増やさないとキツいよなあ、と。

 単純に考えればボランチのどっちかが攻撃参加…なわけだが、ミシャコンサの場合は右サイドでは進藤がクロスを上げることが多かった。ただ、昨日の試合では後半はほとんど攻撃に出られず。ボランチは宮澤OUT深井さんINだったが、深井さんがハイパーアップテンポな試合に入り切れていなかった感じ。あれほどな試合というのもそうそうないが。荒野は拾えるけど捌きは宮澤ほどじゃないし…。
 それに、こっちの都合だけが通るわけでもなく永井とディエゴオリベイラ相手に同数で守れってのはかなり酷な話。ただでさえ福森が高めのポジショニングなので後ろの枚数は慢性的に不足気味。浦和戦のミンテ1バックにはマジでビックリしたもんなあ…。ルーカスは攻撃では頑張れても守備では白井ほどには守れない(それゆえの白井スタメン奪取&定着だと思っている)ので進藤もおいそれとは上がれない。

 どこでリスクを取ってここだけは防ぐというバランスを取るのは昨日のFC東京相手には防がなきゃならないポイントが多すぎて難しい面があったのかな。菅が途中交代で下がるのは攻撃面での物足りなさが理由で中野が入ったのはドリブルで侵入とかレーンチェンジで混乱させるみたいなことを期待してだと思う。

 菅を下げるにしても石川INで福森を上げっぱなし状態にしたらどうなっていたかなあ?とか
 つらつら書いてきたけど要は戦術厨の妄想垂れ流し、感想戦ってことで…。


post by フラッ太

10:35

戦術厨の戯言 コメント(3)

赤黒スズメの感想戦!

2019年08月04日

>首位陥落と見せかけてキッチリとハム料理するソフバンを見習え!

赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。
黒:突如始まった新コーナー、赤黒スズメの感想戦!…って、テープ回してないよな?
赤:別に闇営業やってるわけじゃないでしょ。むしろガンガンテープ回してほしいです。
黒:解説しよう!感想戦とは将棋で対局が終わった後に開始から終局まで、
  またはその一部を再現し、対局中の着手の善悪や、その局面における
  最善手などを検討することである。 by wiki
赤:おもいっきりコピペしてきましたねぇ。
黒:要は負け試合の後にアイツが悪いとか誰々がヘタクソとかネチネチ言い合って
  延々とグチをこぼすというちっとも生産性のないネガティブな時空間だ。
赤:もうちょっと言いようがあるでしょ…。
黒:ジェイてめぇ、ジェイてめぇ、ジェイてめぇ…
赤:さっそくだよ!ジェイ叩きたいのはわかりますけど、せめて反省会にしてくださいよ。
黒:じゃ、平畠会議をパクって赤黒会議?
赤:パクる言うな。ネーミングはともかくとして、感想戦のメインはIFですよね。
黒:要はタラレバだろ?
赤:…まあそうですけど。
  広島戦のスタメンはジェイ1トップでチャナ武蔵の2シャドーだったわけですが。
黒:仮面ライダーかっ!
赤:何ですか、その意味不明なツッコミは…。
黒:いや、BS1で「機動力のチャナティップ」「スピードの鈴木武蔵」「高さのジェイ」と
  札幌は魅力的なトライアングルですって曽根さんがベタ褒めしてたから。
赤:ベタ褒めってわけでもないでしょう。
  で、決定機を外しまくったジェイがスタメンだったわけですが。
黒:(お前もディスってんじゃねーかよ…)普通にアリじゃね?
  現状、前線の3枚はチャナがまずファーストチョイス
  武蔵も前線からのチェックや裏抜けさせる脅威を考えたら外せない。
  あと1枚は相手次第でジェイかロペたんって感じなんじゃねーの?
赤:つまり広島相手には高さを選択した、と。
黒:広島は中二日で連戦だから基本引き気味になるので後ろにスペースはそう空かない。
  酷暑のアウェイだからこっちの守備も基本5-4ブロックのリトリート。
  だったら、確実に起点を作れるジェイのほうがメリットが大きいってことだろ?
赤:いうことはジェイのスタメンは正解だったということですね。
黒:…まあ正解と言えば正解なんだが。
赤:煮え切らないリアクションですねぇ。
黒:決定機を何度も作ったことをポジるか、外しまくったジェイを叩くかは…自由だーっ!
赤:…ジェイが決める決めないの問題じゃないってのは何となくわかりました。
黒:前半はジェイ、後半の勝負所でロペたんにスイッチって考えがあったかどうかは知らんが
  このゲームプランにも弱点はある。それが出たのが昨日の試合だな。
赤:というと?
黒:先に点を取れればいいが、取れないときや先に失点したときにどうする?って話なんだよな。
赤:湘南戦のように先に点を取った時には相手が攻めに来てくれますからねぇ。
黒:だが、先に点を取られて9枚ブロックの穴熊でガッチリ固められた。
  そこでジェイを残すか外すかの選択を迫られるわけだが…。
赤:試合ではジェイOUTアンロペINでしたけど、あれだけ固められたら
  アンロペを入れて崩し切れるかは微妙ですよねぇ。
黒:ジェイは残しておいてもよかったと思うんだよなあ。
  BS1で解説してたけど白井からのクロスでけっこう手の込んだことやってたし、
  ジェイの高さを活かしてクロスの本数を増やすアプローチでもよかったと思う。
赤:バカの1つ覚えで?
黒:そうは言ってねえよ。サイドに振ってクロス…のふりして寄せさせておいて
  カットインとかワンツーとかで裏をかく方法はあるだろ?
赤:でも、ミシャはルーカスをボラに入れてしばらくは中央をこじ開ける感じでしたよね?
黒:さあ、そこだ。
  深井さんOUTはコンディションの問題があるから交代前提としてなぜルーカス?
赤:謎ですよねぇ。同じポジション同士ならふじれんだと思うんですが。
黒:どっちみちバランサーは宮澤にお任せ状態だからな。
  石川を入れて福森を1つ前に出して…とも思ったが。
赤:アリじゃないんですか?
黒:福森がコンサのストロングポイントなのは明らかだ。
  プレスのキツいポジションに入れたらそこ起点にカウンター食らって却って悪手だろう、と。
赤:…っていうか、ジェイ残しでアンロペ入れるなら武蔵OUTって線はないですか?
黒:ない。
赤:断言したよ!
黒:武蔵はあれでけっこうポジショニングが上手い。それにフルタイム走り切れる選手でもある。
  カウンター食らったときも前線から守備に戻っていたしな。
  今までの起用法からして信頼度は相当高いとみる。
赤:ジェイOUTでアンロペINってことは
  2トップ気味で左が武蔵とチャナ、右がアンロペとルーカスにしたんでしょうかね?
黒:録画観ないとそのへんはよくわからんなあ。負け試合見直すのは気が進まんが…。


 ハナっからオチをつける気がないとはいえ、あまりにダラダラ書きすぎた。まあ、たまにゃボケなしオチなしでこのコンビにトークさせるのもいいでしょ。所詮は妄想の域を出ないけど、あれこれ考えてみるって大事なことだと思うんだよ。特に今年のミシャコンサは先に点を取ったら勝ちにもっていく条件が多く揃っている、ぶっちゃけハメやすくなってる。それは何かと尋ねたら…ってのはまた別の話。そこにどうやって辿り着くかってことなんだけど自分の都合ばかりは押し通せないし相手との兼ね合いでもある。まあ、オレはデータにはあまりこだわらないし、かなりの部分感覚的にブログで妄想を垂れ流しているんだけど…。このコンビを登場させているのにカテゴリーはネタの殿堂じゃないしね。

 まああれですよ、勝ってうれしい気持ちは持ち続けてもいいけど
 負けて悔しい気持ちはその日限りにしといたほうがいいよねってことで…。


post by フラッ太

14:40

戦術厨の戯言 コメント(2)

11/20と4/11。

2019年08月01日

>ネタ枯れ末期状況…

 この数字はDAZNのスーパーセーブ集から拾った数字。
 ここまでの20試合でソンユンが選ばれたのが11試合、そのうちSAVE OF THE WEEKが4回。
 ここまでSAVE OF THE WEEK4回選出はJ1トップ。(次点はシュミット・ダニエルの3回)。
 ホーム鳥栖戦のべストセーブは年間べストセーブに挙げられてもおかしくないほどの変態レベル。

 殴り合いで守備がザルってことでランゲラックが“常連組”になるのはまあわかるが外国人GKが幅を利かせるJ1にあって日本人GKにも常連組はいる。「どうせ東口だろ?」思った貴方。不正解です。

 東口(4試合)を大きく上回る9試合で選ばれているのは浦和の西川である。

 大槻監督に代わってからは減少傾向にあるものの、オリベイラ体制の13試合のうち7試合で選ばれていることからも浦和の苦悩が感じられてならない。殴ったら殴り返すミシャコンサや名古屋ならまだわかるが、浦和はとにかく点が取れない(ここまで総得点19はワースト4位)。

 点が取れないのは総得点20のセレッソもだが、セレッソは都倉がシーズンアウトだし情状酌量の余地はある。そして、大きく違うのは失点がJ1最少の12しかないこと。失点26はコンサも浦和も同じだが、ソンユンが防いでいなかったら…とは別の意味で西川が止めていなかったら殴り返せないぶんだけ浦和は大変なことになっていたと思う。

 まあねぇ、GKに依存しちゃう、「ソンユン何とかして!」なところがあるのは相変わらずだけど
 ソンユンがいつもフツーに止めるからスーパーセーブに見えないとか
 「FW鈴木って誰?」ってのも最新のコンササポあるあるに加えていいよねってことで…。


post by フラッ太

12:45

戦術厨の戯言 コメント(0)

“兄弟対決”で見えたもの。

2019年07月28日

>さんざ煽っといて今さらそれはねーよ

 BS日テレでFマリノスVSマンチェスターシティの試合があったので観てみた。オンタイムじゃなくてディレイ放送だったのね…。とても分かりやすい解説をしてくれる戸田さんが「退屈な試合にはならない」とコメントしていた通りでガチンコとまではいかないまでも腰が浮くシーンがそこそこあって。
 Fマリノスはシティグループに入っている。だから戦術が同じになるってワケじゃないが、噛み合う、殴り合う試合展開。やはりマンチェスターシティは格上だなと思わされたけど、手も足も出ないってほどではなかったから親子対決ではなく兄弟対決にはなったのかな、と。

 そりゃ選手の質が違うし、成熟度も違うのだから差が出るのは当たり前っちゃ当たり前。サネとかデ・ブルイネとか速すぎ!そして、やっぱり基本は大事ってことになっちゃうんだよなあ。チェルシーが川崎にやってきたようなガツガツぶりではないけど、その分ちょっとパスがズレたりトラップが大きくなっただけで奪われる。そういう意味ではカザフィのトメテケールはあながち間違っていない。
 プロレベルでは当たり前だろってことなのかもしれんけど、ナナメのパス、ナナメの動きが秀逸。それはサイドチェンジ時の時もそうだし、スルーパスの時もそう。湘南戦@厚別で福森が進藤に出したクロスもあれはあれで秀逸だったが、それすら霞んでしまうほどに質が高い。

 ホーム清水戦で宮澤が武蔵にスパーンとスルーパスを出したが、あれを基準とすると
 モーションを3分の2くらいに小さくしてパスのスピードを20%速くしたのがプレミアレベル。

 ミシャコンサをマリノスに当てはめるのは諦めた。レベルが高い低いではなくてやり方が全く違うから。見慣れてしまったからあまり感じなかったことだけどミシャ式ってかなり特殊だよなあ、と。将棋の戦法や定跡と同じで違いを比べたりするのが面白くてそれ故に戦術厨になる理由でもあるんだけどね。

 戦術リストランテⅡ(だったかな?)で、選手のマルチ化というのがあったけど
 GKもフィールドプレイヤーとして組み込まれることがより際立った試合だった。

 ミシャコンサでも見られるように攻撃時にビルドアップに参加するだけではなくて、FPとしてDFラインの裏のスペースをカバーする守備のタスクも担っている。その意味においてはパク・イルギュはシティと同等に活躍していたともいえる。

 今はフォーメーションを示すときに例えば3-4-2-1とするけど、
 もうオランダ式にGKの1を加えて1-3-4-2-1で示していかないといけないんじゃないかなあ。

 裏を返せばそれだけ“1の重要性”が増していてGKがチームの要になりうる、チームで一番エラいヤツ、チームの“顔”になれる。ひいては憧れのポジションが司令塔からGKに変わることで欧州に追いつけるんじゃないかなとも思うわけで…。
 オランダ式を取り上げた戦術本といえば川本梅花氏のサッカープロフェッショナル超観戦術があるが、戦術厨のオレでも読むのに骨が折れるのでかなり前に買ったのにまだ数ページしか読んでない(汗)。ヘタに触れると辛いモノが苦手な人が中本の北極ラーメンを食うような大惨事になりかねない。

 まあ、こんなことが書けるのもミシャコンサがJ1で頑張れているからってことで…。


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10:15

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さらっと前半戦総括⓶。

2019年07月06日

>ストリーキングやるならコンサから離れた場所でやれ

 PCの調子が悪くてタブにキーボード繋げて強引に書いてるのであのコンビを出す余裕がない。既に書いている方もいるのでデータ厨的な視点でいくつか書いていこうかと。

'18コンサ 勝ち点27 7勝6分け4敗 得点21失点19 得失点差2
'19コンサ 勝ち点27 8勝3分け6敗 得点23失点21 得失点差2

 得点の内訳は
'18コンサ 都倉6 チャナ3 進藤3 ジュリーニョ2 深井2 ジェイ2 福森1宮吉1
'19コンサ ロペたん8武蔵6進藤3石川1チャナ1福森1早坂1ジェイ1オウン1

 都倉移籍でどうなる?と思われた攻撃陣は補強で穴埋めどころかパワーアップ。武蔵もアンロペも普通にかつコンスタントに活躍できているのが当たり前に思えているが、これ自体けっこうスゴいこと。そしてルーカスの加入もデカい。左サイド偏重だった攻撃が右サイド偏重になりそうなくらいに攻撃の形を作れている。

 ルーカスはドリブルで単騎駆けできるしクロスも上げられる。靴磨きホットラインとも言うべきアンロペとのホットラインはかなり凶悪。マリノス戦の3点目は福森がいる左サイドに寄せておいてから右サイドに大きくサイドチェンジしてルーカスに突っ込ませるというある意味今年のミシャコンサのバージョンアップを象徴するゴールといえる。まあ、そこはJ1なので対策されるのも早いわけだが・・・。

 守備はいろんな意味でトントンなのかな。ソンユンがさらに良くなっている一方で進藤が早くもイエロー3枚。無失点試合が7から6に減る一方で完封勝利は3から4に増えている。今年のガンバ戦や広島戦などは我慢強く戦えていたし手堅さも身に付いた(気がする)。ミンテがCBに戻ってきて屈強な相手FWに肉弾戦やスピード勝負に持ち込まれても耐えきれるようになったのが大きいとみる。

 今のところの課題としては「チャナ不在時にどうするか?」がまずある。チャナが降りてきてボールキープ、ドリブルで素早く駆け上がり時にはスルーパスも出す。ここまでできる選手はチャナ以外にいない。ジェイ・武蔵・アンロペのトリオだとどうしても重心が前に傾きがちで前後分断なんてなことになりやすい。
 「下に降りてくるんじゃなくて前に出ればいいじゃない!」という考え方もあるが、そうなるとカギになるのはボランチ。思い付くのは現状だとそのタスクを担えそうなのは荒野。今までも悪くないんだが、荒野は動きすぎな感じもする。駒井の復帰待ちか。その駒井もどこで起用するか戦術厨的視点でも悩みどころ。ボランチに置いてドリブルで1枚剥がしてもらうというのが一番自然だと思うがシャドーの一角にってのもアリかなあ。

 後半戦の目標としては勝ち点60を目指すべきかと。そうなると後半戦は勝ち点33が必要だから10勝3分けもしくは9勝6分け以上。前半戦の数字からすれば不可能な数字ではない。そのためには鹿島か川崎のどちらかには勝たないと厳しい。ここに勝ててこそ優勝を狙うに値すると周囲も認めるだろうし。
 ACLを実現可能な目標として掲げる意味はあるけどカップ戦でも上を目指したい。天皇杯ではいきなりコケたのでルヴァン杯ではファイナル進出を狙ってみたい。箔がつくということもあるが周りにコンサをJ1クラブと認めさせる、それも残留争いの常連ではなく中位クラスの力があると思わせるためにもコンサを全国区にするためにもカップ戦も疎かにはできないと考える。


post by フラッ太

19:15

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我慢枠。

2019年04月08日

>失点シーンでブチ抜かれた菅を叩くか、松本のスピードを軽視したミシャを叩くかは…自由だーっ!

 んー、まあ何だろうねぇ。もしかしたら去年のFC東京戦のような熱量があればあるいは同点に追いつけたのかなと思う一方で、前半の出来があまりにも悪くてとてもテンションを上げる気になれなかったってのもあるんだろうなあとも思ったり。15000人割れってのはサポ以外の周りになかなかその熱量が届いていない、伝わっていないのかなとも思ったり。

 で、lovelessさんのコメントの荒野への評価が
「荒野が悪いのは、ボールを奪ったあと、ちょっと慌てすぎるところかな。 
宮澤みたいにボールを受けたあと一呼吸置ければさらにレベルアップすると思う。 
(まあ、そんなことできる選手は滅多にいないので宮澤が貴重なわけですが)」

 大分戦での荒野は奪うorセカンドボールを拾う、回収するところまではいいんだけど
 そこからのつなぎができずに再び相手ボールになって
 「何やってんだよ!」とイライラさせられっぱなしというのが大方の評価だと思う。

 …これって石崎コンサの時の宮澤とカブるよなあ、と。

 宮澤は石崎コンサの時にボランチにコンバートされた。で、その時の宮澤もせっかくのマイボールをパスが味方につなげられずに「また宮澤か!」と叩かれていた印象がある。奪った(回収した)後、味方を探す→パスを出すというのをなるべく短く、奪えると判断したらダイレクトに味方につなぐというのが求められるのでなかなか難易度は高い。
 3月16日のNHKの土曜プラスで宮澤のスゴさを清水戦の4点目を例に挙げてソダンが解説していたが、荒野が求められているのはそうしたレベル。実際、荒野もダイレクトプレーを意識している節はあったが荒野の場合は動いて奪った上でだからある意味宮澤よりも難易度が高いかもしれない。

 菅もだけど、ミシャコンサになってから荒野の出場機会は格段に増えた。この2人に関してはミシャはホントに我慢強く使い続けていると思っている。菅の場合は高さがないので放り込まれたときにポイントにされやすいといったネガを承知の上で長所、ストロングポイントを活かすという“我慢枠”の選手だと思っている。

 荒野は奪えるところまではできているから「もうひと越え!」なんだと思う。サポとしても荒野が全く使えないとは思っていまい。奪った後のプレーの質で上手くいったり行かなかったりだからそれがある意味今年のミシャコンサを測るバロメーターになっているのかなとも思う。石さんも宮澤を我慢強く使い続けたし、ミシャもたぶんこの2人はケガや出場停止でもない限りは我慢枠で使い続けると思う。

 それでも白井や中野には菅におもいっきり噛みついてほしいんだよなあ…。


post by フラッ太

20:20

戦術厨の戯言 コメント(3)

攻防のチャナ。

2019年03月03日

>野月八段の見解を聞いてみたい…

 今日の道スポ1面にはミシャ「死んでもいい」とか今死なれちゃ困りますがな!とツッコミを入れたくなるフレーズが躍り、ミシャ自身もマンチェスター・シティのようだと自画自賛。それほどまでにしてやったりの完勝劇となったアウェイ浦和戦。

 他のコンササポも既に紹介しているが
〇第2節で見えてきた、コンサドーレが抱える強みと課題の記事を読んで思ったのは

 完勝劇を生んだのは2トップにしたことよりもむしろ
 チャナティップをエヴェルトンに当てたのが攻防の一手となったこと。
 2トップにしたのはあくまで従でメインはこっちじゃないかな、と。

 攻防の一手、攻防手というのは将棋で攻めに受けにも効果のある一手のこと。普通、攻防の一手は遠見の角といったように角や飛車なと大駒が主役になることが多いが、チャナはサイズからしても小回りが利くプレースタイルからしても大駒じゃないよなあ(笑)。
 記事にもあるが、エヴェルトンにつくことで浦和のビルドアップに制限をかけることができるしチャナのキープ力を生かすことで深井さんと荒野はどちらかというと狩り役など守備的なタスクをメインにするといった役割分担ができる(2人いるから右と左でさらに役割分担しやすくなる)。

 戦術厨的な見方としてはジェイ&武蔵の2トップとチャナのトップ下は劣勢時にどうしても点が欲しいときのゴリ押し、非常手段的な感じで想定していたが、浦和戦では浦和の弱みを確実に衝くためのあらかじめ用意していた絶妙の一手となったように思う。

 3バックVS2トップだと人数の上では不利になるが、2トップになることで当たり前だがチャナのパスターゲットは2つに増える。それにFWが2CBの間に入ることで相手CBがどちらがつくかを迷わせる。さらにはFW(特に武蔵)のスピードの優位性を活かせる。2点目は武蔵にヨーイドンでいってらっしゃいのスルーパスからだったし。

 マンチェスター・シティの名前が出たのもあながち誇張ではなくて、1点目はミシャ式の真骨頂ともいえるオートマティズムが見られた。ダイジェストの映像でも菅にボールが通って慌ててプレスバックしていたが、菅のクロスがアンロペに入った時点で既にアンロペも武蔵も同じ絵が描けていた。でなければあんなにきれいなゴールにはならない。

 アメフト風に表現すると“デザインされた”攻撃でホントにキレイに決めたゴールだったが、これが全てのチームに通用するワケじゃない。3バック&1ボラ(アンカー)という浦和のシステムという条件があってのことだし、これだけ派手に決めてしまうと当然相手チームも対策を練ってくる。あれ?でも清水も似たようなシステムだったような気が…。

 それでも速さとか高さといった身体能力は鍛えれば絶対的な能力が上がるもんじゃないし、それだけで武器になる。チャナがトップ下のオプションはこと浦和戦に関しては噛み合わせがバッチリで破壊力抜群。これでジェイがメラメラと燃えることは間違いないし、ミシャとしても武器の組み合わせが楽しくなることだろう。

 ミシャ式は後ろの人数を合わせれば負けはない(実際、湘南戦がそんな感じだった)と思われていたが、浦和戦の完勝劇はそれを打ち破るきっかけになりそう。次節のホーム開幕戦が楽しみである。


post by フラッ太

22:10

戦術厨の戯言 コメント(3)

コンササポ的視点による松本山雅残留の可能性。

2019年02月12日

>興味のあることだけキッチリしているのはむしろB型だ

 某著名サイトでの順位予想バトルでも下馬評では松本山雅がダントツの最下位降格候補。前年の松本の成績がJ2優勝とはいえ勝ち点77、得点54失点34得失点差20でJ2をぶっちぎっての昇格でもなく得点力よりは堅守で上がってきたとなると低評価になるのは無理もない。三浦コンサの08年、石崎コンサの12年共にビリで降格した苦い経験からすれば1年で返り討ちに遭うのがオチだろうなとも思う。

 共通項としては堅守だけでは残留できない、先に失点したら逆転できないというのがある。

 そこで、1年で返り討ちに遭ったクラブがどれだけJ1で逆転勝ちできたかを調べてみたが、逆転勝ちはどのクラブも1つがやっと。「現実は非情である」を地で行くものだったが、J1の試合数34を上回る得点を挙げたのが08ヴェルディ、08コンサ、18長崎の3つしかないとなれば自ずと…って結論になるわなぁ。

 ただ、救いになるデータはある。それはホームでは意地を見せていること。(ホームでの勝利数/年間での勝利数)は08ヴェルディ(7/10)08コンサ(1/4)10湘南(2/3)11福岡(4/6)11山形(4/5)12コンサ(3/4)13湘南(3/6)13大分(0/2)14徳島(0/3)15松本(5/7)15山形(3/4)16福岡(2/4)18長崎(4/8)。
 ホームで強かったという点においては17年の四方田コンサが思い浮かぶのでいろいろと数字遊びをしてみた。17年の四方田コンサは勝ち点43の11位。このうちホームでは9勝4分け4敗の勝ち点31でホームに限れば6位(!)の成績。大まかなイメージとして松本が残留するためにはホームで勝ち点20以上が必要だろう。

 …と思って、15松本をもう少し詳しく拾ってみた。15松本の年間成績は7勝7分20敗の勝ち点28、得点30失点54。7勝はすべて完封勝利(!)。勝ち点の内訳はホームが5勝2分6敗の勝ち点17、アウェイが2勝5分10敗の勝ち点11。残留へのボーダーラインはJ1の試合数と同じ勝ち点34とされているのであと6上積みする必要がある。ホームで1勝、アウェイで3分けすれば届くから15年をベースに考えればけっこうポジティブになれる。

 だが、そう簡単に事は運ばない。四方田コンサがなぜ残留できたかはコンササポならおよその見当はつくだろうが、夏の補強でジェイ、チャナティップ、石川と当たりを引きまくってシーズン後半でも勝ち点を稼げたから。点が取れなくても残留できるというモデルケースとしては13甲府(勝ち点37で15位、得点30失点41)が該当するが、前半戦は勝ち点14なのに対して後半戦は勝ち点23と前半戦<後半戦になっている。
 17年の四方田コンサは前半17試合で勝ち点15なのに対して後半17試合では勝ち点28と倍近くに伸ばしている。前半戦の得点が14なのに対して後半戦は25、しかもジェイ1人だけで10点も稼いでいる(!)。思い起こすと福森のFK2発でドローに持ち込んだアウェイ大宮戦は後半戦の1発目。あのドローはやはり大きなターニングポイントだったんだなあ…。四方田コンサの残留は相当なレアケースと考えてよさそう。

 15松本は前半戦で勝ち点15、後半戦で勝ち点13。1年で返り討ちに遭うクラブは前半戦で息切れする、ヘタすると後半戦は瀕死状態なのが常。“史上最強のビリ”である18長崎でさえ前半戦は勝ち点17後半戦は勝ち点13と耐え切れなかった。ただ、長崎は武蔵のケガがなければあるいは…という気はする。
 17年の四方田コンサにおいてコンスタントに点を取ったFWは実はいない。ジェイ無双は確かにスゴいがあくまで後半戦に限った話。シーズン序盤は都倉が、中盤はヘイスが点を取ったいわば“ニコイチ”状態で何とか凌いでいたのが現実。都倉は9試合もゴールから遠ざかっていたし。裏を返せばそれだけJ1のスカウティングが厳しく、すぐに対策を施されてしまうということ。

 ボーダーラインの勝ち点34には8勝10分け以上が必要。15松本と17四方田コンサの前半戦の成績は奇しくも4勝3分10敗の15位で同じ。ただし勝ち点の内訳は15松本がホーム9(3勝6敗)アウェイ6(1勝3分4敗)なのに対して17四方田コンサはホーム14(4勝2分2敗)アウェイ1(1分8敗)。前半戦<後半戦にもっていくのは現実には難しいと思うので前半戦のホームゲームで少なくとも勝ち点12、できれば17四方田コンサと同じ14は欲しいところ。08ヴェルディにはフッキが、08コンサにはダヴィがいたことを考えると新加入のレアンドロペレイラが年間通して活躍するのが最低条件だと思うが、さて…。


 念のためにお断りしておきますが、煽り要素はもちろんのこと上から目線になることもなくあくまで数字遊びに基づいて極力客観的に書いているのであしからず。なお、気力を使い果たしたので開幕直前のネタは無理っす(泣)。あ、そろそろCSBAのアレは締め切ろうと思うので、ご参加の方はお早めに…。


post by フラッ太

02:05

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