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ひとみ 家は札幌。おもにゴール裏で応援。 ゴールキーパー大好きサポーター。 勝利の日にはサッポロビールで乾杯!!

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「来年、鹿島に行くのか水戸に行くのか」遠征

2024年12月24日

このエントリーは『北海道コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2024』の24日目に参加しています。 12月1日から毎日1記事、アドベントカレンダーをめくるように、サポーターがさまざまなブログを書いています。ほかのサポーターの記事もぜひ読んでみてくださいね。

今年、鹿島にフェリーで遠征した話を書こうと思う。 札幌からアウェイに行くとなるとまずは飛行機で行くという選択肢になるけれど、 フェリーの楽しさを知ってからは、遠征日程を決めるときにいつも「フェリーで行けないかな?」と考えるようになった。

父や母の世代は、フェリーというと「大部屋で雑魚寝」の楽しさとはほど遠いイメージらしく 私が「フェリーは楽しい!」と伝えてもいまいちピンときていない様子。 今は昔とちがって個室がほとんどだったり、部屋にトイレもあってビジネスホテルのようだったり、大浴場がある、コース料理がある、などなどという話を写真とともにするとだんだんと興味を持つようになり。 小次郎くんの応援をしに、母と金沢へフェリーで行ったのは去年のこと。 そこですっかりフェリーを気に入った母と、乗り物酔いがちでフェリーを敬遠していた妹も乗りたいと言い、今年は3人で新潟へフェリーで行った。

新潟、仙台への遠征はフェリーで行くサポーターも多かろう。 ほかにもフェリーで行けるアウェイはいくつかある。 名古屋へは仙台経由で2泊3日かかるのでよほど時間に余裕がないと行けないけれど、 このルートもいつか行ってみたいところ。 私が数年前から試してみたかったのが、鹿島へのルート。 土曜日の夕方~夜の試合であれば、金曜日発のさんふらわあ夕方便で行くことができる。 さんふらわあの夕方便は苫小牧(18:45発)→大洗(翌日14:00着)。 今年の鹿島戦は7月6日(土)18時キックオフ。その日程をずっと待っていた。

というわけで7月5日(金)、札幌から苫小牧港行きのバスに乗り、 大洗行きの商船三井さんふらわあに乗る。妹とふたりで行った。

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白い恋人ソフトクリームを食べて出港。

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太平洋フェリーがすぐそばに。時間差で出港する。

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晩ごはんはバイキングにした。フェリーで飲むクラシックおいしい。

フェリーは確かに飛行機に比べると移動時間がかかるのだけど、 飛行機よりも自由にあちこち歩きまわることができるのが良いと思う。 外に出て海を近くで見たり、パブリックスペースでのんびりしたり、ビールを飲んだり。 大浴場やサウナに行ったり、売店を覗いたり。 窓際で海を眺めているだけでも、あんがい暇にならないもので。

さんふらわあでは「キャプテンレディオ」なんていうものがあって、 お喋り上手な船長さんが船内放送でラジオ番組的なのをやっていた。 その船長さんに話しかけられた私たち。 CS Clothingのポロシャツをお揃いで着ていたのを見て、 何かスポーツの遠征なのかと思ったそうで。Jリーグの札幌を応援しに鹿島に行くと説明。 するとその船長さんは鹿島出身で、翌日のその試合に嫁さまとお子さんが行くというではないか。こんなところで相手サポーターに会うとは。お手柔らかに、と伝えた(試合結果の記憶はない)。

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翌朝の風景。前日は雨だったけれど良い天気。暑くもなくちょうどいい。

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朝ごはんのバイキングで食べすぎたので、昼は軽めにトースト。 大洗行きならフェリーで3食楽しめる。

フェリーが30分早く大洗に着岸。 急げば予定より早い電車に乗れそうだったので、大洗港から大洗駅までタクシーに乗り、 大洗駅から鹿島臨海鉄道で鹿島サッカースタジアム駅へ。

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帰りの切符を駅員さんから買うと、穴あけタイプのこんな味わい深い切符。いいかんじ。

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予定より1時間早くカシマサッカースタジアムに着いた。 駅からスタジアムに向かう道のりはスタグル豊富で楽しい。

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桃のかき氷。

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阿見スイカ。

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アンコウ唐揚げおろしポン酢。

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暑いけどモツ煮(大)。

試合前にコールリーダー氏が「来年、鹿島に行くのか水戸に行くのか」と言っていた。 めっちゃひんやり怖かったな。J1かJ2か、の例えとしてこんな怖い言葉もない。 来年も鹿島に行きたいよ、ってこのときは思った。 (水戸は当然来年もJ2だ、みたいな意味は込められていないので念のため)

試合のあとは鹿島臨海鉄道で、鹿島サッカースタジアム駅から水戸駅へ。 水戸のコンビニで「きょうサッカーあったんですか?どこと?」と聞かれて答えたら、 「あ、J1か」と言われるなど。水戸駅は、鹿島より水戸のほうが地元に馴染んでいるのね。 水戸もがんばっているんだなあとしみじみ。

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翌日、水戸のホテルでバイキング。水戸といえばの納豆をいただく。 朝食のミニトマトのヘタが取ってあったのと、冷たいお茶が烏龍茶じゃなくてほうじ茶なのがうれしい。 お部屋が広いわりにお値段高くなく、アメニティも充実していて良きだった。 結局来年は水戸に行くことになるので、またこのホテルでもいいなあ。

水戸駅から品川まで上野東京ラインに乗り、 品川駅から京急線で羽田空港へ。帰りは飛行機。

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空港に着いて時間があったので、のんびり飲(や)る。 銀座ライオンの店員さんが、「コンサドーレですか?」と聞いてくれて、鹿島で試合があったのも知っていた。 「残留できるように願ってます」とも言ってくれた。 そんなことをほろほろと思い出す12月クリスマスイブ。

シーズン初めにミシャが、今季は厳しい闘いになるからサポートしてほしい、 というようなことを言っていたので、できるだけ遠征も行こうと思っていた。 ホームはすべて、アウェイは鳥栖、新潟、柏、ヴェルディ、京都、鹿島、ガンバ、名古屋、湘南、広島と10試合、合計30試合行くことができた。 例年、私のアウェイは4試合くらい。やろうと思えばできるもんだ。

時間に余裕がないとなかなかフェリーで遠征するのは難しいけれど、 携帯電話もつながらない船上でのんびり移動するのも良いもので。 来季のJ2ならば仙台、水戸、秋田、大分(?)、愛媛(??)など、乗ろうと思えばいくらでもチャンスがある。ぜひともフェリー遠征の楽しさをたくさんの人に知ってもらいたい。


post by ひとみ

07:12

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