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ひとみ 家は札幌。おもにゴール裏で応援。 ゴールキーパー大好きサポーター。 勝利の日にはサッポロビールで乾杯!!

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小次郎に会いに行こう【前】~新日本海フェリー

2023年10月15日

本来ならば、天皇杯準決勝をコンサドーレがどこかでやっていたはずの先週。
それがなくなったため、気持ちを切り替えて6日(金)から3泊4日で金沢に行ってきた。
ツエーゲン金沢に期限付き移籍をしている小次郎くんを一度現地に観にいきたい、
という願いがコンサドーレのおかげで皮肉にも叶ったかたち。
ド観光地なのに金沢に行くのははじめてなのと
久しぶりにフェリーに乗れるチャンスもあって、私には珍しく長旅となった。

小次郎を観に金沢に行こうよ! とまわりを誘ってみても、
フェリーというだけで嫌がられる。ひとり旅になるかと思っていたら
ある日母が「やっぱり行きたくなってきた」と言う。
「ふきのとうの『風の船』という歌に、北海道から金沢にフェリーで行く歌詞があるのよ」
その歌詞のように、フェリーで金沢に行ってみたいと思っていたことを思い出したという。
ふきのとうファンの聖地巡礼...ってコト!?
Youtubeなど調べてみるとこの歌のモデルになった船や航路はもうないみたいだけど、
当時乗船していた人は、フェリーでよくこの曲がかかっていたとコメントしていた。
ならば! 現代の『風の船』に一番近いフェリーに乗るしかないでしょ!

というわけで、母とふたり旅となったのだった。
新日本海フェリーは私もはじめてで、太平洋フェリーと同じ苫小牧出発なので
同じ港に行けばいいのだろうと勝手に決めつけていたら
苫小牧には西港と東港というのがあり、太平洋と日本海で出発の港がちがうというではないか。
しかもこのふたつの港は結構離れているので、着いてからまちがいに気づいたら大変なことに。
このことに気づいたのが出発の一か月を切ったころで、ほんとうにびっくりした。
苫小牧駅からずいぶん遠いな? バスですぐだったはずだけど...という違和感を無視しないでよかった。

出発日の前日から低気圧の影響で、日本海側のフェリーが複数欠航していた。
新日本海フェリーはよっぽどのことがなければ欠航しないつよつよフェリーと聞いていたのだけど、
その新日本海フェリーでも欠航やバイク乗船禁止などとなっていた。
当日も引き続きそうだったので、正直欠航もあるかなーと思っていた。
日中に電話がかかってきていたので折り返してみても、繋がらず忙しそう。
ただ、メールもサイトも欠航とはなっていないので、条件付きとかそういうのかなと思いながら。
仕事終わりにやっと電話が繋がったら、欠航はなく到着が1時間遅れる見込みとの連絡と
ランチを予約していたので、もし揺れで具合が悪くなっても乗船後はキャンセルできないよ、
というお知らせだった。無事の出発はなによりだけど、なかなか不穏なお知らせ。
今まで派手に揺れるフェリーに乗ったことがなく、酔ったこともないので
どうなるかはわからないけどお腹は空くだろうしなあと思い、ランチはキャンセルせずそのまま。
遅れて着くのはわれわれは問題ない。駅近くのホテルで寝るだけなので。

6日(金)の夜に札幌駅で母と待ち合わせ、晩ごはんを食べたらJRで南千歳駅へ。
南千歳から苫小牧東港へシャトルバスが出ているので、1,200円を前払いして乗車。
10/6 23:30苫小牧東港発→10/7 20:30敦賀港着の「すずらん」に乗船。
部屋に荷物を置き、陸を離れて真っ暗になるまで外を眺めてから部屋に戻る。

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部屋はステートAツイン。閑散期なのでひとりで泊まったとしても貸し切り料金は取られない。
洗面台とトイレ、冷蔵庫や湯沸かしポットなどが付いていて、もはや簡素なビジネスホテル。
だいぶ揺れるかと怯えていたものの、横になってみると「あーなるほどこういうかんじね」と
思ったほどの揺れではない。気づいたらすっかり寝ていた。

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昼にちょっと豪華なごはんを予約していたので、朝は軽めのモーニングセットに味噌汁を付けて。
お風呂に行ってみたら私たち以外はいなくて貸し切り。
波の音を聞きながらの露天風呂も気持ちよく、寒くもなくずっと入っていられた。
フェリーのお風呂ってほんとうに最高よねえ。

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オープンデッキという船尾側にあるデッキに出てみると、風も波も少し落ち着いたもよう。
盆地育ちのわれわれは、こうして海や波を見ているだけでも飽きない。
船内をあちこちうろうろしたり、アイスを食べたり、こうしてボーっと海を眺めたり、
眠くなったら部屋で昼寝をしたり、何をしてもいいというのがフェリーの好きなところ。

お昼は予約制のコース料理を。酔いもないし、お腹もしっかり空いている!

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サッポロビールは瓶のクラシックのみだったので、こちらで乾杯。

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前菜は新潟雪室熟成鴨のテリーヌ。左のはよくわからない。チーズ?

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和栗のポタージュ、バターロールとバゲット。栗のスープっておいしいね。

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メインは母は魚、私は肉。
ポークポルケッタ ハーブとスモークのフレーバー仕立て。おいしい。

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オーセントホテル謹製 洋梨のシャルロット。紅茶。
量は多くないけどゆっくり食べたらお腹いっぱい。秋の味覚満載で全部おいしかった!
私たち含めて3組しかいなかったけど、みんな予約して食べたらいいのになあ。サービスも良かった。
予約制のディナーもあったけど、こちらは量がすごそうだったのでまたの機会に。

『風の船』の歌詞に「暮れて行く夕闇に 佐渡ヶ島が見える」とあるので、
「今このあたりを走っているよのマップ」を見ながら佐渡島の横を通るのを待っていた。
歌詞とはちがって、時間的には昼過ぎぐらいがちょうどいい時間。
が、地図で見るより離れているようで、島らしきものは影も見えず。
気づけば通り過ぎていた。なかなかうまくいかないもんだ。
ゴロゴロだらだら過ごしたおかげで夜はそんなにお腹が空かず、鯛茶漬けを食べて。

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そうそう、御船印も買った。船長サイン付きというのがあったのでそちらにして。
...あれ?今気づいたけど、「すずらん」じゃなくて「すいせん」じゃん。
ブログを書く今の今まですずらんだと思っていた...なんでや...。

1時間遅れて到着とのことだったけど、結局15分だけ遅れて20:45ごろ敦賀港着岸、下船。
敦賀港からはJR敦賀駅へのバスに15分ほど乗って。350円後払い。
敦賀駅近くのホテルに泊まる。このホテル、夜にラーメンの無料サービスというのがあり、
大してお腹は空いていなかったのに、ラーメンの文字に惹かれて食べに行った。
しょうゆ味で、多分一人前より少し少なめの麺に、ネギなどの適度な具材。
小腹を満たすのにちょうどいい量でおいしくいただいた。

母は長距離フェリーには、大昔に修学旅行で乗った以来のようだったけど
そのころのフェリーのネガティブなイメージが払拭されたようで、
「フェリーいいわ~」と長旅を気に入ったようだった。
しめしめ。フェリー仲間を増やせそうだぞ。今度は新潟や鹿島のフェリーを提案してみよう。

翌日は、JR敦賀駅からJR金沢駅に行き、観光と試合を楽しむぞ。

(つづく)



やさしいまち・鳥栖遠征

2023年06月12日

アウェイ鳥栖戦に行ってきた。初・鳥栖。
前日に、新千歳空港のホテルに泊まった。ので、2泊3日。
朝早い便に乗るとき、早起きするのはとくに苦手ではないものの
起きたら空港!という便利さを一度新千歳で体験してみたいなと思っていた。
羽田やセントレアで体験しておもしろかったし、意外と新千歳ではやったことがなかったなと。
私の飛行機は昼ごろだったけれど、妹が朝の早い便で先に行くことになっていたので、
じゃあ新千歳空港のホテルに泊まってみよう、となったのだった。
私は前日の金曜日が偶然お休みになったので、のんびりと夕方に空港へ向かう。

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ホテルはロビーが3階で、4階と5階の客室から吹き抜けになっているのがおもしろい。
これは4階から撮った写真。こじんまり感がとてもいいかんじ。
ここに泊まると空港の温泉に無料で入れるということで行ってみる。

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空港の4階ってはじめて来たんだけど、映画館もこの階なのね。温泉最高だったー。
室内が2つ、露天風呂も3つあって、私が行ったのは平日の17時ごろということもあってか空いていて快適。

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思わずフルーツ牛乳なんぞ買ってしまったり。
温泉入るために来ても損はないな、新千歳空港。

時間はたっぷりあるので、空港内をうろうろ見てまわって晩ごはんとデザートを探す。
テイクアウトをして持ち物が増えても、ホテルに帰れると思うと気持ちがとてもラク。
ドライブインいとうの豚丼と、きのとやの空港限定ブルーベリーチーズタルトをホテルで食べる。

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うまー。

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届いたばかりのドーレくんの刺繍キャップをかぶってきた。かわいすぎ。
これ、後日ミスがあったとかで正しいものがもうひとつ送られてくるらしい。
受注品のミス、なんか多いよね。粗利が減っちゃうから、ミスしづらい流れをつくってほしい。

今回の遠征の目的は、敢えて鳥栖に泊まり、鳥栖で飲む。
先日柏に行ったときもそうだったけど、柏に行っても結局東京に泊まったり、東京で飲食しがち。
鳥栖に行っても試合後に博多まで移動したほうがなにかと便利なのでそうしがちなんだけど、
敢えて鳥栖にお金を落とすことにした。地方ならではの良さがあるものなので。

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翌日、白い恋人ソフトクリームを食べて福岡空港へ向かう。直行便ありがたい。
九州へ行くには福岡空港経由が便利だと、以前ヤスが言っていたので
以来、熊本へ行くにも長崎に行くにも福岡空港を使っているわが家。地元民の言葉つよい。

福岡空港から博多駅へは一瞬で着く。
博多駅でごぼう天うどんを食べたかったのだけど、どこも混んでいたのでひとまず鳥栖まで行くことにする。
特急みどりで鳥栖駅へ。20分くらいでこれまたすぐ着く。

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改札を出る前に、鳥栖の駅ナカの中央軒で、食べたかったごぼう天うどん。
暑いけどおいしい。汁がさらっとしていて、麺のコシが強くないのでするする食べられる。

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なんか人が集まっていると思ったら、SLが来た。迫力。

開場時間までもうすぐなので、時間はなかったのだけど
少しでも吉野ヶ里遺跡が見れるといいなと思い再び電車に乗る。
最近、新しい石棺が発掘されて、邪馬台国の歴史が変わる!?と話題の吉野ヶ里遺跡。
めちゃくちゃおもしろいよねぇ、遺跡って。太古の日本に思いを寄せる。ロマンがある。
鳥栖駅からJRの普通列車で吉野ヶ里公園駅へ。15分くらいですぐ着く。
駅からはのどかな風景の中を歩いて15分くらいで公園入口に着く。

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が、時間がなくなってしまったので祭殿らしきものを公園の外から眺めて
ブルーベリーヨーグルトソフトクリームを食べて戻る。

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またの機会にゆっくり来たい。全部見ると丸一日はかかるな。

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鳥栖駅に戻ってボンフィンを買う。赤いGKのと黒いフィールドのが両方出たー!めっちゃうれしい!
遠征した浦和戦と柏戦ではボンフィンが売っていなかったので、鳥栖戦にあってよかった。
GK赤、フィールド黒のボンフィンはアウェイに行かないと買えないもんね。
こうなると、GK黄、フィールド白のもほしくなるけど、アウェイで必ずしも売っているわけではないようだし、
これを着ている試合の確率もそんなに多くないのよね。
アウェイ遠征、あと1回か2回行く予定だけど、運良く手に入れることはできるだろうか。

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スタグル。シシリアンライスと、ドーレくんとウィントスの和菓子。
シシリアンライスは、タコライスにマヨネーズを入れたみたいなかんじ。佐賀のご当地グルメ。
和菓子はパッケージのイラストもかわいいし、お菓子もよくできている。色の再現とか忠実。
イノシシバーガーの玉ねぎが新玉なのはこの日までだと何かで見たのだけど、食べそびれて悔やんでいる。
スタグル列に普通に並んでいる現役アイドル・しおんちゃんに手を振ると
笑顔でペコッとして手を振りかえしてくれた。ほっこり。

実は私、この日Jリーグチケットにログインができず、泣く泣く当日券を買いなおしていた。
Jチケのログインにはいつも「twitterでログイン」を使っていたのだけど、それが使えなくなっており
IDとパスワードがまったく思い出せず...帰宅してから確認したら、そりゃあわからんわというIDだった。笑
いつもは念のためにチケットのQRコードをスクショしておくのだけど、この日に限ってしておらず。
鳥栖に余計にお金を落としたので、ホームでは勝ってください(知らんがな)。

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曇天の駅前不動産スタジアム。これほど文字通りのスタジアム名があるだろうか。
試合前に、この日のマッチスポンサー・宮島醤油の社長さんのあいさつがあり
札幌サポーターにもとてもあたたかい言葉をかけてくれた。
スタジアムの入口には札幌サポーター向けにようこその弾幕もあり、歓迎ムードでやさしいサガン鳥栖。

試合は1-1という、最近の札幌さんでは珍しいスコア。
1点じゃ勝てるわけないだろがーとむかむかしていた私たちに反して、
DAZNで観ていた人たちは「アウェイで勝ち点1はヨシ」ってかんじの反応だったので、そうかーと落ち着くなど。

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事前リサーチしていた鳥栖駅近くの居酒屋さん、サッポロビールがあると思っていたけれどなくて哀しみ。
安くておいしかったし、店員さんが鳥栖ユニフォームを着ていていいかんじのお店だったけども。
サッポロビールのないお店にお金を落としたから、ホームでは勝ってください(知らんがな)。

翌日はリレーかもめで博多駅へ、博多駅から地下鉄で福岡空港へ。
選手やスタッフたちと同じ飛行機で新千歳空港へ帰る。

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新千歳空港のよつ葉ホワイトコージでパイナップルとマンゴーのブレンドソフトパフェを食べて、
ぎょれんで帰宅後に食べるおつまみなどをお買い物。
ぎょれんさん、コンサドーレのファンクラブカードを提示すると5%オフになるので
アウェイ帰りのお土産におすすめ。買ったタコのやわらか煮、めちゃ旨でビール泥棒だったわ。

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鳥栖駅にあったサガン鳥栖のグッズやさん、
こういうオリジナルパッケージのお菓子とかがあって思わず買わさった。
いいなあ。うちもこういうのもっと、ドームとかで売ってほしいよねー。



Das ist Sapporo.

2023年06月05日

インタビューの最後を「Das ist Sapporo.」で締めたミシャ、かっこよかった。
「Das ist Sapporo.」のタオマフほしい。
言葉がそれだけでとても強いので、変に凝ったデザインとかフォントを使わないで
ものすんごいシンプルなのでいい。ひとつよろしく。

さて。柏へ一泊で遠征に行ってきた。初・日立台!
もともと柏戦は遠征予定ではなかったのだけど、
JALさんの片道6,600円タイムセールでチケットが取れたら行こうと見てみたら
運良く取れたので行けることになったのだった。
JALさんいつもありがとうございます。おかげさまですごい試合を観ることができました。

この日は前日までの台風や大雨の影響があり、いろいろなダイヤが乱れていて影響を受けた。
まずはそれらにまったく関係のないJR北海道が、発寒~発寒中央間の踏切安全確認とかで
あらゆる路線が止まっていた。札幌駅に行ってみると、電光掲示板がほとんど真っ暗。
適当に来たのに乗ってなんとか新千歳へ。

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白い恋人ソフトクリームが機械故障中で食べれなかったので、
ショコラティエマサールのやつにしてみた。おいしい。

飛行機の出発は11:55だったのだけど、朝の時点でこの便がピンポイントで1時間ほど遅延とのメールが来た。
そこからさらに出発が遅れて、13:30頃離陸。
まあ、わりと時間に余裕はあったからいいのよ。

なんて思っていたら、羽田空港からの京急線も遅れて出発。
羽田空港→品川→柏と、乗り換え1回で済むはずだったルートなのだけど、
品川からの上野東京ラインが運休になっている。
とりあえず上野まで行って乗り換えよ、と私のナビタイムが言っているので信じて上野まで。
上野からは常磐線で柏まで。常磐線もダイヤが乱れていて、来ない、来ても動かない。
アナウンスを聞いて、一番最初に出発しそうなのに乗り込む。
乗るもの乗るもの全部遅れていて、これは試合も遅れて結果が出る予兆か?
アディショナルタイムで劇的ゴールの前触れか?なんて、一緒に行った妹と話していたのだけど
まさかほんとうにそうなるなんて思わないよね。

なぜかスタメン発表も30分ほど遅延。なんでや。
柏駅の高島屋でお土産を買い、ホテルに荷物を置く。
柏駅東口で、レイソルサポから「柏でよりみちアディショナルタイムズ」をいただく。

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ビジターサポーター向けの情報や読み物など、充実の内容。
札幌サポーター向けにはサッポロビールのお店を紹介してくれるというありがたさ。
この日のためにわざわざサッポロビールを仕入れてくれているお店もある。なんということでしょう。

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個人的に「おぉっ」と思ったのは、フェリーで行き来できるのを知れたこと。
フェリー大好きマンだけど、千葉へフェリーで行く発想は意外となかった。鹿島へは行こうとしたことあるけど。
柏には「おふねヤク○」というのが存在しているのか...興味深い...。

柏駅からは東武バスで日立台へ。10分くらいで後払い200円。
ビジターエリアのすぐ近くにバスが停まるのでとても便利。
この時点で18:00を過ぎていて、予定よりも2時間くらい遅れてスタジアム着。間に合ってよかった。

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レイソルカリーライスチョリソーソーセージ付、レイソルラッシー、カルビ牛串。うんまあああい!
時間がないけど、意地でもスタグルは食べる。
この時間でも完売はそこそこでそれなりにメニューがあって、並びがスイスイ進むのほんとうにありがたい。
ラッシーは炭酸という意外性。カツゲンみたいな、なんかそんな味。
カレーはしっかりスパイスが効いて、貴重な卵がまろやかにしてくれておいしかった。また食べたいなあ。

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とっくに練習がはじまっている頃に席へ。ゴール裏が指定席でよかった。
試合前からガンガン声を出して跳ぶ。相手の応援も、自分の声すら聞こえない。

点を取っては自らのミスで追いつかれ、また突き放すという相変わらずの札幌さんたち。
2点差などセーフティーリードではない。守って試合を締めるなどという発想はないのだ。
4-4になったとき、私の前にいたサポーターは絵に描いたようながっかりポーズをした。
しかし私の隣りや後ろにいたサポーターは、「1点取るぞ」とすぐに叫んだ。馬鹿か。馬鹿なのか。
いや。ここで「引き分けか」と諦めた人もいれば、
「ワンチャンあるはず」と思えた人がいても不思議はない。だって札幌だもの。
残り時間で具体的にどうするかとかは知らない。
けれど、私は「今日は絶対勝つつもりで来たから勝利以外はあり得ない。
追いつかれて引き分けなんて柏の勝ちのようなもの」と思った。

「1点取るぞ」と言ったこの人たちは失点するたび「大丈夫大丈夫」「気にすんな」と声を出していて、
周りの士気も上げてくれていたように思う。
私は常々、応援というのは勝っているときには必要なく、
劣勢のときこそ力を発揮するべきだと思っているのだけど
同じような考えの人が近くにいてよかったなと思った。
まあこの人たち、テンションが上がるとMAX考えず跳んで叫んでいるので、
突然電池切れになったりもしておもしろかったんだけど。
応援は無理するものではなく、体調や体力に合わせてやるのがベストだけど、
時には無茶して限界超えると新しい景色が見えたりもするよね。
私、以前、意識とは別のところで声を出してたことがある(ホラーやん)。

VARを待ちながら応援していたとき、たまにはうちに有利なVARがあったっていいじゃん、と思った。
それが今日だっていいじゃん、と。得点が認められた瞬間の喜びはとんでもないものだった。
すぐに旗を挙げた副審も、結果VARで変更になったものの悪い判断ではなかったのではないかと。
迷ってVARに丸投げするより、よっぽどしっかり見て判断している人だと信頼できる。
審判といえば、今節の主審は笠原さんだったわけだけども、
さほどストレスのない試合運びだった。選手への説明や会話もしっかりやっていた印象だったし。
9点も入った異様なテンションの空間で、雰囲気に巻き込まれず試合を進めてくれたことに感謝したい。

朋樹に関しては、私は特になんの感情もわかなかったので、
試合前も試合後も、ブーイングも拍手もしなかった。
冷たいと思われるかもしれないけれど、ほんとうに「無」だった。
松原くんはこう言っているが、ブーイングや拍手をどうするかは
サポーターそれぞれの思いによるだろうから正解のようなものは存在しない。
選手のことがすべて正しくサポーターに伝わらないことと同じように、
サポーターのことも選手に正しく伝わっているとは限らない。見えているものがすべてじゃない。

なんにしろとにかく勝利!乾杯!

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「柏でよりみちアディショナルタイムズ」のWebに載っていた、「もつ焼き 串あげ 盥~たらい~」さんへ。
価格もお手頃で、席も多いので、エイッと入ってサクッと飲むのにちょうどいい。
写真はないけど、生ビールは黒ラベルだった(確認してから注文した)。
遠征で困ることは、ふらっとお店に入るもんならサッポロビールではない可能性があること。
事前に数店(満席や臨時休業もあるので)ピックアップしておく必要がある。
それも、ホームページや食べログなどに必ずしもビールメーカーが載っているとは限らない。
口コミやSNSで調べて、それでもわからなければ却下するか行ってみるなどなかなか苦労する。
今回、こういった企画があってとてもありがたかった。ごちそうさまでした。

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柏駅にミニストップがあったので、翌朝食べに行った。白桃ソフトおいしかった。
札幌にもミニストップがあればいいのになあ。
帰りのJALさんも無事に(?)遅延して帰宅。勝ったのですべてヨシ!!

あ、アウェイ浦和にも行ったのにブログ書いてなかった。そのうちひっそりアップしよ。



2023シーズン 北海道コンサドーレ札幌Type:B 契約合意選手のお知らせ

2023年02月17日

◆下記の選手と2023シーズンの契約に合意致しましたのでお知らせ致します。

DF 中村 桐耶 Toya NAKAMURA 2000年7月23日(22歳)
DF 西野 奨太 Shota NISHINO 2004年5月28日(18歳)
MF 宮澤 裕樹 Hiroki MIYAZAWA 1989年6月28日(33歳)
MF 深井 一希 Kazuki FUKAI 1995年3月11日(27歳)
MF 金子 拓郎 Takuro KANEKO 1997年7月30日(25歳)
MF 松山 光 Hikaru MATSUYAMA 6月21日

選手たちはB型の特徴とも言われている、

・一か所に注ぐ集中力がすごい
・やる気スイッチが入るまでは長いが入れば早い
・どこまで落ち込んでも、必ず戻ってくる強さがある
・情熱だけは、ひたすら熱い
・ツボにはまればとてつもない結果を出す
・興味のあることには一生懸命

・たまに何もかもがめんどくさい
・他人に流されやすく影響を受けやすい
・話が飛ぶと言われるけれど自分の中では繋がっている
・「個性的」は褒め言葉
・変なところ几帳面
・他人がやる気ないほどやる気が出る
・いつのまにかA型を怒らせているが理由がわからない

といった性格を持ちながら、チームの勝利のため一体感をもって戦っていくはずです。
今シーズンの『北海道コンサドーレ札幌 Type:B』メンバーへも、熱い応援をお願いいたします。



世の中がB型に対して厳しい目を向けるのを承知で、
敢えてB型の選手を探して集めて仲間意識で応援しよう!と個人的に開催している企画。
その年の選手が決まると、血液型がB型かどうかのチェックをします。
そして、『Type:B』としてB型のコンサドーレチームを勝手に結成しています。

今年のType:Bはなんと...阿波加くんの鈴鹿完全移籍と、岩崎くんの鳥栖完全移籍によって、
メンバーが減るだけで増えることはありませんでした。新加入選手はO型ばかりです。
少なくなったけどがんばれB型選手!!
岡田大和くんの情報がまだ未着なので、うっすらと期待しています。笑
今年はB型会の飲み会が復活できるといいなあと思っておりますよ。


post by ひとみ

19:59

選手戯言 コメント(4)

残留確定広島遠征

2022年11月03日

今季最後のアウェイ遠征、広島へ行ってきた。
珍しく妹とふたり旅。母も行く予定だったのだけど、直前に訃報があり急きょ断念。
広島は2024年から新しいスタジアムになるということで、
ならばエディオンスタジアムをメインで使ううちに一回は行っておかねば!と思って。
広島へ行くのは人生初。修学旅行で行く人も多いみたいだけど、私はちがったのでほんとうに初。
なので、少しの観光も含めて前乗り2泊3日で行ってきた。

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お仕事を通常通り終えて、駅へ向かい新千歳へ。
夜って意外と早くに、食べるところが閉まってしまうのね。豚丼食べるつもりでいた。
フードコートの空いていたお店で簡単にすませて、保安検査場を通ったあとに白い恋人ソフトクリーム。
ここも閉店間際だったので、滑り込んでぶじに食べられた。
この日はひとまずJALさんで羽田まで。羽田第2ターミナルにある空港ホテルで一泊。
滑走路が見える空港ホテルって楽しいよね。夜で全然見えないけれど。

翌日は朝が早いのでコンビニで朝食を買っておきたかったのだけど、
夜は羽田ももうどこもお店が閉まっていて買えず。
仕方がないので非常食用に持っていっていた小さなパンを食べることにする。
早起きすればどこかで朝ごはんを食べられたんだけど、睡眠も大事なのでね。
8:30発のJALさんにて、羽田空港から広島空港へ向かう。
広島空港からはバスセンター行きのリムジンバスに乗る。
もうすぐバスセンターに着く、というあたり、広島城を過ぎたくらいに
建設中の広島の新しいスタジアムを発見。エディオンスタジアムとはちがってめちゃくちゃアクセス良い。
空港からも、原爆ドームに行ったりするのも便利な街中。完成したらまた来なくては。

バスセンターから歩いてすぐの原爆ドームへ。

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こんなに近くで見れるものだったとは。
ほぼ当時のままの状態を残している原爆ドームのまわりは、とてもきれいに整備された公園。
川や橋の雰囲気もとても良くて、近所だったら散歩に来るのに気持ちいい景色。
その中に佇む原爆ドームは、時代を超えて平和を訴えている。

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記念碑。いい天気。
平和記念資料館もゆっくりと見てきた。
原爆で亡くなった人は数で言われることもあるけれど、
その中身はひとりひとりの人間なのだという当たり前のことをあらためて感じた。
それぞれに生活があり、家族や友人がいる。ということは、自分の身近な人であった可能性も。
決して遠い昔の、離れた街の出来事ではないのだと感じることができた。
修学旅行のような機会でもないと、私のように大人になっても行ったことがない人ができてしまうので
10代のうちに日本人誰もがここへ来る機会があるといいのになと思う。
若いころに来ていたら、またちがった感想を持っただろうし。

のんびりしていたので遅くなったけれど、エディオンスタジアムへ向かう。
平和記念資料館からバスセンターへ戻って、広電バスでAシティ中央まで。
途中の横川駅はシャトルバスを待つ列がすごいことになっていた。ホーム最終戦だものね。
25分くらいで着くはずが、渋滞して50分くらいかかって到着。いつもこうなのか。大変だ。
バス停からはひたすら坂道と階段を登らされる。
バックスタンド側に辿り着き、今度はひたすら下る。あんなに登ったのにもったいない...。

キックオフ1時間を切っていたので、もう自席でごはんは食べられない。声出し席なので。
ということで、ひとまずスタグルのあるおまつり広場へ直行。
しかし、どこも長蛇の列で長時間待ち、もしくは完売ですぐに食べられるものがほとんどない。
唯一といっていいほどすぐに買えた、しょうゆときなこのお団子をふたりで分ける。

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食べるものが買えてよかった。河岡食品さんありがとう。

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食べきれなくてこれはホテルに持ち帰ったんだけど、レモン大福めちゃくちゃおいしかった!
レモンのあんと、ちょこっと添えてあるレモンがとてもいい塩梅。また食べたい。

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なんとか、ビジター側ゴール裏に到着。
試合は最高のかたちで勝利し、見事J1残留確定。とにかく良かった、ほっとした。
決勝点を宮澤が決めたというのがまたいい。
サポーターとともに苦楽を共にしてきた宮澤が、大事な試合で決めてくれた。
3年ぶり?くらいに『すすきのへ行こう』を歌う。肩は組まず、おのおの跳びながら。
アウェイ最終戦はホームチームはセレモニーがあるので、帰り道の混雑がほどよくてありがたい。
そういえば、去年のアウェイ最終戦も横浜FCのセレモニーがあったけど勝ったな
なんて思い出していたら、なんと2016年にフクアリで勝ったあの試合から
アウェイ最終戦は7連勝中なんだそうで。セレモニークラッシャー。いろんな記録があるものだ。
2016年の千葉、2018年の磐田、2021年の横浜FC、2022年の広島に行った私。

帰りはメインスタンド側へ歩き、正面からひたすら下ってアストラムライン広域公園駅から新白島駅へ。
新白島駅からJRで広島駅へ。ホテルは広島空港近くのところを取っていたので、空港まで戻る。
空港行きのリムジンバスは18:30が最終だったので冷や冷やしたけれど、なんとか間に合って乗車。

さて、問題は晩ごはんだ。
ホテルはディナーを中止していて、ルームサービスもなし。
空港の飲食店は19:30がラストオーダー。バス乗車時間は約50分。
空港の近くに街中のような飲食店は当然ない。
ここで食べられないと食いっぱぐれる可能性が出てくる。
朝も昼もごはんらしいごはんは食べておらず、広島グルメにありつけていない。
絶対に空港でお好み焼きを食べてやるという強い気持ちで空港へ向かう(バスに乗っているだけ)。

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バスは5分ほど遅れたものの、なんとかラストオーダーに間に合い『みっちゃん』のお好み焼きにありつけた。
イカやエビやお肉の入ったものと、チーズやお餅の入ったものをふたりで分けた。
とてもうまい。お好み焼きは、この焼きそばの入った広島のやつが好き。
残念ながらビールがサッポロではなかったので、乾杯はのちほど別途で。おいしかったー。

翌日は広島空港から新千歳空港への直行便で札幌に戻る。
選手やサポーターばかりで満席の飛行機。四方八方を選手に囲まれる。妹の隣りにも選手。

昼過ぎに帰れるからゆっくりしようと思っていたのだけど、冒頭にも書いたように訃報があり。
母は飛行機に乗る前だったので遠征を断念したけれど、
私と妹は飛行機に乗ったあとだったので「行っておいで」と言ってもらったのだった。
帰宅したら急ぎ荷物をまとめて今度は電車で旭川へ向かう。

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やわらぎ斎場さん、お世話になりました。
試合に勝って残留を決めたおかげで、父も母も元気に(?)葬儀を行うことができてなにより。

今年は仕事を辞めて時間があったので、遠征もいつもより行けた。
名古屋◯、ルヴァン京都×、磐田◯、川崎×、マリノス△、広島◯、6試合。なかなか勝率ヨシ。
念願の平日アウェイに行けたのが楽しかった。
来年はまたJ1だし、どこに行こうかな。新潟が上がってくるし、ぽんしゅ館には行きたいな。



ここが厚別だ。

2022年10月04日

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まるで夜の試合のようだけど、試合終了後の厚別。この神々しい雰囲気が大好き。
この日のピッチの写真は暗くなってからしか撮るつもりはなかったのだけど、
まさかあんな試合になったあとに撮ることになるとはね。

来年からリーグ戦のメインは札幌ドームになるということで、
厚別は今季限りになる?という話が出ていた。
天皇杯のように主催が異なる試合があったり、来秋の全道高校野球でドームを使うことのように、
北海道のスポーツ界にとっていいことは応援したい旨の発言を三上さんがしているようなので
実際は来季になってみないとわからないけれど、厚別開催がまったくなくなることはなさそうなかんじ。
とはいえ今季最後の厚別ではあるし、厚別の節目という雰囲気もある。

言葉を尽くして紙幅を割いても、なんだかぴったりくる気持ちが見つからない。
あの日あの場所にいた、という後々語り継がれる試合というのは今までいくつもあったけれど、
そこにひとつ追加されることになったであろう試合となった。
4-3というスコアから、1997年の厚別での川崎戦を思い出す人が多かった。
なんならこの日の試合の前から、その試合の話をしている人もいた(うちの父と母)。
私はその25年前の試合に現地では立ち会っていなくて、
恐らくテレビで観ていたと思うのだけど、その試合の映像は後からも何度も観ているので
ほんとうにリアルタイムにテレビで観ていたかはあやしくなっている。
私が観たと思っていたあの試合は、ほんとうに私が観た試合だったのか。記憶補正をしているかもしれない。

そんな私が試合中に思い出したのは、2019年のルヴァン杯決勝だった。
得点順はちがうものの、2-3にされたときに、あの試合のような展開だと思った。
だから、「90分で3-3にできたらアディショナルタイムで4-3にできる」という確信があった。
そうなったらいいな、というよりもむしろ確信だった。
アディショナルタイムは15分近くありそうで、これはルヴァン杯決勝のときの延長前半を指すと。
延長後半ぶんの時間はない。だから、3-3にできれば4-3で勝つと、確信していた。

終わってみると失点→逆転→逆転される→逆転という、とんでもない展開だった。
2度も逆転して勝つなんて試合は、今まであっただろうか。
でも、失点しても逆転されても、ゴールが取り消されても、VARで時間をかけすぎてしらけても、
今日はもうだめだとはまったく思わなかった。
小林悠のゴールだってもはやオイシイ。審判も川崎に忖度したけりゃすればいい。
だって厚別だもの。私たちは知っている。これが厚別だ。

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厚メシも今季最後。厚別食堂の『厚熱とうふの鴨ネギ汁』、鴨はもちろん、ネギも厚揚げもおいしかった。
汁の少なめ具合が完食できてありがたい。この厚揚げどこで売ってます?オリジナル?

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『厚メシマスター』のノベルティ、思っていたよりいいものでうれしい!かわいい!
でも割引クーポン、キッチンカーで使えなかったぞ!来季もやるならちゃんとお店に伝えてよね!



post by ひとみ

20:02

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声を出す応援ってこうだった

2022年09月05日

前節鳥栖戦から札幌ドームでも声出し応援ができるようになって、やっと本来の応援が戻ってきたと感じた。
私がいつも座る席も声出しエリアになったので、
声出しに役立つと噂のインナーマスクを持参してリストバンドを受け取った。
一発目は何かな、久々で泣いたりするかな、と思っていたけれどあんがいそういうことはなく、
個人的にはチャントやコンサドーレコールよりも、菅野のコールをしたときが一番ぐっときた。
あぁそうか、選手の名前も呼ぶことができるんだな、としみじみ感じた。
ひとりひとりを大きな声で呼ぶことができて、シャビエルやミラン、
この日Jデビューだったゴンヒもコールに応えてくれて、選手にもちゃんと伝わっているのがわかった。

とは言え、びっくりするくらい声は出なくて、前半終了の時点で声が枯れるしょぼさ。
マスクの影響もあるけれど、どうやってお腹から声を出していたのか、
あまりにも自分の声の衰えっぷりに、2年半という歳月の長さを恨む。声は出していないと出なくなるのね。
それは私だけではなかったようで、どうにも全体の応援が響いているかんじがしない。
おそらく外から聞くと、ゴール裏声出てないじゃんって思うかもしれない。
この試合はブーイングで終わってしまったわけだけど、
ブーイングのほうが声が出ていたなんて批判も見かけた。
ブーイングのほうが声が出るのは、わからんでもない。
抑揚のあるチャントとちがって、出しやすい音程と声で叫ぶわけなので。笑
私は疲れて声も出なくて、ブーイングする元気もなかったけども。

残念な結果で終わってしまった鳥栖戦だけれど、やっぱり応援は声を出してナンボだなと思った。
メインスタンドに席をとった父の近くに男女ふたり組が座っていて、
試合後、男性のほうは「つまらなかったからもう来ない」と言っていたそうだ。
けれど女性のほうは「私はおもしろかったからまた行くわ」と言っていたという。
なにが楽しいと感じるかは人それぞれで、勝たなきゃなにも意味がないわけでもない。
この女性が、ひとりでかふたりでかはわからないけれど、セレッソ戦に来ていたらいいなと思った。

そんなセレッソ戦は前半はなにも良いところがなく、
は??勝たなきゃいけんのだが??という腹立たしさMAX。
それでも声を出して応援できるっていい。その腹立たしさも声にのせて叫べばいい。
もちろん野次を飛ばすのではなく、チャントやコールを思い切りやる。
失点しても構うものか。自分がやれるのは応援だけなのだから、試合終了までやることは変わらない。
声量はむしろ上がる。そうだったそうだった、声を出す応援ってこうだった、と感覚を思い出す。
手拍子だけの応援のときは、正直、試合中に諦めることもあった。
自分の応援熱が冷めてしまったのかと考えることもあったけれど、そうではなかったのだなと。
勝つ可能性がとんでもなく低い大量失点の試合でも、まずは1点を信じて声を出す。
最後まで戦うというのは、私にとってそういうことだった。

ゴンヒのJ初ゴール、青木くんの逆転ゴール、すばらしかった。スパチョークも毎試合素敵だ。
めちゃくちゃうれしくてガッツポーズしたけれど、試合終了の瞬間は喜びよりも安堵だった。
いや、安堵よりも疲れてぐったりだった。
どんなにひどい試合があっても応援を続けていると、たまーにこういう試合に立ち会うことができる。
そうすると、そこまで100試合連続でまけていたとしても全部どうでもよくなってしまう。よくはないけども。
気分のいい一週間を過ごしてまた次へ向かう。残留争いは続くのだ。

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自宅マンションが水道工事でうるさい&水が使いづらい週末になるとのことだったので、
試合のあとは札幌グランドホテルさんに泊まった。
おいしい朝ごはんと、気持ちのよい接客のスタッフの皆さま、ありがとうございました。
試合のあとホテルに泊まるの、ラクだし楽しくてよい。遠征に行った気分。

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試合の荷物を持っていたからか、東急百貨店のイシヤに行くとすぐに、
会員カードはお持ちですか?と声をかけられたわれわれ。
お買い物して、振る舞いバウムもいただいた。勝つっていいな。



post by ひとみ

20:10

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また何度でも這い上がれ!

2022年05月30日

2試合合計10失点というなかなかインパクトのある数字を見て、小次郎くんは元気だろうか。

札幌GK中野小次郎「死ぬ気の覚悟で」きょう29日神戸戦

柏戦のあと、神戸戦のまえにこんな記事があがっていた。
いや、そんな命をかけて試合に臨まないでいいよ小次郎生きろ、と思って読んでいた。
ひとつのミスや失点を機に、交代をさせられてしまうこともある。
そしてそれをきっかけに、出場機会を失うこともある。
だからこそ1試合1試合がそれほど真剣なのだというのはわかるし大前提だとしても、
そして選手には怒られるかもしれないけれど、「所詮は1試合」なのだ。
どれだけ失点が多くても、勝ち点は減らない。
選手生命をかけるに値する1試合なんてないと思っている。

長らくGKを応援していると、ほんとうにいろんな選手がいる。
ここぞのときにいつも怪我をしてしまって正GKになりきれなかった選手、
公式戦に出場する機会を一度も得られず引退した選手、
練習生からプロ契約を掴み、長らく控えながら30歳くらいになって開花した選手、
弱点を克服し、代表に選ばれるほどになった選手...。
ひとりとして同じGK人生はなく、上手くいった人ばかりではないけれど、
変わらないのはどの選手もたくさんのコンササポに応援されてきたこと。
試合によってはめちゃくちゃ批判されてとてもしんどい目にあったこともあるかもしれないけれど、
そんなときでもまちがいなく応援している人のほうがいつでも多いというものだ。
それは、小次郎くんとて同じこと。

批判をまったく気にしない選手もいれば、99の応援があっても1の批判に心を痛める選手もいる。
私はプロサッカー選手ではないのでどうこの困難を乗り越えればいいのかのアドバイスなどないけれど、
応援しているよ!という声なら届けることができる。
今は宮の沢で選手に直接声をかけることができないし、試合で選手名をコールすることもできない。
もどかしい。もどかしいが、応援しているよ!ということだけは言っていきたい。

身近に菅野というすばらしいGKがいて、生まれたときからあの髪をしているような顔をしているけれど
そんなわけはないし(当たり前)、ずーっと順調なGK人生だったわけではない。
言っちゃナンだが、試合経験がそれほど多くない選手がいきなり上手くなることはない。
ここぞと気合いを入れたところで、試合は相手のあること。
また、自分ひとりではなくチームメイトの好調不調もあるので、気持ちだけではどもならん。
そんなことを言っては身も蓋もないが、次のチャンスを掴もうとするか諦めるかは自分次第。
それは、「次のチャンスを活かせないと終わる」ということではなくて、経験を糧にできるかということ。
下を向くのはもったいない。私は諦めてほしくない。

今はまったくそんな風に考えられないかもしれないけれど、
いつか「2試合で10失点もしたなー」と笑えるような選手になってほしい。
だからこそ今がある、というくらい強くなってほしい。
0-4で負けたのも、3-0から逆転負けしたのも、2試合合計10失点したのも小次郎がいた試合だけど(鬼か)、
アウェイ磐田戦で途中出場ながら危なげなく戦い試合を勝利で締めたのも小次郎のおかげだ。

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また何度でも這い上がれ小次郎!応援しているよ!



post by ひとみ

19:37

選手戯言 コメント(5)

静岡名物食べまくり遠征

2022年05月28日

二泊三日で磐田にいってきた。
当日入りもできる時間だったけれど、静岡空港に行ってみたかったので前日入りで。

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いつも遠征時は新千歳空港で白い恋人ソフトクリームを食べているのだけど
たまにちがうものにしてみようかなと思ってハスカップソフトクリーム。ちょっと酸味があってよい。
飛行機はJALさんとフジドリームエアラインズとのコードシェア便。
が、いつものように保安検査場に行くとチケットがエラーになってしまう。を?
JAL機ではないので、一度FDAのカウンターで搭乗手続きをしなくてはいけなかったのね。
そうだったのか、うっかりしていた...FDAに乗ったのなんていつ以来か。松本遠征?函館遠征?それっていつ?

FDAのチケットを新たにもらって、新千歳→富士山静岡空港。

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機内の飲み物は、静岡産茶葉を使用した緑茶が今だと新茶だというので絶対これっ!
緑茶は専用のカップに入れてくれる。隣りの人が写真を撮っていたので真似して撮った。
写ってないけどシャトレーゼの梨恵夢というお菓子ももらった。
お菓子をもらえるとは思っていなかったので地味にうれしい。おいしい。

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静岡空港は生しらすや浜松餃子が食べられる、という情報をいただいたので、ちょっと飲んでいく。
3階の居酒屋みたいなところで静岡麦酒、生しらす、桜海老のかき揚げ、メロン。全部おいしい。
釜揚げしらすはこちらでも食べる機会があるけれど、透き通った生しらすは静岡でなくちゃね。

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富士山カラーコーンかわよい。ほしい。
キーホルダーとかでもいい。売ってほしい。

静岡空港には電車が通っていないので、バスなど何らかの方法でどこかの駅に行くことになる。
私は浜松にホテルをとっていたので、島田までバスに乗って、そこから東海道本線で浜松へ向かった。
島田まで行く道すがら、茶畑がそれはそれは見事に広がっていてすごかった。
ヤマハスタジアムへ行くのはいつも東京から新幹線だったので、
静岡空港からだとこんな景色が見られるなんて知らなかった。いやあほんとうにすごかったなあ。
もう......美!!ってかんじで。写真を撮るのも忘れていたわ。

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浜松に着いたら遠鉄百貨店にあるさわやかへ行き、整理券を受け取ってホテルへ。
静岡には何度か来たことがあるけれど、初さわやか。
遠征するJリーグサポーターがみんな食べていたので気になっていたのだ。
半分を塩胡椒、半分をオニオンソースで食べてみた。塩胡椒のほうが肉肉しくて好きかも。

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ホテルに戻って、デザートは冷やしておいた夏季限定『田子の月』のあんみつ。
黒みつと白みつが選べたので、ちょっと珍しい白みつにした。
買ったあとに知ったんだけど、田子の月って清水のスポンサーだったのね。磐田なんかごめん。笑

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翌日は試合まで時間があったので、浜松駅から徒歩圏内で行ける浜松市楽器博物館へ行った。
楽しかったー!入っていきなりアジアの楽器を展示していて、自分のなかの楽器という概念を覆される。
どう演奏するのかまったくわからんのとかおもろかった。
昔、親戚の家にあったシンセサイザーと同じ型のものや、小学校のときにあったようなオルガン、
エレクトーン、ゴシックデザインのピアノなどなど、時間があればあるだけ見ていても飽きない。
実際に音を鳴らすことができるところもある。
楽器が文化や歴史と深くつながって受け継がれてきたというのが感じられる展示になっている。
だから宗教っぽいものや差別っぽいものもあるんだけど、
そういうところを都合よく切り捨てることなくフラットに並べていてとても好感が持てた。

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ヤマハっぽいものに触れたあとは、浜松から東海道本線で御厨(みくりや)まで。
以前来たときは磐田からシャトルバスに乗っていたけれど、
2020年に御厨駅ができてからはここがヤマハスタジアムに一番近い駅となった。
コロナの影響かシャトルバスはないので、日陰もないなかスタジアムまで歩く。この日、夏日。
のんびり歩く私の足で30分。普通でも恐らく20分はかかるかと。暑い。

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ヤマハスタジアム着。暑い。
天気がいいのはよいことだけど暑い。選手は大丈夫だろうか。

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スタジアムグルメ、まずは静岡おでん。
熱い!暑い!けど意地で食べる!うまい!

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広場へ移動して、メロンジュース。
果肉と果汁たっぷりでおいしいし、回転が速く並ばないのでヤマハスタジアムで必ず買う。

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三ヶ日みかんソフトクリーム、30分くらい並んだけどその甲斐があるおいしさ。
めちゃくちゃ早く融けるので、写真など撮っている場合ではない。

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三ヶ日みかんサイダー。おいしいけど紙ストローって嫌い。

試合は暑いなか飲水タイムもとってもらえず大変だっただろうけど、見事逆転勝利。
桐耶がリーグ戦初スタメンですばらしいプレーをしたり、
深井さんと駒井ちゃんの今季初ゴールだったり、荒野くんが復帰戦ながらトップの走行距離とか、
ネコタクがスプリント35とか、大谷の怪我があって急きょ小次郎出場だったりといろいろあった。
暑かろうがそこでいつも通りのプレーをするのがプロ、なんて言う人もいるけれど、
やっぱり人間がやることなので、プロといえど暑いもんは暑いし、疲れるもんは疲れるだろう。
選手はそれを言い訳にはしないだろうから、暑くて疲れただろうにがんばったねぇと私は労いたい。

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スタジアムを出て再び御厨駅まで歩く。
勝ったので足取りは軽い。と、言いたいところだけどめっちゃ疲れた。
浜松のコインロッカーに荷物を預けていたので一旦戻って引き取って、
東海道本線でホテルのある掛川まで移動。地元のおじさんしかいないお店で飲む!

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浜松餃子をはじめて食べた。うまい。もやしが付いてくるのね。
野菜を食べたくてシーザーサラダを頼んだら、とてもひとり分ではない量で笑った。
すべて食べたけども。出されたものは残さない主義なので。

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黒はんぺんフライもうまい。めっちゃビールに合う。

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アウェイは赤黒のほうがいいかなと思って去年の小次郎レプリカで行ったのだけど、
まさか出場するとは思わないよね。
小次郎が出てきてから急で大丈夫かと胃が痛い思いだったけれど、危なげなくプレーできていたねぇ。
大谷も菅野もお大事にだよ。軽症だとよいのだけど。

翌日は早朝のFDA。静岡→丘珠。
掛川駅から静岡空港へ、FDAに乗る人は無料バスに乗れる。コンササポもちらほら。
空港に着くとスーツのご一行。選手と同じ飛行機。
飛行機を予約したときにもしかしたらそうかなと思っていたけど、ほんとうにそうだったか。
お土産を買っている選手を見ると和む。声はかけない。コロナ禍なので。
保安検査場でうっかり近くになると、身長が高い選手はもちろん、
そうではない選手もでかい!身体が!ってなる。サッカー選手ってすごいなあ。

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帰りの飛行機も静岡茶の新茶を。おいしい。
早朝便はお菓子ではなくパンを出してくれる。これまたうれしい。

新千歳ではなく丘珠着なので、地下鉄で帰れて個人的には楽ちん。
丘珠発着のFDAが今後増えるらしいので期待。羽田にも行けたらめっちゃいい。
楽しいことばかりだったジュビロ磐田静岡遠征。また来るよ。



風が強い日の宮の沢

2022年05月01日

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『練習見学』というカテゴリーでブログを書くなんて、いつ以来か。
そもそも最後に宮の沢に行ったのがいつかわからない。
ここ2年は行っていないから、2019年の11月くらいだろうか。
それ以降に加入した選手たちは、日常的に宮の沢にサポーターがいる風景を知らない。
私たちも、加入した選手を試合でしか知ることができない。
以前であれば宮の沢へ足を運んでいれば、遠めに走るシルエットだけでも、
目出し帽状態でも、どれがどの選手かわかるようなかんじだったのに。
今は試合に出る機会の少ない選手の特徴がほとんどと言っていいくらいわからない。
GKひとりひとりの特徴だって、試合だけじゃわからないことがたっくさんある。
というか戦術云々よりも、練習でどんなしょうもない話をしているかとか、そういうのが知りたい...!

そんななかで、ゴールデンウィークに合わせて練習見学を再開してくれたクラブに感謝。
クラブハウスから出てきて、菅野と肩を組んでサポーターに真っ先に挨拶してくれる荒野くん。
ミシャも出てきてすぐにサポーターのほうへ来て挨拶してくれた。
拍手をするサポーターへ、拍手を返したり手を振ったりしてくれる選手たち。
おだってわーわーぎゃーぎゃー大盛りあがりの選手たち。
走っている興梠に拍手が起こると、本人からも笑顔が返ってくる。

風が強く冷たく時折パラつく雨のなか、私は寒くて途中で帰ったけれど楽しかった。
選手が宮の沢でただ練習をしている、というだけの日常にとても意味がある。
この積み重ねがひとつひとつの試合であり、シーズンの結果なのだと思うとほんとうに尊い一日。
このまま練習見学継続できるといいな。でも次はもっと暖かい日に来るわ...まぢで寒かった...。

白い恋人パークも人がたくさんで賑わっていてよかった。
あんとるぽーでお昼ごはんを食べたかったけれど30分待ちで断念。
これからますます良い時期になるから、観光客もたくさん来てほしいねえ。
パークのなかはレジが長蛇の列だったので、丸井さんの石屋製菓で美冬のレモンを購入。

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今年もおいしいのでぜひに。冷やして食べよう。



post by ひとみ

21:44

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