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室蘭市生まれ。 初観戦は1996年の大分戦@入江、ただし後半から(前半はTV観戦-過去の日記から判明)。当時は入江から徒歩10分くらいの所に住んでいた。 初フル観戦は1996年の大塚戦@入江。 現在はカテゴリー3でまったりと観戦。 原則的には平日は札幌、週末は室蘭で生息中。 ちなみに厚別公園陸上競技場は札幌宅から徒歩約15分、入江公園陸上競技場は旧実家から徒歩約10分のところにあります。 2009年6月札幌宅の引越しをしましたが、5回目の場所も厚別公園までの所要時間はほとんど変わっていません。 でしたが、2023年6月末に定年退職、22年ぶりに二重生活を終了して札幌宅の住所はなくなりました。 もっとも相変わらず月に何度も札幌に行きますので、ブログタイトルは変更していません。 現在コンサに関わる部分としては、サポーターズ持株会会員、ファンクラブ会員、ついでに札幌ドームカード会員。 シーズンパスは2002年以後毎年所持しています。 最近はtwitterもやっております。ネームはakirabouz。最低毎朝つぶやいていて、あとはその時々でゆるゆると。

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たまにはコンサートのことでも

2011年02月26日

昨夜はkitaraに出向いておりまして。
札幌交響楽団の第536回定期演奏会を聴くためでして。

普段のブログでは、日々の出来事の中に話題として挿入することがあっても、単独で題材にすることは稀であるのだが、今回はちょっと書いてみようかと。

ただ演奏曲ごとに良し悪しを書くようなことでは勿論なくて、印象に残った事のピックアップが中心でか。


昨日は、というか昨日もというか、精神的に体力を消耗させられることがあったものだから、いつもだと歩いて向かうところを地下鉄で、という楽な選択をしたものであった。
でついたら、会社の社長に気づかれて、えっ、というのが最初にあってか。

定期演奏会では、開演前にロビーコンサートがあるのだが、今回は打楽器の真貝氏が今月で定年退団ということで、スペシャル版でもあってか。もとより本人は日本カスタネット協会の会長でもあるから、プログラムも当人のカスタネットがメインであるのだが、構成上本来ヴァイオリン奏者も加わっての演奏だなんて、まあ普段では見られることもなかったような次第だったのだな。


演奏曲目を列挙するけど、ここは関心のない方には厳しいかも。

1曲目は武満徹の「ハウ・スロー・ザ・ウィンド」。武満ものは札響としては得意分野ではあるが、元々はスコットランドで初演された曲ではある。音楽監督によるプレトークに寄れば、この曲の委嘱元は武満ファンのスコットランドの一郵便局長が退職する際に、退職金で依頼した経緯があるのが異色でもあるというところか。今年50周年記念でヨーロッパ公演をするのだが、この曲はプログラムに入っているんだな。

2曲目はショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番。個人的にはショスタの曲は昔からいろいろと聴いているほうではあるのだが、この曲は初めてかもしれない。まあ色がはっきりしているから、個人的には安心感が強いのだな。なおチェロ独奏はミクローシュ・ペレーニ氏で、この時期にはkitara主催のセミナー講師として度々来札しているから、名前はよく存じているわけで。演奏の方は、技巧的に凄い、というよりは音色がきれい、というのが個人的な印象。

3曲目はショスタコーヴィチの交響曲第5番。この曲については説明は不要でしょう。1982年に大阪に「ザ・シンフォニーホール」ができた際、こけらおとしで全国から5つの交響楽団が呼ばれた中に札響もあってこの曲をやったのだな。このホールの音響効果にぴったりだったとかで、当時他の楽団を凌駕して伝説の演奏だったそうな。ということで、十八番の一つというのも今回知ったところであるのだが、まあ演奏は難しいものだと思う。完成度という面でいえば、今回のはいくつか不安定な部分が見られたから、その点ではちょっと不満ではあるのだがね。個人的にはこの曲では第3楽章が好みで、まあそれなりに良かったけれども。


で先に書いたように真貝氏が今月で退団ということで、終演後にセレモニーがあったのだけれども、これが異色で。まあ38年という長きでは、同じ退団でも他の人とは待遇が違うということか。挨拶の後にカスタネットの独演をやってしまうというのは、他ではありえないことだし。

ちなみに今日も3時から同じ内容でコンサートがあるので、気になった方はどうぞ。


今回特別に長々と書いた背景には、真貝氏が同郷で高校の先輩であることも判明した事の親近感があったことも一因ではあります。

なおこの演目を持って3月1日は東京・サントリーホールで演奏会がありますので、一応成り代わってPRってか。
ちなみにこちらの公演のスポンサーはホクレン様ですので、この部分も強調。

あえて結びつければ、コンサのスポンサー様がたは、こうした文化面での貢献も大きいことは記憶されてもいいだろうし、誇りでもあるだろうと、個人的には勝手に理解していることを書いて、本日は終了。



post by akira37

04:02

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