世の中そうそう思い通りには行きませんね。

２００９年のホーム開幕戦。
敗戦という結果にとても複雑な気持ちでいます。

今日のサッカーは守備面の頑張りを感じるとともに、攻撃面での物足りなさを感じました。でもそれらは、石崎監督が言うとおり、１ヵ月ちょっとの間での大きな変化でもあるわけですし、これから少しずつ連携を深め、精度を高めていけば、きっと目指すサッカーに近づいていくんだろうなと、そう思えるからこそ、サポーターの多くは試合後に拍手を、コールを送ったのだと思いますし、もちろん僕もそうでした。

ただ、
それでもなお勝ちたかったのは、
ホーム開幕戦だとか相手が仙台だとかそんなんではなく、

変わり始めたクラブ、
変わり始めたチーム、
変わり始めたサポーターを肌で感じたから。

地下鉄福住駅構内に無数に張られたポスターの数々。
それだけでも今までに無かったクラブの姿勢が感じられました。

選手入場時、
ゴール裏に描かれた「北海道」と「★札幌」。
なぜ「北海道」を描くことにしたかという彼らの思い。
（思いが伝わったかのように、見事、ＮＨＫの中継に綺麗な北海道が浮かび上がっていましたね。）

そんな変わり始めたコンサドーレを、
今日の、たった一度の敗戦で、
全道民に「またダメだったんだね。」って思われたくなかったのです。

そんな変わり始めたコンサドーレが強くなるための一歩を踏み出した今日という試合は、
やはり勝利で飾りたかったのです。

選手達は再び熊本に戻るようですが、
次の試合では必ずや今日以上のサッカーを見せてくれると信じています。

追伸
上田さんがキックインにいらして勝利したことってありましたっけ（苦笑）
あまり良い印象がないなぁ～。