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サッカーを100倍楽しむための審判入門

2011年08月29日

実は、先日、長男と一緒に行った中央図書館で、
久しぶりに本を借りてきました。

 「サッカーを100倍楽しむための審判入門」
 著/松崎康弘(日本サッカー協会理事/日本サッカー協会審判委員会委員長)
 発行・2009年12月21日

まず、このような本が出版されていたことを知りませんでしたが、
読んでみて、非常に読みやすく、すらすらと読むことが出来ました。
多分、中学生が読んでも十分に読めるような、それくらい、
丁寧でわかり易い書き方になっています。

そして、
選手をリスペクトし、
監督、コーチをリスペクトし、
サポーターをリスペクトし、
審判をリスペクトしています。

内容も、
■Jリーグで実際にあったジャッジの検証
 →批判目線ではなくなぜそのような判断に至ったのかの検証
■サッカーにおける審判の歴史
 →その昔、サッカーに審判はいなかったなど
■審判の環境や待遇
 →毎試合がテストで年に2回の昇格・降格があるなど
■審判の1日・1週間
 →合宿からフィジカル&メンタルトレーニングまでなど
■試合中の審判
 →1試合中の判断の回数と笛の回数など
■審判になるために

これ以外にも様々な知られざる審判の実態が・・・。


この本の中で繰り返し書かれていることが、
「サッカーにおいて審判(主審、副審2名、第4の審判)は、3つめのチーム」
であるということ。

3つのチームが融合して初めて良い試合になるという視点。
そのために必要なこと。

サッカーを観戦する人間にとっても、
よりサッカーを楽しむために読んでおいて損のない1冊だと思いました。
少なくても、今までとは多少、見方が変わるのではないでしょうか。

ちなみに、ジャッジの検証ではコンサドーレの試合でのジャッジもありました。


post by kabao

21:48

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