カレンダー
プロフィール
名前:孔明(まさあき) リンクはフリーです。 「あ」とか「ああ」、「あああ」 とかいうHNには基本的には削除するかコメントを返しません。 「通りすがり」も同じです。 また、ふざけたHNやコメントは削除します。 コメントはコテハンでお願いします。 そして誹謗中傷のコメントは有無を言わずに削除します。 コンサとの出会いは1996年6月2日の日本電装戦。 それまでコンサの試合はテレビでは見ていたものの、妻とスタジアムに見に行ってすっかり生のサッカー観戦にはまってしまった。 それ以来、アウェーにも何度か出かけ、妻と共々コンサを応援し続ける。 これまでのコンサの思い出は、 1996年9月12日の本田技研戦、ペレイラの負傷退場後の厚別にこだました救急車の音、 1997年5月25日川崎F戦、バルデス3連発の間で厚別のS席で自発的に出たすさまじい声援 1998年12月5日福岡戦、3点目をとられた時の室蘭の静寂 2000年3月12日、エメ3連発で鳥栖のサポータに「幼稚園児の中に大人がいるのは反則だ」と言わしめた鳥栖スタジアムでの開幕戦 2000年7月29日浦和戦、殴り込んでやろうか思ったお行儀の悪い狼藉ファンをだまらせた両サイドの得点 2001年9月15日清水戦、堀井の移籍後初試合でのVゴールに歓喜する劇場(ドーム) 2007年最終戦試合終了後ドームの電光掲示板に写ったCHAMPIONの文字 2011年最終戦で決めた内村の2ゴールで昇格を確信したこと。 など数えきらず。もうコンサなしではいられない。
最新のエントリー
月別アーカイブ
リンク集
カテゴリー
コメント
検索
2011年12月31日
J1に臨む来季、今年J2ではポゼッションをしっかりというより、しっかり守って速攻のイメージが大きかった。J1でどのように戦っていったらよいか、考えてみたいと思う。 まず、身近なことで言えば、最終戦対戦したFC東京がJ1中位レベルと考えてそこを基準に考えると、監督も言っていたが、このままではJ1では戦えない。この対戦では勝ったが多くの問題点が浮き彫りにされた。 1 まずは、J1で戦えるだけの最低限の守るためのポゼッション能力をつけること。 毎回、J1昇格する度に痛感させられたことだが、ボールを回されて疲れさせられ弱くなった所から攻められ、失点するというシーンを何度見せられたことだろうか。 ポゼッションばかりすると攻撃が遅くなるという問題はもちろんあるが、J1では守るために最低限のポゼッションが必要。ようやく相手からボールを奪ってもすぐ、相手に渡してしまい二次攻撃をうけるということがよくある。 そのためには前で収めてボールをつなげる工夫が必要。トップでボールを収めることが必要だが、それを素早くフォローする動きも必要となる。 比較的プレスが少ないサイドで起点を作ることも考えた方がよいだろう。サイドバックあるいはサイドハーフのところでタメをつくりボールを回すということも有効だと思う。 また、相手のプレスをさけてボールをつなげることが必要。しっかりとした足下の技術と運動量が必要となる。 2 次にJ1で勝てる戦術を構築すること J1での戦いではかなり自陣に押し込まれた展開が多くなるだろう。ポゼョッションで有利にできない時にはここから勝利に導くためにはやはり素早いカウンターが有効だ。真ん中、サイドからどんどん相手のDFの裏を狙ってパスをだす。 FC東京戦で行ったようにワンタッチ、ツータッチでボールをつなげスペースを狙ってサイドが走り出すという展開に持っていきたい。 システムは4-2-3-1のチャレンジ&カバー、前からの厳しいプレッシングの基本は変えないだろう。しかし相手に巧いパスワークでかわされ、押し込まれる展開が多くなるはず。できればできるだけ前で奪って、そこから手数をかけない形に移行したい。 シーズン初めはおそらく自然とカウンターの攻撃に頼らざるを得ないだろう。そのスピーを上げ、組織化することだ。徐々にポゼッションから攻撃できるようになればいいのではないか。 相手にポゼッションを許す場合には相手が「回している」プレーが多くなるはず、これをいかにこちらに主導権がある「回させている」状態にするのか。厳しい連動したプレスをかけて前にボールをださせない状態にしなくてはいけないだろう サイドからの攻撃もどんどん仕掛けてほしい。ドリブル突破できる選手が揃ったので積極的に前に行ってほしいところだ。 3 セットプレーからの得点を目指すこと セットプレーは得点のチャンス。今年はセットプレーからの得点が少なかった。セットプレーで点がとれればかなり有利になるだけに、セットプレーのチャンスを多く生かしたい。そのためにはキックの精度を上げることやセットプレーの工夫が必要だ。 4 攻撃は最大の防御となる。 とにかくできるだけ攻撃の時間を増やしたい。押し込まれることは想定済みで、守備の時間が多くなることは予想される。そしてJ2の場合と違って、J2では外してくれたシュートも入れられる可能性が高くなる。しかし、攻撃力をつけなければなかなか反撃はできない。守ることも必要だが、攻撃に打ってでる時間を多くすれば、当然ながら守備に回る時間も少なくなり、失点の可能性も低くなる。カウンターを主体にするとしても大事な時間帯はポゼッションして攻めるなどチーム全体の意識と取り組みが必要となる。 ※2011年もこのブログに来ていただいた皆様。どうもありがとうございました。今年はコンサにとって良い年でしたね。来年も勝手ながらコンサのことを書いていきたいと思います。よろしくお願いいたします。皆様良いお年をお迎えください。
2011年12月29日
スポニチにはキリノ復帰の記事が。 今年は韓国でKリーグに出ていた。12試合で2得点だったそう。 「複数の関係者によると中国やロシアのクラブが獲得に興味を示していたというが、キリノ本人がJリーグ復帰を熱望していた。」 しかし正直微妙な選択。 キリノ復帰とするとワントップでいくのか。それともサイドか。監督はどう考えているのだろう。 キリノはスピードがある選手。前からのプレスでボールを奪い素早くショートカウンターという戦術をものにするためだろう。 そうなるとジオゴの去就が問題となる。さらにジオゴを契約継続させキリノや内村をフォローさせる形にするのか。 キリノ復帰は確かにお金がかからない。保有権はコンサにあるし、あとはキリノへの年俸だけだ。しかし、キリノはJ1で活躍できるだろうか。あのスピードは確かに通用すると思う。カウンターが主体になる来季。周りがうまくフォローしてやれがやれそうな気もするが。 知らない選手よりもよいということもある。J2で19点を取ったという実績もあるだけに、最善の選択ではないが、良い選択とも言えるような気がするがやはり微妙か。 しかし、J2でもボール扱いはうまくなかった、J1で活躍するとは正直?だろう。 まだ、スポニチのスクープだけなので疑ってかかる方がよいと思う。 正直外国人には期待していただけにちょっと意外なニュースだった。
2011年12月27日
山下がC大阪に移籍した。 今朝道新に移籍するという記事が載ってびっくりしたところだった。 寝耳に水というか、そんなことは全く考えていなかっただけに、完全に驚かされた。 狙っていた磐田の古賀も福岡に決まりという報道が出て今日の夕方までは完全に「逆祭り状態。」。入ってくる3人が発表されて少しは癒されたがそれでもダメージは大きい。 HFCも山下の移籍を受けて早めに前俊、高柳、杉山の移籍を発表したのだろう。 それにしても、レンタルじゃあるまいし、完全移籍した選手がまた元のチームに戻っていくなんてことは聞いたことがない。 山下も奥さんも関西人でやはり関西が良かったと言うことなのだろう。本人のコメントでC大阪は特別と言っていたが、C大阪が帰ってきてほしいと言ってきたタイミングがうまくあったということらしい。それでも相当心が揺れて悩んだ結論だったらしい。 それにしてもC大阪も今更なんでといった感じがする。(C大阪の強化担当はあの梶野か?)山下は新婚旅行に行っていたからてっきり契約を済ませていたのではないかと思ったのだが、そうではなかった。 プロとして契約社会に生きている以上、山下には怒りもなにもない。やっぱり選手として育ったところが一番ということなのだろう。しかし、コンササポーターとしては残念な思いは強い。 1年契約でコンサにきたわけではないと思うので残りの契約期間の違約金が払われるのだろうが、純粋に山下は来季のセンターバックの主力と考えていただけに非常に痛い移籍だ。 決まったことなので仕方がないが、毎年こうDFラインが抜けることで監督も頭が痛いだろう。 代わりの選手を取らなくてはいけないだろうが、三上さんもかなりのハードワークが必要となる。もっともCBもリストアップはしていてその順番に声をかけるのだろうが、山下と同程度の選手を連れてこられるかどうかはまったくの疑問。 ただ、ある程度の力を持っていればJ1のレギュラーになれるということで、コンサに 来る選手はメリットが大きい。このメリットを生かして来てくれる選手はいないだろうか。 補強はまず外国人のセンターバックを考えているだろう。そしてもう一人にはある程度経験のあるCB。 しかし中途半端なCBを連れてくるなら思い切って櫛引、奈良を起用した方が良いのではないか。彼らは十分に力がある。彼らをJ1という舞台で競ってやらせればきっと大化けしてレギュラーに定着してくれるものと考える。 サポーターもなにくそって言う感じで応援に力が入るはず。特にC大阪戦には。なにかJ1の舞台で燃えさせてくれるものを感じさせた山下の移籍だった。 勝手に叱咤コンサ外伝
2011年12月25日
1月号の月刊コンサドーレ 昇格記念号と名を打って記事が豊富 監督のインタビューや覆面記者の座談会 平川氏のゲキ辛ゲキペンもいつもは1ページだが、2ページにわたってい た。 平川氏はそこでFC東京戦の素早い攻守の切り替えがFC東京のポゼッションを吹っ飛ばしたと書いている。ただ、カウンターは大きな戦術になるがポゼッションはやはり必要として、ロングボールを1人でものにしてくれるストライカーがいないならゴールまでポゼッションをして自分たちの時間帯をつくることが必要と書いている。 思えば2008年のJ1のときもそうだが、J1では前線でキープできず、すぐボールを奪われ、守備に追われてしまい、守備が破綻してしまうことがよく見られた。 ここがいつもJ1では課題として大きく立ちはだかる。 やはりJ1ではある程度のポゼッションができなければいけない。 そのためには前線あるいはサイドでためが作れる選手を補強したいところだ。 スポーツ新聞に出ていた前田はサイドで起点になれる選手だし、高柳もキープ力がある選手らしい。 そして外国人をどうするのか。ジオゴを残すのか残さないのか。できればやはりトップでためをつくれる外国人がほしいところだ。 やはりJ1ではボールをできるだけ保持する時間がないと苦しい。 補強費用ははっきりいって他のJ1チームと比べようもないくらいに少ない。 しかし、残留とい結果は誰にでも求められる。 補強選手の話はなかなか出ていないが、これから怒濤の発表ラッシュがあるだろうか。 それにしても費用対効果を最大限に上げた補強をしてほしいものだ。
2011年12月23日
J1に臨む来季。厳しい戦いになることは明らかだろう。 今後補強がどう進むのかはわからないが監督も言っているように今の戦い方ではすぐ降格が見えてくる。 来季はどう臨むか戦い方について考えてみようと思う。 1 順位の目標を高く持つこと。 まずは残留が現実的な目標だが、やる以上は目標は上にした方が良い。岡山がTV番組で言ったように大きくACL出場を目標(3位以内)にするというのもあるがやはり厳しいだろう。J1でも優勝すると言って最下位に転落させた未熟な指導者も過去にはいたが、やるからには上の目標を掲げる言うことでモチベーションを上げることもいいかもしれない。J1で賞金が出る(1,000万)のは7位からだから賞金に出る7位を目指すということで目標を持ったらどうか。 過去5年間のJ1の7位の勝ち点の平均は51.6。故に上は勝ち点52を目指す。 また最低ラインは当然残留すること。J1の残留ライン15位は過去4年間で平均勝ち点で37.75(2007年は勝ち点が32と極端に低い数字だったのでデータとしては採用しない。) これを上に丸めて40とする。 ということは勝ち点40が最低目標となる。勝ち点は40以上に早く到達させてそれ以上を目指すことにする。ゆえに40<X<52となる。 __2 チーム個々の選手の能力を上げることと組織的な戦術の底上げをすること。 やはりJ1の選手はレベルが高い。個々の能力を上げると行っても簡単に上がるものでもないが、今年の近藤のようにサイドをさせたことでプレーの幅が広がったという例もある。普段の練習ももちろんだが、違ったポジションを経験させたり、いろいろな刺激を与えて少しでも選手のレベルアップを図ってほしい。 組織的な戦術もキャンプでしっかりとJ1応用編をやってほしい。大幅なメンバーの入れ替えはないのでやりやすいはず。個々の力で弱い分は組織でカバーするためにも組織力アップが必要 3 ホームでは絶対に勝つこと。 勝ち点はやはりホームで稼がなければいけないだろう。今年のJ2でのホームの成績は19試合13勝3分け3敗勝ち点42とたいへんよい成績だった。J1ではこうは行かないと思うが、観客動員数のことも考えるとホームではできるだけ多く勝利しなければいけない。 根拠はないが例えば2勝1分け1分けペースで行けば17試合を8勝5分け4敗位の勝ち点は29。アウェイでは3勝2分け12敗でいくとすれば勝ち点は11。合計40となり、残留最低限の勝ち点40をとることができる。ホームでは2勝1分け1敗ぺース以上。アウェイでは1勝4敗以上のペースでいければよいのではないだろうか。アウェイではなかなか勝てない試合が続くと思う。ゆえにホームの多くのサポーターの声援のなかいかに勝つかということを考えた方がよいと思う。 4 スタートダッシュを図ること 今年はスタートダッシュに失敗した。 徐々に調子を上げていったが、シーズンの序盤は苦しんだ。 J1ではスムーズにスタートを切れないとそのまま沈んでしまう可能性が高いだろう。幸い来シーズンはJ1では多くの監督が代わり、シーズンの序盤はまだチームの戦術が固まっていないところが多いはず。 そのため監督が言うようにスタートダッシュをかけて勢いに乗りたいところだ。 まずはスタードダッシュを目指して頑張ってチーム力を上げてほしい。 5 勝てる試合を勝つこと。負ける試合を引き分けに持ち込むこと。 当たり前だが、勝負強くなるということ。勝てる試合を後半のロスタイムで失点したり、複数得点をしてリードした試合を落とすことになるとダメージが大きい。勝てる試合は最後まで前線でボールキープしたり、守備に集中して守りきること。逆に負けている試合はなんとか引き分けに持ち込むこと。終盤までの粘りが肝心となるだろう。
2011年12月21日
先週のサッカーダイジェストの記事 加部究氏の「フットボール見聞力」が助っ人の補強について記述していた。 タイトル「今後の助っ人補強に不可欠な眼力」として欧州では事実上外国人枠は消え、そこにブラジルの好況が重なってますます一線級のブラジル人獲得が難しくなってきたとして各クラブ強化担当がブラジルの現況と予算との折り合い、より選手を見極める目が必要と言うことを書いていた。そのなかでコンサの外国人の補強に触れ、無名のダビそしてダニルソンを獲得してその選手達が大活躍したということでコンサの「三上強化部長の慧眼ぶりが鳴り響いている。」と記述していた。 サッカー界では三上部長の選手を見極める目に対しての評判が凄いらしい。 Jリーグでは強化担当としての腕は超一流ということなのだろう。 確かに三上強化部長の眼力はすごい。おそらく三上強化部長のところにはたくさんのエージェントの方から売り込みがあるのだろう。そのなかから日本で活躍するであろう選手を選択するのも凄いこと。また独自にコロンビアルートなどを開拓してくることも素晴らしい。 ホスンの件は三上強化部長の直接の手柄ではなく韓国にも行ってホスンを見てきた赤池コーチの手柄かもしれないが、補強責任者としてももちろんグッドジョブ。 たまには失敗もあるけれど(ノナト、チアゴなど)、外国人だけではなく、日本人だって今年の山下の補強は十分にJ1昇格に寄与したものであった。 彼の功績をお金に直すとダビやダニルソンの移籍金で何億ものお金をHFCにもたらしている計算になる。 これまでもユース年代が育ってきて、トップチームの主力を担ってきている。これに変わらぬ補強力があれば今後のJ1定着も可能性はあるだろう。 北のプロビンチャの生きる道としては三上部長の力がこれまで以上に必要 心配なのは三上強化部長が他のチームに取られること。 これが絶対に阻止しなくてはいけないこと。彼には長年コンサにいてほしいものである。
2011年12月19日
FWはシーズン当初はポストになる選手がおらず、苦労したポジション。内村がかかと痛で戦列を離れてから三上が入って戦ったがなかなか上昇気流に乗れなかった。その後純貴が結果を出したりしたが、夏場にジオゴが入って結果を出したポジション。 三上は序盤トップを任されてある程度結果を出した。しかし、中盤以降なかなか出場の機会がなく、サイドハーフとしても起用された。 彼はやはりトップで輝く選手だと思う。ただ、ワントップではなかなか厳しいか。もともとキープ力があるだけにサイドハーフとしての出場も狙った方がいいと思う。 内村は序盤はかかと痛で出場できない試合もあったが、レギュラーに定着するとしっかり結果を出してくれた。シーズン12ゴールと自己最多にはならなかったが、大事なところでもゴールなど「エース」としての働きは見事だった。 スピード感あふれるプレーはJ1でも魅力。しっかり結果を出してくれると思う。 ジオゴはシーズン途中でチームのウイークポイントをしっかり修正してくれた。ゴールは3ゴールとわずかだったが、アシストもあり、決定的な仕事をしてくれた。まさに昇格に必要だった選手。プレースタイルはブラジル人らしからぬ、オレがオレがというタイプではないがしっかりと結果を出してくれた。 純貴は内村が怪我の時、チームが苦しいときに出場して初ゴールを上げた。厚別でも1試合2ゴールをして期待させてくれたが、その後は出場機会にも恵まれず、結果は出せなかった。今年は初ゴールは記録したがまだまだ満足がいくものではなかっただろう。来年はJ1での戦い。活躍次第では注目される舞台。是非活躍してほしい選手だ。 上原は大事なところで出場して決勝ゴールが2つと結果を出してくれた。特にアウェイの横浜FC戦の決勝ヘッドは彼の身体能力の高さを見せてくれたもの。FWにサイドバックにといろんなポジションをやったが、やはり彼はトップの位置が様になる。彼の身体能力はまだ十分に発揮していないと思う。来年はさらに伸ばしてほしいと思う。 中山は怪我の影響で今年はベンチに入ったものの1試合も出場がなかった。しかしピッチ外での活躍は相変わらず。岡山とともに、チームを一つにまとめ一つの目標に進めた功績がある。また外部に発信するPR効果もさすが、やべっちFCではやはり中山がセンターに入ってビールかけをしている姿が使われていた。 やはりゴン効果はさすがのもの。戦力としても、マークを外す動きとか、点で合わせる動きには長けているのでしっかりと怪我を治して来季はJ1のピッチに再び戻ってほしい。
2011年12月17日
残念な結果になった。 今日のU-18のチャンピオンシップ 惜しくも全国2位だが立派なものだろう。 全国制覇は後輩達に託そう。いずれその時が来る。 今日の試合内容は奈良のスライディングがPKを取られてそこからリズムが悪くなって、すぐ相手のコーナーから2失点目。3失点目は前掛かりなったことでカウンターを決められたのでやむを得ない失点。 前半は相手の鋭いカウンターに押され気味でそれを警戒したのか、なかなか枚数をかけた攻めができなかった。 後半は一転して相手が攻勢をかけてきた。そこをいなせなかったことが後悔される。 ただ最後に中原がゴールをしてくれて少しは溜飲が下がった。 一生懸命にやって全国2位だったんだからりっぱなものだろう。 前半から動きが悪かった。しつこさも相手の方が上だった。こちらはタレントがたくさんいたが、なにしろきれいなサッカーをしすぎたと言う感じだろうか。もっとどんどん前から体を張ったプレスをかけて押し込みたかったところだ。 1点を返してから終盤にみせた全員が前を向いた執念のサッカーを前半から見せてほしかったところ。 ただ、最後までロングボールに頼らずにつなぐサッカーで押し通したことは好感がもてた。四方田監督のしっかりとした継続した指導が行き届いていることが十分にわかった試合だった。 3年生は5人のトップに上がる選手やこれから他の大学等に行く選手もこの経験を生かして次のステップに上ってほしい。 そして2年生や1年生は来年全国制覇を目指してほしい。2年生や1年生も多くの有望な選手がいる。先輩達に負けずにトップチームを目指して頑張ってほしい。 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
2011年12月15日
シーズン当初はアンドレジーニョやブルーノが入っていたが後半から完全に日本人だけのポジションになった。 ボランチは前半は芳賀と宮澤・ブルーノのコンビ。 芳賀が怪我をしてからは河合と宮澤のコンビが多かった。また岩沼もボランチをやっていた。 サイドハーフの一つは砂川は固定でもう一つのポジションを古田・近藤のいずれかで担った。 トップ下は序盤はアンドレジーニョ、内村が復帰してからは内村が多かった。 芳賀は怪我が心残りだった。だましだまし我慢して出場していたようだがついに怪我をして戦列を長期に離れてしまったことは誠に残念。 芳賀はいつものように精一杯動いて精一杯働いた。今年もそんな印象が強かった。 彼がいるおかげで中盤に穴が空くことがなかった。最終戦でやってしまった(怪我をしてしまった)とスポーツ新聞に書いてあったが、万全の状態で開幕を迎えてほしい選手だ。 河合はDF編でも書いたが間違いなくコンサのMVP。 ボランチに移ってもボール奪取力は素晴らしく、プレスにいく姿は迫力そのもの。押されていてもパスカットして攻め上がる姿はまさに鬼気迫るものがあった。来年もボランチになるだろうが、チームの中心としてチームをまとめてほしい。 宮澤は怪我をするまではなかなかよいプレーをしていた。これまでのポカが少なくなり、起点になる動き、正確なパス、決定的なチャンスもたびたび作り出していた。しかし、怪我の後はもとも宮澤にもどったかのようだった。 来年はJ1で注目されるだけに活躍すればオリンピック代表にもなる可能性があるので頑張ってほしいものだ。おそらくこのポジションには強力なライバルが入るはず。このライバルをけ落としてでもポジションを確保できるかどうかが焦点だ。 砂川はビールかけで「僕がJ1に上げた」と言っていたが、まさにMVP級の活躍。砂川がいなかったら昇格はかなわなかったに違いない。 先発に固定されて、サイドからのクロス、そして大事なときにはゴールも記録した。アシストランキングではJ2上位(サッカーダイジェスト選定では5位)。また、キッカーとしても活躍した。彼の活躍は非常に大きかった。 そして古田は大きな期待をもって今年を迎えたが、結果はそれほど残せなかった。しかし、アウェイ湘南戦のゴールや最終戦のアシストとなったスペースへの抜けだしなど終盤になって本来の動きを見せて、来年につながるプレーをしたことは収穫。J1では彼が活躍できる舞台が整っている。J1ではカウンターがかなり有効になることからスペースがあれば生きる古田には活躍の場が多くなることは間違いないだろう。 近藤はFwとしても起用されたが、プレースタイルが良い意味で変った。家族のおかげと言っていたが、娘のゆめあちゃんが勝利の女神だった。そのおかげで強弱をつける動きがうまくなり、これまで不得意だったタメを作るプレーもこなしていた。かといって豪快なキックも健在で一頃はチームのファーストシュートは必ず近藤といった感じで試合に入っていたくらい。J1ではFC東京時代とは一回り二回りも違った近藤を見せるチャンスだ。 岡本はまさに切り札として活躍した。特に途中出場で勝負を決定づけたゴールを何度もしたことは素晴らしかった。苦しいときに前でタメを作ることで何度も助けられた。独特のリズムで相手を翻弄するドリブルはスカットさせてくれた。気がかりなのはボロボロな膝。だましだましやっていて、出場していない時でも膝にアイシングをしている姿は痛々しかった。J1でも頼る場面が多くなるだろし、活躍してもらわなければいけない選手だ。 ブルーノは序盤はよく使われたが、怪我をして長期に戦列を離れてから1度もベンチにすら入らなかった。能力は持っていただけに惜しい選手だと思う。守備があまりうまくなくて使いづらかった面もあったが、攻撃面で高い能力をもっていただけにもっと使ってほしかった選手だ。 アンドレジーニョも使い方によってはもっと活躍できた選手。選手との相性やポジションを考えて使ってほしかった選手だ。
2011年12月13日
昨日Jリーグ理事会で正式にJ1昇格が決定された。 あらかじめHFCはJリーグに来年の債務超過の解消手段としてダニルソンの移籍金を今年の収入に入れて黒字決算をして、来年は増資して債務超過を解消する計画を出していたそう。それが承認されてのJ1昇格決定 しかしチェアマン曰く(Jリーグは)「増資の実行と2012年度の事業計画の達成、また昇格承認に際してJリーグ事務局による増資の実行状況と月次の予算実績を確認することとする要件を付けています。」 Jリーグは経営が不安定と見たのか本年度決算で見込まれる債務超過額を上回る規模の増資の実行と、月次の予算実績を確認することでOKを出したらしい。 ダニルソンがいなかったらいったいどうするつもりだったのかと心配もするが、まあ移籍金を得ることができるというのは我チームのスカウティング技術の高さを示すもの。北のブロビンチャにはそういったことで徐々に力をためていくしかないので、移籍金もチームとしてはりっぱな資産。 気になるのは来年増資できるかということ。 2007年には禁じ手とも言われた増減資の最終手段で、債務超過状態を解消した経緯もある。 J1に上がったからと言ってそう簡単には増資が可能ということにはならないと思う。 また、ダニルソンのように選手を移籍させてその移籍金を儲けるというのも毎年毎年はかなりきつい。 朝日新聞によるとサポーター持ち株会への増資要請などをするそうだが、簡単に何億も集まるだろうかという心配もある。 また、それ以外にも来年再び債務超過にならないためには観客数の増加や広告料収入が必要。 観客数で言えば、 今年の観客動員数は199,162人。目標の21万人には届かなかった。しかし、これは震災での影響で、平日ナイターのドームが多かったこと。夏場調子がでてきたころにドームでの試合が少なかったことで、通常の昇格年ならもっと観客動員数は上がっていて目標は楽にクリアしただろう。 それではJ1に上がったらどうなるかだが、直近のJ1(2008年)での観客動員数は1試合平均14,000人余り 思ったよりも伸びていない。その年はまったく成績がふるわずホームで勝てなかったことが災いしたが、来年はまずは今年のようにホームで強いところをサポーターに示さなければいけないだろう。 広告料収入は新規スポンサーの獲得と既存スポンサーの広告費用の増額。石屋製菓は今年の1.5倍出すと言ってくれているが、それだけは足りないはず 新規スポンサーははたしてつくか。確かにJ1になって追い風が吹いたと思うが、それでも画期的なものになるだろうかは疑問。 前回の昇格時には石屋製菓の不祥事からニトリが新規スポンサーになってくれたが、そんな大口のスポンサーがでてきてくれるかどうか。 J1になったので再びニトリにお願いするということも可能かもしれない。また、最終戦のあの入場者数はサポーターの人数の多さでスポンサーを説得する根拠となるだろうか。 いずれにしても増資のため、経営健全化に向けて遮二無二資金を集めなくてはいけない。 まずはHFCの増資要請を受けて受けて持ち株会が新規会員の募集をするということになるのだろう。どれだけ集まるかわからないが、2,3億は集めなくてはいけないではないだろうか。もちろんサポーターとしては協力しなくてはいけないだろう。 HFCとしては厳しい道が続くが、Jリーグで決められた昇格要件のクリアのため、経営健全化に向けてしっかりと実行に移さなければいけない。
2011年12月12日
まずはJリーグ理事会でJ1に正式に昇格が決定された。 もしかしたら債務超過問題でなにかクレームがつくかと思ったが何もなくて一安心。これで晴れてJ1復帰。 そしてサポーターの関心はこれからの補強の話。 川崎を退団したジュニーニョをとるとか、大分の前田をとるとか、新聞からいろんな話題が出てくる時期になったが、今が強化部の一番忙しい時期。この時期が来季の戦力を整えるための本当に重要な時期となる。来季はJ1で戦うのでよほどしっかりした補強しなければいけないだろう。 J1で戦うことになれば全部が補強ポイントとも言えるのだが、補強費も少ないことから他のブロガーさんも言っているとおり、補強は層が薄いところにピンポイントの補強をするしかないだろう。 自分が考えるにやはりDF、ボランチ、FWのセンターラインだと思う。そしてできればサイドハーフの補強もしたい。 CBは河合をボランチで使うと、経験の少ない山下と櫛引、奈良 彼らの能力は十分にあるが、特に櫛引と奈良は若いので、経験の少なさを補完する意味での補強が必要となるだろう。 サイドバックも層が薄いポジション。特に左サイドバックは岩沼の控えが見当たらない。 ボランチはボールを捌く方のボランチ。宮澤の能力がボランチではうまく発揮されていないように思われるので彼と競わせるか、彼を前に押しやるかというくらいの能力を持った選手がよい。 普通に考えれば外国人での補強ということになるのだろう。 FWはジオゴをどうするのか。J1ではジオゴは厳しいと判断して、ポスト役の外国人を改めてとるかどうか。 できればサイドハーフもほしいところだ。砂川、古田と競う選手、プレースキックのうまい選手がとなるだろう。 日本人ならJ1でレギュラークラスは難しいだろう。とるとしてもレギュラーではない契約満了選手からという形になるはず。一番良いのはJ2のレギュラークラス、活躍している選手に絞って獲得した方がいいかもしれない。 レンタルで出している上里、キリノ、ダニルソンをどうするのかも気になる。 ダニルソンは名古屋に完全移籍することとなっているようだが、上里、キリノをどうするのか。 レンタルを継続させるのか、それとも帰ってくるのか。これは来年のチーム戦術をどうするのかによって変わってくるものだ。 サポーターの関心も次はどんな選手がくるのかというところに変わってきている。 新聞で活字になるたびサポーターは踊らせられるのだが、結果としてよい補強となってくれれば一番良い。
2011年12月10日
昨年とがらっとメンバーが変わったのがこれらのポジション GKは高原が戻ってくるまではぎーさんの予定だったが開幕直前の怪我でホスンが正GKに。 ホスンは開幕戦こそ危なっかしい面を見せたがそこからどうして大活躍してスカパーのJ2ベストイレブンではベストGKに選ばれた。 彼の良さはセービング能力。普通のシュートはもちろんだが危ないシーンもことごとくセーブする反射神経のよさ。その身体能力は凄いものがある。大舞台にも強くてプレッシャーがかかる試合にも平常心で臨めるメンタルも強い。 そして試合に出る毎に成長していった。はっきり言って同じ韓国人の徳島のオ・スンフンと比べて見てもものが違うという感じ。 足りないのはフィードの正確性。特に苦しい時間帯に簡単にタッチを割る難しいキックをする癖は改善してほしいところだ。 ぎーさんはリーグ戦では水戸戦の2試合に出場した。安定感は十分で彼がサブに控えていると言うことで監督も安心していたに違いない。 ぎーざんが怪我さえしなければホスンも試合になかなかでれなかっただろうし、ホスンの成長もなかったような気がする。 曵地はホスンとの正GK争いに敗れてサブが多かった。1試合でも出場した かっただろう。今は怪我を治してその悔しさをぶつけてほしいところだ。 高原は結局1年間リハビリと手術、リハビリで終わってしまった。悔いの残る1年になったと思うがまだまだやれる年齢。しっかり怪我を治して正GK争いをしてほしいと思う。 DFは総入れ替えだった。CBは河合、山下のコンビでスターとしたが櫛引の成長もあって途中から櫛引、山下のコンビに。そして最後は奈良、山下のコンビになった。 河合は間違いなく今年のMVPだろう。彼の活躍は特筆すべきもの。前半CBを山下と組むことによって、山下の能力をうまく引き出していた。 山下は守備の中心選手に成長した。 危険なところに体を投げ出してスライディングにいくプレーや。体の強さポジショニングも素晴らしかった。欲を言えば、セットプレーで得点がほしかったところだが、来年に期待しよう。 櫛引はシーズン途中からCBとして活躍した。終盤になって年代別の代表になって帰ってきたらポジションがなくなっていたというかわいそうな状況に陥ったが、プロとしての厳しさも味わっただろう。 彼のすばらしさは1対1での強さ。そして読みの鋭さ。来年は奈良との争いになるだろう。サポーターからはボランチの能力も開花させてほしいとの声もあるが、今野のようにCBとボランチの両方をやれる選手になってほしいものである。 岡山は出場は5試合で先発は1試合と見せ場は少なかったが なによりチームのムードメーカーとして大活躍した。あそこまで個人でチーム全体のモチベションを上げることできる選手はいないだろう。チーム一体になって昇格という目標に到達できたのも彼がいたおかげといっても過言ではないはず。なにしろ昇格できないと来年コンサのユニフォームは着ないと退路を断っての今年。なかなかできるものではない。 昇格請負人という称号は彼にこそふさわしいもの。 奈良は終盤の昇格がかかった大舞台で落ち着いてプレーしただけでも特筆すべき。そのなかでしっかりと結果を出したのは、凄いことだ。 ユース出身の選手は入団してからユース年代に比べて伸び悩む傾向も見られるが、彼にはそんな心配は必要ないだろう。 サイドバックは純平と岩沼。そして日高、西村 純平はサイドバック以外にもいろんなポジションをやらされていたが、サイドバックでも守備に攻撃にと活躍した。 目を見張ったのは守備力。はっきり言って守備は期待していなかったのだが、体を張っての守備には感動させられた。得意の攻撃でも果敢な攻め上がりを見せていた。清水では出たりでなかったり悔しい思いもしたそうなので、今からどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。 岩沼はしっかりとそのポジションをキープした。ボランチをやることも多かったが、守備では相手の突破をよく防ぎ、しっかりとした対応をしていて、守備力のアップに貢献した。攻撃では良質のクロスを上げていた。ただ、課題も多い。 クロスの精度が昨年よりも低くなったような感じも受けたし、攻め上がるタイミングももっと早く決断しなくてはいけないだろう。 来年は層の薄いプレースキッカーにも立候補してほしい。 日高はもっぱら控えとして出場した。両方のサイドをやったが、得意なのはやはり右だろう。攻め上がりのスピードはよいものを持っている。トップスピードに乗ったクロスもどんどん上げてほしいものだ。 西村は笠井と競争する形でキャンプから練習生として参加して契約を勝ち取った。開幕戦に出場したが怪我もあり、その後リーグ戦には出場できなかった。日本人として唯一の契約満了選手になったが、まだまだできる選手。今後に期待したい。 それからチアゴはまったくの期待はずれ。1試合もDFとしての出場がなく終わった。
2011年12月08日
3年目で結果を出さなければいけなかったシーズン。最後は見事に結果を出したが、かなり苦しい道のりだったろう。 当初から連敗して、順位では18位になったこともあった。そこから追い上げて昇格圏に入っていったのは見事だった。 ポゼッションを指向した監督の基本戦術はチャレンジ&カバー。前線からのプレスとショートカウンター。 そして今シーズンはまずはしっかりとした守りを重点に置いた。失点数がリーグ2位というのもうなずける。 シーズン当初は攻撃に行って前掛かりになってカウンターを受けると言うことも多かったが、それも徐々に改善していった。 フォーメーションは4-2-3-1にこだわった。 中盤を厚くして、ボールを保持してラインを上げて数的有利をつくることを目的としたためと思われるが、うまくいっていないときにはサポーターから批判の対象にもされた。 しかし、得点を取りたいときには序盤はチアゴを前線におく「チアゴ大作戦」やパワープレー、後半は試合途中に3-5-2にして前線に厚みをかけて点を取りに行くこともした。 今年はなりふり構わず攻撃に行った場面も多かった。しかし、基本の4-2-3-1のフォーメーションは頑として変えなかった。 今シーズンは相次ぐ選手の移籍でDFは一からの作り直し、立て直す時間がないまま開幕し開幕戦に敗戦。 だが、震災による中断期間の影響があり、チーム力を整える時間が1ヶ月半できたことは幸いだった。 結果は出したとは言え監督の本心では思ったような戦術はとれなかったに違いない。 よく今年の監督の采配を示す言葉として「理想から現実的」な采配になったという言葉が使われるが、監督としては必ずしも本意ではなかったのではないか。 これは試合の多くが守ってカウンターということ形になってしまったこと。 監督は今年のターニングポイントになった試合はサポーターから罵声が飛んだ室蘭でのFC横浜戦を挙げたが、そこから徐々にブルーノやアンドレジーニョを優先して試合に出場させることはしなくなった。 そしてそこからより勝負にこだわった采配をしたのではないだろうか。 また、より攻守の切り替えの早さを求めた。 それは後半になって内村が完全復活したことが大きかったのだが、カウンターがより大きな武器になっていた。 負けた対戦チームには不思議がられ「シュート数は少なく被シュート数は多く」。相手に攻め込まれながらも最後にはなぜか勝っている札幌」とまで言われた。 守ってから決めるところはしっかり決めて勝つサッカーは今シーズンのコンサのサッカーとなった。 だが、来季、J1と太刀打ちできる戦術としては監督はアウェイの京都戦0-4で敗戦した前半30分までの試合を90分やりきることと明言している。 確かにあれだけ前に前にプレスをかけて相手からボールを奪い素早く攻める攻撃。ポゼッションを高めてシュートをする攻撃は理想だ。ただ、やはりJ1相手ではFC東京戦のように押される展開が多くなるだろう。 近藤は「J1で戦うならばやみくもにプレスをかければあっさりとかわされる。」と言っていた。どうやって守って相手のボールを奪うのかを追究しなくてはなかなかJ1で勝つことは難しい。 理想と現実の狭間でどう戦うのか監督の手腕がより試されるシーズンになると思う。
2011年12月06日
リーグ戦3位で昇格を決めたコンサ。勝手に今年1年を振り返り、来年の展望をしてみたいと思う。 まずは戦力補強編 一言で言えば今年の戦力補強は日本人はうまくいったが、外国人の当たりは少なかったと言えるだろう。 ポジション的には2010年度にFWを多く加入させたためか2011年度のFWは三上のトップ昇格と途中加入の出場のジオゴとレモス、榊 MFはブルーノとアンドレジーニョ、河合、荒野、前 DFは日高、チアゴ、山下、櫛引、練習生からの西村、途中加入の岡山、奈良、小山内 GKはぎーさん、ホスン、阿波加 そして砂川の再契約もあった。思えばこの砂川の再契約がなければJ1昇格への道はさらに厳しかったに違いない。 やはり強化部としてはDFに多くの移籍が出たためにDF陣により多くの選手を補強せざるをえなくなってしまったことが大きな誤算だったのではないだろうか。 そしてDFの総入れ替えは大きな賭だった。 案の定チアゴは太りすぎで動きが鈍くDFでは使えずに当初ボランチで予定していた河合と山下の組み合わせとなった。 山下はセレッソでほとんど出場機会がなくて使えるかどうか不安だったが、強化部の目は見事だった。彼の才能を見抜き、完全移籍させたことは素晴らしかった。 やはり失敗はチアゴ。事前調査が不十分だったのだろうか。DFで使えずにFWしか使えなかったことは、誤算だった。 櫛引が1年目でレギュラーをとったのは嬉しい方の誤算だったろう。1年目から活躍するとは思っていなかったはず。 そして一番の補強は河合。しゃべるのは得意ではないが、キャプテンとしてピッチの内外での他の選手達への発言力、指導力は抜群だった。河合がいなかったらと思うとぞっとするようなこの1年だった。河合を獲得できたのは強化部の一番のグッドジョブだろう。 そして昇格に向けて勢いをつけたのは岡山の補強。正直、現実の戦力はさほど大きなものではなかったが、それ以上にメンタル的なことでチームに貢献したことは大きかった。昇格請負人という名前は伊達ではなかった。 当初は過去のそれは運だけだったのではないかといぶかって見ていたが、スタジアムでの振る舞いを見たり普段練習している状況をマスコミから聞くになるほどと思わせるものだった。彼を獲ったことも大正解だった。 また、2種登録の選手の活躍は奈良。終盤、あのプレッシャーのかかる中で不動のCBとして完全にレギュラーに定着した。 MFのブルーノとアンドレジーニョの外国人2人は力がありながらそれが十分に発揮できなかった印象もあった。また、チーム事情にフィットしなかったというべきか、中途半端だったと言うべきか、あまり戦力にはならなかった。 また、結果論だがアンドレジーニョの補強は失敗だった。なぜ初めからポストプレーヤーをとらなかったのかという疑問もわいてくる。 しかしながらようやく行えたジオゴの補強は最後のピースを埋めるもので、その補強の影響は大きかった。後半のチーム躍進の立役者となっただけにこれはまさに当たった補強だった。 GKはホスンの獲得が大きかった。初めはぎーさんで行くつもりだったろう。ところがぎーさんの怪我と言うこともあったのだが、ホスンの成長でまったくGKは心配ないポジションになった。 ホスンは以前からマークしていて、昨年、赤池コーチが実際に韓国に行って見た選手でその時からホスンの身体能力はずば抜けていたそうだ。 総合的に考えると概ね選手補強はうまくいったと言っていいのではないだろうか。 しかし、やはり外国人の補強は水物。お金が十分になければさらに当たるも当たらぬも運任せになると言った状況は相変わらず変わっていない。 ただ、補強はお金がかかるのも事実。いかに費用対効果を高めるか。 J1では外国人の失敗は大きな傷口として残る。不安なポジションへのピンポイントな補強を期待するしかないのではないだろうか。
2011年12月04日
今日の全スポーツ紙の1面がコンサ こんな誇らしいことはない。 スポーツ紙に各選手が手記を書いている中で道新は石崎監督の手記を書いていた。 石崎監督になって3年。 1年、2年となってサポーターからの風当たりも徐々に強くなっていった。 特に今年は結果を出さなければいけなかったシーズン。 日刊スポーツでは、昨年石栗コーチが清水に移籍したときにはフロントに「古辺をとってくれ」と詰め寄ったらしい。「無理なら自分でフィジカルコーチを兼任する」とまで言って譲らなかったそう。 その古辺コーチは鬼軍曹タイプ。あえて嫌われ役になって選手を叱咤し続けた。 古辺コーチが入っておとなしかったコーチ陣も意見を言うようになったらしい。 昇格を逃がした昨年終盤には「辞めろ」とサポーターから何度も言われた。 「山形でも大分でも川崎Fでも柏でもそんなことは言われたことがなかった」らしい。 今年監督のターニングポイントになった試合は室蘭での横浜FC戦だったらしい。そこでもサポーターから罵声が飛んで「なにくそ」と思ったのだろう。 昨日の試合後の挨拶でも「サポーターからの叱咤激励があって」と話していた。 道新にはこの横浜FC戦の敗戦から「次の岐阜戦から調子の良い選手達を使おうと腹が決まった。」そう。 そしてチアゴとアンドレジーニョを契約解除・移籍させ、ブルーノはそれから徐々に出場機会が減っていった。 確かに今年は結果をださなければいけない年だった。しかし、ぼやきもあった。育てた選手が次々と移籍してしまった。今年のDFラインは完全に一からスタート。 そしてバルサのサッカーを目標としてきたが、なかなか思い通りにはならず。結局J2のチーム相手にもカウンター主体の戦術になってしまった。 ただ、やはりJ1昇格を決めた手腕はたいしたもの。3年かかったがしっかりと結果を出してくれた。 監督にHFCは続投のオファーをするそうだが当然だろう。 来期は本当に今年以上の厳しい年になるだろうが来年も監督の意地を見たいものである。
2011年12月03日
サポーターの力で昇格をもぎ取ったと言ってもいいだろう。 やはりこの試合にもサポーターの力が大きかったに違いない。4万人弱ものサポーターが札幌ドームに集まって必死に声援、手拍子を送った。FC東京をうち破ってのJ1昇格は誇っていい。 試合は圧倒的にボールを回されブロックを作ってなんとか防ぐ展開 なかなかボールを奪えずに、奪っても簡単に取られる悪いパターン。しかし、違ったのがボールを奪ってからの早さ。1点目は左サイドを一瞬に切り裂いた。 古田がスペースに飛び出し見事に相手ペナルティエリアに侵入してセンタリングを上げて内村が押し込んだ。 これでますますドームのボルテージが上がった。そして追加点はまたもや内村。きれきれの内村が近藤からもらったパスでゴールして2-0 プレッシャーがかかる試合での2点は本当に大きかった。 後半も圧倒的にボールを回され危険な時間帯が多かったが、いつものように選手全員で体を張った守りが生きていた。最後はドーム一体となった手拍子の嵐。 そして試合終了。徳島がずっとスコアレスだったので昇格は間違いないと思ったが、結果は徳島の負け。 これでJ1昇格だ。内村も泣いていた。純平は倒れ込んで動けなくなっていた。ホスンも泣いていた。試合内容はお世辞にもよい内容とは言えなかったが、この大一番で選手達はしっかり結果を出した。 パスを回されても焦らなかったこと。しっかりと相手のラストパスを読んで対応したことは見事 初めは監督のインタビュー。3年間大変だったと思うがよくチームをまとめて昇格までたどり着けてくれた。 今日のヒーローは内村。もはやコンサに欠かせないストライカーになってくれた。そして後援会のMVPにもなった河合のインタビュー。見事にチームをまとめてくれた。 それにしても30万円はちょっと少なくないか?(笑)。チームが貧乏だから仕方ないか。最後はサンクウォークで選手達の笑顔。 それからホスンが痛んでいるときに瓦斯サポの「うそつき」コールには苦笑。そしてみんなで瓦斯サポにブーイング。相変わらずというか懲りない連中だ。もしこちらが負けてJ1に昇格できなかったら「J2さっぽろ」ってコールしたに違いない。岡山ら数人の選手が万歳三唱最後は岡山のマイクパフォーマンスで「J1に行くぞ」の大合唱 本当に本当に最良の日となった。※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
2011年12月02日
明日の最終戦のFC東京戦
今シーズン最後の試合が明日ドームで行われる。
叩かなければならない相手はFC東京。相手にとって不足はない。
FC東京はすでに優勝を決めているチーム。
ここ最近の5試合のリーグ戦の成績は4勝1分けと絶好調
ただ、前節の試合を見ると優勝を決めて確実にモチベーションは落ちている。しかしもともと各選手の個人技術は高いチーム。そして昇格の呪縛から逃れたことでのびのびと戦ってくることも予想される。
前節はホームで千葉と対戦
前半は互いに中盤をつぶし合い低調な内容で終始した。決定的なチャンスがともにほとんどないような状態で明らかに互いにモチベーションが落ちているように見える内容だった。
後半に入ると持ち直し、FC東京がDFの裏に抜けるパスをどんどんだしてペースを握る。そして相手に退場者を出すとセザーの個人技のパスからルーカスが決めて先制した。
その後は追加点は奪えなかったが、FC東京のペース。
難なく勝って優勝セレモニーに花を添えた。
FC東京の力は個人技の凄さだろう。J2では反則級の選手達を揃えチーム力は抜群
それに後半になってからはつなぐ意識を高く持ち、ポゼッションを高め相手にボールを渡さない負けないサッカーをやってきている。
はっきりいって隙はなかなかない。
システムは4-2-3-1
ルーカスをワントップにしてトップ下やワイドがどんどんDFラインの裏をとってくる。
サイドの上がりも俊敏。スルーパスを前線に送り込む回数も多い。
そしてペナルティエリアに入ってくさびを受け、ワンツーをしてDFの裏をとる動きを得意にしている。
やはりルーカスあるいはセザーにどうパスを供給させないかだろう。
また、サイド攻撃が強烈。サイドの谷澤、田邊は突破力があって個人で仕掛けてくる。彼らは簡単に前を向かせないことだ。
そして先発かどうかわからないが、石川は決定的なことをする選手。サイドから中に入る動きの早さは凄いものがあるのでマークに遅れないでつきたい。
しかしなんと言っても羽生がチームの心臓部。ボランチに入ると思うが運動量もあって守備力もある。彼がどんどんスペースに飛び出すような展開にさせないようにしなくていけない。
セットプレーではさほどの高さはないがジャンプ力のある森重、今野のプレーにもマークが必要。セットプレーの多くは森重を狙ってくる。また、FKでは森重が良いキックを蹴ってくるので、ゴール前のファウルはしないように十分に気をつけた方が良い。
上里の出番はきっとあるだろう。ドームを知っているだけに大熊監督は彼を途中出場させるに違いない。
FC東京はJ2では反則級の人材の多さだが、来年J1に行った場合には現在FC東京レベルのチームにはホームで必ず勝たないと残留はないことを心すべき。
明日は、トップ下に坂田を起用して、こちらが前掛かりになってくることを予想してDFの裏を狙ってくる戦術でくるようだ。またトップはルーカスに代えてセザーということも考えられる。
FC東京予想スタメン
ルーカス
坂田
田邉 谷澤
羽生 高橋
椋原 今野 森重 徳永
権田
ただ基本的にはパスをつないでくるはずなので、強烈なプレスをかけて相手のパスワークを分断し、ボールを奪い取りたい。そしてそこからのショートカウンターに活路を見いだしたい。
こちらとしてはとにかく早い攻撃をしていきたい。相手の守備は強力。それを打ち破るには素早い攻撃しかない。時にはロングボールで内村を走らせ、DFの裏をとると言う攻撃も有効だろう。
相手はこちらが前掛かりになることも予想している。
カウンターには要注意をした方がよい。
システムは同じ。ゆえに1対1で負けないように、さらには運動量を多くして相手より数有利な状況を作らなければいけないだろう。
そしてサイドからの攻撃は当然に活性化させなくてはいけない。砂川と古田には積極的に仕掛けてほしい。前線とのワンツー又はくさびを入れてからのスペースへの抜け出し等どんどん仕掛けてほしい。またサイドバックの上がりも俊敏に。特にクロスの精度を高めてしっかりと何人もゴール前に入っていくようにしたい。
セットプレーは有効だろう。相手は高さが足りないので、コーナーをどんどんとって何度もチャレンジしてほしい。
とにかくこの試合は今シーズンの集大成の試合。悔いのないように思いっきり走り回ってほしい。ホームで普段通りの力を出せれば勝てないことはないはず。
戦術的には昇格には是非とも2点はとりたいところ。
1歩や半歩足りないところはサポーターが後押しする。選手達はとにかく思い切り戦ってほしい。
最後はドームで歓喜の瞬間を味わいたい。
みんなの力で最高の結果をつかみ取ろう!
勝手に叱咤コンサ外伝
2011年12月01日
いよいよ土曜日は決戦の時。 コンサドーレはどんな布陣で臨むのか。 UHBの特集で平川氏はこの試合だけ勝とうと思ったらジオゴを外して近藤を入れた方がいいと言っていたが、確かに前節、近藤がよい働きをしただけに先発にいれてくるかがポイントだろう。 監督も悩むところだろう。トップをジオゴにもってくるか、近藤をトップにもってくるのか。 前回の対戦では近藤が古巣と言うこともあり、すごいモチベーションで躍動していた。今回も出場すれば古巣対決プラス昇格がかかっているものとして活躍してくれるに違いない。 ただ、近藤を先発に持ってくるとジョーカーが岡本だけになる。 FC東京は層が厚い。交代選手もセザーやら鈴木やら選手達のレベルは高い。後半勝負になったならこちらの方が流れを変えるだけの打つ手が乏しくなると言うことも考慮しなくてはいけないだろう。 ただ、試合には流れがある。初めから近藤を入れて先手をとって流れを掴むという積極的な試合運びが必要ではないか。 サイドハーフはドームが得意な砂川とこのところ好調な古田でいいだろう。 特に砂川は昨年の最終戦のことがある。きっと活躍してくれるのに違いない。 ボランチは芳賀を先発でもってくるかどうか。ただ芳賀と河合になった場合は守備はいいが、攻撃のインパクトがない。 センターバックは練習で奈良が再び参加することになった。おそらく奈良が先発になってくるだろう。 今日、道内テレビでは宮澤と岡山、岡本と古田が生放送に出演して力強くJ1昇格を宣言してくれた。なかでも宮澤はゴール宣言まで飛び出した。 とにかく土曜日は大観衆の下、最後には昇格を喜び合いたい。 先発予想 近藤 砂川 内村 古田 河合 宮澤 岩沼 奈良 山下 純平 ホスン
カレンダー
プロフィール
名前:孔明(まさあき) リンクはフリーです。 「あ」とか「ああ」、「あああ」 とかいうHNには基本的には削除するかコメントを返しません。 「通りすがり」も同じです。 また、ふざけたHNやコメントは削除します。 コメントはコテハンでお願いします。 そして誹謗中傷のコメントは有無を言わずに削除します。 コンサとの出会いは1996年6月2日の日本電装戦。 それまでコンサの試合はテレビでは見ていたものの、妻とスタジアムに見に行ってすっかり生のサッカー観戦にはまってしまった。 それ以来、アウェーにも何度か出かけ、妻と共々コンサを応援し続ける。 これまでのコンサの思い出は、 1996年9月12日の本田技研戦、ペレイラの負傷退場後の厚別にこだました救急車の音、 1997年5月25日川崎F戦、バルデス3連発の間で厚別のS席で自発的に出たすさまじい声援 1998年12月5日福岡戦、3点目をとられた時の室蘭の静寂 2000年3月12日、エメ3連発で鳥栖のサポータに「幼稚園児の中に大人がいるのは反則だ」と言わしめた鳥栖スタジアムでの開幕戦 2000年7月29日浦和戦、殴り込んでやろうか思ったお行儀の悪い狼藉ファンをだまらせた両サイドの得点 2001年9月15日清水戦、堀井の移籍後初試合でのVゴールに歓喜する劇場(ドーム) 2007年最終戦試合終了後ドームの電光掲示板に写ったCHAMPIONの文字 2011年最終戦で決めた内村の2ゴールで昇格を確信したこと。 など数えきらず。もうコンサなしではいられない。
最新のエントリー
月別アーカイブ
リンク集
カテゴリー
コメント
検索