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名前:孔明(まさあき) リンクはフリーです。 「あ」とか「ああ」、「あああ」 とかいうHNには基本的には削除するかコメントを返しません。 「通りすがり」も同じです。 また、ふざけたHNやコメントは削除します。 コメントはコテハンでお願いします。 そして誹謗中傷のコメントは有無を言わずに削除します。 コンサとの出会いは1996年6月2日の日本電装戦。 それまでコンサの試合はテレビでは見ていたものの、妻とスタジアムに見に行ってすっかり生のサッカー観戦にはまってしまった。 それ以来、アウェーにも何度か出かけ、妻と共々コンサを応援し続ける。 これまでのコンサの思い出は、 1996年9月12日の本田技研戦、ペレイラの負傷退場後の厚別にこだました救急車の音、 1997年5月25日川崎F戦、バルデス3連発の間で厚別のS席で自発的に出たすさまじい声援 1998年12月5日福岡戦、3点目をとられた時の室蘭の静寂 2000年3月12日、エメ3連発で鳥栖のサポータに「幼稚園児の中に大人がいるのは反則だ」と言わしめた鳥栖スタジアムでの開幕戦 2000年7月29日浦和戦、殴り込んでやろうか思ったお行儀の悪い狼藉ファンをだまらせた両サイドの得点 2001年9月15日清水戦、堀井の移籍後初試合でのVゴールに歓喜する劇場(ドーム) 2007年最終戦試合終了後ドームの電光掲示板に写ったCHAMPIONの文字 2011年最終戦で決めた内村の2ゴールで昇格を確信したこと。 など数えきらず。もうコンサなしではいられない。
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2010年12月31日
今日の高校サッカー選手権。室蘭大谷の櫛引君が出たのでテレビを見ていたが、まずは室蘭大谷の1回戦突破おめでとう。相手は強豪の四日市中央工業だったが終始試合のペースを握って見事な完封勝利だった。 目当ての櫛引君だったが、落ち着いていて思っていたよりも数段よい選手だと思った。1対1にも強くボールをもっていたら余裕さえ感じさせるボールさばき。ポジショニングも抜群で、相手をサイドに追い込みにクロスを上げさせないシーンも多く、さすがだと思わせた。 超高校級とアナウンサーは言っていたが、(STVの岡崎アナウンサーだったので贔屓目だったことは確かにあったが)まさにそのとおりで、本人は常々開幕スタメンを狙っていると言っていたが、その言葉は大口でも何でもないと思った。 確かに素晴らしい素材。コンサに入ってくれてさらに経験を積めばかなり強力なセンターバックになってコンサのために働いてくれるのではないかと思った。 彼が一番いいところは冷静さだろうかまた、機を見て敏という言葉が一番当てはまるだろうか、チャンスには自ら突破する意欲ももっている視野が広い、ゲーム全体を見渡せる抜け目のない選手だと思う。 とにかく来年櫛引君には期待したい。 ※2010年もこのブログに来ていただいた皆様。どうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様良いお年をお迎えください。
2010年12月29日
昨日のスタッフと選手の契約更新、そして3人の外国人の加入、純平の完全移籍とようやく来季の体制が見えてきた。 社長のオフィシャルの挨拶にもあったが、最近は出ていく選手ばかりでサポーターも不満と不安を持っていたと思うが、ようやく来季に期待が出来る布陣となってきた。 その中で芳賀と純平の残留は重要なポイントだと思う。 DFラインが総入れ替えの中、ボランチまでとなるとチーム戦術の構築に時間がかかる。その意味では芳賀が残ったのは大きい。また、攻撃のアクセントを付けることでは純平の完全移籍は大きい。 そして河合の加入も大きく影響を与えるだろう。彼をボランチで使うのかセンターバックで使うのかはわからないが、確実に守備で中心となれる選手。 横浜FMでキャプテンをやった実績もあるしチームの甘えの構造の解消には格好の選手 それに外国人がうまく絡んでくれれば昇格が狙える布陣になってきたと言えるのではないか。 社長によると補強のほとんどを終えたらしいが後は上里とキリノの去就がどうなるか。また、欲を言えばDFがまだ薄いような気がする。ただ来季に向けて希望が持てるチームになりつつあるのではないだろうか。
2010年12月27日
スポーツ新聞社の社内。(架空) コンサドーレ番の記者が集まって今年の総括をしている。 今日は来季の展望の話 デスク 石崎監督が続投することになったが、主力選手が続々とチームを去っていった。 A記者 佐藤は出場機会を求めての移籍。そして石川と藤田がJ1への移籍。西嶋は自分の環境を変えたいと言うことで同じJ2への移籍。このなかで石川の移籍は本当に痛い。なにせDFラインの中心としてやってきただけに石崎監督も相当に来季のDFラインの構築には頭を悩ませるのではないか。また、西嶋の移籍によりサイドバックの層が薄くなってしまった。そしてDFラインで残るのは岩沼だけという悲惨な状況になった。また上里が移籍濃厚、芳賀にはオファーが届いているらしい。キリノの去就もわからない。ボランチより後ろと新しいFWを獲る可能性が強いとは思うが、効果的な補強ができるかどうか。 B記者 石川が抜けたのでDFラインをはじめから組み直さないといけない。今季はさほど目立った活躍はなかったとは言え石川がDFの中心だったので監督は計算外だろう。DFラインはメンバーが大幅に変わり、かなり編成に苦労するのではないか。J1に選手を送り出すのは仕方ないが、西嶋の場合には同じJ2のチーム。やはりこうなってしまった原因をもっと真剣に反省しなくてはいけないだろう。 C記者 藤田の移籍でサイドハーフの層も薄くなった。特に右サイドハーフの層が薄い。来季は古田中心になるだろうが、メンバーが足りないところに砂川との再契約。本人には迷惑をかけたが、HFCは最良の選択をしたのではないか。また、藤田はサイドバックもできただけに、サイドバックの層も薄くなった。補強でどのくらいカバーできるか。 確かに石川が抜けたのは穴は大きい。しかし、このJ1への移籍は同時に札幌のメンバー個々の能力の高さを証明したものでもある。残ったメンバーは開き直って自信を持ってやってほしいね。そして上里と芳賀の去就が注目となる。特に芳賀がいなくなると、チーム戦術にかなりの痛手となる。 キリノは石崎監督の戦術にフィットしていなく、新しいFWを獲得するのではないかな。 デスク 補強話が出ている。これまでの補強はどうか。 A記者 DFはセンターバックでアマラウ・ロサ獲得が濃厚、また、同じくセンターバックでC大阪から山下を獲得した。MFはボランチとトップ下ができるブルーノと交渉中。やはりボランチから後ろの補強がどれだけできるかにかかっていると思う。また、蔵川は柏と契約を更新したので新たにサイドバックの補強が必要となった。横浜FMの河合に声をかけており、獲得が有力視されるが、どうなるか。DF陣の大量流出から他にもDFを何人か獲得する必要が出てきた。 B記者 磐田の犬塚にも声をかけたらしいが、競合するJ1の他チームがある。獲得は難しいのではないか。他にも声をかけていると思うが、この大量流出を補える補強ができるかHFCは正念場だろう。 デスク 来季の戦術はどうなるか。 A記者 今年と変わらず、パスサッカーを極めることだと思う。また、つまらないミスをいかに減らすか、いかに素早くゴールを目指すかだろう。そして後ろのメンバーを中心に選手が大幅に入れ替わるので、チーム戦術をいかに早く徹底させられるか。監督の手腕がより問われるだろう。 B記者 場合場合に応じていかに状況判断をうまくやって、手数をかけた攻撃を素早くできるかにかかっていると思う。今年はカウンターという場面でもゆっくりパスを回して時間をロスするという場面が多く見られた。それではシュートすら打てない。ロングボールやカウンターをまぜ現実的に得点力アップを図らないとだめだろう。 C記者 DFラインは再構築をしなくてはいけないだろう。DFの中心は外国人になるだろうが、言葉の問題もあるし、キャンプで1からやり直さなくてはいけない。この構築に手間取るとスタートダッシュがおぼつかなくなる。 攻撃の面では今年は確実に崩しができるようになってきた。後は攻撃のスピードだろう。シュートの少なさや、得点の少なさは今年の大きな課題だった。失点は少なかったが、攻撃の部分でもっと進化しなくてはいけないだろう。 デスク 来季は監督にとっても正念場。結果が求められる年。最後に期待するもの、選手は? A記者 期待する選手は古田や三上の若手選手。特に古田だろうね。彼の今年の活躍は大きかった。攻撃は古田を中心になるのではないかな。そして外国人のFWで得点力の強化を図るという図式ではないかと思う。 B記者 やっぱりスタートダッシュだと思う。昨年、今年とスタートダッシュに見事に失敗している。特にホームの初戦で敗戦していることが大きな影響を与えた。今年は福岡に完敗。観客動員数の問題もあるし、ホーム初戦はなんとしても勝たなければいけない。 C記者 期待という話ではないが、怪我人を少なくすることが求められる。何にもまして今年のように怪我人が多ければチーム成績にも反映する。フィジカル面でのサポートをもっと行ってできるだけ怪我の少ないようにしてほしいものだ。 終わり。
2010年12月25日
まさかの砂川の再契約のお知らせ。 暗い話題が続いたコンササポに明るいクリスマスプレゼントだ。 砂川は「感動的な見送り方をしていただきながら、もう一度契約する事に非常に悩みました。」と言っているが、心配などいらない。大多数のサポーターは喜んでいるだろう。 征也が抜けたことでサイドハーフの層が薄くなった。サイドハーフを補充する意味でも砂川の再加入は大きい。 砂川は既に他クラブに移籍が決まっていたなかで、翻意してコンサに来てくれたとのこと。その思いをサポーターは十分に受け止めなくてはいけないだろう。 砂川としてもうれしかったのではないか。例え一旦は契約終了を告げられたとしても思いのあるコンサと再契約できて嬉しかったと思う。 そして月刊コンサドーレの1月号では砂川のインタビューが載っていて、 「奥さんが北海道の人だから(契約期間満了は)ちょっと悔しがっていた。コンサで少しでも長くプレーしてほしいと思ってくれていたみたい。」とうことなので、間違いなく奥さんも喜んでくれたに違いない。 思えば砂川レベルの補強はなかなかできないこと。征也の移籍などで浮いたお金ということが推測され複雑だが、とにかくチームはなりふり構っていられない状況。再契約してくれてありがとうとしか言うことができない。 砂川は「再契約したことを後悔させないようなプレーを来季したいと思います。」とも言ってくれている。あの砂川の切り返しがまた見ることができると思うと本当に嬉しい限りだ。
2010年12月23日
今日の日刊スポーツは西嶋の移籍を大々的に取り上げていたが、その中でこれまでの選手の去就を乗せている表があった。そこには△マークがキリノ、上里、芳賀についていた。△マークは去就が微妙と言うことだが、キリノはわかるにしても上里や芳賀にも微妙マークが。噂では上里や芳賀もそんな話があるようだが、彼らもいなくなるようだと本当にチーム崩壊と言っても言い状況になる。 芳賀は今年のこの活躍から他のチームから目をつけられてもおかしくない選手だと思っている。彼のスタミナと危険察知能力は特筆すべきもの。今シーズン彼が果たしてきた役割は大きい。 上里は今年前半はスーパープレーを連発した。ただ、軽いプレーも多く失点の原因となったプレーも多くあったが、そのキック力や展開力は素晴らしいものがある。 2人ともコンサにとっては必要な選手。なんとか残ってほしいと思う。 それにしても主力の流出が止まらない。 今日の西嶋、直樹、征也の移籍発表で1番から8番までの選手がいなくなることが確定した。そのなかでDF選手が5人もいなくなった。「そして誰もいなくなった状態」で来季のチーム作り、特にDFラインの構築を完全に一からやり直さなければいけなくなった。 石崎監督も頭が痛いだろう。 しかし、開き直って考えようによってはこれをチャンスとすることもできるのではないか。コンサの場合には大森氏に指摘されていたように悪い意味で「仲良しグループ」。主力が続々と引き抜かれる状況はもともとコンサには能力が高い選手がいるという証明でもある。今年の低迷はチーム戦術が構築できなかったことが第1の原因だと思っているが、選手に能力がありながら、メンタル部分でいまいち力を発揮できなかったことも大きいだろう。 この状態を変えるのは荒治療が必要だと思っていた。新しい血を多く入れざるをえないことで、切磋琢磨する「戦う集団」に生まれ変わるチャンスでもある。 補強は他チームとの競合もあってなかなか思い通りにならないことは確か。しかし、考えようによってはこのピンチをチャンスに変えることができるのではないか。一からチーム戦術をやり直さなくては行けないと言うデメリットもあるが、完全に開き直りだが選手が多く入れ替わることでこのチームにはびこる甘えの体質を変えるチャンスでもあるのではないか。
2010年12月21日
あるスポーツ新聞社の社内。(架空) コンサドーレ番の記者が集まって今年の総括をしている。 今日は選手の話(FW編) デスク FWは数が揃っていた。しかし、ここも怪我人が多数出て、最後は中山まで怪我をしてしまった。FW陣の得点も内村の5点が最高と寂しい限りだった。 A記者 枚数はいたが、軸になる選手がいなかった。昨年点をとったキリノと内村も怪我があったせいもあったが物足りない成績だった。やっぱりキリノが思ったほど働かなかったのが痛かった。近藤もチーム戦術に適合しなかった印象で得点を伸ばせなかった。 B記者 ワントップに適応できる選手がいなかったことと、ワントップを生かせないシステムだったということも言えるだろう。トップ下にためができる選手がいなかったこととトップ下やサイドとの連携が悪くワントップを生かせない場面も多かった。FWにはそんなに責任はなく、使う側の問題も大きかったのではないか。 C記者 システムの関係上、FW1枚が多かったが、はじめはキリノ、近藤、そして腰痛から治った内村が努めたが、いずれもワントップでは厳しかったという印象だ。トップでタメがつくれないシーンが多くて、ボールを失うシーンが多かった。そこでラインを押し上げることができず波状攻撃をかけられなかった。 得点力不足はFWの責任もあるが、多くはよい形を作れなかったチーム全体に責任があると考えた方がよいと思う。 デスク 中山、横野や上原はどうだったのか。 A記者 中山ははじめは途中出場も多かったが怪我を持っていたせいもあったのかシーズン後半からだんだん使われなくなってきた。今シーズンは顔見せ程度に終わってしまった印象だ。短い時間でも勝負強いところも見せていただけに、もっと長い時間見たかったところだ。 横野は先発もあったが、そこで点を取れなかった。頑張る姿勢は十分に見る方に伝わってくるだけに結果がほしかったところだ。上原は身体能力を生かしていない感じがする。走力一つとってもかなりなものがあるはず。自分の特徴を生かしてほしいと思う。 B記者 厳しいことを言わせてもらうと横野は点に絡む動きをもっとしなくては駄目。今年は前線からのプレスで相手をひるませ流れを変えることはできるが、そこまでの選手だった。そこからがFWとしては大事なだけに、来季は得点を見たい。 C記者 確かに中山をもっと見たかったね。中山を投入しやすい試合が少なかったことも大きかったと思う。横野はもっとシュートの正確性や、がむしゃらさだけではないうまさを身につけないといけないね。 デスク 三上も最終戦FWとして活躍した。 B記者 FWとして出してくれと言うサポーターや解説者もいたが、ようやくFWで先発した。石崎監督は来季は三上をFW起用する腹づもりらしいが、その方がよいのではないか。 C記者 他の選手もいっていたが、三上はシュートが巧い。それだけにFWとして期待するものも大きいと思う。このまま成長してくれればかなりの戦力となるのではないか。 次回は来季の展望の話
2010年12月19日
ずっと気になっていたことがある。それは石崎監督の目力だ。 最終戦、社長が挨拶をしていた後ろで電光掲示板に写っていた石崎監督の目はうつろでぼんやりしていた。案の定挨拶をしている目の力も弱々しく肝心の挨拶は素っ気なく、この件に関してはサポーターからもいろいろと批判がでていた。 その後何日かして続投の会見をテレビで見たが、相変わらず目の力は弱く、ぼんやりとして強い意志を感じさせるものではなかった。確かに昨年、今年と成績が悪かったので、大手を振って強気に会見に臨むと言うことはできず、慎重な物言いに終始するしかなかったと思うのだが、監督の目からはまったく強い意志や覇気が感じられなかったのだ。 そのときの状態だけで判断するのは全くうがった見方と言われても仕方ないかも知れないが、このような状態ではどうも来季も心配である。折しも現在主力が引き抜かれるような新聞報道もある。来季メンバーが大幅に入れ替わるということも十分に考えられる。 監督には来季は今季の反省に立って改めて気を引き締めて戦術を構築し、練習を行い。試合に臨んでほしいと思う。 指揮官の様子は選手に伝わる。指揮官が意志が弱ければ、志気が低下する。チームの状態も良いものとはならないだろう。 来季また成績が悪ければ途中でも去就の問題が浮上するのは必死。 どうか石崎監督には自信をもって強い意志で来季も戦ってほしいものだ。
2010年12月17日
あるスポーツ新聞社の社内。(架空) コンサドーレ番の記者が集まって今年の総括をしている。 今日は選手の話(MF編) デスク まずボランチから。ボランチはシーズン通して芳賀の活躍が目立った。しかし、監督がやりたかった宮澤と上里のボランチはシーズン当初で挫折してしまった。 A記者 シーズン当初宮澤と上里のボランチでつまずいたが、芳賀をボランチの軸として考えてから安定した。相方は宮澤と上里が多く努めたが、もっとも多かったのは芳賀と上里の組み合わせ。芳賀は間違いなくコンサの肝だった。上里はシーズン当初ミドルやFKで得点を重ねたが、その後ミドルやFKでの得点がなかったことが物足りなかった。 B記者 監督は本当に宮澤と上里の組み合わせをやりたかったらしい。函館の愛媛戦でもやっていたし。うまくいけばはまると考えたのだろうが、やっぱり最後まではまらなかった。 芳賀は危ない場面にことどとくいてくれてスーパーマンのような活躍を見せてくれたが、さばきのシーンでは課題もあった。もっともあれでさばきがすごかったら日本代表になれるだろう。上里は中途半端にキープ力があるので判断が遅れる。判断が遅くなって相手にボールをとられるという繰り返しが多かったが、時々見せるサイドチェンジやくさびのパスはあっといわせるものもあった。 C記者 芳賀には助けられたね。今シーズンは彼なしの中盤は考えられないくらい。宮澤はボランチでも細かなテクニックを見せてくれたが、ボランチで小さくまとまるより、まだトップ下やトップの方がまだ彼の技術を生かせただろうと思う。上里はあのミドルやフリーキックがあるからなかなか外せないと思うが、もっとメンタルを鍛えて波をなくしてほしいね。 朴は芳賀の代わりに期待されたが、戦術にフィットできなかったこともあるが、目立った長所もなかった。そんな彼も韓国に戻ってドラフトでKリーグに入る予定。 韓国代表になって国際大会でまた見たいね。 デスク サイドハーフは人材が豊富だったと思うが。 A記者 右に古田、藤田 左に岡本、三上 左右に砂川、高木と豊富な陣容だった。 しかし、怪我人の影響で必ずしもシーズンを通して層が厚かったというわけでもない。 そのなかで古田の成長は大きい。今シーズンの活躍は大げさではなく「チーム古田」の誕生を予感させるものだった。怪我で長期離脱したのは本当に残念。来季の活躍を期待したい。そして終盤の三上の活躍も特筆すべきもの。若手の台頭は札幌の希望だろう。三上はそのまま伸びてほしい素材だ。一方岡本は不完全燃焼だった。怪我ということもあるが、完全にレギュラーをとったとは言い難い立場。藤田は最終戦に見せたアシストなど良いところもあるが、ゴールという結果をもっとだしてほしかったところだ。右サイドを駆け上がるシーンも多かったが、一時期サイドから中央に斜めに走るダイアゴナルランに目覚めたのかサイドをえぐるシーンが少なくなった印象だったが、怪我で復帰してからはサイドに中央にと無駄走りもいとわずよくやっていた。左サイドハーフもやったことが彼の視野を広めたのではないか。新潟がサイドバックでの獲得に動いていて、本人が新潟の施設の見学までしたがどうなるだろうか。高木はこのポジションも問題なくこなしていた。サイドからの崩しやさばきは一流。同時にその彼が清水でレギュラーではなかった現実はJ1の壁をわれわれに思い知らされることにもなった。砂川は切り札として、そしてチームがスクランブルになったときに先発で活躍してくれた。 B記者 たくさんの選手がいたがシーズン通しレギュラーが決まらなかったとも言える。そのなかで古田は定位置をとったと思われたが、怪我をしたことがチームにとっても痛かった。岡本は切れているときはすごいが、そうでないときの落差が激しい。彼の調子がわかるのはドリブル。調子が良いときはどんどん相手を追い込むが調子が悪いと簡単にドリルブルを止められる。調子の波をなくさないとレギュラーで使ってもらえないだろう。 三上は懐が広く、ボールを持てる選手。ただ、サイドハーフにしておくのはどうかな。チームメートも認めるシュートが巧い選手。FWとして育てた方がよいのではないか。 C記者 古田と三上の成長は目を見張るものがあった。岡本、そして藤田はコンサに残ったら負けずに頑張ってもらいたいね。砂川は本当にチームが大変なところで助けてくれた。そういえば今年、スナバウアーは見れなかったね。それだけ調子がよかったということだろうか。そしてあの得意の切り返しが出るたびにサポーターから声が上がっていたのはずっと記憶に残るだろうね。 デスク 今年のフォーメーションではトップ下をもうけていた。トップ下も岡本や宮澤、高木、砂川など固定できなかった。 A記者 監督は宮澤に任せたかったんだろうけど思ったほど結果は出せなかった。彼は好みが分かれる選手だが、テクニックは一流のものを持っている。後は気持ちの問題ではないか。千葉戦のゴールなどは彼らしくなく感情を露わにしていた。もっと闘志をストレートにだせば一皮も二皮もむけると思うのだが。 B記者 メンバ-的には高木が一番しっくりしていたね。やったことがない割にはうまかった。やっぱりセンスがあるね。ボールの収まり具合もよいし、パスもうまい。テクニックもあってトップ下向きではないかな。岡本も一時やってはまったときもあったが、やっぱり彼は左サイドの選手だろう。宮澤は難しいパスを出すセンスはあるんだけど簡単なパスを失敗することも多い。使うのが難しい選手だね。 C記者 ここは宮澤に頑張ってもらいたいね。彼の適正はFWということも言えるが、トップ下で活躍して札幌を背負ってほしいものだ。センスは誰よりも持っているので、全部出しきってもらいたい。自分が札幌の10番だという気概をもってやってほしいね。 次回は選手の話(FW)
2010年12月15日
今日のスポーツ報知の直樹と征也に新潟が獲得に乗り出しているとの報道。 直樹のニュースは道新も報道しており、「J1でのプレーをに希望しており、新潟への移籍を前向きに検討するとみられる」とのことだった。 西といい、「毎年 まったく新潟ときたら」と愚痴の一つも言いたくなるが、直樹は本人も前向きらしいと道新に報道されたので、ほぼ確定のような気がする。 今年、直樹は序盤はチョウや吉弘の怪我で高さのあるセンターバックが不足してハードマークもできるように必死に練習していた姿が印象深い。そのせいかマークのずれが生じることや昨年のようにカバーリングやポジショニングのうまさが今一感じないシーズンでもあった。 それでもJ1にチームが誘いをかけてきているのだから、本人にとってはチャンスだろう。柏との契約も切れるし、違約金も生じないらしいので、障害はないのではないか。 コンサもせっかく完全移籍での提示をしたのに誠に残念でできれば残ってほしいが、やむを得ないだろう。後は本人の判断だが、前向きということなので、後はスムーズに行ってしまうような気がする。 征也の場合にもJ1はチャンスだ。契約更新の際にはコンサ愛を全面に出していたが、ことJ1からオファーがきたとあっては熟考しなくてはいけないだろう。 これはJ2のチームの宿命だが、ただ、鹿島に行くことが確実視されている西の後継というのも新潟は安直なような気がする。サイドバックでの加入を考えているのなら彼にとってよいのか疑問符がつく。新潟は清水を契約満了になった市川を獲得するような報道もあったのだが、それはどうなったのだろう。 征也も西を見てチャンスを感じていたはず。自分に一番よい選択をしてほしい。 もし、直樹が抜けるとしたらセンターバック陣が新人の櫛引しかいない緊急事態になる。西嶋をセンターバックに回すことも考えられるが、西嶋はやはりサイドバックがベターな選手。何人かセンターバックは補強しなくてはいけないことになりそうだ。 今日、日刊や報知で報道されたアマラウ・ロサが入ることになっても絶対数が足りない。いっそのこと吉弘と再契約を結んだらどうかとも思う。 移籍リストに載っているセンターバックで吉弘以上に活躍できそうな選手は主観だが見当たらない。(あえて言えば横浜FMの松田と京都サンガの西野くらいか。)HFCとしても直樹にオファーがくるのは想定外だったろう。 来シーズンも直樹をDFの中心選手にと考えていたのは間違いないだろう。そして何人ものDFを契約満了にしたのも直樹が残るのを前提にしていたからではないか。予定外になった以上、再度DFラインの構築を検討しなくてはいけないだろう。 いっそのこと頭を下げてでも吉弘と再契約する道を模索した方がよいような気もする。
2010年12月13日
あるスポーツ新聞社の社内。(架空) コンサドーレ番の記者が集まって今年の総括をしている。 今日は選手の話(GK、DF) デスク GKは高原が抜群の安定感を見せた。最後に怪我をしてしまったが、高原抜きでは今シーズンのコンサは語れなかったのではないか。 A記者 高原の活躍は誰しも異論がないところだろう。彼の1対1での強さは特筆すべき。彼がいなかったらもっと下の順位に沈んでいたのではないか。 B記者 2010年後援会が選ぶMVPやドームMVPの2冠になっただけはあるね。勝負強さ、駆け引きは一流だった。練習生までなった選手がここまでやってくれ、みんなに勇気を与えてくれた存在だったんじゃないかな。 C記者 ポジショニング、相手の動きを見る素早さ動作の俊敏さは若いキーパーのお手本にもなるもの。それにしても大怪我をした後だけにしっかりリハビリをして来シーズン早く体を元に戻してほしいね。 デスク 最後に完封試合を見せてくれた佐藤や曳地はどうだった? A記者 佐藤はよくやっていた方ではないかな。相変わらずキックの精度が低かったがプレーに波がなくなっていた。 B記者 彼の特徴である思い切りの良さが消えていたのは気になったが、0点に抑えたんだからよかったのだろう。曳地は何試合かベンチ入りして勉強になったのではなったと思う。来季に生かしてくれれば。 デスク DF陣はどうだったかな。センターバックは結局、チョウと箕輪が試合に出場できなかった。石川と吉弘、藤山の3人で争った感じだったが。 A記者 石川は今年キャプテンにも任命されて意欲が感じられた。高さが足りなくて負けた試合の後は必死にヘディング練習を行っていた姿も忘れられない。吉弘も体の強さを見せてくれた。藤山は高さが足りない分を読みでカバーしていて、センターバックの方がよい働きをしていたのではないか。 B記者 石川は悪い意味で札幌の空気に染まってしまったようにも思う。彼の得意の読みやカバーリングがあまり目立たなかったシーズンでもあった。藤山はやはり高さの面で不利があったことは否めないだろう。相手に簡単にポストプレーを許す場面も多く、その意味ではサイドバックが適正だったのではないかな。 C記者 ポカもあったが吉弘はよくやっていたと思う。藤山だってあの小さな体で大きなFWにヘディングで勝てなくても体を預けたりボランチとサンドにしてこぼれ玉をよく拾っていた。 デスク サイドバックは岩沼の怪我で一気に層が薄くなった。西嶋がシーズン通してサイドバックをやっていたが、藤山や芳賀、堀田、藤田もサイドバックをやっていた。 A記者 岩沼の怪我は大誤算だったね。監督が期待をかけた選手だったのに怪我で長期離脱してしまった。西嶋はサイドバックでもよく得点に絡んでいた。1年間怪我なく過ごしたのは素晴らしかったのではないかな。藤山はポジショニングとパスカットに優れていた。相手のパスをカットして持ち上がるシーンは爽快だったね。 B記者 西嶋は守備ではもう少しといったところかな。失点に絡んでしまうシーンも目だったし、得点はとっているとしても、守備の面でしっかりしてくれなくてはいけないだろう。当初は左は岩沼と決めていてキャンプでは右サイドバックは西嶋の他に藤山、李や芳賀あたりも考えていた。吉弘の怪我で西嶋をセンターバックにしたことで右サイドバックは李や芳賀、藤山になったがボランチに芳賀を戻すと今度は西嶋と堀田を競わせることを考えていたと思う。監督の評価としてはサイドバックの西嶋は当初はそんなに高くはなかったのかもしれない。現に堀田をサイドバックで先発で使ったこともあった。しかし堀田が結果を出せなかったのでまた、西嶋を使うことになった。本音では堀田の成長を期待していたのではないかな。藤山はサイドバックで思ったよりよかった。突破する場面こそ少なかったが堅実な守備をしていた。 C記者 岩沼は成長したね。しかし、まだまだ彼の能力はこんなものではないとも思う。攻撃面でもっともっとできると思う。堅実さはついてきたから後はいかに良い意味で目立つプレーをするかだと思う。西嶋は一年を通して活躍してくれた。彼が怪我をしないで活躍してくれたことは素晴らしかった。。また、彼は攻撃でも戦力になったのは大きかったのではないかな。堀田は2試合サイドバックで先発したがそのいずれの試合も負けてしまったことも残念だったね。身体能力を生かせなかったのが心残りだ。 藤田はサイドバックで今後も使ってほしいというサポーターの声も多数あったが、攻撃参加が少ないのが不満なところ。身体能力は持っているのだから、サイドバックでも思い切りのよさを全面に出してほしい。 次回は選手の話(MF)
2010年12月11日
あるスポーツ新聞社の社内。(架空) コンサドーレ番の記者が集まって今年の総括をしている。 今日は経営の話。 デスク 今年のHFCの経営面での業績はどうか。昨年の動員数と比べると昨年の平均動員数は10,207人今年は10,738人と若干動員数が上がった。しかし、今年の動員数は目標の23万人を割って19万3千人となった。 A記者 観客動員数の見込み違いは致命的だ。23万人の目標はやはり昇格争いに加わった場合の数字だろう。目標の建て方がまずかったといか言いようがないだろう。 うがった見方をすればわざと高めの数字を出して、人件費等を捻出したとも言われかねない。来期以降はこのような希望的な数字は出すべきではない。 B記者 中山が加入して観客動員数も増すと思ったが、成績の低迷でその効果が数字として見えなかった。上半期決算では1億7千2百万の赤字、1億5千百万円の債務超過となっているが、通年でも赤字、そして債務超過になる可能性が高いのではないか。 C記者 入場料収入の面では完全に予想を下回っていた。広告料収入の面に関してはミシュランの新規スポンサー契約があって上向きのように見えるが、ニトリの広告料収入の減少が痛かった。 B記者 そのニトリの袖スポンサーも来季は撤退する可能性が高い。また、補助金収入もなくなる。 デスク 営業収入としては興行収入、広告料収入、販売収入、補助金収入、Jリーグからの分配金などがあるが、やはり興行収入である観客動員数の見込み違いが大きかったと言うことか。 B記者 広告料収入が頭打ちなため、興行収入に期待をかけたと思うが、やはり観客動員数が伸びなかったことが誤算だったろう。しかし、このことは十分に予想できたはず。このことに対する対処方針が甘かったということだろうか。 C記者 やはり興業収入をいかにして増やすか。チームの成績もあるだろうが、チーム成績にかかわらず、どのくらい動員できるかの基本動員数を算定してそこからチーム成績がよければプラスアルファの数字として積み上げしなくてはいけないと思う。 デスク 営業収入はどうか。ニトリの袖スポンサーの撤退は決定的だが他のスポンサーの当てはあるのか。 A記者 厳しいだろうね。ミシュランが来年も継続してさらに支援枠を拡大してくれればよいのだが、それは今年の冬のキャンペーンの結果にも左右されるのではないか。HFCも努力をしているように見えるが、もう少し新規スポンサーの獲得に力を上げてほしい。地元企業にこだわっている場合でもないだろう。広く多くの企業の協賛を受けるようにしなくてはいけないのではないか。 次回は選手の話(GK、DF)
2010年12月09日
あるスポーツ新聞社の社内。(架空) コンサドーレ番の記者が集まって今年の総括をしている。 今日は監督と戦術について デスク 石崎監督の下でのこの結果はどう思うか。昨シーズンに比べて大幅に順位を落としたが。 A記者 1度も昇格争いに絡めなかったのはともかくこんな下位に低迷するとは本人も思っていなかったのではないか。 B記者 サポーターからの解任の声が出ても当然の成績だった。シーズン途中での解任もあったのではないか。この戦力でこの位置はないだろう。明らかに監督の指導がうまくいかなかったということを表しているのではないか。 C記者 本人もこの成績の低迷は思い悩んだらしい。昨年より結果が出ていないことで、来季の続投の要請があったらしいがかなり時間をかけて悩んでいるのではないか。 デスク HFCは成績不振の理由として怪我人が多かったことを理由にしている。 また、監督の評価の理由に若手を育成したことを挙げているが。 A記者 確かに運がなかったことも言える。せっかくキャンプで一番伸びたとされる岩沼が怪我、そして得点源として期待されたキリノもいつの間にか怪我、内村もはじめは腰痛で働けなかった。そしてブレイクした古田や宮澤も怪我と散々だった。 B記者 HFCは怪我人が出たことを言い訳にしているが、怪我人がでなくてもどうなったかわからない。逆に怪我人が多かった最終戦で大勝しているしね。また、若手の育成の手腕を挙げるが古田や三上はユースで鍛えられた素材。なにも監督が育てたわけではない。監督が伸ばしたのはせいぜい岩沼くらいだろう。 C記者 それでも監督が使わなかったら伸びなかったんだから監督にその目はあったということではないかな。 デスク監督の戦術はどうだった。的確だったのか。 A記者 監督にイメージしていた前線からのプレスをかけてショートカウンターという攻撃が今年は影を潜めた感じ。ポゼッション率を高くしてパスサッカーをしようとする意志が明確に見られた。 B記者 パスサッカーはいいが、ただ回している感じが多かった。攻撃のスピードが遅くなって渋滞を起こしたこともたびたび。もっとカウンターや手数をかけない攻撃をすべきではなかったか。 C記者 昨年、今年と過渡期とも言えるのではないか。今年の終盤でようやく目標とすべきサッカーの片鱗が見えてきた感じ。今のサッカーを続けていけばJ1で定着できるのではないかという希望もでてきた。 デスク システムは4-2-3-1のフォーメーションが多かったが、どうか。 A記者 世の中の流れがそれだからね。中盤を厚くするということが、ポゼッションを高めることにもつながるわけで、必然の流れだったのではないかな。 B記者 ワントップだとどうしてもワントップの能力に左右される。そこに置く選手はキリノだったり、近藤、内村だったりしたが、どれもそのフォーメーションが生きる選手ではなかった。また、トップ下にも能力の高い選手を配置しないとなかなかうまくいかない。あるいはシステム的にトップ下やサイドハーフともどもコンビネーションを密にしなくてはうまくいかない。サイドハーフに内村や近藤を置いたこともあったがいずれも失敗。選手の適正の見極めが遅かったという印象がある。そして、ボランチに宮澤と上里を並ばせることにこだわったことも失敗した。 C記者 2トップの方がよかったんじゃないか。トップ下をもうけてフォローさせていたが、横に2人が並ぶ関係の方が、トップにボールが収まるし、人数もかけられる。攻撃のスピードも上がったはずだ。 デスク 困ったときには3-5-2にしてスクランブルをかけたこともあった。 A記者 3-5-2の方がフィットしていた時もあった。ただ、ほとんど同点の時やビハンドの時にしかやらなかった。これから「攻めるぞ」というときの合図みたいなものになっていたね。それならばはじめからこのフォーメーションでやれと言う意見も多かった。 B記者 ただこれもやればやるほどマンネリ化していたことも否めないし、監督曰く「化石のシステム」の域を出られなかったのではないか。選手には役割が決まって守りやすく、攻めやすかったのは確かだが、それだけ選手に応用力がなかった証にもなるのではないか。 C記者 前線に高さがないだけにシステムに変化をつける意味でも有効だったと思う。ただ、一番良いのはシステム変更をしないで勝ち点3を得ること。それができなくて苦肉の策だったように思う。 デスク 石崎監督が続投するとすると来季は3年目を迎えるが、どんな采配を望むか? A記者 このまま今の戦術で行くべきではないかな。センターラインに外国人が入るようだし、能力が高い選手が入れば機能する。もっと戦術を進化させなくてはいけないとは思うが。 B記者 もっと現実的な采配を望むね。J2で勝てるサッカーはなんなのか。理想を捨ててそれをつきつめてほしい。コンビネーションももっと密にして連動性を上げてほしい。サポーターもいい加減に勝つサッカーを見せないと納得しないだろう。 C記者 2トップにするか、トップ下に能力の高い選手を入れてほしい。また、今年の反省を踏まえて、パスやクロスの精度を上げる練習をしてほしいね。もったいない場面が多すぎた。もっと普段の練習から可能性のあるプレーをして、戦術を極めてほしい。 次回は経営の話
2010年12月07日
あるスポーツ新聞社の社内。(架空) コンサドーレ番の記者が集まって今年の総括をしている。 デスク 来シーズンの展望は後ですることにして今シーズンの総括をしたい。まずは選手補強の話から。補強としてはFWに近藤、内村、中山、MFに李、朴DFに藤山を補強。シーズン途中では高木を補強したのだがどうだったのか? A記者 FWの補強が多かったので、得点力を期待した。しかし、昨シーズンは1試合あたり1.45点(51試合中74得点)だったのが今シーズンは1.02点(36試合37点)と逆に下がってしまった。そして期待された近藤と内村の得点は近藤が3点で内村が5点と完全に期待はずれに終わってしまった。得点力はFWだけの責任ではないが、これを見る限りFWの補強は失敗したといってよいのではないか。 B記者 チームはポストができる選手として近藤、スペースに抜ける選手として内村、勝負強い選手として中山の3人を補強したが、補強がFWに偏ってしまった感はやはりあったね。ダニルソンが抜けたボランチに李を加入させたが、李はボランチというよりはトップ下、サイドハーフあるいはサイドバックのタイプでダニルソンの代わりになるとは言えなくその李もまもなく長期離脱して戦力にならなかった。 C記者 はじめからボランチやサイドバックのところに人が足りなかったことも言える。途中加入した高木はチームの中心となって活躍していたが、それでも当初意図していたサイドバックからどんどん前にポジションが移っていったのは誤算だったが、チームの必要性から必然的にそうなってしまった。 デスク FWの補強が多かった話が出たが、FWの中ではバランスよい補強だったのか? A記者 近藤をポストができる選手として獲得したのが間違いだったね。ハーフナーマイクをとれなかったというのが痛かっただろうが、近藤はスペースがあってなんぼの選手。あれだけFWをとるならもう少しバランスのよい補強をしてほしかった。 B記者 DFラインの裏に抜けることができる内村をとったのはよかったが、序盤はサイドハーフで出場させるなど選手の適正を見誤った感もある。 C記者 やっぱりポストプレーヤーがほしかったと思う。あるいは、4-2-3-1でトップ下のできる選手。昨年のハファエルのような選手がとれなかったのが痛かったと思う。近藤やキリノ、内村とカウンター向きの選手はそろっていたが、石崎監督が今年指向したパスサッカーを体現できる選手が揃わなかった。 デスク 他のポジションの補強をしたかったが予算の面でできなかったということもあるのだろう。 記者A 確かに言えばきりがないが、FWにあんなに枚数をかけるならもっとバランスを考えた補強をしてほしかった。また、フォーメーションを4-2-3-1にするならFWがそれだけ必要だったのか。 記者B それとボランチの補強がほしかった。監督は当初宮澤と上里のダブルボランチを考えていたようだが、結果としてその考えは甘かった。芳賀が一年を通じてなんとか働いてくれたおかげで助かったようなものだが、芳賀の控えが朴というのは正直心持たなかった。 デスク 外国人の補強は朴くらいしかなかったが。 C記者 予算の面で苦しかったことは当然のことだろうが、途中加入の朴だけで、ブラジル人はキリノ1人、やっぱりもう一人は南米人のセンターラインの選手をほしかったところだ。キリノのメンタル向上の意味でも必要だったのではないか。 デスク 契約期間満了になった選手は6人いた。 A記者 それもまだできる選手ばかりでもったいないという印象だね。特に砂川と吉弘、藤山はまだ十分にやれる。 B記者 予算の面を考えると高い給料をもらっていた選手が狙われた感が強い。また、怪我をして復帰できない選手については気の毒な面もある。 C記者 やめていく選手達には御苦労様と改めて言いたいね。どこに行っても現役を続けてほしい。早く次の就職先が見つかってほしいものだ。 デスク 来季に向かって補強はどうなる。 A記者 まずは日本人の陣容を決めてから外国人を当てはめるという報道がでたが、数の少なくなったDFの補強を優先にしなくてはいけないだろう。そしてボランチ、ポストでのできるFWと続くのではないか。 B記者 外国人の練習生を参加させたが、よかったらもう決めているような気もするが。外国人はその戦力と強化部長が視察した選手たちとの比較になるだろう。センターラインは重要補強ポイント。いずれにしてもそこは外国人を持っていくのではないか。 C記者 横浜FMの山瀬にもオファーを出しているらしいが、J1もかなり戦力になる選手が契約満了選手になっている。資金力がない分不利だが、なんとかいい選手を獲得してほしいね。 次回は監督と戦術の話
2010年12月05日
今日の日刊スポーツの「健作が切り込む」「若手の「甘さ」を一掃せよ」 今シーズンの反省を書いていたのだが、大森氏らしからぬ?なかなか厳しいことを書いている。 特に気になったのは「特に若手選手の甘さがあった。札幌しか知らない選手の中には、ここで満足し“自分はプロ選手”だと勘違いしている選手がたくさんいる。」「中山選手や藤山選手が加わったのに、積極的に何かを吸収しようという姿勢も感じられなかった。」という点 大森氏は結構チームの練習を見たり若手に話を聞く機会があるはずだ。その大森氏が言っていることなので何か感じることがあったのだろうし、確かなことだろう。 札幌の若手は他のチームの選手と比べマスコミに露出する機会が多い。勘違いする選手もいておかしくない。また。サポーターからもちやほやされてその気になる選手も多いだろう。 その点思い出されるのは西。一昨年の話だが全体練習後西はシーズンの初めは他の選手達と何か談話した後、すぐみんなと一緒に上がっていた。 しかし、ある時期から遅くまで箕輪といっしょになって走っていた。その当時、全体練習後一番遅くまで残って走ったり体のケアをしていたのは箕輪だったが、毎日ではなかったかもしれないが、その箕輪をまねて十分に自ら体を鍛え体のケアをしていた。 何も遅くまで練習するのがよいとは言わないが、それこそ箕輪という手本から何かを吸収しようとしていた意欲は周りからは十分に感じられた。 その西が今やJ1でのレギュラー。そして日本代表アジア杯の予備登録選手の50人に選ばれた。自らコンサを出て厳しい道を歩み結果を出している選手となっている。 来季は選手の数も少なくなる。大森氏曰わく「中心となり戦う若い選手たちの甘さを一掃しなければ、来年もまた痛い目にあうだろう。」と言う言葉を十分にかみしめなくてはいけないだろう。
2010年12月04日
ゴール裏に浮き出る背番号8の文字そして背番号8の砂川がもちろん今日の主役だった。先制点の三上へのやさしいクロス 三上のボレーも見事だった。 そして得点を決めたFK。コンサの試合でリーグ戦FKを決めたのは初めてではないか。 いつも惜しいシーンで決めきれなかったが、ようやく最後の試合に決めてくれた。本人も言っていたが、プロ初FKゴールおめでとう。 砂川は他にも左サイドを再三破ってチャンスを演出していた。 正直今更ながら砂川を退団させるのはもったいないと思う。 今日の活躍は最後を飾るにふさわしいものだった。 そして2得点を決めた三上は見事。 1点目は征也が相手のマークを引きつけまた、ボールウオッチャーになる選手が多いと言った熊本の弱点を見事についた三上のボレーだった。 2点目は折り返しを見事にゴール右に決めたもの 彼をトップに置いた石崎監督の作戦が見事にはまった。 そして今日の勝利に多大に貢献したのは芳賀。 相手を押し倒して危なくレッドかと思われたような熱いプレーを見せていたが、他は冷静なプレーでピンチを防いでくれていた。 そしてピンチの場面ではことごとく体を張って防いでくれたのは忘れてはいけないだろう。 やっぱり純平と砂川、そして三上のコンビがよかった。純平はチャンスに必ず顔を出し決定的な場面を演出していった。 それにしても石崎監督の最後の挨拶が気になる。 スタンドから「人ごとか」というやじも聞こえたが、まるで辞めるような挨拶。 来季続投という報道が出たが、はたしてどうなることだろうか。 今日のような試合をすれば観客もたくさん入るはず。今日の試合でもシュート数が少なかったのが課題だったが、もっと決定的な崩すプレーを多く作りたい。また、前半の序盤も押されていて危ないシーンも多くあった。 とにかくホームで勝てばサポーターも喜ぶ。来季はホームでこのような試合をたくさん見せてもらいたい。※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
2010年12月03日
明日の最終戦の熊本戦 相手熊本のここ5試合の成績は3勝2分けと好調。ただし、そのうち4試合がホームだった。 アウェイの成績は6勝7分け4敗とまずまずの成績を収めている。 前節は北九州と対戦し藤田が熊本での最後に試合になることもありスタジアムに1万1千人を集めた。 試合は前半から熊本が押し気味。西のパスから松橋がシュートを打つ。ファビオが落としたボールを松橋がシュートするなどチャンスを立て続けに演出した。そしてアクシデントが起こる。ファビオが相手選手との接触プレーで足を痛めカレンロバートと交代したことだ。しかし、前半は熊本のペースで終始した。 後半開始はファビオがいなくなって細かくパスをつなげ攻撃する。後半も熊本のペースそして先制点は、右サイドのふわっとしたセンタリングからカレンロバートのヘッド。難なく決めて先制する。 そして追加点はその3分後。キーパーからのボールを速攻で攻め、左サイドの折り返しをうけたカレンロバートがゴール右隅に決めた。 その後は相手も前線にターゲットを置き攻勢に出る。一進一退の攻防を見せるがなかなか決定的なチャンスが互いに生まれない。 そして3点目が生まれたのはカレンロバートのドリブルでの仕掛けから。彼がドリブルして中に折り返しそれを西がシュート。キーパーが-防いだと思われたがゴールラインを割っており、3点目。試合は難なく相手を押し切った。大量得点で勝った試合だったが、相手のマークミスやDFの弱さなどが目立ち、あまり参考にならないだろう。 熊本のシステムは4-4-2 ファビオにポストを行わせ、松橋、そして左右のサイドがゴール前に上がってきて攻撃をする形。 ファビオはボールが収まるし、足下も確か。彼は前節、負傷退場したが出場するだろうか。ファビオが出場するとしないでは熊本の戦い方も変わる。ファビオが出場するとロングボールでの攻撃も増え、またファビオをくさびにしたプレーの選択もあって選択肢が多くなりやっかいだ。 カレンロバートは一時の不振から前節2ゴールを上げ脱却したようにも見えるがまだ復調にはほど遠く足下でボールを失うシーンも多かった。ただ、彼のポジション取りはさすが。出場したなら厳しくマークすることが必要だろう。 熊本の攻撃は左右のサイドハーフが攻撃の核。前節、久しぶりにサイドハーフに入った西と大迫のドリブル突破とゴール前への飛び出しは注意しなくてはいけないだろう。特に西は突破力があり危険な存在。しかしもしかしたら夏場コンサの練習に参加した前横浜FCの片山が怪我から復帰して左サイドハーフを努める可能性もある。 対して守備では熊本はゴール前でボールウオッチャーになるシーンも目立つ。また、クロスを入れられての競り合いもそんなに強くない印象だ。 退団する藤田はA級の指導者養成講習で帯同していない。 こちらは最終戦を勝利で飾りたい。 依然として怪我人が多いが、今いる選手で精一杯戦ってもらいたい。 相手はプレスがそんなに強くない。パスをつなげて素早く攻めたい。また、プレスをどんどんかけて相手のパスミスを誘いたい。相手も早いプレスには戸惑うはず、ラインを高くして互いに短い距離をとって相手を追い込みたいところだ。 また、サイドから良質のクロスを入れたい。良いボールが入ればかなりの確率でゴールにつながると思う。特に右サイドは何度もチャレンジしてほしい。チャレンジすることによりチャンスが広がるはずだ。 熊本にはこれまで2分け2敗と散々な結果。特に4試合対戦して1点も取っていないといのは情けない限り。また昨年の厚別での対戦では相手のシュート2本で破れたという屈辱的な敗戦も経験している。この最終戦で是非ともこれまでのリベンジをしなくてはいけないだろう。 もっともこの試合の勝敗の結果でどうなるということはない。順位もうまくいって13位に上がるだけだ。しかし、選手達、サポーターともに1年間多くの思いがあるはず。その思いをこの試合にぶつけてほしい。当日たくさんのサポーターが集まって今シーズンの締めくくりの試合を精一杯応援してほしいものだ。 いろいろなことがあったシーズンだったが、最後は白星で締めくくりたい。 試合終了後には選手達との「ありがとうハイタッチ」も予定されている。「サンクスウォーク」、「ありがとうハイタッチ」を盛り上げるためにも勝利で終わりたい。 勝手に叱咤コンサ外伝
2010年12月03日
2018年はロシア、2022年はカタールに決定。残念ながら日本は破れてしまった。
まだ開催していないところ2つを選んだ。また、金のあるところに持っていったということだろうか。
ロシアに関しては東ヨーロッパでまだ開催していないところから妥当だと思うが
ただカタールは6月40度を超す暑さ。代表チームもワールドカップにまだ出場していない。スタジアムは冷風を入れて気温を下げる対策をするそうだが、カタールマネーのある国、豊富な資金力で何でもできるのではないだろうか。問題は観客が集まるかどうか。カタールのサッカー熱は冷めているらしい。もっともワールドカップ招致でそのサッカー熱が上がると言うことも考えられる。
開催時期をずらす案もあるかもしれない。
アジア2034年には中国が立候補するといいことも伝えられている。これで日本の開催はかなり後回しになったのではないか。
2010年12月01日
おお、いたいた。 目的の練習生の外国人選手達。 ブラジル人のクレイトンそしてエメルソン そしてナイジェリア人のオヒク、アグー 宮の沢は完全に全面芝が出ていた。ピッチを懸命に除雪したのだろう。管理している人たちの苦労がわかるようなピッチコンディションだった。 このおかげですべてのメニューを選手達はこなしていた。フィジカルメニューをこなしてから6対6遠目からはクレイトンとアグーの区別がつかない。そして主力の攻撃練習と守備練習クレイトンは背が高く足がいかにも長い。そしてアグーも背が高く足が長いが、クレイトンに比べる若干背が低く(といっても188cmもあるのだから一般的には背は十分に高いが)俊敏そうな印象。 そして2人とも細い。しかし弱々しそうと言う感じはなく、アスリートとしてスマートな体形だ。 エメルソンはそれに比べるとがっちりしているように見え、サッカー選手としてはちょうど良い感じか。オビクは背が低く均整が取れている感じ。 肝心なプレーの方だが正直今日の練習だけではどんな選手かはっきりと わからなかった。 ただ、クレイトンはその背の高さを生かしてヘッドが強そう、そしてポストも十分にこなせそうだ。足が長いためボールをなかなか取られない特徴も持っている。ただ、俊敏さはさすがにない。それを補うだけの体のでかさをもっているという感じだろうか。 エメルソンは他のブロガーさんのブログにもあったが攻撃が好きそう。 6対6でも強引にシュートにもっていく姿が印象的だった。また、他のほとんどの選手がタイツを履いていたなかで横野と2人素足でまた、白人系で目立っていたせいもあったのか動きが派手な感じがした。 彼の守りの適正はよくわからなかった。パスさばきの様子を見るとセンターバックよりもボランチの方が本人は得意なのかも知れない。 そしてシュート練習も凄いシュートを連発していたのでミドルは得意なのではないだろうか。 アグーはクレイトンを少し俊敏にさせた感じ。おそらくボランチやセンターバックをこなせるのではないだろうか。足下も正確でこの4人の中では一番均整がとれているように感じた。ただ、守りの面ではよくわからなかった。 オヒクは特徴がわからなかった。凄い足が速いというわけでもないようで、シュート練習でも初めはゴール枠を大きく上に外れるシュートを連発していた。 やっぱり紅白戦を見たり練習を何回も見ないとよくわからないと言うのが正直な感想。 ただ、4人とも全体的にレベルはそんなに低くはなさそう。 後何日かの練習を見てそして三上強化部長が南米でリストアップした選手との比較になるのだろう。 それにしても外国人がいると全体的に活気があってよい感じだ。 そして忘れてはいけない日本人選手達。やっぱり純平と上里、砂川の巧さが目立っていた。 そして好調なのは三上。何本もゴールネットを揺らしていたのが頼もしかった。
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名前:孔明(まさあき) リンクはフリーです。 「あ」とか「ああ」、「あああ」 とかいうHNには基本的には削除するかコメントを返しません。 「通りすがり」も同じです。 また、ふざけたHNやコメントは削除します。 コメントはコテハンでお願いします。 そして誹謗中傷のコメントは有無を言わずに削除します。 コンサとの出会いは1996年6月2日の日本電装戦。 それまでコンサの試合はテレビでは見ていたものの、妻とスタジアムに見に行ってすっかり生のサッカー観戦にはまってしまった。 それ以来、アウェーにも何度か出かけ、妻と共々コンサを応援し続ける。 これまでのコンサの思い出は、 1996年9月12日の本田技研戦、ペレイラの負傷退場後の厚別にこだました救急車の音、 1997年5月25日川崎F戦、バルデス3連発の間で厚別のS席で自発的に出たすさまじい声援 1998年12月5日福岡戦、3点目をとられた時の室蘭の静寂 2000年3月12日、エメ3連発で鳥栖のサポータに「幼稚園児の中に大人がいるのは反則だ」と言わしめた鳥栖スタジアムでの開幕戦 2000年7月29日浦和戦、殴り込んでやろうか思ったお行儀の悪い狼藉ファンをだまらせた両サイドの得点 2001年9月15日清水戦、堀井の移籍後初試合でのVゴールに歓喜する劇場(ドーム) 2007年最終戦試合終了後ドームの電光掲示板に写ったCHAMPIONの文字 2011年最終戦で決めた内村の2ゴールで昇格を確信したこと。 など数えきらず。もうコンサなしではいられない。
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