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名前:孔明(まさあき) リンクはフリーです。 「あ」とか「ああ」、「あああ」 とかいうHNには基本的には削除するかコメントを返しません。 「通りすがり」も同じです。 また、ふざけたHNやコメントは削除します。 コメントはコテハンでお願いします。 そして誹謗中傷のコメントは有無を言わずに削除します。 コンサとの出会いは1996年6月2日の日本電装戦。 それまでコンサの試合はテレビでは見ていたものの、妻とスタジアムに見に行ってすっかり生のサッカー観戦にはまってしまった。 それ以来、アウェーにも何度か出かけ、妻と共々コンサを応援し続ける。 これまでのコンサの思い出は、 1996年9月12日の本田技研戦、ペレイラの負傷退場後の厚別にこだました救急車の音、 1997年5月25日川崎F戦、バルデス3連発の間で厚別のS席で自発的に出たすさまじい声援 1998年12月5日福岡戦、3点目をとられた時の室蘭の静寂 2000年3月12日、エメ3連発で鳥栖のサポータに「幼稚園児の中に大人がいるのは反則だ」と言わしめた鳥栖スタジアムでの開幕戦 2000年7月29日浦和戦、殴り込んでやろうか思ったお行儀の悪い狼藉ファンをだまらせた両サイドの得点 2001年9月15日清水戦、堀井の移籍後初試合でのVゴールに歓喜する劇場(ドーム) 2007年最終戦試合終了後ドームの電光掲示板に写ったCHAMPIONの文字 2011年最終戦で決めた内村の2ゴールで昇格を確信したこと。 など数えきらず。もうコンサなしではいられない。

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プレーの幅が広がった征也

2010年03月10日

  鳥栖戦で得点を決めた征也。

 鳥栖戦は征也の動きがよかった。

 昨年の終盤から左サイドに入っているが、ここにきて、左サイドにもだいぶ慣れてきたように思う。

 右サイドに古田が入っているため左サイドに回っているのだが、左サイドで前線に飛び出すタイミングやボールの受け方がよくなり、また、ペナルティエリアに入る範囲が広がってきている印象を受ける。

 彼の良さは前に行くスピードと思い切りの良さだが、左サイドに入ったことによりプレーの幅が広がってきたのではないか。

 香車の征也と言われたが、もはや香車とは言わせないという雰囲気を感じさせる。
  
  左サイドでプレーする場合にはクロスを入れる際には得意でない左足で入れるか、持ち替えて右足で入れるかという不利はあるが、シュートを打つ際に右足は有効な武器となる。

 鳥栖戦では左足で強烈なシュートも放った。左足の成長もあるのかもしれない。

 ただ、プレーの質をもっと上げて行かなくては。シュートの意識をもっともって得点を積み重ねて欲しい。

 本人も常々チームの中心として頑張って行かなくてはと言っているが、もはやチームを引っ張っていかなくてはいけない年齢。

  彼のゴールが増えると昇格も近づいてくるはずだ。

  ゴールもアシストも欲張ってたくさん取ってもらいたい。


コンサドーレのサッカーはできなかった。

2010年03月08日

  今日で、熊本キャンプが終了した。グアムから始まった長い長いキャンプがようやく終了して選手達が札幌に帰ってくる。

 明日1日休みがあるようだが、ゆっくり休んで、ホーム開幕戦に備えてほしい。

 さて、昨日の試合。

 石川のブログに気持ちが表れていた。

 「今日ははっきり言ってコンサドーレのサッカーは出来なかった
 来週のホーム開幕戦
 問題点を解決し、1つ強くなり、俺たちのサッカーをして
 必ず勝ちます。」

 開幕の雰囲気でセーフティーに行こうとしたためか、相手のプレスが厳しかったためなのか、また、相手CBの足の遅さをついての作戦か、全体的にロングボールが多くなってしまっていた。石川の言うところのコンサドーレのサッカーではないというのはおそらくはロングボール多用のサッカーということだろう。

 ロングボールに頼らない試合をするためにはやはりボランチのところでしっかりボールをコントロールしなくてはいけないだろう。

 昨日の試合は結果としてロングボールのけり合いが多かっだけ、宮澤と上里が絡むシーンが少なくなってしまったが、やはり、昨日のような落ち着かない試合ではあえてボランチのところからしっかりゲームを作ってほしいものだ。

  宮澤と上里では守備が課題であることはもちろんだが、攻撃でももっと絡んでほしい。おそらく、このコンビは次の試合も続けるのではないかと思う。ならばもっとしっかりゲームを作る動きをしてほしい。 

 このコンビは攻撃ではまればかなりポジティブになる可能性を秘めている。守備がよくないという短所はもちろんあるのだが、やるからにはもっと攻撃で目立ってもらいたい。


post by 孔明

19:59

戦術 コメント(3)

攻撃パターンをもっと多く作らないと

2010年03月07日

  失点シーンは残念だった。十分に防げた。

 相手のリスタートを感じる選手がおらず、次のプレーもボールにばかり寄って真ん中をぽっかり明けてしまった。

 試合はリードしていたが明らかに相手に押されていた。やっぱり追加点を取れないと今のコンサでは1-0で勝つことは難しいだろう。

 そして相手に合わせてロングボール中心になってしまったことも反省しなくてはいけない。ロングボールもよいが、もう少しつなぐプレーをしなくては選手の疲労が大きくなってしまう。

 前半は相手のDFの裏を取る作戦が功を奏していた。トップが、そして2列目が走り込み攻撃するパターンがうまくはまっていた。後半、落ち着くと思ったが、相手の攻撃にさらされ、なかなかチャンスらしいチャンスがなかったのが誤算だった。

 本来はアウェイなのだから、1点を守る戦術をとるべきという考えもあるだろう。藤山をサイドバックに入れて、芳賀をボランチに入れるという現実的な作戦もあったはず。しかしあえて監督がそうしなかったことも理解できるし、これはこれでよいと思う。問題はやはり追加点が奪えなかったことにつきる。

  1点をリードしたアウェイの試合。守勢に回る時間が多いのは仕方ないが、もっと攻撃の時間を増やさなくてはいけない。

 後半、近藤が徹底的にマークされたことも痛かった。トップでためがつくれずにラインを上げることがなかなかできなくなってしまっていた。近藤がマークされたなら、サイドで起点を作るということももっとやってほしかった。

 痛い引き分けだが、もっと攻撃に迫力をつけないとダメだろう。

 近藤が徹底的にマークされた場合の攻撃パターンを多く作るべき。

 これから相手は激しく近藤をマークしてくる。この課題をどう解決していくか。


   ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。


鳥栖戦展望(勝ってホーム開幕戦につなげよう。)

2010年03月06日

 明日開幕の鳥栖戦。

  鳥栖は岸野監督が横浜FCに行ったことに伴い主力や期待の若手を横浜FCにごっそり引き抜かれたが、松本監督曰く「最強のメンバー」を補強した。高さがありJ2では実績のあるFWの豊田、萬代。若いが将来を嘱望されている韓国籍の金、DFにはベテランの木谷、右サイドの丹羽など。
 
  彼らが今年の鳥栖の中心メンバーとなるのだが、確かにメンバーを見る限り手強い印象だ。ただ、メンバーがだいぶ入れ替わったのでまだチームとして機能していないのか直近のJリーグ相手の練習試合では得点ゼロの3連敗と調子があがっていない。

 調子が上がっていないときに当たるのはラッキーだが、相手のホームでもあるし、開幕戦の雰囲気もある。充分気をつけなければいけないだろう。

 練習試合ではまったく出場メンバーを明かしておらず、開幕メンバーがどうなるかは正直わからないので推測になるが、

  特に気をつけたいのは豊田と萬代の2トップ。高さもあり、体が強い。良いクロスが入れば危険な存在だ。

 鳥栖もプレシーズンマッチの大分戦を見てこちらのことを研究しているだろうから、DFの裏に抜けるプレーも仕掛けてくるに違いない。パスの出所や、ラインコントロールの判断を早くしたい。

 彼らにパスを供給する衛藤や金にはできるだけフリーでボールを持たせないことが肝要だ。特に金は得点力ももっており、運動量もあるだけにペナルティ-エリアに入ってこられればやっかいだ。

 そして2列目、3列目からの攻撃参加をさかんにしてくるだろうから、フォローをしっかりしたい。

 ウイークーポイントは右サイドだろうか。練習試合の仙台戦では右サイドバックの丹羽のサイドがたびたび破られていたらしいので、左の征也や岩沼がどれくらい左サイドを支配できるかがポイントかもしれない。

 DFの裏のスペースをねらうことも有効だろう。キリノや近藤がいかに相手の裏を取れるか。

 こちらとしてはスタートダッシュを決めるためには是非勝ちたい。簡単な相手ではないが、まずは内容より結果として勝ち点3をとりたいところだ。

   そのためには守備陣の踏ん張りが必要。特にボランチの段階でいかに相手を潰してボールを奪取するか。

 とにかく開幕は勝ちしかない。勝ってホーム開幕戦に繋げよう。

  勝手に叱咤コンサ外伝


開幕スタメンは?

2010年03月05日

  いよいよリーグ戦が開幕する。

 開幕スタメンがどうなるのか気になるところである。

 おそらくは、プレシーズンマッチ大分戦のメンバーに大きな変動はないと思われる。

 GKは高原で間違いはないだろう。
 大分戦でも相手選手と1対1を場面を何度か止めており、より安定感は増している。危ないシーンでも防いでくれるだろうという安心感を与えてくれるキーパーになってきている。

 DFラインは左から岩沼、石川、西嶋、李だろうか。

 CBは他に選択の余地がないだろう。SBは攻撃的な布陣だが、左右で起点を作る意味では岩沼と李は適任だ。心配は守備。上がったスペースをとられる恐れもあるが、恐れてばかりでは攻撃はできない。ボランチやCBの早めのカバーが必要となるだろう。

  石川も西嶋も大分戦では裏を取られる場面があったが、なるべく1対1にならないように、他メンバーがパスの出しどころを潰して欲しい。左右のサイドバックは攻撃の起点になることが重要。相手のペースにならないようにしっかりとした対応をとってもらいたい。

 ボランチは宮澤と上里のコンビでようやく決まりそうだ。絶えず、守備の不安がつきまとうが、「攻撃は最大の防御」を地でいって腹をくくるか。芳賀が調子を落としているらしいので、やむを得ない布陣になりそうだ。

 サイドハーフの一席は征也で決まりだろう。もう一つは内村が大分戦でフィットしなかったので、どうなるか。古田が完全に回復すれば征也、古田の布陣か。

 FWは近藤は決まりだろう。そしてもう一つのイスはキリノ。キリノに代えて内村ということも考えられるが、キリノが万全ならキリノを選択するのではないか。

 こう見ていくと、かなり攻撃的な布陣である。守備ではある程度目をつぶらなくてはいけないようなメンバーになるような気がする。1点取られても2点取るといった戦いぶりをしばらくは続けなくてはいけないのかもしれない。

 いずれにしても、スタートダッシュをはかる意味では、開幕戦の勝利は必須だ。


post by 孔明

19:29

戦術 コメント(3)

解説者等の順位予想

2010年03月03日

  今年のJ2リーグ。

  サッカー雑誌による順位付けによると、解説者や評論家、雑誌記者などの順位は柏、千葉、甲府が3強。コンサの場合にはだいたいが4位か5位、そういえばスカパーの開幕直前情報でもコンサを昇格圏内3位に押したのはお手盛り?で野々村氏だけだった。やはり他の解説者は4位か5位が多かった。

 J2のなかでの実力は5、6番程度と監督もコンサの解説者もそこは認めるところだろう。これをいかにして昇格圏内にもっていくのかが問題だ。

 客観的に見るとやはり5~7位程度が妥当な線だと思う。前評判がまずまずの昨年は昇格争いにも割り込めなかったので、前評判がよくない方がかえってやりやすいのかもしれない。

 今年のJ2は柏、千葉、甲府の力が抜けている。大量補強の横浜FCや鳥栖、徳島も侮れない。

  昨年は順位が上のチームに勝率が極端に悪かった。順位が上のチームにも少なくとも五分の戦いをして順位が下のチームには取りこぼしをしないようにしなくては昇格戦線に割ってはいれないだろう。

  これから長いリーグ戦が始まるが、解説者等の予想を覆す結果を出して欲しいものだ。


post by 孔明

20:02

今季 コメント(2)

昨日のプレシーズンマッチ大分戦

2010年03月01日

  昨日のプレシーズンマッチ大分戦。

 攻撃は概ねよくやっていたと思う。観戦ポイントとしていたサイドバックがどれだけ攻撃参加できるかは、結構攻撃参加する機会が多かったように思う。

  ラインも高くして、それゆえに相手の速攻について行けない場面もあったのだが、サイドから攻撃をする意図は感じさせてくれた。

 特に岩沼は安易なパスミスもあったとはいえ、サイドからの攻撃の起点となるクロスを数多く入れていた。

 ボランチの動きも攻撃自体は機能していたと思う。くさびのパスの選択も早かったし、自ら前線に飛び出していく姿もあり、そこからの上里の惜しいシュートもあった。パスの捌きも時折バックパスを見せることもあったが、意識的に左右に散らしているような感じがした。

 ただ、守りはやっぱりまだまだだった。相手がロングボール主体で来たので、そんなに綻びは見られなかったが、ボール奪取で負ける場面や、プレスに行けないシーンもあった。

  全体としてはやはりこの2人では不安感がつきまとってしまう。

 FWは近藤がよかった。その重戦車ぶりは確実に今年の武器になる。

 また、楔となる動きはまずまずだったが、ポストプレーでもう少し丁寧なボール扱いをしてほしいところだ。

 決定力の問題は今更ではないが、昨日の試合もやはり歯がゆいシーンが多かった。決定力を上げる練習をするしかないのだが、ゴールを求めるならチャンスを数多く作ることも必要だろう。決定的なチャンスを多く作る。これを心がけるしかないだろう。

 問題は守備。相手に簡単にロングボールや速攻を許す場面が目立った。前からのプレスを続けることやDFラインの修正など対応策はあると思うが、残り1週間でどれだけ修正できるだろうか。


攻撃の課題と守備の課題

2010年02月28日

  今日の大分のDFラインの危うさからすればもっと点をとって勝たなくてはいけない試合だったろう。

  前半も後半も決定的なチャンスが多かったのにセットプレーを含む2点では少なすぎる。DFに積極的にチャージをかけて相手DFのミスからとは言えボールを奪ってシュートまでもっていく場面や、近藤のポストから展開するプレーもあり、昨年より確実に攻撃の幅は広がった。ただ、決められるところで決めきれない攻撃の課題もあった。

 キリノや近藤が1対1になる場面もあったがいすれも決められなかった。

 攻撃は手数が増えた分、得点の期待も高まったが、一方でまずいのは守備。

  センターバックだけの責任ではないが、ラインを高くするのはよいとして、前線からのプレスが遅くなって相手の縦ポンを簡単に許し1対1を作らせてしまう。センターバックがDFラインの裏を取られる場面も多すぎた。

 ボランチは上里と宮澤が90分プレーした。上里の軽いプレーも目だったが、攻撃ではスルーパスやFWにクサビに当てるプレーはできていた。相手があまりつないでこなかったので助かったが、やはり相手を潰す動きはなかなかできていなかった。そしてもっとプレスをかける場面を多くしなければ今日のように縦ポンを簡単に許してしまうだろう。

 J2では縦ポンしてくるチームが多いはず。この守備の課題は早急に修正しなくてはいけないだろう。

 内容的には攻撃の形はよかったが、守備の課題がでた試合だった。あと1週間で開幕するが今日出た課題をしっかり修正して開幕に臨んでほしい。

 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。


日曜日のプレシーズンマッチ

2010年02月26日

  日曜日のプレシーズンマッチ。

 開幕に向けた最後のテストマッチとなる。

 今日の日刊スポーツでは昨日の紅白戦はDFからの前線へのロングボールが多く、ボランチのところで、組み立てが出来なくて、練習後DFとボランチの6人が話し合ったらしいが、ちょっと不安にさせられる記事だ。

 いまさら、そんなことを話し合うのか?という感じもあるのだが、開幕前に問題点を潰すことはよいだろう。選手どうしで話し合うことも必要だと思う。

 プレシーズンマッチは相手が同じJ2の大分と言うこともあり、やはり勝ちたいところだ。内容的にも開幕に繋がる良い内容となってほしい。

 自分なりの観戦のポイントは、まずはサイドバックがどれだけ攻撃に参加できるか、テレビ観戦なのであまり分からないかもしれないがDFラインをどれくらい上げられるのかは注意して見たい。特に左サイドの攻撃。左サイドの岩沼がどれだけ攻撃に参加できるか。それからボランチの動き。素早くパスコースを読みパスできるか。シュートの意識があるかどうか。守りではいかにマイボールにできるか。

  FWは近藤のポストプレー。どのくらいポストでためができるか。そしてチーム全員に言えるのだが決定力の課題がある。

 大分は昨年から大量にメンバーが抜け、目だった補強は韓国代表のキムボギョンのみ。戦力がかなり落ちているとは言え、日本代表クラスの高松や菊地は残っている。

  侮ることはもちろんできないが、ポゼッションでも上回り内容のある勝利がほしいところだ。

 プレシーズンマッチなので、ベンチ入りメンバーが全員出場すると思うが、自分の役割をしっかり把握して戦ってほしい。


悩み多きボランチ

2010年02月24日

  監督の頭を悩ませているのがボランチ。

  憂慮すべきは本番までボランチのレギュラーが決まらないこと。スポニチにはボランチに古田をテストするとも書いてあったが、はたしてどうなるだろうか。

 練習試合では芳賀をアンカーに宮澤あるいは上里を組ませる布陣で戦っていたので、

  芳賀は決まりかと思っていたのだが、日曜日に行われた神戸とのプレシーズンマッチでは宮澤と上里の組み合わせを試した。監督の本来やりたい布陣と思われ、それならこのコンビでいくのかと思わせたが、結局、このコンビには合格点が与えられなかったようだ。

 監督が次に試行しようとしている古田は昨年1試合にボランチで出場した。そのときはまずまずの内容だった。

 もしボランチで出場するのなら潰し役と言うよりは捌き役になるのだろう。ボール捌きはうまいので適任と思われるが、ボランチは人を使う役割も担う。古田は人を使うよりも自ら動くタイプ。ボランチよりもサイドが適任だと思う。

 個人的には宮澤と上里のコンビが一番面白いと思っている。守備力も向上すればよいコンビになれそうな感じはする。このコンビがよいのは攻撃のパターンが多いこと。宮澤のトリッキーなパスと上里の展開力があればチャンスを多く作り出す。

 だが、宮澤と上里ではどうしても守備の不安がつきまとう。攻撃的に行くならば、このコンビも考えられるが、シーズンは長い。多くの失点を覚悟するリスクが多いのではないか。

 ボランチには捌き役と潰し役のコンビが一般的だと思うが、どちらかと言えば両方とも捌き役。バランスが悪くなるもの仕方がないだろう。

  プレシーズンマッチでは李をボランチに入れた布陣も試したが李は運動量はあるが期待する潰し役では厳しいのではないかと推測する。

 昨年、ダニルソンが出場できなかったときには芳賀のワンボランチが機能していた。芳賀を中心に考えることは悪くはないはずだ。やっぱり安定した試合を望むには芳賀を軸に考えた方がベターだろう。
  これまでいろいろなパターンでボランチを試しているが一長一短があってなかなか選択するには難しそうだ。


 開幕までは2週間を切った。しかし、監督の悩みはまだ続きそうだ。


post by 孔明

19:24

戦術 コメント(8)

サイド攻撃の向上も一つの課題

2010年02月22日

 昨日の試合。新聞によって、書き方に温度差があった。

  日刊スポーツは近藤、内村、李の新戦力がよかったとの書き方。
  道新はサイド攻撃が発揮できなかったとのこと
  報知は右サイドの攻撃が着実に進化を遂げたとのこと。
  スポニチは石崎監督が「誰が試合に出るというところから」と頭を抱えた。

  近藤と内村が良かったらしい。近藤のごりごりとした突進と内村のキレのあるドリブル。これらが、機能すればかなりの戦力にもなる。ただ、FWの並びでコンビネーションと言う意味では互いに動きがかぶる場面があってまだまだだったらしい。

 キリノが入って内村の右サイドも試された。内村はサイドでは良い動きをしていたと今日のAIR-G'で平川氏が言っていた。また、平川氏はキリノ、近藤の2トップに右サイドを内村が良い感じだったとも言っていた。

 PKでの得点は内村の右サイドからのドリブルによって内村が後ろから倒されたもの。その他にもドリブルで相手にイエローを出させたプレーもあって、なかなか動きがよかったらしい。

  李はサイドバックでの守備はまずまずだったらしい。攻撃も李を起点として面白い攻撃もあったとのこと。

 ただ、サイド攻撃があまりうまくいかなかったのは反省点だろうか。特に前半はサイドが高く上げられなくて、相手を崩す場面を作ることができなかったらしい。

 石崎監督もサイド攻撃には不満そうであった。J'sGOALのインタビューでは相手のサイドハーフが高い位置取りだったこともあったらしいが、「どうしても同サイドに行ったり、縦に急ぎすぎてしまっていた。」後半は、サイドチェンジを意識させ「何回かいいサイドの攻撃の起点というのができていた。」

 後半は上里がサイドチェンジを意識してやっていたようだが、サイドが高く上げられなかったのはサイドのプレーヤーだけの責任ではない。FWのためも必要だが、特にゲームをつくるボランチがしっかりしなくてはいけないだろう。上里はあまり目立たなかったようだが、もっとしっかり目立ってゲームを作る動きを多くやってほしいものだ。

 昨年と比べると攻撃はかなり期待できるらしいので、後は決定力だろうか。征也のクロスバーに当たるプレーは平川氏曰く「足の使い方が悪かった」。簡単に決定力が上がるとも思えないが、しっかり練習して決定力の向上に努めてもらいたい。


post by 孔明

19:47

戦術 コメント(2)

石崎監督の本音

2010年02月20日

  財界さっぽろの3月号。サポーターの皆さんの座談会もよかったが、おもしろかったのは石崎監督のインタビュー。

  そこには石崎監督の“本音”が満載だった。

  征也がすごくまじめだけど…だったり。キリノやダニルソンを最初見たときにはなんで…じゃと。
 
  このインタビューでは石崎監督の本音がふんだんに出ていた。

  本音と言えば石崎監督が思っているボランチの組み合わせ。やっぱり出場させたい選手を無理してでも出したいと思うのだろう。宮澤と上里の組み合わせ。

 練習ではボランチに宮澤と上里を並べてやっていたらしいが、これまでは芳賀をアンカーにしてやっていたのここにきての方向転換。明日の神戸戦にこの並びで先発に出すかどうかはわからないがやはり多少無理しても攻撃的にという思いがあるのだろう。

 そして昨日の紅白戦では岩沼を左のサイドバックに使ったらしい。

  今日の道新に載っていたが岩沼はこのキャンプで伸びた選手と言われている。

  やはり岩沼は攻撃の駒として考えているらしい。右サイドバックに李をおけばかなり攻撃偏重の布陣になる。

 明日は石崎監督の本音の布陣で神戸と戦うことになるのだろうか。

   相手はJ1だが今、怪我人が多い。どんな内容の試合になるだろうか。


  
   勝手に叱咤コンサ外伝


post by 孔明

20:03

監督 コメント(0)

ポジション争いが熾烈

2010年02月18日

  昨日の練習試合の先発メンバーを見るとDFラインは気になるが、激戦区はボランチとサイドハーフだろう。

 1本目のボランチは宮澤と芳賀。2本目は上里と李。練習試合はずっと1本目に芳賀が出ていることからすると芳賀が中心となることは間違いないだろう。問題は相方が誰かということだが、宮澤と上里が一騎打ちの様相だ。今は、昨日芳賀と組んだ宮澤が一歩リードしている感じだろうか。ここに李が入り込むとますます争いが熾烈になる。 

  ここ一番のパスやシュート力を期待するなら宮澤。テンポある攻撃やセットプレーのキッカーを期待するなら上里か。李は芳賀の代わりと考えている様子もあるので、李のボランチでの使い方は今後のプレシーズンマッチの様子を見なければわからないだろう。

 サイドハーフは昨日の先発では右に古田、左に征也。後半は右に砂川と左に岡本だった。
 ここの争いも激しい。

 昨日の試合を見ると古田と征也が確定かと思ったが、この4人のほかに、昨日はFWで先発した内村が加わるはず。そうなるとまた、わからなくなってくる。

  縦へのスピードと総合力では征也。ゴールに向かうセンスでは古田。岡本はキレのあるドルブルで得点力もある。砂川は昨年と同様にサブで切り札的な使い方をされるだろう。
 内村は前に向いてのドリブルと得点力を期待されているだろう。

 ただ、このような争いがあることはよいことだ。層が厚くなるし、なにより控えが充実し、試合途中でいろいろ打つ手が増える。

 これから2試合のプレシーズンマッチでまた、いろいろと試されるのだろうが、これらの争いには注目していきたい。
 

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post by 孔明

19:42

戦術 コメント(4)

チョウと箕輪

2010年02月16日

  ついにチョウが全体練習に復帰した。

 このことはチームにとっては朗報だ。昨年からの怪我で長らく別メニューを続けていたチョウ。まだまだ調子は上がらないとのことだが、全体練習に戻れたことは明るい話題。

 一方、心配なのは箕輪。結局、熊本キャンプには行かなかった。当初はグアムキャンプから合流するとしていただけに遅くとも熊本キャンプからは合流すると思っていた。

 まだ、足の具合が良くないのだろうか。

  箕輪はようやく今日、ブログの更新をして、札幌に残ったことはチームと話し合った結果と言っているが、今後は宮の沢でトレーニングをするのだろう。頑張って早くチームに復帰して欲しい。

 DFライン、特にセンターバックは吉弘の怪我で厳しい状況。そのなかでチョウが復帰してくれたことは大きい。彼がセンターバックにいてくれれば、西嶋をスクランブルでセンターバックにしなくてもよいし、サイドバック陣も層が厚くなる。

 もっとも日刊スポーツによると石栗フィジカルコーチ曰く「直線の走りはそこそこだが、サッカーをやる上での動きとなるとまだ」ということだが、徐々に調子を上げて開幕に間に合うようにしてほしい。

 このことでサイドバック争いも熾烈になってきた。右サイドは西嶋、藤山、李、堀田 左サイドが岩沼、西嶋、藤山の争いか。チームは17日の練習試合と21日及び28日のプレシーズンマッチで戦術の構築を図っていくが、そのなかでチョウの復帰でDF陣の層が厚くなったことは好ましいことだ。

 後は戦術の徹底とスタメン争いがどうなるかだろうか。

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李がようやく合流した。

2010年02月14日

   熊本キャンプが始まった。道内組の選手が飛行機の遅れで練習時間が1時間遅れたらしいが、そのせいでメインスタジアムでナイター練習ができたらしい。

 まずは注目は李。熊本でようやく合流した。

  都内の施設でフィジカルコーチから渡されたメニューで個人的にトレーニングをしてきたらしいが、全体の判断スピードについていけないとは言っていたものの自主的にサイドバックを務めるなど積極的にチーム練習をしたようだ。

 彼の場合にはまだ、どのポジションで使われるか白紙。トップ下が本職かもしれないが、チーム事情によりボランチ、サイドバックといろいろなポジションが試されるだろう。

 吉弘の怪我でDF陣の層が薄くなった。サイドバックということも十分に考えられる。とにかくチームに早くなれることだ。

  やっぱり1人で練習しているよりも複数で練習した方が効率があがるだろう。熊本では戦術の積み上げが必要。

  しっかり練習して戦術を体にしみこませてもらいたい。


post by 孔明

19:15

キャンプ コメント(4)

横野と中山

2010年02月12日

  今日の日刊スポーツに中山のインタビューが載っていた。

 若手が中山に刺激を受けるのは当然だと思うが、逆に中山が横野に刺激を受けているとのこと。 

 中山のインタビューから横野がかなりハイペースな練習をしていることがわかった。
 特に横野の無鉄砲ぶりが凄いらしく、1000メートル6本の走りでも1本目から飛ばして倒れるなんてことを平気やっているそうだ。

 怪我をしないかが心配だが、それだけ一生懸命ということなのだろうか。

 横野の場合には今年が正念場。彼のなかには今年にかける思いがかなりあるのだろう。今年はFWのライバルも多く加入して競争が激しくなった。

 特に同じタイプの近藤や中山が入ってかなり厳しい争いになっている。

 彼が飛ばすのもよくわかる。

 戦術的には今年は2トップになって昨年より出番が増えるのではないかと思う。彼の特徴である一生懸命さ、どんな姿勢でもゴールに向かう姿勢が結果に結びつけばよいと思う。

  横野も中山に刺激を受けて負けられないとやっているのだろうが、ピッチに立てばお互いにライバル。

 良い意味でお互い刺激をしあってほしいと思う。


熊本キャンプでの課題

2010年02月10日

  昨日でグアムキャンプが終わった。

  選手も一息ついたところだろうか。石崎監督は吉弘の怪我以外順調と言っていた。日刊スポーツによると「練習メニューは確実に昨年よりハードになった。1年目同様に半日オフを3度入れたが、内容が違う。午前練習だけの場合、選手の疲労度を考慮してスタッフを加えての遊び心を交えたミニゲームを2度入れて微調整した昨季に対し、今季は原則、選手だけのガチンコ練習に徹した。」

 フィジカルコーチも「ベースができている。」 チーフトレーナーも「負傷者の数を見ても全体がレベルアップされていると感じる。」と話しているようにチーム全体がかなり完成されたと見ているようだ。

  熊本キャンプでは戦術練習を徹底して行うとのこと。早速練習試合が17日にあるようだが、スタートダッシュを図る意味でもこの熊本キャンプは重要。熊本キャンプでどのくらい戦術の徹底が図られるか。ここでは全体練習に参加して間もない、キリノ、中山、そして熊本キャンプから参加する李との連携をスムーズに図るという課題もあるだろう。

 吉弘が離脱したDFの連携の問題もある。再検査を受けるというチョウの回復が心配だが、DFラインの構築がまずは最優先の課題となるのではないか。

 そしてサイドの争い。右左で岡本、古田、内村、征也、砂川らが争うことになるとになると思うが、ここの争いは熾烈。その争いに誰が勝ち上がるか。

 ボランチの競争も厳しい。上里、宮澤、芳賀、李の争いになると思うが、どんなコンビになるだろうか。

 いずれにしても開幕までを1ヶ月切った。熊本でしっかり戦いの準備を整えてもらいたい。


post by 孔明

19:35

キャンプ コメント(2)

グアムキャンプも残り1日となった。

2010年02月08日

  グアムキャンプは明日1日を残すのみとなった。

 長いフィジカル中心のキャンプが終わろうとしている。

 フィジカルを鍛え個人がどのくらいレベルアップしただろうか。

 選手インタビューを聞くとかなりしんどいという声を聞く。

 STVの乾杯コンサで近藤のインタビューが流れていたが、初めの1,2日がきつかったと言っていた。新しく入って来た選手にはなおさらきつかったのではないか。

 選手達には今が疲労のピークかもしれない。このキャンプではしっかりとした体作りを行うことが目標だったことから、戦術練習はあまり行われなかったようだが、熊本キャンプではかなり多くの時間を戦術練習に割くことが予想される。

 土曜日の練習試合の内容も思わしくなかったようだが、これまでのキャンプはフィジカル中心。これから戦術を調整するので、徐々にレベルを開幕までに上げていけばよいと思う。

  誤算は李の不参加と吉弘の怪我だろうか。特に吉弘の怪我でDFラインの再構築を図らなければいけなくなった。

  そのなかでキリノが部分合流したということと中山が全体練習に合流したとのニュースは朗報。


 また、別メに戻らないようにしっかり調整してもらいたいと思う。
 チームはこの後熊本キャンプ。日本に戻ってもまだ長いキャンプ生活が続くが、ここが踏ん張りどころ。

 長いシーズンを乗り越えるために必要だ。

 開幕戦まで残りは1ヶ月。選手達にはようやく先が見えてきたという感じだろうか。


post by 孔明

19:38

キャンプ コメント(6)

柏との練習試合

2010年02月06日

  今日の練習試合は0-2で敗戦。

  今の段階では勝敗は度外視だが、やはり同じJ2相手だけに勝ちたかったのは山々

  内容はよくわからないが、現地に行っているブロガーさんによると戦術の浸透という意味ではまだまだだったらしい。

 吉弘が抜けたDFは石川と西嶋がCB。連携もまだ十分ではないだろう。また、攻撃の形がうまくいっていないように思われる。キリノがずっと別メニュー、内村も別メニューになったり復帰したりと言うことでなかなか攻撃のリズムもうまくいかなかったのではないだろうか。

 オフィシャルを見ると前半は近藤のワントップ、宮澤のトップ下か2トップ。

 内村が本調子ではないからの布陣だろうか。

 2本目のサイドバックに上原を入れたこともDFが少ないからか。

 グアムキャンプはもうすぐ終わるが、熊本ではしっかりとした戦術の練習をして攻撃パターンの確立を図ってほしいものである。
 


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19:35

練習試合 コメント(4)

イージーミスからの失点を減らせ。

2010年02月04日

  今日の朝6生ワイドのコンサドーレコーナー。最後に大森氏が石崎監督にインタビューをしていた。監督はまず昨年の反省をして「信じられないミスが多かった。今年はそのイージーなミスを減らしたい。」「惜しい試合を逃していた。」

 キャンプについては「ベテランが入りチームによい刺激になっている。」「選手は2年目で練習の意図がわかっていて、よい練習ができている。」と話をしていた。

 「またかみさんにおこられる。」と言って最後のマイケルジャクソンばりの「フォー」は余計?だったが、やはり昨年の無駄な失点は今年は抑えなくてはいけないと考えているらしい。プレーでいえばペナルティエリアでのお見合いやマークのずれ等、試合展開で言えば、終盤の失点を極力無くさなければいけないだろう。

 そのために中山、藤山のベテラン選手をとった。今年はスタートダッシュを決めなければいけない。幸い対戦相手もスタートダッシュを決める意味では割合恵まれているといってよいのではないか。

 そして終盤の失点はDFのみの責任ではないのだが、ここにきて心配なニュースが。それは、吉弘の怪我だ。左すね筋挫傷かもしれないということで、帰国も考えられるということだ。大事に至らなければよいのだが。特にセンタバック陣は箕輪がチームに合流できず、チョウもまだ完全復帰とはいえないので、不安が残る。残る石川、藤山、堀田あるいは西嶋でやるしかないのだが、ちょっと心配だ。

 とにかく今年は昨年のようにイージーミスからの失点は許されない。

 集中力をつける意味でも練習から失点を減らすためにしっかりと取り組んでほしいものだ。
 


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19:57

戦術 コメント(2)

中盤はゴールを狙え

2010年02月02日

  日刊スポーツによると昨日のキャンプではミニゲームで中盤の選手がミドルシュートの練習を行ったとのこと。新公式球がボールの速度が上がり、操作性にもすぐれるためミドルが有効なのだが、選手達もその特性を生かすためにシュート練習を積極的に行ったらしい。

 また、J's GOALの上里のインタビューでは今シーズンはとにかく点をとりたいということを言っていた。中盤の選手が点をもっととれればということも言っていた。

 中盤の選手が点をとれれば試合展開がだいぶ楽になる。昨年の中盤で得点をとったのは新潟に移籍した西を除けば上里の6点が1番、次は昨年FW登録だった宮澤が5点。次に岡本の4点。システムがワントップだったことを考えるとやはりちょっと少なかった。今年は2トップ。得点はFWが担うと言ってもやはり中盤の選手が得点を取れればこれにこしたことはない。

  そのためにもミドルは選択肢の一つだろう。古田、上里、芳賀あたりはミドルの破壊力を十分持っている。

  この中でも芳賀はダニルソンまでとは言えないが、意外といっては失礼だが抑えの利いたミドルシュートのよいものを持っている。

  アンカーとしてこぼれ玉を拾う場面も結構あるだろう。ミドルシュートを積極的狙ってもらいたいところだ。またサイドの得点も欠かせない。サイドからでは岡本や征也のサイドから中に切れ込んでからののシュート。内村をサイドで使うなら内村のシュートに期待したい。

 とにかく打たなければ何もはじまらない。

  中盤の選手達には積極的にゴールを狙ってほしいものである。


post by 孔明

19:58

戦術 コメント(7)

昨日の試合

2010年01月31日

  スポーツ新聞などによると昨日の試合のシステムは4-4-2のボックス型だったらしい。

 1本目左は征也、右は古田。昨年の並びと同じように利き足と反対側のサイドに2人を置いた。彼らの中に入る突破を生かした布陣。
  そして注目のDFラインは藤山をサイドバックとセンターバックの両方に起用した。

  出場時の失点はセットプレーの1回のみで流れから崩される場面はほぼなかったとのこと。日刊スポーツによると藤山曰く「サイドバックの時の攻撃参加が足りない。試合をこなさないと見えてこないことがある。反省しトライしてまたゲームしながら成長したい。」

  サイドバックが上がることは得点のチャンス。また、逆に逆襲されるピンチの芽になることもある。藤山の右サイドは古田とのコンビだったが、初めてなのでやはりコンビの熟成が必要だろう。藤山はベテランなだけにオーバーラップのタイミングも熟知しているはず、後は古田がどのタイミングでキープするのかなどの配慮が必要か。

 DFラインはこのほかに2本目では堀田が右サイドバックそして3本目はセンターバックに入った。
 J's GOALのレポートによると「最終ラインから前線に正確なクサビのボールを当てる場面が数度あり、存在感は充分。」だったそうだ。

  昨年もベンチには入っていたが、チームの底上げの観点からいうと堀田の成長はうれしい。他にも積極的に声を出したりハードなタックルを仕掛けたりというプレーがあったらしい。サイドバックとセンターバックの両方ができることも頼もしい限り。

 グアムキャンプではもう一試合練習試合が組まれる予定とのこと。

 次の試合ではどんな内容を見せてくれるか楽しみだ。


post by 孔明

19:38

練習試合 コメント(4)

他人事では済まされない。

2010年01月29日

  他人事で済まされないのはJリーグが東京Vについて経済策を協議している件。

 昨年一定金額のスポンサー料を確保できなければ存続できないとされ、スポンサー料をなんとか集め、存続したが、実際はその半分程度しか集まらず資金繰りが苦しくなっているようだ。

 シーズン途中で公式戦安定開催基金から資金を融資する方向で話し合われることになるらしいが、その場合には経営陣に退陣を求めるらしいとのこと。

 コンサの場合、昨日道新に出た記事では2009年12月期の決算見通しで営業収支が1億3千万円余りの赤字を見込んでいるとのこと。札幌市の補助金約8100万円を加えるなどした純損益は、4400万円のマイナスで2年連続の赤字となる見通しだそう。 

  昨年はダビの移籍金があったにも関わらず、観客数が見込みより大幅に落ち込んだことがそのまま赤字に繋がったらしいが、やはり観客数の見込み違いは、厳しく自省しなくてはいけないだろう。

 今季は昨季のように赤字覚悟のような過大な積算をしていないだろうか。営業収支のバランスを図り、チームとして観客動員数の増を図るため(もちろん戦術的な意味もあるが)中山を獲ったと言うことは改めて納得できる。

 このような観客動員数増に向けての上潮ムードを是非成績に結びつけてほしいと思う。おそらくコンサに興味のない人でもこれだけマスコミに中山が取り上げられていれば中山目当てでドームを訪れる人も多いだろう。

 次に打つ手としてはその「一見さん」をなるべく逃さないことだ。そのために成績を上げることはもちろんだが、それだけスタジアムを魅力的にするのかという課題もあるだろう。

 チーム運営は大変だと思う。収支のバランスを崩さないようにしようとしても一方ではJ1昇格を義務づけられる。この相反する命題をいかにして達成するのか。

 ただ、チームがなくなるよりはましとは言え、大分のように公式戦安定開催基金から資金を借りてJリーグに経営参画されるのは避けたい。

 そのためにも今年は観客数の大幅増を望みたいものだ。


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19:39

経営 コメント(5)

中山のワンタッチシュート

2010年01月27日

  火曜日のHBC「のんのん」で野々村氏とゴンが対談をしていたのだが、その中で興味深い話しをしていた。

 中山が名波の引退試合でシュートミスの連発をしていたが、唯一ゴールをした場面を思い出しながら、「ワンタッチシュートが好きだ」と言っていた。名波のループ気味のパスをワンタッチでボレーでゴールに流し込んだのだが、確かに中山独特の裏に抜けるうまさが光った場面だった。

 中山はそれまでスルーパスやクロスを外し続けていただけに、見ている方もほっとした場面だったが、やはりピンポイントでワンタッチシュートを打つのが上手いのだろう。

 中山の最近プレーしている場面を見るとクロスにタイミングが合わずにヘッドをふかしているシーンが多い。クロスからの頭はあまり得意でなくなったのかとも思う。

 コンサでは誰からパスがくるだろうか?と野々村氏は言っていた。中山へ足下にしっかりしたパスを出せる選手は誰かということだが、DFラインに抜け出した中山にピンポイントで出すパスは上里がやりそうだろうか、それとも宮澤、古田あたりだろうか。

 中山は絶えず、DFラインの裏を狙っている。それだけにそれに合わせたパスは必須となる。

 出し手と受け手の呼吸が必要だが、戦術練習は熊本キャンプあたりからやるのだろうがそこでしっかりコンビの熟成を図ってもらいたい。


「声」が聞こえる選手ブログ

2010年01月25日

  キャンプから1週間が経とうとしている。

海外で行っているキャンプと思えないくらい情報はテレビやスポーツ新聞から流れてきている。中山効果ともいえるだろうか。これまではフィジカル中心で体脂肪値に基づきメニューをこなしているこいうことや、例えば石崎監督が選手の脇腹をつまんで、自ら選手の脂肪を図ったりというおちゃめな様子も伝わってきている。そして毎日誰が別メかということも新聞を見ればわかる。

 しかし、今一番の注目は選手ブログだ。選手自らキャンプの様子を伝えてくれるのだから、リアリティがある。キャンプに行っている選手だと岡本や石川そして吉弘がブログを更新しているのだが、彼らのブログを見ると「誰と誰が同室で」といったことや、午後はなにをしていたのかということもわかりキャンプ生活の一端が見られて興味深い。

 キャンプに行けなかった箕輪の苦しい胸の内も彼のブログからわかった。なぜキャンプに参加しなかったのかその明確な理由は明らかではないが、キャンプに行く用意していながらその前日に急にキャンセルになったことや、参加できなくて残念な箕輪の気持ちもわかった。

 いろいろな情報が飛び交っているが、やっぱり選手ブログは選手自らの「声」が聞こえるだけに貴重だ。

 今後も選手ブログに注目したい。


勝手に予想(MF、FW)

2010年01月23日

 コンサの2010年(MF、FW)
  一番難しいのがMFの予想。

  システムを4-4-2のボックス型の変形として考えれば、ダブルボランチは上里、宮澤、芳賀、藤山、李の5人から2人の選択か。

  アンカータイプを芳賀と藤山と考えれば、上里、宮澤、李とこの2人とを組み合わせる布陣だろうか。

 石崎監督なら上里と宮澤とのコンビを使うことが予想されるが、守備の部分からはやはりこの2人の並びはどうかと思う。

 ボランチは芳賀を中心にして考えた方がよさそうだ。芳賀と上里、芳賀と宮澤のコンビとなるだろうか。

 サイドハーフもレギュラー争いは熾烈
岡本、征也、古田、砂川、李の5人から左は岡本、征也、砂川。右は古田、征也、李の争いになるだろうか。これに内村が加わるだろう。

   左は岡本が好調ならばシュートの意識も高いので岡本を配置したい。右は古田か征也のどちらかで好調なほうか。

  FWはキリノ、近藤、内村、上原、横野の5人

  システムは2トップが濃厚なので、キリノを軸として考えると
 
 キリノ、近藤又はキリノ、内村だろう。

 キリノの相方を近藤か内村のどちらにするかだが、近藤がポストがうまければ近藤が一番良いと思われるのだが、ポストは苦手。しかし、その得点能力は捨てがたいので内村を配置して俊足2トップにすることよりも近藤の強靱さでキリノ、近藤のペアが妥当か。

 以上 DFの予想も入れまとめると
                                      近藤 キリノ
                 岡本                 古田   
                               上里 芳賀
                                  岩沼 石川 チョウ 西嶋
                                           高原

    というところだろうか。


post by 孔明

19:24

戦術 コメント(3)

勝手に予想(DFライン)

2010年01月21日

 コンサの2010年(DFライン)
 
  4-4-2の4バックとして考え、勝手にDFラインを予想する。

 DFができる選手として考えられる選手は石川、チョウ、吉弘、箕輪、堀田、西嶋、岩沼、藤山、李、芳賀

 CBとして考えられるは石川、チョウ、吉弘、箕輪、堀田、西嶋
 SBとして考えられるのは石川、西嶋、岩沼、藤山、李、堀田、芳賀

 CBはこのなかでは石川とチョウが中心になると思う。箕輪が復帰すればかなり厚い選手層になる。この場合には箕輪とチョウを中心として石川をSBにすることも考えられるか。
 ただ、石川はSBよりもCBが生きる選手。やはりSBよりはCBで使ったほうがよいだろう。

 SBは岩沼と西嶋が中心か。藤山がこの2人のフォローに入ればかなりレベルが高くなる。

 攻撃的な布陣の場合には右サイドバックに李が入ることも予想されるが、この場合には西嶋が左に回るのではないか。

   DFラインの並びは左から 岩沼 石川 チョウ 西嶋のラインという予想だ。


post by 孔明

19:39

戦術 コメント(4)

勝手に予想(システム)

2010年01月20日

 コンサの2010年(システム)

 今年はFWを多く補強したことからも予想されるが、2トップが濃厚だろう。 システムは4-4-2。

 4-4-2の場合でも中盤の4人がフラットに並ぶストレートな①フラット型か、守備的MFと攻撃的なMFが2列に並びボックスを作る②ボックス型か、ワンボランチでトップ下をもうけたいわゆる③ダイヤモンド型か、守備的ボランチを3人置いた④トリプルボランチ型だろうか

  ①フラット型の場合には三浦監督がとったシステムで、受け持つゾーンが明確でディフェンスがやりやすく、プレスがかけやすい利点がある。
 ②ボックス型の場合にはMF間の前後のパス回しができ、4人のMF間でも攻撃と守備の役割がはっきりして守備から攻撃の素早い切り替えができる利点がある。
 ③ダイヤモンド型の場合にはトップ下を設けることりより、FWを容易にフォローできること、4人が有機的な位置関係を作りやすくMF間で素早いパス回しが可能となる利点がある。
  ④トリプルボランチ型は守備的でDFの前にボランチを3人置くことにより守備が強固となる。

 おそらく推測だが石崎監督は①のフラット型とに②のボックス型の中間のようなフラット型のセントラルMFを守備的MFとしてDFラインに近い位置に移したもの、ボックス型の前の左右のMFがサイドに張り出したようなシステムをとるのではないかと考える。これはボックス型の利点を生かしつつプレスをかけやすい位置に布陣することで守備から攻撃の素早い切り替えを目的とするものだと思う。

MF4人の並びは例えば

        征也               古田
                        上里  芳賀

 しかし、個人的には4-4-2であれば③のダイヤモンド型が面白いと思っている。 

  このシステムの利点はトップ下を設けることによってFWとともに中央から攻撃ができる点、MF4人による素早いパス回しが期待できる点。そしてサイドバックからの攻撃が増える点。

 MF4人の並びは例えば

              宮澤

                  岡本     古田 

                         芳賀 

  ただ、この場合はアンカーの位置に入ったワンボランチがサイドのフォローもしなくてはいけなくなり守備負担がかなりのものであること。サイド攻撃は完全にサイドバックが行うこととなり、サイドバックには起点を作れる選手を置かないといけないことだろうか。

  選手で当てはめるならば、トップ下には前後左右に動き回れる選手でボールが収まる選手が望ましい。

  ただ、これだけシステムのことを書いておいて言うのもなんだが、今年のコンサはまずは個人のスキルアップを高めなくてはいけないだろう。そのためキャンプでもこれから個人のスキルを上げることにまずは腐心すると思う。

  しかし、まだ練習試合もしていない前からシステムを考えることもまた楽しいものである。


post by 孔明

19:41

戦術 コメント(6)

10番の重み

2010年01月18日

  今日のFM air-Gでの平川氏のコメント。

 宮澤が10番をつけたことで「これで公にバッシングできる。」と言っていた。半分冗談だと思うが、それだけ10番の位置づけは重いと言うことだろう。平川氏は「今の札幌で10番をつける選手は宮澤しかいない。」とも言っていた。

  私は宮澤がすでに11番という番号をつけていたので、背番号の移動はないものと初めから思いこんでいた。それで初めは10番は古田と予想したのだが、やっぱりこのコンサのメンバーで10番をつけるとすれば、宮澤というのは納得できる。

 宮澤は、自分が背負うものの重さを肝に銘じて、背番号に負けずにしっかりやってほしいものだ。

 過去、10番をつけた日本人は山瀬、三原、中尾の3人しかいない。そして彼らが10番をつけたのはそれぞれわずか1年間だ。外国人を含めても10番をつけた期間の最長は2年でマラドーナ、アウミール、ダビくらいしかいない。

 宮澤には前例を踏襲してしまうのではなくコンサで長い間10番をつけて活躍して欲しいものだ。 


J2各チーム戦力がだいたい揃ったようだ。

2010年01月16日

  J2各チーム戦力がだいたい揃ったようだ。

 そのなかで活発に補強に動いて目立ったのは甲府と横浜FC、徳島あたりか。降格組の柏、千葉はもともと戦力が揃っているだけに当然昇格候補だ。

 甲府は川崎から養父とパウリーニョそしてハーフナーマイクなど、かなり強力な面子を獲得した。

 横浜FCは監督のつながりで鳥栖から武岡、髙地などを強奪。そして外国人も前仙台のサーレス、元新潟のシルビーニョを獲得 

  徳島も平島、輪湖、島田、濱田武などの堅実補強

  横浜FCから大量に選手を引き抜かれた鳥栖は豊田と萬代の長身FWを獲得した。

  千葉は村井、林、茶野、佐藤勇人の出戻り組、山口、福元と守備にも十分配慮した補強
  柏は東京Vの林、GKの吉原、そして外国人ではフランサ、アルセウが残留と言うことが大きい。

  こう見ると石崎監督が言うように昇格のライバルは千葉、柏、甲府だろうか。 

 特に甲府は昨年の昇格できなかった悔しさをぶつけるかのように補強費に糸目をつけずに選手を獲得している。他チームながら経営が心配になるほどの豪華さだ。

 コンサと他チームと比べるとやはり中盤が心持たない。

 ただ、実績のある選手を揃えたからと言って簡単に勝てないのもJ2リーグ。昨年C大阪や、仙台、湘南が昇格したようにJ2での戦い方を学んだチームが昇格するということも言えるのではないか。

 昨年、前評判はよかったが昇格争いに加わらずに悔しい思いをした。

 今年は間違いなく前評判は昨年より良くはないだろう。順番では5,6番手くらいの評価になるのではないか。

 しかし、かえってその方が思い切った戦い方をできるかもしれない。

 昨年、学んだことを生かしてまずは昇格争いに加わってもらいたい。


post by 孔明

17:15

戦略 コメント(6)