このところ近藤がロングスローをどんどんやるようになってきている。岩政さんは一時、ロングスローからの攻撃がを否定しているような感じもあったが、近藤にさせているということはロングスローも攻撃の大きな武器として考えているのだろう。 　その近藤のロングスローだが、記億は定かではないが、５月か６月頃だったと思うが紅白戦で近藤が初めてロングスローを試みた時があった。もしかしたら初めてではなかったかもしれない。 その時は２，３度近藤はロングスローを試みたが投げてもまったく距離を出せず。 最後には諦めたような感じで止めてしまった。 　そのときから近藤は相当努力したのだろう。昨日も他のチームのロングスロワーと同様に距離を出せるまでになった。　 　これは感慨深いものがある。今のチームでは岡田がロングスローができる選手だ。今年は試合ではまったくやっていないが、怪我から復帰して試合に出たら是非とも岡田からのロングスロー攻撃を是非試みてほしい。

また、先週の金曜日にはサイドからのクロスからのシュートの練習を行っていた。 守備陣はだれもつけずにサイドからのクロスに入りこんでのＧＫと１対１からのシュート。 　かなり盛り上がった時間だった。 個人的に注目したのは３人のＧＫたちの守備だった。現時点でのＧＫの守備力を測るチャンスだったからだ。

　もちろん個人の主観だということをまずは前提に見てほしい。

　やはりセーブ力が一番高いのは菅野だと思った。 かなり難易度が高いシュートもうまくタイミングやポジショニングを変えて対応していた。スーパーセーブが多く、宮の沢に集まっていたサポーターも選手達も拍手をしていた。　 次にセーブがうまかったのは児玉。タイミングよくシュートとも片手１本で弾くなど安定したセーブを見せていた。 最後は小次郎だが、その２人よりはやはり素早い動きには劣り、スーパーセーブも少なかったが、それはそれで小次郎の身長から言えば前記２人に比べてスーパーセーブなどしなくてセーブできるということもあったのだろう。 　それでも過去の彼のプレーよりもかなり成長していると思った。昨日の試合でも相手コーナーからのこぼれ球をシュートされたが、弾いたコースが悪く、こぼれ球をシュートされ失点した。 　こう考えるとなぜ小次郎が現時点でレギュラーをとっているのか、ますますわからくなるが、セーブだけでなく、足下の上手さや、ロングキックの精度もあるのだろうし、彼の成長を願うこともあるのかもしれない。 　個人的には何度も書いているが児玉がベストだと思っているが。 とにかく小次郎は上背があること。足下の上手さや、ロングキックの精度を総合的に判断してのレギュラーなのだろう。 　このようなＧＫの力量が同時にわかるような練習はなかなかないと思う。 　小次郎のレギュラーはよほどのことがないと揺るがないとは思うが、小次郎は目の前に菅野という教科書がいるし、判断の速い児玉もいるので彼らの良い所を盗んで、なるべく多く学んでほしい。

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