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名前:孔明(まさあき) リンクはフリーです。 「あ」とか「ああ」、「あああ」 とかいうHNには基本的には削除するかコメントを返しません。 「通りすがり」も同じです。 また、ふざけたHNやコメントは削除します。 コメントはコテハンでお願いします。 そして誹謗中傷のコメントは有無を言わずに削除します。 コンサとの出会いは1996年6月2日の日本電装戦。 それまでコンサの試合はテレビでは見ていたものの、妻とスタジアムに見に行ってすっかり生のサッカー観戦にはまってしまった。 それ以来、アウェーにも何度か出かけ、妻と共々コンサを応援し続ける。 これまでのコンサの思い出は、 1996年9月12日の本田技研戦、ペレイラの負傷退場後の厚別にこだました救急車の音、 1997年5月25日川崎F戦、バルデス3連発の間で厚別のS席で自発的に出たすさまじい声援 1998年12月5日福岡戦、3点目をとられた時の室蘭の静寂 2000年3月12日、エメ3連発で鳥栖のサポータに「幼稚園児の中に大人がいるのは反則だ」と言わしめた鳥栖スタジアムでの開幕戦 2000年7月29日浦和戦、殴り込んでやろうか思ったお行儀の悪い狼藉ファンをだまらせた両サイドの得点 2001年9月15日清水戦、堀井の移籍後初試合でのVゴールに歓喜する劇場(ドーム) 2007年最終戦試合終了後ドームの電光掲示板に写ったCHAMPIONの文字 2011年最終戦で決めた内村の2ゴールで昇格を確信したこと。 など数えきらず。もうコンサなしではいられない。

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今年を振り返る2 戦術編(サイドチェンジ、ロングカウンターが増えた。)

2019年12月17日

 ミシャサッカー2年目

 GKからボールをつないでしっかりビルドアップして相手を崩していくサッカーをより進めることができてきた。

 両ウイングバックが高い位置をとってボランチが1枚下がり、後ろは4バックになって、パスをつなげて行くのが主。また、ボランチが2枚下がって5バックになって前線に5枚並べることもあった。もはやこれらの形がコンサの形と言えるようになってきた。

  さらにサイドチェンジを多用し、大きな展開を仕掛け、ウイングバックからの仕掛けでて一気に相手の守備の薄いところをついていくことが徹底された。

 ロングボールも多くなった。

 福森が武蔵を走らせて一気にシュートまでもっていく。

 武蔵が前線に入ったことで、よりカウンターが増えた。

  しかし、相手からもかなり研究された。

 GKからのビルドアップを狙われて、強烈なプレスをかけてくるチームも多くあったし、これをはがすのにもまだ結構苦戦していた。これを奪われ失点したこともあった。

 また、相手に引いて守られることも多くなってきた。

 これに対しては、ロングボールやできるだけ大きな展開で攻撃しようとするが、そればかりではうまくいかず、どうしても遅攻になったが、まだアイデア不足で相手を崩しきれない試合が多かった。

 ただ、ワンタッチプレーで相手を崩す形も増えて、動きがより、システマテックになってきた。

  チャナが中盤に下がってボールを受けて、そこからの展開が増えた。  

 セットプレーの得点もより増えた。
 フリーキックもそうだが、コーナーからの得点が増えた。

 福森の正確なキックがこれをもたらしたが、ニアに入っていってすらせてゴールしたり。
 ファーに蹴ってマークを外し、そのままヘッドなど戦術もより細かくなって結果を出した。

 だが、逆にコーナーからの失点も多かった。

 マンツーマンで守るが、どうしてもボールウオッチャーになったことで、相手の動きについていけなかったことも多くなっていた。

  前線に人数をかけるため守備では相手にボールをとられたら、すぐ戻るが3バックの両方が上がっていることも多いため、相手カウンターの時には最後はミンテ1人となってどうしても1対1の守備になってしまうことがあった。

 ミシャ2年目は戦術もより徹底されていったが、相手に研究されることも多くなっていた。

 攻撃の起点が主に福森なので、福森が個人的に狙わることも多くなってきた。

 
 福森にあえてプレスを厳しくしたり、福森の裏を徹底的に狙ってきたり。

  失点は昨年とほぼ変わらない。

 ミシャは3年目は守備を立て直すことを明言しているので、いかに得点を増やして失点を減らすかが課題となりそうだ。

 この方法はやはり積極的な守備。前からボールを奪ってマイボールの時間を長くすることだろう。3年目ミシャ式がどう進化するか。楽しみである。



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今年を振り返る1(今シーズンは層の薄さを露呈した。)

2019年12月13日

 リーグ戦は今年もおなじみの開幕戦に敗戦。

 しかし、次のアウェイの浦和戦に完勝。

 そして久しく勝てていなかったホーム開幕戦に勝ったことが昨年よりも変わり。
これで勢いに乗ったかに見えたがホームで鹿島と大分に連敗してしまい躍進はできなかった。

 そのあとは4連勝して5位になったのが最高位。このまま行くかと思いきや

 3戦連続無得点をして勝てなくなった。

 それでも勝ったり負けたりを繰り返し、清水戦には8-0という記録に残る大勝もあった。
だが、そのあと代表帰りの選手の疲労やルヴァンカップに勝ち上がるために主力を使ったことでチーム全体に疲労感が増し、仙台に連敗するなど、後半戦は低迷。順位をなかなか上げることができずに、10位でフィニッシュした。
 
 まずは今年は、ルヴァンカップの決勝戦に進出してあと一歩のところで優勝を逃したのが大きなニュース。また武蔵や菅、進藤がフル代表に選ばれたことも大きな話題になった。

  リーグ戦は10位と昨年の4位から大きく後退したが、得点数では昨年を上回り、攻撃サッカーがすっかり馴染んできた。

 ただ、やはり、各国代表を抱えることで、代表選手を送り出し、満足な戦術練習ができなかったこと、また、夏の補強を一切せずに、メンバーが変わらなかったこと。疲労感をもった代表選手をすぐ試合に使わざるを得なかったこと。ルヴァンカップを勝ち上がってことで、主力を投入し、チーム全体に疲労感が増したことが、この成績につながったのだろうと思う。



 新しい景色を見た分、そのしわ寄せが来たというところだろうか。

 やはり代表選手も出してルヴァンや、天皇杯も勝ってとなると層の厚さが必要だ。

 補強がまず1番に必要だと思うが、補強は基本的にしないという方針だそうなので、(この考えには納得できないが)現有の選手を鍛えるしかないだろう。



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今年を振り返る7(シャドー、FW編)

2018年12月31日

 今年はワントップにジェイ、シャドーにチャナと三好というパターンが多かった。また、三好に代わって都倉が入るパターンもあった。都倉はジェイが欠場の際はトップに入って攻撃を統率した。



 ジェイは今季は9ゴールとストライカーとしては物足りない数字だった。しかしミシャ式がフィットして、アシストが5とチームプレーに徹した。怪我で戦列を離れることもあったが、出場したときにはゴールやアシストなど必ずなんからの貢献をしていた。やはりチームにはなくてはならない存在だった。高さがあって懐が広くボールが収まるので、周りは安心して上がることができる。今年は大活躍とまでは言えないが、しっかり結果を出した選手だろう。


 チャナは今年さらに能力を伸ばした。シュートの意識が低かったが駒井に試合中、ミシャには練習から厳しく指導された。そして8ゴールを記録した。持ち前のドリブルは相変わらず切れていたし、体格のよい相手にも低い重心で突破していき容易には倒れなかった。もはやチームのエースと呼んでいいだろう。ドームMVP、Jリーグのベストイレブンにふさわしい活躍ぶりだった。来年から完全移籍になり、益々の活躍が期待される。



 三好は世代別代表でキャンプに合流する時期が遅れたが、ミシャ式にはほどなく慣れて、右シャドーの位置確保した。
 ボールを後ろ向きに受けてからの素早いターンで前を向き、狭いところを突破していく、三好にボールが入れば必ず前を向いて仕掛けてくれるという安心感があった。
得点はなかなかとれなかったが、鳥栖戦でゴールしてから吹っ切れたように頑張っていた。4位という順位も三好がいなかったらかなわなかっただろう。来年横浜FMへレンタルでいくが、レギュラーをとれるとは限らないし、自分の思うようなポジションではないかもしれないが、それは自分が選んだ道でもあるので、懸命に戦ってほしい。


 都倉は今季J1自己新の12ゴールを記録した。先発はジェイや三好がいないときに入るのみで不満はたまったと思うが、後半に点をとれること、ロスタイムには5ゴールもしたことは本当に素晴らしい。勝負強さでは都倉が群を抜いていた、
ミシャ式にも慣れて、少しばかりテクニックも向上したが、来期はC大阪に行くことになった。サポーターの間ではかなり辛辣な声も聞こえたが、短いサッカー人生だから自分の思った道を進んでよかったのではないかと思う。
 C大阪でもレギュラーをとれるかどうかわからないが、コンサ戦以外で活躍してほしい。いずれは札幌で何かをやるかもしれないが、その時にはコンサにかかわる仕事をしてほしい。


 内村はリーグ戦はターンオーバーをしたアウェイの鳥栖戦1試合だったが、途中で怪我をしてしまい、離脱するなど、運にも見放されていた。カップ戦でゴールはとったが、怪我もあってなかなか活躍できなかった。
ミシャにはあまり使われなかったが、過去の昇格の立役者。他のチームでは活躍する可能性は十分にある。
 まだまだふける年ではないだろう。
 「打てば入る」状態にはならないにしても、ゴールを量産できる自信はあるはず。
 サポーターは早くチームを見言いつけてほしいと願っているはずだ。

 宮吉は柏戦での同点ゴールが一番記憶に残る活躍だった。本人はワントップをやりたかったらしいが、チーム事情でシャドーやはたまたWBをやらされた。
 さすがにWBは宮吉のプレ-スタイルにあわなかった。
 宮の沢では新宮の沢の帝王として練習試合で毎試合のように得点をとって期待させてくれた。しかし、リーグ戦ではシャドー等のポジションだったこともあるのだろうが力を発揮できなかった。京都への移籍が決まった。まだ宮吉は若いのでプレーする時間も多くあるだろう。自分の意志を貫いて我がままでもいいから思い切りプレーしてほしい。

 ヘイスはリーグ戦は4試合しか出場できなかった。ミシャ式に適応すると思ったが、なかなか出場の機会がなかった。運動量不足といったことが、ミシャには届かなかったか。夏に欧州に移籍するという話があったが、移籍できず新潟に移籍。しかし試合には出場できなかった。J1昇格、残留の立役者だっただけに、残念だが、次のチームで頑張ってほしい。


 ジュリーニョはミシャ式に適応できず、今シーズンはなかなか試合に出られなかったが、ターンオーバーしたアウェイの鳥栖戦で同点、逆転のゴールを決めたのが思い出深い。しかし、夏の移籍で山口でプレー。主力として活躍したが怪我で終盤戦は出られなかった。今季で契約満了になったが、ヘイスと同じくJ1昇格の立役者だっただけに残念。次のチームでもテクニックをいかして活躍してほしい。
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 ふじれんはルーキーシーズンでリーグ戦の出場はなかった。もっぱらルヴァンカップに出場したがポジションはチーム事情によりボランチが主だった。しかし、ルヴァンカップでキッカーをつとめるなど、経験を深めた。また、試合ではドリブル突破などキラリと光るプレーもあった。
 とにかくプレーの正確性、大胆さを前面に出して頑張ってほしい。

 今年のエントリーはこれで終わりになります。

 2018年コンサはミシャの下で「新しい景色」を見ました。
 しかし、これで終わりではありません。今年以上の「新しい景色」
を見なければいけません。来年以降が楽しみです。

 今年は当ブログに訪れていただきましてありがとうございした。

 

 来年も精一杯コンサに関して当ブログで発信していきたいと思います。
 来年もよろしくお願いします。



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今年を振り返る6(WB編)

2018年12月30日

 ウイングバックは右は駒井、左は菅が基本だった。駒井がセンターに入って早坂が起用されたこともあったし、菅の代わりに白井が起用されたこともあった。
 ただ、終盤戦菅の所で高さのミスマッチを狙われて失点を重ねたということがあった。

 駒井はミシャの戦術を唯一経験している選手としてキャンプから他の選手にも重宝された。チームとしても駒井の存在は不可欠で、今シーズンは彼の欠場時には1度も勝てなかった。
 駒井のドリブルでの突破力、足元の技術は共に素晴らしく、クロスの精度も高かった。 来年はセンターに入るということでチームとも一致しており、ボランチまたはシャドーでの活躍が見られるだろう。

 はミシャにとにかく試合に使われたことで、シーズン当初よりもうまくなってきた。突破力や、クロスの精度も上がったと思う。ただ、まだまだ、もっとやれると思う。簡単にアーリークロスを入れすぎだし、もっと深い位置までえぐってほしい。
 守備も改善の余地があるだろう。上背がないのは仕方ないが、中に入ってくる相手に厳しく競り合うことをしなければ失点につながってしまう。
 来年は強力なライバルが増えるが、自分の特徴を生かして、頑張ってほしい。

 早坂はポリバレントに使われた。主には右ウイングバックだったが、CBでもプレーしてプレーの幅を広げた。
 ウイングバックでは再三上下動を繰り返し、汗かき役に徹していた。またシャドーでも運動量を生かしたプレーをしていた。
  控えに早坂がいればかなり便利だった。彼のような選手がいてくれれば監督として非常に楽だろう。

 白井はFC東京戦で同点のゴールをあげたのが一番印象に残った。そこから左サイドは白井がレギュラーをとるかと思ったが、菅に再びレギュラーを奪われた。
 白井の良さは思い切ったプレ-。ドリブルや中に切れ込む動きが秀逸だ。
 ただし、スペースがなければなかなか良さは発揮されない。
 白井は左サイドでその良さが発揮される。右サイドでは良さが何割か減になる。
  来年は左専門で使ってほしいと思う。

  雄大はリーグ戦にはリーグ戦には出場できなかった。ベンチ入りも1試合のみと不本意なシーズンだったろう。主にルヴァンカップに出場したが、あまり目立った活躍はできなかった。練習試合ではCBもやっていて、プレーの幅を広げたが、なかなか思うようなプレーができなかったかもしれない。
 しかし、雄大はプレー以外でチームに貢献した。チームを鼓舞し,アウェイに出かける選手たちのバスが宮の沢からの出発する際の誘導と見送りのエールを送り、サポーターの歓声と拍手を浴びていた。
   契約満了になり、J3の秋田に行くことが決定したが、秋田でもハードな運動量で頑張ってほしい。




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今年を振り返る5(ボランチ編)

2018年12月29日

 ボランチはシーズン途中まで宮澤と深井が組んでいた。深井は毎年の度重なる怪我からミシャの配慮で時間限定の出場が続いた。終盤になってからは宮澤がスイーパーになったことから深井と荒野を組ませたが、このコンビは悪手で不安を露呈。しかし、最後はなんとかコンビネーションもよくなってきた。


 宮澤は今年もキャプテンだった。中盤で獅子奮迅の働きを見せ、あらゆるところに顔を出して、フォローをしていた。セカンドボールも積極的に拾いに言って、パスを供給し続けた。危ないところには必ず宮澤がいて、しっかりカバーをしていた。攻撃にも行けていた。もともと足下の技術は持っているので、スイーパーに移っても長年やっているかのようなプレーを見せてくれた。ミシャサッカーの特徴であるビルドアップが得意で、ミシャの要求にしっかり応えた。

 深井は今年は大けがをしなかったことがなによりだった。ミシャの配慮もあって、時間限定で徐々に時間を伸ばして使われた。パフォーマンスは本来深井のもつポテンシャルには及ばなかったが、地道に仕事を淡々とやっていた印象だ。宮澤がスイーパーに移ってからは荒野と組むことが多くなったがコンビが合わずまたパスミスも多く見られ、危ない場面が多々あった。ただ、試合をこなすごとに仕事が徐々に整理されてきた印象もある。怪我さえなかったら本来は日本代表のボランチの主軸を担う選手。徐々にでいいから本来の力を取り戻してほしい。

 荒野は今年はいいときは素晴らしく悪いときにはとことん悪いと言った波があるシーズンだった。シーズン序盤は途中深井と交代して宮澤とコンビを組むことが多く、あらが目立たなかったが、シーズン終盤には深井と組むことが多く、どちらも潰し役なので役割が重なり、かなり混乱した。しかし、最後はうまく調整してきた印象だ。
 ただ、試合で見せる気の抜けたプレーはやはりダメだろう。それでもチャレンジしているパスはいいが、もう少し丁寧なプレーに心がけてほしい。良いときは中盤を一人で仕切る勢いを見せる荒野。こんな状態だけなら日本代表に選ばれるはず。来年は勝負の年だ。

 兵藤は今年はなかなか先発に起用されなかった。サポーターの応援する声は大きいが、ミシャの若手起用の方針に押し出された格好だ。しかし、出場したときにはきらりと光るプレーも見せてくれた。ただ、ミシャのサッカーに馴染んでいたとは言えない。ボランチで出場することが多かったがなかなかスムーズにミシャの要求に応えられなく不満が残るシーズンでもあっただろう。兵藤をボランチで使うにはもっと彼のプレースタイルに合う使い方をすべきだったと思う。
 そして今日仙台への移籍が決まった。今年1年ミシャのサッカーにはなじめなかったが仙台では主力をつとめることもできると思う。とにかく頑張ってほしい。

  伸二は7試合に出場。主に展開が厳しいところで出場した。思い出すのはアウェイの清水戦。ワンタッチでパスを回し駒井とのパス交換から都倉へパス。都倉が決勝点を奪った。
 伸二の真骨頂だった。伸二はやはり大事なところでいい働きをする。ただ、伸二の出場機会はビハインド時や同点時に限定されていた。守備のことを考えたことだと思うが、
 伸二ももっと出場したいに違いない。
 もう少し伸二の使い方を考えた方がいいと思う。

 イナは今年はほとんどリーグ戦には出場できなかった。ルヴァンカップには出場したがスイーパーが多く、不慣れなポジションでミスを連発した。また、ミシャのサッカーに馴染めずになかなかベンチ入りもかなわなかった。日本のレジェンドだけにその扱い方に疑問も持ったが、実力社会だけに仕方ない面もあったか。今年で契約満了になったが、次のチームでは大いに活躍できるように願いたい。



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今年を振り返る4(CB編)

2018年12月25日

 CBはシーズン当初は福森、ミンテ、進藤で固定されていたが、シーズン終盤、ミンテのミスが目立つようになり、宮澤が代わりに入って守備が安定した。
 ミシャサッカーでは守備がおろそかになる危険性があるが、やはり失点は多くなり、またシーズン当初はパスミスをつかれて、危ない場面をたびたび作った。しかし、攻撃では両サイドの福森と進藤が攻撃参加を行い、多く得点にからんだ。



 福森は守備はさほど昨年と変わりはなかったが、今年も攻撃に寄与した。セットプレーのキッカーでアシストを多く記録したり、攻め上がりで左サイドからのクロスやサイドチェンジをバンバン決めていた。物足りなかったのはFKだろう。直接FKからのゴールは1本あったがこれは相手の虚をついたもので、実質はゼロだった。
 ミシャにかわってさらに攻撃に前掛かりになることも多かった。選手からは「もはやDFではない」という声も聞かれたが、福森の特性をいかした攻め上がりは相手の脅威になった。
今年も日本代表を期待されたが、守備力の向上とFKの精度の向上が欠かせないだろう。


 ミンテは今年はほとんどスイーパーのポジションで起用された。ビルドアップが比較的得意で、対人の強さもあるのでシーズン序盤からスイーパーに起用され続けた。1対1での強さがあって、危険察知能力もある選手なので重宝された。
 つなぎのミスは少なかったが、不用意なところでファウルを犯し、イエローを提示され同一試合でイエロー2枚もらってしまい退場となったケースもあった。
 それでもミシャは使い続けたが、ミスが続き、シーズン終盤になって、宮澤に代えて守備は安定した。本来はCBの選手ではないだけに酷な面もあったが、もう少し集中力をもってプレーした方がいいと思う。
 
 進藤は自身は初めての全試合フル出場を記録した。ゴールも4ゴールとDFとは思えない決定力を示した。
 このことはミシャに出会ったことが大きかっただろう。進藤の対人、そしてカバーリングはかなり上達したと思う。また、攻撃ではチャンスがあれば積極的に右サイドを駆け上がり   シュートを打った。CBで4ゴールは凄い。
 守備ではジャンプ力もあって高さのあるFWも競り負けなかった。
 ただ、課題を挙げるとやはり守備だろう。クロスを上げさせない守備や相手に抜かれない守備もっと守備の向上をしないと代表は難しいだろう。


 直樹は今年もWBと併用された。守備固めにWBに起用されることが多かった。また、スイーパ-や左WBに入って守備を引き締めることもやっていた。
 ホームの仙台戦でPKを与えててしまったプレーもあったが、堅実なプレーを見せてくれた。WBは慣れないポジションながらサイドをよく駆け上がっていたし、守備も頑張っていた。
 左WBに噂の中野を補強できればあまりWBをやることはないかもしれない。来年も若いチームを引っ張っていってほしい。

 菊地は怪我でことしはほとんど試合には出場がでられなかった。開幕前は菊地のビルドアップの能力やパス能力の高さからミシャサッカーに合うものとして期待されたが、残念だった。今年限りで契約満了になったが、シーズン終わりの練習試合には良い動きも見せていたようなので、次のチームに行っても頑張ってほしい。


 河合は昨年終盤に靱帯損傷、骨折の大怪我を経て今年復帰したが、肉離れ等を起こし、試合には出場できなかった。そして契約満了になった。しかし、チームに在籍した8年間で大きな貢献をしてくれた。チームのJ1昇格にも著しい貢献をしてくれた。入団早々キャプテンとしてチームをまとめてくれたのには感謝しかない。現役を続けるそうだが、必ず札幌に帰ってくるそうなので、その時を楽しみにしている。

 横山は昨年はJ1残留に多くく貢献したものの今年はリーグ戦には出場できず、ルヴァンカップには出場したがミスを連発、ミシャのサッカーに不慣れな面を露呈した。夏の移籍で熊本に行ったがレギュラーをとれず、契約満了になってしまった。しかし、まだまだやれるはず。新天地で頑張ってほしい。


 は今シーズンはルヴァンカップに3試合出場した。アウェイ磐田戦では唯一の勝利に貢献した。高さがあり、身体能力もあるので、クレバーさをもう少し身につけて、経験を積んでほしい。紅白戦ではジェイや都倉とやり合っているので、屈強な選手とのマッチアップにも慣れたはず。来年はプロ3年目になり、U-18の中村君も入ってくるので、うかうかしていられない。先輩の意地を見せてほしい。




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今年を振り返る3(GK編)

2018年12月21日

 GK陣は昨年と比べて1人減り、菅野、ソンユン、阿波加の3人体制だった。
リーグ戦はソンユンが全試合フル出場。菅野はルヴァンカップ、天皇杯のみ出場だった。阿波加は公式戦出場はなかった。


 ソンユンは今年も大活躍した。ソンユンがいなければ、かなりの試合を落としていただろう。ソンユンといえば手足の長さを生かしたセーブ力と判断の速さだが今年もますますそれに磨きがかかった。印象に残ったセーブシーンはたくさんあるが、一番印象に残ったのは4月25日の厚別ナイトゲーム横浜FM戦の天野のFKを横っ飛びで片手でセーブしたシーンだった。これはソンユンはまぐれと言っていたが、ソンユンの凄さをみせられた感じだった。
 そしてPKセーブもあった。11月4日のホーム仙台戦m1点リードの状態。しかし、PKを取られたがソンユンが相手のキッカーの動きを見て止めた。
今年もソンユンに助けられた試合が多かった。


 菅野はリーグ戦には出場機会がなかった。ルヴァンカップには全試合出場した。わずか1勝しかできなかったが、菅野の持つ俊敏さ、セーブ力を十分に見せてくれた。
 ソンユンの控えに菅野がいると思えば安心感がかなりあった。
 菅野と言えばリーグ戦でチームを鼓舞する応援団長のような行為が話題になる。
誰かがゴールを決めればベンチから率先して飛び出して祝福にいくし、ハーフタイムや試合終了時には、選手達にかけより、勇気を与えた。
 菅野がチームにもたらしたものは大きい。これだけでも価値があった。

 阿波加は公式戦は1試合も出場できなかった。ソンユンと菅野の厚い壁を乗り越えられなかったが、そう悲観しなくてもいいだろう。もともとこの2人は実績がある選手。今年は地道に練習して練習試合に出場するしかなかったが、チャンスは必ずあるはず。
 来年こそ今年1年の地道な努力が報われればいい。 
 阿波加は持っているポテンシャルは高い。本人が希望すればだが、来年も同じ体制なら思い切って別のチームで挑戦するということもありうるだろう。そうなるかは本人の希望次第だが。

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今年を振り返る2(戦術編)

2018年12月13日

 ミシャに代わって本当にずいぶん戦術が変わった。守備からカウンターのチームがボールを握って、攻撃を仕掛けて3点取られても4点取るサッカーにシフトチェンジ

 キャンプからワンタッチでパスを回し、パスを出した相手には決して戻さないという練習を重ね、パスの精度をつけていった。

 しかし、予想通り、シーズン当初からパスミスからカウンターを受けるシーンも目立ったが徐々にパス回しが形になってきた。そしてアウェイの磐田戦などを見てもミシャ式サッカーが根付きつつあるという感じがする。

 システムは3-2-2-2-1が基本

 後ろでボールをしっかりつないで、ロングボールやサイドチェンジを使って大きな展開からサイドから攻撃していく。また、中を使って相手を崩す。

 広島や浦和でやっていたようなショートパスから相手を崩していくことから、前方に速い攻撃も取り入れていた。

 ミシャが言う、「サッカーも医学と同じ進歩していくので新しいことを取り入らていかなければいけない」ということを今年は実践していたのだろう。

 ミシャ式の真骨頂である前線が5トップになることは変わらないが、最終ラインは基本的なミシャ式のボランチが1枚最終ラインに下りた4枚ではなくボランチを2枚で維持して3バックで中盤のスペースを守ることにも挑戦していた。

 また、相手の攻撃人数に合わせてボランチ2枚を最終ラインに落として5-0-5のような形もやっていた。

 そして中盤の人数を増やして攻守の連動性を意識した時には3ボランチのシステムも行っていた。

 このコンサでの新ミシャ式はやはり昨年までの四方田さんのサッカー抜きでは語れないだろう。四方田さんの守備からの縦に速いサッカーとサイドからのクロス攻撃。これをベースにミシャ式がよい感じで乗っかったという感じだろうか。いわば今シーズンの戦術は新ミシャ式とでも呼べるものだったろう。

 ミシャの柔軟性はセットプレーの練習でも見られた。広島、浦和ではほとんど行わなかったセットプレーの練習を試合前日に行うことした点だ。

 昨年までのセットプレーのストロングポイントを生かしたことで得点を増やした。

 ミシャ式の弊害と言えばメンバーの固定化だが、やはり多くのポジションで固定化が見られたが、それでもずっとスイーパーで使っていたミンテを外し、宮澤を入れたり、菅の調子が悪い時には、白井を先発にしたり、多少は柔軟性は見られた。

 ただ、このやり方だとサブメンバーに戦術が浸透しない点は広島、浦和時代と同じで、ルヴァンカップでは中途半端な戦術で1勝しかできず、控えのレベルアップには残念ながらつながらなかった。

 来年の課題としては4位になったことでマークがきつくなることだろう。

  今年はコーナーからニアをすらされて失点を重ねた時期があったし、終盤では右サイドを狙われ、クロスから左サイドの菅のミスマッチをつかれ失点を重ねた。

 このように相手は徹底的に弱点をついてくる。ここをいかにフォローしていくか、さらなる戦術の進歩が必要になる。また、サブメンバーの能力の向上も課題になってくる。

 そしてメンバー固定化の弊害をどう是正していくか、ミシャの腕の見せ所だろう。



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今年を振り返る1(J14位への道のり)

2018年12月09日

 今年は大方の予想を裏切ってJ1 4位と躍進した。

 ミシャの元でやったことが結実してチーム初めての順位でフィニッシュした。しかし、最終戦で2位になれるチャンスを逃したことは残念だった。

 今日から複数回に分けて勝手に今年を振り返っていきたいと思う。


 今年はミシャが新監督に就任。ミシャは攻撃サッカーを掲げキャンプから厳しい指導をして、選手を鍛えていった。
 マイボールの時間を長くしてショーパスで崩すサッカーでこれまでのチームにはない戦術で選手も戸惑ったと思うが、徐々にチームに浸透していった。

 開幕戦の広島戦は試合の入り方が悪く先制を許し、そのまま敗戦したがボールポゼッション率は圧倒的に広島に勝っていた。

1勝1分けで迎えた清水とのホーム開幕戦ではボールを持ってピッチを広く使う攻撃を仕掛け先制したが、清水のショートカウンターから次々と失点。久々のホーム開幕戦の勝利は得られなかった。

 初勝利はホーム長崎戦。ジェイのゴールで先制したが追いつかれた。しかし、ロスタイムチャナの劇的ゴールで4戦目にして初の勝利を挙げた。



 続いてはアウェイの鹿島戦だったが多くの選手が今年のベストゲームに挙げるくらいの圧倒的な内容で鹿島を押しまくった。惜しいシーンが何度もあったが決めきれず。おまけに相手ペナ内でのDFのファウルを主審が見逃すということもあって、運にも見放されスコアレスで終わってしまった。

 しかし、アウェイで鹿島を圧倒した自信と勢いで長崎戦から数えて11戦負けなしの記録を作る。この11戦の内訳は7勝4分けと素晴らしいものだった。

 この成績で一躍3位に躍り出た。

 しかし、GWの連戦により新たな戦術を落としこめない状態にあり攻撃が手詰まりに。アウェイの神戸戦では、0-4と完敗した。

 ここからW杯の中断期間に入った。他のJ1のチームが次々と補強に走る中、1チームだ補強をまったくしなかった。

 中断明けの試合は調子が出なかった。中断明けからの6戦は1勝3分け2敗と勝ち点を伸ばせなかった。
 そこで迎えたホームのFC東京戦も前半で2点先制されるという苦しい状況だったが都倉のゴールで追い上げ、白井のゴールで同点にそしてチャナのゴールで逆転し、そのまま3-2で勝った。そこから勢いを増し3連勝した。

 しかし、勢い込んで乗り込んだ敵地での川崎F戦は0-7と大敗。またホームの鹿島戦、も0-2で強豪に連敗した。

 ホームの鳥栖戦には三好の今シーズン初ゴールで先制。同点に追いつかれたが途中出場の都倉がロスタイムにPKをゲット。そのまま都倉がゴールして勝利した。

 都倉の今シーズンの得点は12ゴールだったが。全部後半でロスタイムのゴールは5ゴールと、勝負強さを如何なく発揮した。

 10月28日の名古屋戦に勝ったことでチーム最速で残留が決定。目標をACL圏内の3位に絞った。

 ホームの浦和戦に負けたがアウェイの磐田戦に勝って。ホームの最終戦の広島戦に勝てばACL出場の可能性があったが、2点リードしたものの追いつかれドロー。4位に終わり、ACLの出場は鹿島の天皇杯の結果如何になった。

 最終戦が消化不良に終わったが、4位という成績は素晴らしい。史上最高位だ。


 くしくもシーズン前に菅がミシャに言った順位となった。
 今度は菅に「優勝です」と言ってもらわなければいけないだろう。



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最後に今年を振り返って

2017年12月31日

 今年を最後に振り返って

 シーズン前に目標勝ち点と順位を勝ち点50、一桁順位と予想し、大きく出たと言われたが(笑)。さすがにそこまでは届かなかったが、結果、勝ち点43、11位という昇格チームには立派な数字を残してくれた。
もちろん残留して素晴らしい1年になった。



 今年の最後に勝手に、僭越ながら、個人的に選ぶ今シーズンのベストゲーム。悔しかったで賞、もっと頑張りま賞、素晴らしかったで賞、よくぞやってくれたで賞、ベストゴールを選びたい。

 ベストゲームは11月18日(土)アウェイ清水戦。残留が決まった試合ということもあるが、アウェイではあるがボールを所有し、全体的に試合を支配して、危ない場面はほとんどなかった。そしてサポーターの応援も凄かった。

 悔しかったで賞は金園。何度ポストやバーに当て、また、決定的なシーンをふかしたり、サイドネットに蹴り込んだりしたかわからない。
今年は悔しいシーズンとなったが、来年は今一度気を引き締め、ゴールをバンバン入れてほしい。

 もっと頑張りま賞は菅。今年は左ウイングバックのレギュラーを掴んだが、守備面で穴が目立ち終盤、直樹にポジションを譲った。
  しかし、新人で先発16試合。出場23試合は立派な成績。誇っていい。ただ、厳しいようだが本人も思っているとおり、それだけ出てゴール1,アシスト2は物足りない。世界的には19歳でも十分に結果を出している選手はたくさんいる。能力は十分持っているので、来年はもっと頑張って結果を出してほしい。

  素晴らしかったで賞は兵藤。運動量、献身的なプレーはいつも頭が下がる。今年兵藤がいなかったらと思うとぞっとする。前線で動き回ってボールを奪取し、味方に好パスを配球する。そのどのプレーも素晴らしく、J1上位のチームでバリバリのレギュラーを張った選手と改めて認識させられた。
                   
 よくぞやってくれたで賞は、厚別で行われたホームの仙台戦に天気予報で事前に風向を読み、戦術を構築した四方田監督。また、ドームでやることは可能だったが経営上の損得を度外視し、厚別の芝を利用するために、あえて柏戦を厚別でやった四方田監督以下スタッフ

 ベストゴールはアウェイ大宮戦の福森のFKやホーム最終戦の横山のヘッドもいいが、9月9日(土)ホーム磐田戦のヘイスのゴールを挙げたい。チャナからの縦パスを伸二がサイドに流して直樹のグラウンダーのクロス。そこにヘイスが飛び込んで得点した
これはコンサにはこれまでなかった、相手を崩しきって点をとったもの。チャナと伸二がからんで絵に描いたようなきれいなそれでいて力強いゴールだった。


 今年1年いろいろとお世話になりました。1年間このブログを見ていただきありがとうございます。

 コンサにとっては有意義な年でした。苦戦をしましたが、16年ぶりに残留できたことは誇っていいと思います。来年はJ1定着の年。皆さんサポーターの力で今年以上に盛り上げて行きましょう。私も微力ながら頑張って後押しします。

 来年もよろしくお願いします。



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今年を振り返る9(シャドー、トップ編)

2017年12月29日

 シャドーは主に後半戦に採用され兵藤、チャナ、ヘイスが起用された。
トップは都倉がメインで後半戦はジェイが起用され、得点を量産した。
内村と金園は期待されたはノーゴールに終わった。

 兵藤は期待されて入って、額面どおりの活躍を見せた。運動量があって、前線を動き回ってボールを奪い、素早く前線に送る。いつも走行距離はチームトップ
平川さんはガチャガチャと動き回るのがよかったといっているが、チームの汗かき屋として頑張った。
兵藤は深井が怪我をした後は主にボランチに入ったが、宮澤と荒野がボランチに入ったときにはシャドーに入った。
 ポジションはシャドーの方が活きるのではないだろうか。ジェイの回りをチャナとともに動き回る形がコンサにとって一番良い形だったように思われる。

 チャナはシーズン途中でタイのムアントンから入団。入団前はそこそこはやるとは思ったが、バリバリの主力で活躍するとは思ってもみなかった。しかし、入団するやすぐさま実力を発揮し、チームの中心になった。ボールをキープする力があり、ドリブルで仕掛ける動きが秀逸。華奢なのにフィジカルコンタクトが強く簡単にボールを奪われない。
 シャドーで代えのきかない選手になった。
 そしてその愛されるキャラクターから一躍サポーターから人気者になったことも大きい。チームでもマスコットのような存在
ただ、何度も言われていることだがシュートの意識ももっと持ってほしい。スペースが空いたらシュートを実践してほしい。
なにより初ゴールはタイの国民も願っているだろう。

 ヘイスは怪我でシーズンの1/3くらいしか働けなかったが、試合に出ると必ず活躍した。前線でタメが作れて、いいところでボールを受ける。そして決定的な仕事をした。ここぞというときには俊敏な動きを見せ、ゴールへ向かって動きだす動きが素早かった。
低い位置でもボールをキープして味方につなげるテクニックは素晴らしいものがある。
その才能は溢れるばかりにある。しかし、もっとできる選手。怪我がなければどれだけ結果を残すのかわからない選手。来年はできるだけ怪我をなくして出場してほしい。



 伸二はリーグ戦は先発出場がなかった。主に同点もしくはビハインド時で得点がほしいときに投入された。伸二が入ればボールが落ち着き、攻撃の流れも良くなる。
攻撃のアクセントになって、得点を生み出した。ただ、伸二が入ってもロングボール中心だったり、引き気味になり、伸二とボランチ、DFの距離が空けば伸二は本来の動きができなくなる。こんな試合も目についた。
来年はミシャの下で伸二の出番も多くなるはず。先発もあるだろう。いかに伸二を生かすかが問われる1年になりそう。

 都倉は今シーズンは9ゴール。2桁得点を目指していたから、本人は納得していないだろう。しかし、前半序盤は得点王争いをしてゴールを量産していた。大事なところで得点をしてチームを引き分け、勝利に導いていた。しかし、後半は徐々に研究され、なかなかゴールをあげることができなかった。前線でボールを収めることがうまくいかずシュートまでもっていけないシーンが目立った。それでも後半戦はジェイとのコンビでは都倉がヘッドで落としたボールにジェイがシュートを打つシーンがあって、攻撃のバリエーションが増えた。来年はもっと点をとってほしい。ジェイとのコンビであれば得点はかなりとれるだろう。

 ジュリーニョはシーズン序盤はそこそこ活躍していたが、6月24日のトレーニング中にアキレス腱を断裂して今シーズンはサッカーができなかった。
J1でもそのドリブルや突破力や高さは通用したが、ボールを持ちすぎて簡単に失ったり
ミスするところも散見された。
来シーズンはキャンプから合流できるはず。FW、もしかしたらサイドをやるかもしれないが、ジュリーニョならミシャのサッカーに適応できると思う。外国人だからと言って簡単にポジションはとれない。他の選手と高いレベルでの競争をしてほしい。

 ジェイは14試合10得点。ジェイのおかげて11位になったというのも過言ではないだろう。爆発力は相当凄いものがある。本人はヘッドは苦手というものの、ヘッドでも得点。足元のテクニックが抜群で、ポストプレーもできる。終盤戦は戦術ジェイになっていたが、残留をあくまでも目的とするチームではどんな手を使っても成し遂げたかっただけに戦術ジェイでも目立った批判は出なかった。
しかし、来年ミシャのサッカーではジェイをどう使うか。いかにジェイを生かすかが注目される。


 金園は怪我でなかなか出場の機会がなかったが、出場しては惜しいシュートを放っていた。バーに当たったり、ポストに当たったり運もなかった。1点でも入っていれば、まったく違ったシーズンになったかもしれない。後半戦は集中力を欠いたせいかボールロストが目立ったが、本来の金園はポジショニングがよく、ゴール前のチャンスによく絡む選手。欲しいのはあとはゴールのみ。それが一番難しいのだが。

 内村は今年はノーゴールだった。試合出場もほとんど途中投入で、時間を与えられたとは言えなかった。それでも点がほしかったが、なかなか決定的なシュートは打てなかった。
また、内村が好むパスが出でこなかったように思う。
年齢的な衰えやJ1では活躍できないと指摘するサポーターもいるが、まだまだやれると思うし、J1でもきっかけが掴めれば、そしてよいパスが出ればゴールをかなり上げられると思う。来年は隔年で活躍する年。来年こそはゴールを量産して欲しい。


 上原は主にルヴァンカップに出場。点を入れるなど活躍した。リーグ戦は途中出場で4試合とわずかだった。身体能力は自他ともに認める選手。ただ、ウイングバックでは守備がいまいち。思い切ったプレーが影を潜めた。FWでは都倉や金園がいるので、3番手となかなかアピールできなかった。パワープレー要員としてもなかなか起用されなかった。
、コンサでは入団から8年と長い選手。来年は愛媛へ移籍することになったが、FWとしてまだまだ活躍できると思う。愛媛でレギュラーをとって、コンサを見返すくらいに頑張ってほしい。



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今年を振り返る8(ウイングバック編)

2017年12月28日

 ウイングバックは序盤は右に謙伍とマセード、左に雄大で回したが、謙伍の怪我もあり、右に早坂が入った。また雄大の怪我で菅が左に入り、終盤まで左には菅がレギュラーを張った。右は早坂やマセードが入ったが、裏をとられたり、そこを徹底的に狙われ守備の不安がつきまとった。
そして夏の補強で左に直樹がはいることで、守備の意識が高なり、また早坂もウイングバックが慣れてきて、守備が堅くなった。

  謙伍は開幕戦には先発。第4節まで出場したが、足首の怪我でリーグ戦を6ヶ月欠場、
秋には復帰したが、その後は出場できなかった。調子が上がらなかったのと怪我から復帰してもウイングバックには、早坂、マセード、菅といったところがいたので加われなかった。謙伍は運動量があって重宝する選手だったが、今年で契約満了となった。コンサでは2度目の契約満了になったが、まだまだやれる選手。どこか別のチームで活躍してほしい。

 雄大は今年加入した。積極的なサイドでの上がりと、運動量で積極的に守備に攻撃に貢献したが4月に右ハムストリング肉離れの怪我で戦列を離脱。菅にレギュラーを奪われ。その後復帰したが、ベンチにも入れない状態が続いた。
ピッチの外では明るいキャラを生かしチームの盛り上げ役で、チームが遠征するときには宮の沢から出発するバスの道路まで誘導するなど、チームの一体感を実践した。


 マセードは前半戦は先発が多かったが、怪我も多かった。たびたび肉離れを起こし、チームを離脱した。また、復帰してもJ1の攻撃に守備での穴が目立ち、攻撃でも昨年のようなキレのあるドリブルや突破は影を潜めた。攻撃で目立ったものがなくなったので、レギュラーを早坂に譲り、後半戦はほとんど出場の機会がなかった。
今年で解約満了。
マセードJrとの愛らしい絡みが見れなくなるのが残念。まだ次のチームの情報は出てこないが、海外またはマセードならJ2ならば十分にやれる力はあると思う。

 は今年は左ウイングバックでの出場が多かった。
昨年から試合に出場しているので、場なれしておりとても新人とは思えない思い切った動きが特徴だった。
シーズン序盤に雄大の怪我でポジションをとり、特に攻撃でチームに活性化をもたらせた。ドリブルからの突破には定評があり、何度も縦に仕掛け、クロスを上げるプレーは圧巻だった。しかし、徐々に研究され、守備を狙われ、左サイドがウイークポイントになっていた。
夏の移籍できた直樹にレギュラーを奪われ、その後は最終戦まで先発できなかった。

 早坂はキャンプから慣れないウイングバックの練習をして、レギュラーを期待されていたが、早々に怪我で離脱、その後復帰して右ウイングバックのレギュラーをとるも慣れないポジションでミスを連発、一時はレギュラーを外された。しかし、持ち前の負けん気で守備意識を高め、夏場からポジションを奪取、直樹とともにウイングバックの守備を立て直し、攻撃では、素早く前方のスペースに抜けでる動きで再三チャンスを作り、チームの終盤の好調の要因ともなった。





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今年を振り返る7(ボランチ編)

2017年12月27日

 ボランチはシステム的には前半戦は3ボランチをやっていて、後半からダブルボランチに変更した。
 当初は深井と宮澤と兵藤でボランチを組んでいたが深井の怪我で荒野に代わり、後半戦からは宮澤と兵藤。宮澤と荒野のボランチの組み合わせが多かった。

 深井はシーズン当初よりボランチの中心として他の選手との違いを見せたが、本来の深井のキレがあるプレーが見られず、調子はあまりよくなかった。そして4月に行われた甲府との一戦で左膝前十字靭帯断裂、左膝内側半月板損傷、左膝外側半月板損傷の大怪我を負った。今季試合に出られないということで、大半はリハビリのシーズンを送った。それでも12月には鳥かごにも参加できるなどほぼ治り、来季はスタートからいけると思われる。
 来季はこれ以上怪我をしないような体作りとJ1でも目立ったプレーをしてくれるように願いたい。


 宮澤は今季もキャプテンとしてチームを引っ張った。ミスも少なかった。ボランチで地味だが、セカンドボールをよく拾い、中盤でタメをつくって攻撃をスタートさせていた。守備の意識も高くなり、ボール奪取力もついたように思われる。
終盤戦荒野と組んだダブルボランチはメリハリが効いて、かなり威力を発揮した。
来年もチームを引っ張って行ってくれるだろう。来年、日本代表を目指してほしい。

 荒野は今年はボランチが多かった。ウイングバックもやっていたが、ウイングバックでは持ち前の運動量が生かされなかった。深井の怪我からはアンカーの位置もやっていたが、
あまりフィットしていなかった。
荒野の良さが発揮されたのは後半戦ダブルボランチに起用されてからだろう。危機察知能力を発揮してボールの寄せが速くなり、厳しいあたりにもボールをキープできるようになった。G大阪戦で足を裂傷したが、その怪我がなければ最終戦の鳥栖戦も先発したに違いない。J1の戦いの中で伸びた選手の一人だろう。海外志向の強い荒野だが来年はどうするのか気になるところである。

 イナは昨年大怪我をして今年秋口にようやく復帰。途中出場で存在感を見せた。シーズン終盤は逃げ切りの切り札として起用された。良いところで途中起用され、守備に貢献した。
イナが入ると中盤が落ち着くのでチームに好影響を与える。来年はミシャ監督の下出番も多くなると思われる。来年はスタートラインに立ったつもりで頑張ってほしい。

 前弟はリーグ戦は4試合途中出場。いずれも守備固めで登場。時間が短く、試合に十分出たという感覚はないだろう。また、今年は主にルバンカップに出場したがこれといって強烈な印象はない。もとも身体能力が高く、ボランチの必要とする能力を持ち合わせているが小さくまとまってしまっているように思う。もっと個性を出して、練習からアピールしないと、いけないだろう。このままだと埋もれていまい、チャンスの目はなくなる。来年は水戸にレンタル移籍だそうだが、水戸でレギュラーをとってほしい。自信を持って練習からやればできるはずだ。

 ミンテは本来はボランチだがチームの事情によってCBに起用された。もともと対人能力が高く、突破力、推進力があるので期待されたが、CBのポジションは彼には合わなかった。守備ではミスを連発し、セットプレーでマークを外して失点の原因になるなど。途中からCBには起用されなくなり、怪我もあってベンチにも入れなかった。ただ、これは使う方も悪かった。もっとミンテの本来の場所で使ってやれば活躍できたと思う。
どうやら複数年契約らしいので、来年は彼の活きる場所で使ってあげてほしい。


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今年を振り返る6(センターバック編)

2017年12月26日

 センターバックは主に福森、横山、菊地の並びが多かった。
特にこのポジションはリーグ的にも人材不足で、増川の大怪我で心配されたが、大宮からレンタルで獲得した横山が1年を通じて活躍してくれたことが大きかった。

 増川は昨年暮れの左膝前十字靭帯部分断裂でチーム合流が遅れ、夏以降に復帰するもコンデションが整わずわずか途中出場1試合に終わった。1年のほとんどをリハビリと練習に終始し本人も悔しい1年だったはず。そして今年限りでの契約満了になってしまった。年齢的なものも考えてのことだと思うが、まだまだJ1でもできる選手だと思う。はたしてこの決断がチームにとって正解だったのかは、来年の今の時期にわかると思う。
増川なら新しいチームも見つかるはず。次の場所で頑張ってほしい。

 河合は怪我人が出たり、他のDFの調子が悪かったりした時にスイーパーで先発出場した。また試合の途中から守備固めで出場したことも何試合もあった。今シーズンはさすがに年齢邸な衰えを心配させたが、まったくそんなことはなかった。
出場すれば適切なポジショニングで相手の攻撃を防ぎ、厳しく相手FWをマーク。相手に隙をみせなかった。また、ピッチでは適切な指示味方を動かした。
11月の清水戦で相手と接触。腓骨骨折で5ヶ月ほどの大怪我になってしまったのが悔いが残る。ただ、本人は来年もやる気満々で春以降に復帰だと思うが、元気な姿をピッチで見せてくれるはず。


  横山は今シーズン大宮からレンタルで移籍。増川の代わりとしてもっぱらスイーパーで主力を勤めた。スイーパーはほとんどやったことがないポジションだったらしいが、見事に1年間勤め上げた。ポジショニングが良く、スイーパーとして厳しく行くところは厳しく、相手の侵入を許さなかった。また、最後の最後で体を張り守った守備は際だっていた。
もともとラインは下がり目だがジェイが前線でキープしてくれるのとチャナのボールキープでラインを高く設定できたこともチームの好調さにつながった。
攻撃ではセットプレーで力を発揮し、2ゴールした。最終戦の鳥栖戦の劇的決勝ゴールはかなりインパクトがあった。
  来年から完全移籍になる。来年もCBの中心として頑張ってほしい。
 

 菊地は鳥栖から1年間レンタル延長で出場した。もっぱら右CBだったが、横山がいないときにはスイーパーもやっていた。相変わらずビルドアップのうまさが光り、攻撃の起点になっていた。守備ではパスカットがうまく何度もボールを相手から奪ってはチャンスにつなげた。1対1に弱いところもあったが、しっかり味方と連係して防いでいた。
 来年は進境著しい進藤との勝負となると思うが、当然、負けてはいられないと奮起するはず。来年から完全移籍となった。来年もチームのために頑張ってほしい。


 福森は今シーズンはFKがより注目された。3つのFKで直接ゴールを記録。なかでもアウェイ大宮戦の追撃、同点ゴールが忘れられない。他のJ1のチームにかなりのインパクトを与えたはずだ。
CKもかなりの精度で得点をアシストした。
おかげでコンサと言えばセットプレーが得意という印象ができた。
キックばかり目が行くが守備でもかなり進歩した。寄せの速さや空中戦がより強くなった。そして1対1での強さ。パスカット。いずれも進歩した所ではないだろうか。そして日本代表に推す声もあったが、今年は選ばれなかった。
「お金がほしい」福森だが、持ち前のビルドアップの力はミシャの戦術にぴったり合うはず。来年もコンサにいて日本代表を狙ってほしい。

 進藤は3試合に先発。序盤は横浜FM戦に先発で起用されたがちょんぼを犯しそこからあかなか試合には起用されなかった。しかし、終盤戦2試合に先発起用され、よいところを見せた。持ち前の闘志を前面に出すプレーで、相手のサイドからのアタックを防いだ。ハイボールにも強いところを見せて、来季にも期待させる働きをしたのはよかったのではないか。ただ、来季はもう4年目。いい加減にレギュラーをとらないといけないだろう。


 直樹は8月に仙台から完全移籍でチームに加入。やったことがない左WBの位置に抜擢。これが見事に当たり、チームの躍進を支えた。守備に力をおいた起用だったが、よい守備からよい攻撃の起点にもなった。守備が安定せず、サイドを破られていた左サイドに直樹が入ったことで、戦い方に計算ができるようになったことは大きい。
  WBに慣れるに従って攻撃でも力を発揮するようになった。得点になったファーのジェイに合わせたクロスも見事だった。来季はどこで勝負するかわからないが、必ずチームの力になってくれると思う。


 永坂は7月まで在籍。7月に水戸にレンタルとなった。コンサの在籍時はリーグ戦は出場できなかった。ルヴァンカップには4試合、天皇杯1試合に出場。
高さを生かした守備で貢献したが、今一目立ったプレーが少なく、アピール不足。
水戸に現状打開のため移籍したがここでも出場がなかった。
永坂としてはもはやた止まっている年齢でもなくなった。どうやら来年は水戸に再レンタルらしいが、もはや後はないと思って懸命に練習から取り組んでほしい。


 は今年U-18から菅とともに昇格。今年はもっぱら体作りとプロのあたりとスピードに慣れる年だった。ルヴァンカップにも控えには入っていたが出場できず、タイ遠征でムアントンユナイテッドとの親善試合で先発出場した。
この試合では出足もよく、あたりも力強く。また、しっかりボールを収めて、攻撃の起点にもなっており、かなりの進歩がみられた。
来季はかなり期待できるのではないだろうか。
今年10月左膝軟骨損傷の怪我で手術をして、終盤は練習にも参加できなかった。
来季はまずは体を万全にして、リーグ戦に1試合でも出られるように精進してほしい。



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今年を振り返る5(GK編)

2017年12月23日

 登録GKは杉山、金山、ソンユン、阿波加の4人だった。
  しかし、阿波加がシーズン途中で愛媛にレンタル移籍
 もっぱら3人のGKで乗り切った。
  リーグ戦は今シーズンもソンユンがほとんど1人でゴールマウスを守った。
  ソンユンが韓国代表として欠席した時、怪我で途中退場した際には金山がゴールを守った。
 ルヴァンカップは当初アウェイに慣れらせるためソンユンが守ったがその後はもっぱら金山がゴールを守った。
 阿波加、杉山は公式戦の出場はなかった。

 ソンユンは今年はドームMVPをとったことでもわかるとおり、慣れないJ1の舞台で活躍した。初めこそ、J1のスピードとシュートの正確さに戸惑ったが次第に慣れ、ビックセーブを連発した。なによりソンユンがいなかったら残留は危うかったと思われる。それだけソンユンの力は大きかった。
  ソンユンがとにかく凄いのは反応スピード。相手のシュートに負けずに素早くコースに手が出てくる。J1でさらに磨かれた。長い腕も武器。普通のGKなら届かない場所でもソンユンなら届いてしまう。あえて難を言えばキックの精度だろうか。これは金山に劣ったところ。来年はここを強化したい。

 金山はリーグ戦は2試合だけ出場。そのうち1試合はソンユンの怪我で途中出場した。いずれも失点してしまったが、金山らしい思い切りの良いプレーは見ることができた。ルヴァンは5試合、天皇杯は1試合出場したがいずれも勝利が得られなかったのは悔いが残っただろう。
 しかし試合に出場すれば大声でコーチング。そしてキック力が相変わらず正確と金山らしさは出してくれた。来年は岡山に移籍。岡山で正GKを争うことになる。是非ともレギュラーをとってほしい。

 阿波加は今シーズン期待されたが、公式戦に出場できずに終わった。4月に育成型のレンタルで愛媛に移籍、愛媛での活躍が期待されたが、サブメンバーに選ばれても出場できず、その後に10月に左膝後十字靱帯損傷で1ヶ月離脱。リーグ戦が終わってしまった。
来年は戻ってくる予定だそう。来年こそ、正GK争いに加わってほしい。

  杉山は第3キーパーとして、最年長者としてキーパー陣を支えた。
なにより真面目で練習熱心な様子は他の選手のお手本となっていただろう。
公式戦に出場はなかったが、タイのムアントンユナイテッドとの親善試合で途中出場した。来年は関東1分東京ユナイテッドFCへ移籍する。鹿島時代チームメートだった岩政の紹介もあったそうだが、コーチ兼任にような立場になると思うが若手の手本となって活躍してほしい。




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今年を振り返る4(戦術編)

2017年12月21日

 今年、スタートはシステムは3ボランチの3-3-2-2

 守備ではアンカーをおいて、中央を固めできるだけバイタルに侵入させないようにしたシステム。

 攻撃はロングボールが中心で、縦に速く、前線の都倉に当てて、そのこぼれ球を拾って攻撃を仕掛けて行くという形が多かった。
 また、前からの連動した守備で獲りどころを決めて守備のスイッチを入れてボールを奪い、そこから一気にカウンターという流れを形にしていた。
 そしてサイド攻撃を活発化させた。攻撃は主に左サイドからでウイングバックや福森が上がって数的有利を作り、攻撃していった。

 また、セットプレーから得点をしていった。
  直接FKやコーナーキックから得点をし、セットプレーがストロングポイントになっていた。

  しかし、前線や中盤でなかなかボールをキープできず。自分たちの時間が作れずに、攻撃の多くは単発になっていた。

  またボランチに3枚置いたため、前線の人数が少なく、波状攻撃をしにくい形になっていた。
   そして守備ではアンカーの脇のスペースが狙われていた。

 また、前線の都倉のところでなかなかボールが収まらないことで、ラインも低く、セカンドボールを拾えず、相手にボールを持たれ、回される展開が多かった。

  これは怪我で前線にヘイスを置くことができなかったことも大きかっただろう。

  6連敗の時にはウイングバックの裏のスペースやCBの両サイドの横のスペースを徹底的に狙われた。

  それから夏の補強でチャナ、ジェイ、直樹が加入し。システムも変えてきた。

  ワントップ2シャドー、2ボランチの3-2-2-2-1に

  ボランチを2枚にしたが前線に3枚置くことにより、攻撃の時間を長くして守備の負担を減らす目的があった。

 最初はボランチを2枚にしてことで中盤の守備が薄くなることが懸念されたが、前線にチャナ、ヘイスとジェイが入ったことで、タメができマイボールの時間が長くなった。また守備ではボランチの荒野の運動量でカバーしこのシステムが機能した。

  また左ウイングバックに直樹を置いたことで、これまでさんざんやられてきた左サイドの守備が堅くなった。また右も早坂がウイングバックになれてきたことで本来の能力を発揮し、守備が堅固になった。守備が堅くなったことで攻撃も機能し始めた。

 右サイドからの攻撃が活発になった。

 なによりジェイが能力を発揮したことで、前線が活性化して、攻撃がはまるようになってきた。
 また、中盤でチャナ、前線でジェイがでボールを収めることで全体的にラインが上がり、セカンドボールも拾えるようになってきたことが大きかった。



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今年を振り返る3(補強編)

2017年12月17日

 今年は大方の予想を裏切ってJ1残留を果たし、見事11位の順位に収まった。
今回は勝手に今年を振り返るその3


 なんと言っても今年16年ぶりに残留したのは新戦力の力が大きいだろう。そして現有勢力と合わせての戦力アップ。

 当初から加入したのは、兵藤、横山、早坂、金園、ミンテ、雄大、菅、濱の8人

 そして夏の補強で加入したのが、チャナ、ジェイ、直樹の3人

 今シーズンのスタートから新加入の兵藤、横山、早坂、金園、ミンテ、菅のうち雄大、金園、菅を除く3人が出場。チームの主力として試合に出続けた。

 兵藤はボランチやシャドーでの汗かき役として、運動量でチームを引っ張り続けた。

 横山は昨年末、怪我をした増川の代わりにスイーパーでDFを牽引、地味なポジションを1年間勤めあげた。

 早坂は序盤はけがで出場できず、復帰してからは不安定な守備で失点の原因になった。しかし、後半戦出場してからは守備は持ち直し、右WBを手中にした。

 金園は今年惜しいシュートが何度もありノーゴールだったが、試合途中で投入されチームを鼓舞した。

 ミンテはシーズン初めは層の薄いボランチ、CBで出場。CBはポカも多かったが、DFラインを支えた。

 雄大は左ウイングバックのレギュラーを掴んだが、怪我で菅にレギュラーを譲り、そこからレギュラーを獲得できなかった。ただ、持ち前の明るい性格でチームの盛り上げ役を担った。
菅はシーズン途中から左ウイングバックの位置を奪取。直樹が入るまで新人ながら攻撃に貢献した。

 菅は昨年もチームに帯同していたのでスムーズにチームにとけ込んだ。もっぱら左ウイングバックで起用され、直樹がくるまでスタメンを張っていた。体も1年でガチムチになり、左からのドリブルでチャンスを多く造っていた。攻撃力のあるウイングバックとして重宝された。

 濱はリーグ戦の出場はなかったが、1年を通じて成長し、来年の飛躍を期待させた。ただ、怪我で後半戦離脱したのが悔いが残った。

 チームが6連敗した後には夏の補強の3人が大活躍した。

 チャナはゴールこそなかったが、これまでロングボールやセットプレーに頼りがちだったチームの攻撃にパスをつなげる形の攻撃のオプションを加えた。チャナのおかげで攻撃の引き出しが増えたのは大きかった。

 ジェイはチームに徐々に慣れていき、チームの攻撃の核としてゴールを量産してわずかの期間で10ゴールをあげ、チームのトップスコアラーになった。

 直樹は各対戦相手がサイドをウイークポイントして狙ってきたことで、調子を崩したチームを守備で立て直した功績は大きい。

 今年は当初の補強、そして夏の補強が大きくチーム力を上げた。
補強は成功した。特にこの夏の補強は大きく残留の原動力になった。


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今年を振り返る2(J1残留への道のり)

2017年12月12日

 今年は大方の予想を裏切ってJ1残留を果たし、見事11位の順位に収まった。
 今日から複数回に分けて勝手に今年を振り返っていきたいと思う。


 今年はシーズンはじめはアウェイで連敗スタート

 これでどうなるかと思ったが、ホームで勝ちを積み重ね、徐々にJ1のスピードに慣れ、
強豪にホームで勝つことや引き分けもあった。しかし、4月2日(日)の甲府戦で深井が左膝前十字靭帯断裂、左膝内側半月板損傷、左膝外側半月板損傷の大怪我。今年一杯は復帰は難しいというころで早くもチームに危機感がただよった。


 そして5月14日(土)ドームでG大阪戦を0-2で敗れるとそこから攻守の歯車が狂い、6月26日(日)アウェイ柏戦まで6連敗。この時期が一番苦しかった。また、6月24日のトレーニング中にFWジュリーニョが右アキレス腱断裂の大怪我をしたことも今後の不安をあおった。

 ただこの結果でも最下位は免れたことが大きかった。

 そして明るい話題もあった。それはヘイスの復帰
ヘイスはリーグ戦では柏戦から復帰。早速ゴールで復帰を自ら祝った。
そしてターニングポイントになったのが7月1日(土)ドームで行われた清水戦。次の7月8日(土)アウェイの大宮戦、次の7月29日(土)ホームの浦和戦の3連戦だ。

 清水戦は厳しい戦いになったが早々にヘイスのゴールがでて、それを守り切って連敗から逃れた。

 そして大宮戦は0-2の劣勢から福森のFKからの連続ゴールが出て、同点に。最後のFKはロスタイムに出るといった、劇的なものだった。


 浦和戦は夏の補強で獲得したチャナとジェイが出場。浦和に退場者等2人が出て優位に立ったが、浦和の地力に押され、ボールを持たれ危ないシーンもあったが、最後ジェイのゴールでダメを押して2-0で勝利した。

 この3連戦でJ1でやれるという意識が増したのが大きかった。

 その後C大阪、横浜FM、甲府、川崎Fに引き分けを挟んで3連敗。再び苦しい展開になったが、仙台から直樹を補強。ウイングバックを直樹と早坂の2人に任せ守備を再構築したことで、守備が堅くなり、8月28日(土)厚別で行われた仙台戦、9月9日(土)ドームで行われた磐田戦に連勝すると勢いに乗った。ドームの新潟戦で2点先行しながら同点に追いつかれるといった、苦い勉強の試合を経験しチームはさらに成長した。

 依然としてアウェイでは勝てなかったが、厚別で行われた10月14日(土)当時3位にいた柏を3-0で撃破すると、アウェイでジェイの2ゴールでFC東京に初勝利、11月18日(土)アウェイの清水戦でまたジェイの2ゴールで勝利して念願のJ1残留を勝ち取った。

  勢いに乗って次のアウェイG大阪戦と最終戦の12月2日の鳥栖戦に勝って3連勝で今年を締めた。



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今年を振り返る1番外編。来季の補強(妄想オファー)

2017年12月04日

 今年は大方の予想を裏切ってJ1残留を果たし、見事11位の順位に収まった。
今日から複数回に分けて勝手に今年を振り返っていきたいと思う。
まずはいきなりだが番外編、コンサにほしい選手をリストアップしてみた。


ミシャの監督就任によって戦術は変わるだろうが、フォーメーションは変わらないだろう。そして広島や浦和からの移籍があるかどうかが注目。

 いずれにしても来年、補強が必要と感じたのは、CBとWB。CBは高さがあり強靱な選手。河合の大怪我により不足する。WBは本来の位置ではない直樹と早坂が努めているということも合わせればやはり必要。FWもスピード系の選手が足りない印象を受けた。やはりここを中心に補強しないといけないだろう。
  また、金山と杉山が抜けたGKは経験のある選手と将来有望な選手が必要だろう。
 
今年のチームの補強の傾向をみればJ1のサブメンバーからピックアップしているが、J2の主力選手を狙うこともありだろう。


まずはCB
J2

外国人だが讃岐を契約満了になったエブゾン(26歳)今年は怪我があり満足に試合に出られなかったが、190cmの長身と強靱さは十分J1でも通用すると思う。なにより高さがあり、長身FWがいるチームには有効だろう。またスイーパーができ、河合の怪我の穴も補充できると思う。

福岡の富安(19歳)福岡の主力スイーパーと活躍し、プレーオフ進出の原動力にもなった。ボランチもできる。若くて上背があり将来性がある選手。競争は厳しいが、福岡がJ2残留ということで、獲得のチャンスがあるか。

J1
FC東京の吉本(29歳)
シーズン中盤は先発で活躍したが、やがてサブメンバーとなり、出場の機会が減った。対人の強さには定評がある。球際に強く、ヘッドが強い。本来はストッパーだがスイーパーもできる。

川崎Fブラジル人のエドゥワルド(24歳)左利き。鳥取、栃木、柏、川崎Fとチームを変え、より強豪のチームに在籍してきた。今シーズンは1月に大怪我を追い夏に復帰、そこからレギュラーに定着したが、奈良にレギュラーを追い落とされた。対人プレーが強く。気迫溢れるプレーが持ち味。

降格した甲府の外国人エデル・リマ(31歳)甲府の守備の要。攻撃も得意。左利き。上背があり空中戦に強い。攻撃の起点にもなれる選手。攻撃参加もたびたびする。なにより球際に強い。

甲府のCB新里(27歳)。CBとしては際だった高さがあるわけではないが、空中戦に強くスピードがある選手。甲府では3バックの右CBにをやっており、3バックに慣れている。    


WB
J2

岐阜の大本(23歳)。大卒ルーキーだが、レギュラーに定着。主に右サイドバックをやっていた。スピードが抜群でビルドアップ能力もあり、パスセンスももっている。ミシャの好む選手ではないだろうか。

 来年のJ1昇格の湘南からは藤田征也(30歳)。湘南では右ウイングバックの控えだが、湘南のJ1昇格に貢献。北海道に帰ってきてもうひと花咲かせたいと思えば活躍の場はある。

j1                                                                      
清水の清水航平(28歳)。清水では右サイドバックをやっていたが、広島に在籍していたときにはウイングバックをやっていた。運動量があり、クロスの精度も高い。右ウイングバックにはうってつけ

浦和の駒井(25歳)。右ウイングバック。ドリブルが得意でスピードがある選手。ミシャの時には使われていたが。堀監督の下ではほとんど使われていない。
人気物件でかなりの競争があるだろう。
コンサは駒井を獲得へ動くと言うことが12月3日(日)の報知に出ていた。

浦和の菊地大介(26歳)は左ウイングバックが主戦場。運動量があってドリブルが得意。今年出場試合も少ないし、4バックでは使いどころがないだけに浦和も手放すことには問題ないのではないか。ただ、ミシャの浦和時代はほとんど出場の機会がなかったし、人気物件だ。

広島の左サイドバックの高橋壮也(21歳) 左ウイングバックもできる。
広島では今年4バックの左サイドバックをやっていた。
ドリブルにキレがあり、思い切って攻撃を仕掛ける動きが良い。



FW
J2
水戸の前田大然(20歳)
今年の移籍の目玉。かなりの人気物件。スピードスター。あっというほどに走り抜け、スペースに出て行ってGKをかわしてゴールしたプレーが何度あったか。本人は上昇志向が強いらしいので、J1でプレーしたいはず。どこがとるのか興味津々な選手

京都の岩崎(19歳)はスピードがあり、技術も持っており、面白い存在。京都でレギュラーを張っており、若いが今後が楽しみ。サイドハーフもやっており今年はわずか2ゴールだが。もっとよい環境だとゴールを量産してくれると思う。ウイングバックもできる。


徳島の(24歳)は今年さらにブレークした。今年J2で2位の23ゴール。J1チームが虎視眈々と狙っている選手。スペースに抜ける動きが秀逸でなにより決定力がある。

群馬の高井(23歳)大卒ルーキーだが強靱なフィジカルと決定力を持つ選手。強いハートももっている。J2では今季10ゴール。チームの稼ぎ頭。伸びしろがある選手。向上心もあり、チームはJ3に落ちたがJ3でやるつもりはないだろう。

J1

新潟のホニ(22歳)ブラジル人スピードスター。新潟のホームでやられたのを思い出す。スピード溢れる選手で。カウンター向き。スペースがあれば、仕事をしっかりする。


降格した大宮の瀬川(23歳)。スピードがありドリブルも得意。シュートセンスがあり、決定力も持っている。今年は度重なる怪我もあり活躍できなかった。なにより向上心のある選手。FWだけでなくシャドーでも使える。


GK

千葉の優也(31歳)。このところめっきりセーブ力がついて、守備範囲も広く、1対1に強い。足元の技術があって、フィード力ももっている。たまにはポカもあるが、それも愛嬌か。

岡山の櫛引(24歳)。U-23アジア選手権での活躍は記憶に新しいが、その後、安定感に乏しいプレーをして清水のレギュラーを外され、今年岡山に移ったが正GKの座をつかめなかった。ポテンシャルは高井選手、本人は期する思いがあるはず。反骨心に期待。

大宮の加藤(32歳)。セーブ能力が高く。ファインプレーも連発する。背は180cmとGKとしては低いが、瞬発力があって、守備範囲は広い。またフィード能力が高い。

甲府の河田(30歳)は頭が良く、的確なポジショニングと正確なセービング、PKストップの多さが目立つ選手。今年は岡にポジションを奪われたが、能力はかなりのもの。

川崎Fの新井(29歳)2015年にはレギュラーだったがそれ以降出場機会を減らした。
コーチングの技術が高く。セーブ能力も十分ある選手。なにより第2キーパーとしての苦労も味わっている。トライアウトも受けた苦労人

磐田の志村(21歳) ポジショニングが抜群でキャッチングもうまく、足元の技術ももっている選手。若くて有望。

神戸の前川(23歳)  大卒ルーキー。上背があり(191cm)足元の技術が高く、フィードが正確。
守備範囲も広い。将来の日本代表を目指せるポテンシャルを持っている。



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今年を振り返る9(トップ下、トップ編)

2016年12月31日

 
  FWは10点台が都倉、ジュリーニョ、内村の3人と活躍した。トップ下はヘイスが夏場以降調子をあげて、前線で起点をつくりチャンスをひろげた。

 トップ下は伸二が開幕戦の先発だったが、それから怪我で調子を崩し、なかなか先発に復帰できず、途中州場が多かった。しかし、試合に出場すれば、必ず何かをやってくれる雰囲気は持っていたし、実際にやってくれた。来年は怪我を少なくしてフルで活躍してくれることを願う。

 ヘイスはシーズン当初は体が絞れていなかったので、試合に出場できなかったが、体が絞れてからは持ち前の才能を発揮してくれた。前線でタメをつくって自ら前を向きシュートまで持っていく様は可能性を感じさせてくれた。都倉や内村のとのコンビネーションもよく、前線の3人で得点を重ねた。しかしヘイスはもっとできるだろう。今年は持っている才能の半分くらいしか出していないのではないか。来年、ヘイスが中心になって攻撃陣の率いてくれなければいけないだろう。

  神田はなかなか試合に出場できなかった。先発は1度だけだった。後はベンチには入ったが途中交代だったり、ベンチを温めたり。今年1年としては天皇杯でゴールを決めたことが想い出だろうか。いまひとつ殻を破れなかった。契約満了になって札幌を離れることになった。来年は愛媛でスタートするが、頑張って古巣を見返すつもりでやってほしい。
活躍を期待している。

 中原は何と行ってもアウェイ愛媛戦のゴールが印象に残っている。あのままいけばヒーローだったがそうは簡単にヒーローにさせてくれなかった。しかし、印象が強いわりには今年の出場は4試合と少なかった。まずは練習からアピールして試合に出なければけないだろう。チャンスは誰にでもある。それをものにしなければ。来年が勝負というところを肝に銘じて頑張ってほしい。

 イルファンは試合出場が1試合ではやはり厳しい。大事な時に怪我をしたりで出場のチャンスがなかった。いいものは持っている。その抜群なスピードは戦力になると思ったのだが。今年で契約満了になったのでチャンスをくれるチームで頑張ってほしい。

 都倉は今シーズは19得点。J2得点王にはなれなかったが、十分な活躍だった。コンサの点取屋としていいところでゴールをしてくれた。やはり頼れる選手だった。アウェイの松本戦、ホームの松本戦、ホームの清水戦、アウェイの千葉戦と魂のゴールと呼べるゴールを入れてくれた。都倉はこれまでJ1ではほとんど活躍していない。そのジンクスを破って最低二桁得点をしうてほしい。

 ジュリーニョは初めはとても活躍する選手だとは思えなかった。しかしブラジル人では一番得点を今マーク(12点)した。
本来は左サイドだが、チーム事情もあってトップやトップ下をこなした。
その振り幅の小さな爆発的なキック力でミドルシュートを決めてくれた。
また、キープ力があって、タメをつくれてチャンスを作ってくれるありがたい選手でもあった。
  シーズン終盤には左ウイングバックに入って決定的な仕事もしたが、守備では危ないシーンも見られた。やはり彼にとってはトップ下かトップがいいのではないだろうか。
来年も活躍して欲しい選手だし、活躍しなければ困る選手だ。

 内村は今シーズンは全42試合に出場した。それはすごいこと。これまでの内村とは考えられないシーズンだった。やはりしっかり体のケアをしていったことがよかったのだろう。そして得点は11点と2桁に乗せた。試合を決定づけるゴールもたくさんあった。
なにより凄かったのはアウェイの千葉戦のゴールだろう。ロスタイムに決めたゴールは今年のJ1昇格を決定づけたと言っても過言ではないだろう。
  来年も今年と同じく全試合に出場して欲しい。前回のJ1では怪我もあってまったく活躍できなかったので、悔いが残っているだろう。来年こそは悔いのないJ1での戦いをしてほしい。

  は今年は高校3年生で2種登録。5試合に出場した。惜しいシュートもあった。
   可能性を感じさせるシーズンだった。来年は晴れてトップチームに入団。
   初のJ1の舞台で結果を出して欲しい。菅なら来年もいいところ使われる試合があるはず。まずは初ゴールをJ1で決めよう。



  今年1年いろいろとお世話になりました。1年間このブログを見ていただきありがとうございます。コンサにとっては最高の年でした。しかし、来年はJ1で苦戦することが予想されます。皆さんサポーターの力で残留させましょう。私も微力ながら頑張って後押しします。

 来年もよろしくお願いします。



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今年を振り返る8(ウイングバック編)

2016年12月30日

  ウインバックは右はマセード、左はゴメスがレギュラーだった。左右に謙伍がよくからんでいた。

  マセードは初めは日本に慣れるか心配だったが、右サイドから攻撃のアクセントになっていた。特にクロスの精度が高く。アーリークロスを得意にしていた。
前線になんどもクロスをあげてチャンスを演出していた。
  そしてサイドからの突破にはワクワクさせてくれた。また切り返しが鋭く、何度も繰り返しをした様もおもしろかった。ただ怪我をしてなかなか十分に働けなかった。来年はフルで働いてほしい。

 ゴメスは左サイドを活性化させた。途中中だるみと思わせた時期もあったが、再三サイドから攻め上がり、奮闘した。クロスの精度も上げてきて、アウェイの水戸戦の内村へのクロスは見事だった。また東京Vと熊本に連敗した後の讃岐戦ではスタートから前に前にと出て流れを変え勝利に導いた。今年は成長した姿を見せてくれた。新潟への移籍が決まったが、新潟の残留のために頑張ってほしい。


 謙伍は今年30歳になったが、ここにきてさらに伸びたといってもいいだろう。右、左サイドを難なくこなし、懸命に戦っていた。特に献身的なハードワークは他の選手の見本になるプレーぶり。今年になって思っても見ない切り返しもするようになり、緩急もつけられるようになった。来年もサイドをハードワークでチームを引っ張っていってほしい。


 荒野は今年は主にトップ下、ウイングバックをやっていた。ただ怪我で戦列を離れることが多く、思ったよりも試合に出られていなかった。しかし、試合に出る際にはほとんど先発で起用され、監督の信頼が篤かった選手だ。
今年もその運動量を生かし、前線からの守備はしっかりやっていた。今年のゴールは2ゴールだったが、いずれもラッキーとはいえ、荒野らしい泥臭いプレーからだった。念願のリオ五輪には出られなかったが、このさきフル代表もある。可能性は広がっているので頑張ってほしい。


 上原は今年はもっぱらFWで出場した。先発は2試合とほとんどは途中出場だった。目立った活躍はなかったが、パワープレーの要員として重宝した。唯一のゴールは函館での横浜FC戦のゴールだった。ウイングバックでの出場は少なかったが、来年はゴメスが抜けるのでウイングバックとして出場のチャンスはあるのではないだろうか。2012年J1では3ゴールした実績もある。来年フィジカル勝負でJ1のチームをやっつけてほしい。



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今年を振り返る7(ボランチ編)

2016年12月29日


 ボランチは宮澤と深井のコンビが多かった。
イナが途中で怪我で長期離脱。深井も怪我で離脱してやりくりが難しかった。
上里と前弟がからんでカバーしたがなかなかうまくいかなかった。

 宮澤は今年はけがもあって決して満足いったシーズンではなかっただろう。しかし、初めてキャプテンをやって、チームをしっかりまとめた。
プレーは安定していたが、もう少し積極的に前にしかけるプレーもみたかった。もっと出来る選手。来年は0もっと貪欲にプレーしてチームをJ残留に導いてほしい。

 イナはホームの0大阪戦の決勝ゴールが印象深い。あれで流れは一気にきた。この得点今年のターニングポイントともいわれるように重さが違った。
しかし、大けがをしてしまい。シーズンの後半は出場できなかった。これまでで一番大きなけがだったらしいが、本人としては一番悔しかっただろう。やはりイナの特徴はボールに対する果敢なアタック。来シーズンはJ1なのでイナの経験も生かされるはず。少しでもはやく復帰して元気な姿を見せてほしい。

 深井はコンサのボランチの中心選手であることは今年1年間で十分周囲に知らしめただろう。それだけ才能のある選手に育っている。深井がいけがでいなくなった終盤はなかなか中盤でボールを奪い取れずに苦労した。深井の存在の大きさを認識させられた。
来年は深井が怪我さえせず1年を通じて戦えれば残留は可能だろう。それだけチームに影響のある選手だ。とにかく来年スタートからでられるようにしっかりリハビリに励んでほしい。

 上里は今年は調子があまりよくなかった。ボールの持ちすぎが散見され相手のボールの奪いどころの標的になってしまっていた。判断も遅いシーンが目立ち、得意のキックの精度もよくなかった。イナと深井が怪我で出場できないときこそチャンスだったが、チャンスをん生かし切れなかった。そして契約満了選手に
移籍先の熊本では今年の反省をいかしてがんばってほしい。まだまだやれる選手で能力も高いレベルにある。熊本での活躍に期待している。


 前弟は今年はもっぱらボランチで出場した。先発は15試合。しかし、せっかくもらったチャンスを生かしたとは思えない。好不調の波があって、試合では凡ミスも目だった。なにより自分の特徴を生かし切れていない。もっとフィジカルがあるんだから1対1で負けてはいけない。もっとできる選手だと思う。体の強さをいかして多少強引なプレーでもやつてほしい。来年はJ1で真価が問われる年になる。

 前兄は出場が2試合と少なかった。怪我もあったが、先発のレベルに達していなかったということもあっただろう。そして来年は山口への移籍が決まった。もともと、持っている能力は高い。相手をあざ笑うかのようなパスやフィジカルの強さで圧倒できるプレーもできる。それがだされる環境ならば、活躍できる選手。
 山口のサッカーになれて必ずスタメンをとって活躍してほしい。




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今年を振り返る6(センターバック編)

2016年12月24日

 今シーズンのCBも主に3バックで戦った。
3バックのセンターに増川を置いて、主に進藤や福森、菊地を置いた。
守りは3人のセンターバックと両ウイングバックが下がって5バックになり、鉄壁のDFを組んだ。

 増川は3バックのスイーパーとして活躍した。高さがあり、カバーリングもできるオールラウンダーとして3バックの中心として君臨した。増川の高さや動きで随分ピンチを救ってくれた。ただ終盤、増川の裏のスペースや横のスペースを狙われ、失点を重ねたのは課題として残った。そして最終戦の前日の練習で大怪我をしてしまい。手術をした。春以降の復帰になるが、十分にリハビリして復帰してほしいと思う。

 福森は今年はMVP級の活躍。実際にドームMVPをとった。今年も川崎からのレンタル移籍だったが、開幕戦と最終戦こそ出場できなかったが、それ以外の試合は出場した。
福森は守備よりも攻撃の起点になることで評価されている。
特にプレースキックの精度が高く、直接ゴールにたたき込んだプレーもあったし、アシストをした場面も多かった。
なによりキックの精度が素晴らしく、今年はセットプレーからの得点が多かったが、ほとんどは福森のキックからだった。
 守備も昨年からは見違えるほどよくなった。高さでは競り負けることもあったが、1対1の守備でもかなり上達した。今年は相手になかなか競り負けなかった。
  しかし、サイドの守備では崩されるシーンも目立った。課題はやはり守備の部分だろう。
  来季は完全移籍での残留が期待される。

 進藤は2年目だが開幕戦から右CBを任され期待以上のパフォーマンスを見せた。足が速く、相手選手をマークして逃さずつぶすプレーは頼もしかった。
また、ジャンプ力があって。相手のロングボールも跳ね返し続けた。
 シーズン途中怪我をするまで堅い守備陣を支えた。
 進藤はオーバーラップが得意。果敢に右サイドを上がる様はチームに勇気を与えた。
 怪我をしてからは出場の機会は少なかったが、終盤菊地に代わって先発に復帰した。
  期待の若手といっていいだろう。来年J1の舞台でどんなプレーをしてくれるか楽しみである。


 櫛引は今年はあまり出場できなかった。進藤との競争に敗れ、ベンチか多かった。それでも試合の最後、守備固めで起用され、頼みにされた。ただ、先発は8回と少なかった、。本人は納得いっていなかっただろう。来年は名古屋にレンタル移籍。今年の悔しさをぶつけてレギュラーになって帰ってきてほしい。


 河合は今年からキャプテンを宮澤に譲り、もっぱら増川の控えとして出場した。
増川がでられない時に先発。あるいは守備固め。ボランチに入ったことも何度かあった。
そして終盤大事なときには増川に代わって先発に入り、活躍した。危機察知能力が高く、最終ラインで相手の侵入を許さなかった。最終ラインのパス回しから最後は河合にわたってロングボールを入れるという展開が多く。思ったよりも正確なロングバスを入れていた。
ただ河合がスイーパーに入るとどうしてもラインが下がってしまうのが気になった。セカンドボールをなかなか拾えなくなったことも多かった。
 しかし。年齢的に衰えたようにも見えるがどうしてどうして他のCBに負けない働きをしたのは見事だった。

 菊地はシーズン途中で鳥栖から期限付き移籍をしてきた。進藤が怪我で離脱をするとすぐさま、右CBに入り高パフォーマンスを見せた。ビルドアップをできるCBでカバーリングもうまく、中心選手として活躍した。しかし、終盤になってミスが目立ち、そのミスから失点したこともあった。しかし、計算できるCBで来年も残留してほしい選手だ。

 永坂はシーズン後半に途中出場を経て、先発のチャンスをもらったが、その試合で相手FWをペナ内で倒してPKを与えそれが原因で敗けたという試合があり、そこから起用されなくなった。ただ、能力的には高いものをもっており、1度の失敗でめげては困る。
来年こそ飛躍の年にしてほしい。

 内山は公式戦は天皇杯1回戦筑波大学戦で先発したのが唯一。リーグ戦には出場できなかった。そして契約満了の発表があった。過去に年代別の代表にも選ばれたことがあるくらい資質の持っている選手なので、十分これから活躍ができるはず。次のステップに進んでほしい。


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今年を振り返る6GK編

2016年12月17日

 登録GKは杉山、金山、ソンユン、阿波加の4人だった。

 今シーズンはソンユンがほとんどゴールマウスを守り鉄壁の防御を見せた。
ソンユンが五輪代表として出場したときには金山が代わってゴールを守った。
また、阿波加はホームの京都戦1試合を守った。
杉山はシーズン途中怪我で長期離脱。公式戦には出場できなかった。

 ソンユンは今年MVP級の活躍だった。長い手足を伸ばしてセービングするさまは相手をびびらせ、ゴールマウスに鍵をかけた。ハイボールにめっぽう強く、高さでは負けなかった。また、印象的だったのはアウェイのC大阪戦。何度もピンチを救ってゼロ封した。
 今シーズン守備がよかったのはソンユンのおかげと行っても過言ではないだろう。
シーズン途中に鹿島からのオファーがあり1度は鹿島入りを決断したが、野々村社長に2時間かかって説得され翻意したのが幸いだった。


 金山は今年はソンユンがいないときに出場した。最初はなかなかエンジンがかからず、アウェイの松本戦など失点を重ねたが、そのうち本来の自分のプレーをととり戻し、ホームの松本戦ではスーパープレーを連発した。
 チームでもその明るいキャラを発揮して盛り上げていた功績は大きい。

 阿波加はリーグ戦はホームの京都戦1試合。天皇杯は2試合に出場した。京都戦は安定したプレーぶりで1失点したが十分に試合を任せられるスキルを発揮した。天皇杯の2回戦では岡山に2失点して負けたが本人にとってよい経験になっただろう。

 杉山は第4キーパーとして最年長者としてキーパー陣を支えた。今シーズンは怪我で長期離脱になったが、チームを影にひなたで支え続けた。来年も契約を更新するようなので来年は怪我を治して正ゴールキーパー争いに参加してほしい。



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今年を振り返る5反省点

2016年12月11日

 今年は順調に白星を重ね昇格は時間の問題かと言われたが終盤に失速

 なんとか最終戦で逃げ切って優勝。

 しかし、課題もたくさんあったシーズンだった。

 まずはDF。シーズンの終盤DFラインの裏、DFのサイドを徹底して狙われた。そして失点を重ねた。

 これはDFの位置が高かったのが大きかったが、ただ、高くてもっとコンパクトにしなければいけなかったはず。またスイーパーの増川の動きがあまりよくなく、裏をよくとられた。これに対処するには相手にロングボールを蹴らせない前線からの守備ももっとしなければいけなかっただろう。

 対照的に河合がスイーパーにはいるとDFの位置が低かった。ロングボールには対応できたが、中盤がすっぽり空いて中盤でボールを回されたシーンもあった。

  中盤ではセカンドボールをなかなか拾えなかった。DFの裏を狙われるあまりDFラインが下がりすぎ中盤が空いたことが大きな原因だが、ボランチのイナと深井が怪我でいなかったことも大きい。

 FWはなかなか前線でボールを収められなかった。ヘイスがいればかなりの確率で前でボールを収められたが、都倉も調子が悪いときにはたびたびボールを失った。         

  やはり前線でしっかりボールを収められないとマイボールにできない。

 後半、アウェイでなかなか勝てなかったのも痛かった。前半は1-0で勝っていたのが引きわけが多くなり。さらには黒星が先行してきた。

  怪我人が多かったことが原因の一つだろう。毎年のことだがやはり今年も怪我人が多かった。チームは対策を練っているがなかなかうまくいかない。

 来年はJ1。J1の舞台でボールを持てず。余計に動かされ必要のない筋肉をつかって、肉離れを起こす選手が多数ということにならないようにしてほしい。

 とにかくJ1で戦える戦術を考えてほしい。



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今年を振り返る4戦術編

2016年12月03日

 今年のシステムは3-5-2で堅守速攻を目指した。

 守りでは5-3-2になりしっかりブロックを作ってまずは守備を固めた。

 主な攻撃はサイドからの攻撃で、サイドを走らせ、CBからのパスや、ボランチからのパスでサイドから攻撃を仕掛けていった。

 また攻守の素早い切り替えからカウンターを仕掛けていった。

 キャンプで試した4バックはスタートからはやらなかった。負けているときなど攻撃的に行く時に何試合か試合途中でやったくらいだった。

 3ボランチはリードしていたとき、中盤を支配されたときにバイタルエリアでカギをかける時に逃げ切りの策として行った。

 今年の特徴はセットプレーから多く得点をとったことだろう。

 これは上背の高い選手が揃っていたのもあるが、福森の精度の高いキックのおかげといっていいだろう。

 シーズン途中まではボランチに深井とイナがいたので中盤でボールを刈ることができたが、イナが怪我、深井も怪我でいなくなってからは中盤でボールを拾うことができなくなり、苦戦した。後半失速したのは深井の離脱が大きかった。

  ボランチが不安定だったのでなかなかマイボールにできなかった。

 1-0で勝ち続けたのはやはり守備がよかったから。

 しかし、後半はあまりよい試合ができなかったのも、中盤でなかなかボールを持てなかったからが大きい。

  最後は失速したがアウェイの千葉戦でなんとか勝ってホームで優勝を決めた。

  J1ではいくら守りに頑張っても失点ゼロで終われる試合はなかなかないだろう。

  やはり攻撃に力をいれないと。攻撃は最大の防御ということをもう一度しっかりと認識したい。



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今年を振り返る3補強編

2016年11月26日

 今年はJ1昇格、J2昇格を達成した。独走状態で早く決まるかと思ったが最後はなんとか逃げ切った。今日から複数回に分けて勝手に今年を振り返って見たいと思う。

 今日は3回目補強編

 補強はブラジル人3人と、CBに増川、シーズン途中にレンタルで菊地の計5人だった。

 案外少ない人数だったが、いずれもあたった。

 ブラジル人3人は実際に三上さんが見た選手達。

 3人とも結果は残したし、なにより明るくチームにとけ込むのが早かった。

 意外だったのはジュリーニョ。

 前評判はあまりよくなかったが、足元の技術が素晴らしく一番活躍した。

 伸二もキャンプで今年の外国人は当たりと早くも言っていたくらい。

 また、ブルーノクアドロスコーチが厳しくそして和やかにブラジル人選手をまとめてくれた。

 増川も堅固なDF陣のまん中を任せられ、堅守の中心になって働いた。

 菊地は進藤がケガで離脱した後にちょうどDFに入り。アウェイのC大阪戦から出場してビルドアップの巧さや対人の強さでDF陣をリードした。

 今年の躍進はなによりこの補強によりレベルアップしたことが大きかっただろう。

 こんなに補強であたった年はなかったのではないか。

 人数は少なかったが、今年の補強は当たったといえるだろう。



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今年を振り返る2(J1昇格、J2優勝の原動力)

2016年11月23日

 今年はJ1昇格、J2昇格を達成した。独走状態で早く決まるかと思ったが最後はなんとか逃げ切った。今日から複数回に分けて勝手に今年を振り返って見たいと思う。

今回は2回目。J1昇格、J2優勝の原動力を探っていきたいと思う。

 なんといっても今年優勝できたのは守備の力だろう。GKのソンユンはMVP級の働き。長いリーチを生かして1対1をことごとく止めた。CBと連係して失点ゼロの試合も多かった。またDF陣は増川を中心にして守った。サイドからのクロスも多くははね返した。

 日刊スポーツによると昨年12あったクロスからの失点が今年は4にまで激減したのは増川の存在が大きい。

 ボールポゼッション率はさほど高くなかったが、なにより5-3-2のブロックを引いて
相手のすきにさせないように守った。また体を張ったプレーも多かった。自陣ペナ内ではシュートをあまり打たせなかった。

  また中盤では深井の守備が効いた。そのボールを刈り取る様はスムーズで相手のカウンターもしっかり止めていた。

 攻撃では福森のキックが冴えた。直接FKをゴールに入れたシーンもあったし、ピンポイントで都倉に合わせたFKも秀逸だった。

 福森はドームMVPをもらったが納得のプレーを随所にしていた。
 そしてFW陣は都倉の19ゴールを始め、ジュリーニョの12ゴール。内村の11ゴールと3人の10ゴール以上の選手が誕生した。

 課題となったセットプレーからの得点も多かった。PKを除くと総得点65点のうち19点を占めた。
 
 1-0勝った試合は10試合と接戦に強かった。5月から首位になり1度も首位を譲らなかった。また6連勝1回、4連勝2回と連勝を何度もして一気に2位以下を引き離した。なかでも6連勝を飾った内訳は5回も1-0の試合だった。集中力は素晴らしかった。

  このまま行くと10月中にもJ1昇格かと思わせたが、怪我人が多くなり、アウェイで勝てなくなり、清水と松本に追走された。

 この流れを引き戻したのはアウェイでの千葉戦  内村のロスタイムゴールで逆転。一気に昇格を手に引き寄せた。

 サポーターの力も大きい。フクアリでは3000人ものサポーターがアウェイで声をからして応援した。選手の背中を確実に押してまさに「コールはゴールになる」を実践した。

 今年は印象に残るゴールも多かった。アウェイの水戸戦。ゴメスからのクロスを内村が走り込んでヘッドでゴールしたシーン。ホームの松本戦相手ペナ外から荒野のクロスを都倉が日本人離れしたヘッドでゴールしたシーン。アウェイ千葉戦の河合からのロングフィードに内村がボレーしてゴールしたシーンなど数多かった。

 また、一体感を目標にして戦ったこともよかった。イナや杉山が長期離脱して際にもベンチには2人のユニフォームが飾られていたし(イナは死んだ人みたいという感想ももったらしいが(笑))、全員での食事会も何度もやられていたようだ。


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今年を振り返る1番外編。来季の補強(妄想オファー)

2016年11月22日

今年を振り返る1番外編。来季の補強(妄想オファー)

 今年はJ1昇格、J2昇格を達成した。独走状態で早く決まるかと思ったが最後はなんとか逃げ切った。今日から複数回に分けて勝手に今年を振り返って見たいと思う。
まずは番外編から

 外国人はブラジル人が3人とも残留濃厚と言うことであと1人補強があるだろう。そして補強は主に日本人ではないだろうか。その日本人について個人的に勝手に補強して欲しい選手を書きたい。J1の選手はレギュラークラスはとれないだろう。J1で試合に出ていない選手かJ2のレギュラークラスでJ1で活躍できそうな選手はどうだろうか。

CBは福岡の濱田。身長は186cmと高く、ハイボールと球際に強い。コーチングもできる。年齢も中堅どころ。ボランチもできるので、使いやすい選手。

CBは浦和の橋本。ウイングバックもできる。左利きでオーバーラップもできる選手。
左CBでチームを統率してくれるのではないか。

CBは浦和の加賀。10年前にコンサに所属。スピードがあるCBなのでJ1選手に対応できると思う。今ではベテランの部類。今年浦和では1試合にしか出ていないが、もう一度コンサで見たい選手

ボランチは徳島の岩尾。インターセプト数がリーグ上位でタックルもできる。ボールを刈り取ることができる選手。潰し役としてはJ2では屈指のボランチだろう。

またボランチはCBもできるC大阪の山村。人気物件。守備力もあるし、得点もとれる。
フィードが正確でその能力はJ1クラス。

ボランチは神戸の村松。今年は出場機会に恵まれていないが元々能力を持っている選手。CBもできる。対人能力があり、1対1に強い。

ボランチは広島の丸谷。CBもできる選手で球際に強い。1対1で負けない強さを持っている。今シーズンは21試合に出場している。

左ウイングバックは湘南の菊地大介。運動量があり、ドリブルが得意。湘南のレギュラーで、生え抜きなので獲得は難しいと思うが、能力が高い選手なので欲しい選手。

トップ下は愛媛の表原。愛媛との対戦ではそのドリブルでかなりDF陣を突破された。
やはり1人で持っていけるドリブルは魅力。今年は本当に成長した選手

左サイドハーフの千葉の井出。ドリブルが得意で決定力もある。俊敏でゴールの嗅覚に優れている。若手の有望株。しかし、G大阪がオファーしているらしい。ウイングバックができるかどうかはわからない。

MFは群馬の瀬川。大卒出で今年ブレイクした。ゴール前の動きは秀逸。ドリブルも得意で思い切りがある。瀬川は他のJ1チームも狙っているようだ。

FWは徳島の。前回対戦でも渡にはやられた。ゴール前の嗅覚が鋭く、得点力があるFW。まだ若く、チームの中心になれる選手。J1でも十分に活躍できるはず。

FWはJ3に降格する北九州の。今年も決定力を見せてくれた。どんな体勢でもゴールできる体幹は魅力。ゴールハンターだ。

FWは長崎の永井。今年ブレイクしてゴールを量産。持ち前の推進力を生かして得点を重ねた。ゴールへの嗅覚が優れている選手。高さもありサイドからのクロスにも頭で合わせることができる。


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今年を振り返る9(FW編)

2015年12月28日

 FWは前半はナザリト中心に都倉、内村と起用された。終盤になってからは都倉と荒野の2トップで行っていた。

 ナザリトは序盤で5ゴール。今シーズンの得点を期待されたが、その後は得点がとれなかった。チーム戦術にあっていなかったというべきか、ポゼッションを指向するチームにあってはなかなかプレースタイルがマッチしなかった。能力はある選手だと思う。
カウンター主体のチームにいったら活躍するのではないか。

 都倉はl年間2桁得点の13ゴールした。しかし、途中けがで戦線を離脱するなど満足した1年ではなかっただろう。また、バルバリッチ監督の時には慣れないシャドーをやらされ、ナザリトとのコンビネーションも悪かった。四方田監督になってからは2トップの1角でやりやすかったのではないだろうか。
 とにかく都倉がゴールしないとなかなかチームの勝利に結びつかない。いち早く残留を表明してくれたが、来季こそフル出場してJ2の得点王を目指してほしい。

 内村は今季7ゴール。本人にとっては不満なシーズンだっただろう。隔年活躍のジンクスさえも崩れた。今年は全体的に点がとれなかった。内村はシャドーや2トップをやっていたが、控えに回ることも多く、なかなか連携が深まらなかった。
  また、終盤は怪我で試合に出場できなかった。
  年齢による衰えとも指摘されたが、そんな老け込む年でもない。まだまだやれるはず。エースは俺だとの意気込みでやってほしい。来年こそ勝負の年だろう。

 荒野はシーズン当初はウイングバック、トップ下をやっていたが終盤になってFWで起用されることが多くなった。荒野のいいところはなんと言ってもその運動量。前線からのプレスや前線への飛び出しが秀逸。今年は一時期調子を落とすことがあったが、終盤にFWとして配置されると調子を戻した。U-22代表にもコンスタントに選ばれるようになった。ただ、ゴール数が少ない。2ゴールでは少なすぎる。前線の選手ならもっと点をとらないと。来年は五輪の年。代表に選ばれるようにチームで精一杯やってほしい。

 前俊は8試合に出場。先発はなかった。今シーズンはまったく試合に出場できなかった。なかなか前俊の運動量の少ないプレ-スタイルでは出番がなかったか。監督になかなかアピールできなかった。試合に出場しても球離れが遅く攻撃の遅滞を招いていた。
 そして今年で計約満了。前俊はまだまだ主力で活躍できるはずだ。
 次のチームで輝いてほしい。  

 はコンサでは今年は出場機会がなかった。そのスピードをいかす場がなかった。そして遂にオーストリア3部のSVホルンへ移籍。コンサでは初の海外挑戦した選手になった。ホルンではカップ戦で1ゴールしたが、まだまだやれるはず。活躍して帰ってくるためには結果を出さないと。海外では榊のプレースタイルは通用するはず。必死になって残りの試合闘ってほしい。


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