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名前:孔明(まさあき) リンクはフリーです。 「あ」とか「ああ」、「あああ」 とかいうHNには基本的には削除するかコメントを返しません。 「通りすがり」も同じです。 また、ふざけたHNやコメントは削除します。 コメントはコテハンでお願いします。 そして誹謗中傷のコメントは有無を言わずに削除します。 コンサとの出会いは1996年6月2日の日本電装戦。 それまでコンサの試合はテレビでは見ていたものの、妻とスタジアムに見に行ってすっかり生のサッカー観戦にはまってしまった。 それ以来、アウェーにも何度か出かけ、妻と共々コンサを応援し続ける。 これまでのコンサの思い出は、 1996年9月12日の本田技研戦、ペレイラの負傷退場後の厚別にこだました救急車の音、 1997年5月25日川崎F戦、バルデス3連発の間で厚別のS席で自発的に出たすさまじい声援 1998年12月5日福岡戦、3点目をとられた時の室蘭の静寂 2000年3月12日、エメ3連発で鳥栖のサポータに「幼稚園児の中に大人がいるのは反則だ」と言わしめた鳥栖スタジアムでの開幕戦 2000年7月29日浦和戦、殴り込んでやろうか思ったお行儀の悪い狼藉ファンをだまらせた両サイドの得点 2001年9月15日清水戦、堀井の移籍後初試合でのVゴールに歓喜する劇場(ドーム) 2007年最終戦試合終了後ドームの電光掲示板に写ったCHAMPIONの文字 2011年最終戦で決めた内村の2ゴールで昇格を確信したこと。 など数えきらず。もうコンサなしではいられない。

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純貴。今度はホームでゴールを見せてほしい。

2011年06月19日

 試合早々の攻撃は見事なものだった。

 山下のロングパスから上原に当てて、上原がためて日高の上がりを待ち、日高がクロスを上げた攻撃の流れは素晴らしかった。宮澤が3列目から詰めていたこともよかった、このファーストプレーで点を取れたことがコンサの選手を完全に勢いに乗せた。

 その後のオウンゴールは予想された相手キーパーの経験不足で、ラッキー。そして相手DFのミスだが、純貴が決めた時点で、お祭り状態。

 純貴はインタビューで涙を流していたがよほど嬉しかったのだろう。ようやくJリーグ初ゴール。古田や三上に初ゴールを抜かされていたがこれでようやく彼にも日の目が当たってきたのではないか。これからどんどん得点をとってもらいたい。

 前半の序盤の攻勢は見事。プレスが前でかかり、ボールを前で奪えたことが攻勢をかけた要因ではなかったか。

 そして砂川のタメがよかった。いいところで、ボールを失わずに前にボールを預けてくれたことが大きかったように思う。

 一転して後半はなかなかシュートが打てなかった。3得点をとって安心したのか攻撃の形がとれなかった。これは大いに反省しなくてはいけないだろう。前半シュート9本後半シュート3本というのはあまりにも悪い。試合後の監督の表情もよくなかった。

 3得点と言ってもやはりラッキーの点が多かったことと安易なミスが多かったのが気に入らなかったのだろう。 

 後半は見たいシーンもあった。余裕がでたのかやりたかった形ができたのは収穫だろうか。 

 それは河合をボランチにして櫛引と山下のCBで組んだこと。櫛引のなんとももったいないハンドでのPKからの失点があったが概ねその後流れの中での失点がなかったのは収穫だった。

 とにかく、アウェイで勝ったことはよかった。

 そして純貴の初ゴールはおめでとう。今度はホームでゴールを見せてほしい。

  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。 


監督もダメなら選手もダメ

2011年06月12日

 アンドレジーニョのワントップ、実質0トップでスタートしたのにはまったく目を疑った。

 宮澤や三上のワントップですらボールを収めることが難儀だというのにアンドレジーニョにワントップではボールが収まるわけはない。
  それに、紅白戦でもこの形はやっていなかったのではないか。やっていないのをいきなりやってもうまくいくはずがない。

 案の定、前半はまったくアンドレジーニョにボールが収まらず相手にいいようにボールを回させるはめに。前半、途中からでも宮澤をワントップの位置にもってくると思いきやそれも行わず、まったく無意味な前半となった。

 後半ようやく宮澤をワントップに配置したが、時既に遅し、リズムは狂ったまま。パスミスが酷く、まったくプロの試合と言えない低レベルの試合をした。

  まずはアンドレジーニョをワントップにした監督の采配ミスだろう。

  監督のインタビューからは芳賀が離脱して守備を堅めたかったらしいが、それなら三上のワントップで行くべき。それにホームで守備的に行く必要はない。

  そうかといって、まったくこれでリズムを壊し、パスミスは出るわ、シュートは打てないわの選手もまったく酷い。

 監督もダメなら選手もダメ

 試合終了後引き上げる監督や選手に罵声やブーイングが飛んだが、当然だろう。

 まずはなぜアンドレジーニョのワントップにしたのか。三上や宮澤のトップでよかったではないか。アンドレジーニョはトップ下の選手。トップで生きるはずがない。

 このせいでアンドレジーニョがまったく前線で孤立し、何の仕事もできなかった。途中交代したがアンドレジーニョの責任ではないだろう。

 前半よかったのは上原の突破からのクロスのみ

 その上原も後半になるとロングパスをかぶったり散々の内容で途中交代させられてしまった。これでは上原のモチベーションも心配。

 後半は砂川やチアゴを入れるも攻撃の形にならず。

 シュート2本っていったい何の試合なのか?

 ここはどこ?ホームなの?といった具合。

 せっかく室蘭に集まった7,000人のサポーターは面白くもない内容で負けた試合を見せられてまったく残念だったに違いない。

 そして札幌を初めいろいろな場所から室蘭にかけつけたサポーターにも見せる試合ではなかった。


   ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。 


昨日の試合

2011年06月05日

 昨日の試合はアンドレジーニョがかなり効いていた。

  彼は普段は守備をあまりしないが、昨日は違っていた。しつこいくらいプレスに行っており、あれだけやってくれれば後ろの守備も楽だろうし、アンドレジーニョはやるのならわれわれもという気持ちにさせたのではないだろうか。

 先制点も彼のボールダッシュから近藤にわたったもの。そしてさらによかったのは玉離れのよさ。持ちすぎることなく素早く味方にパスをしてチャンスを演出していた。古田とのコンビも魅せていた。古田とパス交換をして右サイドを攻め上がったり、攻撃の中心として目だっていた。さらに言えばもっと自らシュートまでもっていってほしかったが、次回は彼のゴールを見せてほしいものである。

  昨日は途中で怪我で交代になっていたが、右ふくらはぎを痛めたそうだが各スポーツ新聞で特になんとも書いていないので大丈夫そうだ。次節も頑張ってもらいたい。

 そして目立ったのは最後に出てきた上原。出場してすぐ、サイドを上がり苦しい場面で相手陣地にボールを持っていったことは秀逸。そして今日の太田との試合でも出場してゴールを入れている。

 日刊スポーツによると監督も「すごくよかった、次はスタートからの可能性もある。」と言っており、期待しているようだ。

 意外にも左サイドバックではプロ初出場。彼は練習では結構左サイドバックをやっているが、その練習の成果が出たのではないだろうか。
  やはりあの時間帯で彼に望むのは時間稼ぎとなるプレー。昨日はそのプレーを忠実にやっていたと思う。

 気になるのは芳賀の怪我の程度だが、芳賀は道新スポーツによると左かかと痛を悪化させたということで試合中は本人は大丈夫というサインをだしたが、無理をさせずに交代させたそう。

 トレーナーによると「検査の結果によっては次節の出場も可能」ということだが、芳賀がもし出場できないとなると4-1-4-1のシステムもできなくなる。なにしろ芳賀はコンサの心臓。彼がいるといないではかなり違ってくる。

 試合前から痛みを抱えプレーして6日にも精密検査をする予定だそうだ。彼の状態は非常に気になるところだ。


とにかくアウェイで結果を出してくれた。

2011年06月04日

 何とか勝って1年3ヶ月ぶりの連勝。

 シュートも少なく、内容もさほどよかったわけではなかったが、結果はOK。1点を守ってのアウェイでの久々の勝利は格別。

 前半はアンドレジーニョの動きが良かった。ディフェンスも一生懸命。近藤のゴールもアンドレが相手から懸命にボールを奪ってキープして近藤にパスをしたところから。他にも何回か相手からボールを奪ったシーンがあって、彼の勝利にかける気迫を感じた。

 そして近藤のシュートは見事。相手のキーパーがミスをしたようにも見えるが近藤の勢いのあったシュートが勝ったものだろう。

 近藤はやはりあのポジションがいい。縦に突破して必ずシュートまでいく姿勢はたいしたもの。右も左も打てる利点を最大限に生かしている。そして彼の豪快なキックもすさまじい威力。連勝は彼の活躍と言っても過言ではないだろう。

  古田とアンドレシーニョのコンビで右サイドを崩していたシーンもよかった。できればクロスまで正確に入れたかったところだ。

 守備では後半、何度かサイドをえぐられるシーンもあったが山下や河合らが体を張ってよく守っていた。

 蒸し暑さがあったが、選手達のボールにアプローチし続ける執念はよく伝わってきた。

 欲を言えば、もう少し攻撃をしたかった。1点を取ってから速攻をしかけて追加点をとれる展開に持ち込めばもっと楽に勝てたはず。

 また、相変わらずトップでボールが収まらなかったのは課題。

 ただ、トップ下を2人にしたことで前でボールが奪えてキープできたのは今日の戦術上のポイントだったろう。 

 大分の攻撃はやはりサイドバックがあまり上がってこなかったので厚みがなかった。森島と前田俊が早々と交代したのも助かった。

 いつものぐだぐだが完全に改善されたわけではないが、とにかく結果は出してくれた。アウェイで勝ってくれればこんなによいことはない。

 次節は室蘭になるが、ホームに帰ってさらに連勝を伸ばしたい。

  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。 


昨日の試合

2011年05月30日

 昨日の試合

 案外はまったと思ったのは、4-1-4-1のシステム。相手が3-4-2-1だったので相手のボランチにプレッシャーをかける意味でそのシステムをとったらしいが、トップ下に2人置いたことで前でボールを奪えるシーンが多く、時間をあまりかけずに攻撃ができていた。

  ワンボランチだとボランチにかかる負担は大きいが、芳賀は期待以上にこなしてくれていた。サイドバックで一度大きなミスをしたが、彼はワンボランチも十分にこなせる。

 ダニルソンがいた2009年にはダニルソンのワンボランチがはまっていたが、ダニルソンが欠場したときは芳賀がワンボランチに入っていた。そのときもそつなくこなしていた。トップが1人だとどうしても攻撃面でトップが潰されると圧力を感じないがトップ下2人というのは、味方が近くにいるケースが多く、コンビネーションで攻撃ができる。コンサの歴代ではダブルトップ下は古くは砂川、上里もうまくいっていたし、案外いけるかもしれない。

 2トップにしてほしいということは変わりがないが、ワントップの下に2人いればある程度ワントップの弱点を補強できるかもしれない。

  今回のシステムは相手のシステムに対応したものということだったが、引き続き行ってもおもしろいと思う。

 しかし、このシステムはやはりボランチのところが人数が1人なのでそこに集中してプレスをかけられたならなかなか厳しい。ボランチにかかる負担も大きく、「過労死システム」とも呼ばれていて、トップ下のフォローがうまくないと機能しない。

 だが、またアウェイでぐだぐだとした試合をする可能性があるならば、試合初めからこのような積極的な戦術をとってもいいのではないか。

  前半目を見張ったのがブルーノ、近藤、宮澤、アンドレジーニョとワンタッチでボールを前に運んでいき最後は古田がシュートをしたシーン、ゴールにはならなかったが、可能性を感じさせる攻撃だった。

  こういうワンタッチでボールを前に前にとつなげる素早いプレーが本来やりたいサッカーだろう。

 また、失点は後半の序盤だったのでそこから切り替えてなるべく早く、突き放してほしかった。

  その意味ではまだまだ攻撃の形がものになっていない。

 崩しも最後のところでパスミスがあって決定的なシュートを打てなかった。

  そして昨日のMVPの近藤

 まさかあそこで打ってくるとは思わなかった。

  てっきりクロスと思ったのだが、意外性のあるゴールだった。しかし、近藤がした選択は間違っていなかった。やはりシュートは打たなければ始まらないということを再認識させられた。近藤は前にいく意識が高く、今のポジションは彼に合っている。ゴールになったシーン以外でも何度も前に仕掛けて相手がファウルでしか止められなかったほど。

  彼の強引なドリブルはかなりの戦力。次の試合も前へがんがん行ってほしいものだ。

  なにより昨日の試合では決勝点などラッキーが重なった面がある。

  昨日の試合で安心せずに、もっとパスやシュートの精度を高めてほしい。なにより依然として攻撃力不足は明らか。しっかり練習して次のアウェイで勝てるように努力してほしい。


ラッキーな試合を次に生かさなければ

2011年05月29日

 前半近藤のシュートで勢いに乗ったが後半早々に失点してしまい。そこからなかなか得点がとれなかった。

 ワンボランチにして、前に人数をかけたおかげでシュートを打てるようになったのはよかったが、シュートの精度が悪い。

 その多くが宇宙開発だったのはいただけない。またシュートもペナルティエリア外からのミドルが多くて、決定的なシーンを作ってのシュートは少なかった。

 また、チアゴ大作戦までゴールが決まらなかったのは反省点だろう。

 ブルーノは2枚イエローをもらったのは悪いが、トップ下でよい動きをしていた。彼がパスをさばきよいシーンを生み出していた。

  こぼれ玉トップ下を2人にしたおかげで結構拾えていた。

 ワンボランチの4-1-4-1は4-2-3-1よりは機能していたのではないだろうか。 

 このシスアムの場合にはワンボランチに負担がかかるが、芳賀はその負担を感じさせない動きをしていた。 

 また、宮澤のワントップはまずまずだった。ポストを簡単にやってボールをはたき後ろから2列目が宮澤を追い越すプレーも何度かあった。しかし、宮澤自身DFラインの裏へ抜けるプレーができなかったことやパスミスも目立ったのはやはりダメ。今後の課題だろう。また、シュートもほとんど打てなかった。

 やはり宮澤は前の選手。三上が入ったことによりボランチに移動したが、やはり彼は前で使ってほしい選手だ。

 失点のシーンは相手に簡単にパスを回させてゴールを許したもの。相手のシュートの軌道が見えたがあれはホスンは弾かなくてはいけないボール。ポジショニングが悪かったのではないだろうか。

 砂川とチアゴが入ったことによって、流れが変わった。特に砂川はやはり決定的な仕事ができる選手。クロスの精度がよいし、必ず前を向いてプレーできる。他の選手も是非見習ってほしいものだ。

 ただ、全体的に内容はそんなに良くはなかった。もっと早く追加点や突き放す得点がとれていたら楽な展開になっただろう。また、決定的なシュートをはずしたり、シュートを打てなかったりいらいらした時間帯も多かった。

  特筆すべきは石崎監督のコメント。相手のシステムが3-4-2-1で相手のボランチのところを自由にさせたくなかったというところで4-1-4-1にしたそう。
 監督のコメントで相手のシステムに対策を立てたという話は初めてのような気がする。

 今日の勝ちはオウンゴールが決勝点になったということもあり、多分にラッキーな面もあった。

 次節は苦手のアウェイ。今日よりもさらによいプレーをしなくては勝てないだろう。ラッキーを生かして次節こそアウェイで勝ってほしいと思う。

    ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。 


昨日の試合

2011年05月22日

 昨日の試合

 守りでは、DFラインまでやすやすと侵入を許し、ボランチもDFラインに吸収されようやく相手をはね返すと行った展開で、窮屈な守備に終始していた。プレスをかける位置、仕方が悪かったのではないか。

 アウェイゆえに多少引いて守るのは仕方ないが、どこでプレスをするのか、どこまでまわさせるのか意思統一がされていなかったのではないかと思わせた。

 中途半端なプレスをかけて、相手に簡単にパスを許してしまうシーンが多かった。

  1対1でも負け続けていた。いつもプレスの練習をしているはずなのに、それがまったく生かされていないのはどうしたことか。
 
  また、運動量がまったくなかった。暑さはやむを得ないことだが、もっとメリハリのきたプレーをしなければいけなかっただろう。

  高い位置でプレスをかけられないからショートカウンターができずにようやくボールを奪っても自陣の奥深くからなので、そこからゆっくり展開して、横パスバックパスを繰り返し、ボランチ、サイドを経由して出しどころを探しては無理にパスをして相手にパスカットをされ続けた。オフザボールの動きが少なくて無理にパスを出さざるをえなかった。

  パスの精度が悪かったのも無理にパスをするシーンをつくってしまったことに多くは起因するだろう。もっともラストパスの精度も悪かった。味方との連携も悪くせっかく良い位置でボールを持っても簡単に相手にパスをくれてやるシーンが目立った。

  もっとアウェイでの戦術をしっかり考えなければいけないだろう。特にアウェイではホームと違い勢いで事態を好転させるということがなかなかできない。

  どこでボールを奪うのか。時間帯によってどうするのか。流れによってどう変えるのか。相手のどこにプレスをかけるのかをもっと突き詰めなくてはいけないだろう。

 相手に押されてラインが自然と下がってしまうのは仕方がないにしろ、基本である前からのプレス、ショートカウンターの意識は変えずに、押されたらプレスの位置を変えて速攻で勝負するとか、柔軟な発想も必要だ。

 相手はいつもやっている4-4-2のフォーメーションを4-1-4-1に変えて臨んできた。こちらを相当研究したのだろう。前の4人でプレスをかけてそのこぼれだまをボランチの岡本をフリーにして拾える状態にしてパスを散らしてきた。

 チアゴの投入ももはや相手に完全に読まれている。選手を変えるというよりはもっとアウェイでは勝てる戦術を構築しなくてはいけないはず。

 アウェイでは最近まったく勝ててない。当然問題はあるはず。もっと戦い方を考えなくてはいけないだろう。


まったく話にならない。

2011年05月21日

 まったく話にならない。

 暑い中での試合で動きが鈍ることはわかるが、それにしても酷すぎる。

 点をとられたシーンはベタ引きになって寄せ切らず、宮澤、日高の2人ともプレスに行かずおまけにかわされてミドルを打たれたもの。防ぎようはあっただろう。
 
 鳥取戦でも相手にいいだけボールを回された反省をしていないのか、中途半端なプレスにいってはかわされてラインがずるずると下がり、得点をとられた後はなんとか最終ラインの河合や櫛引が持ちこたえたのが精一杯。

 それより酷いのは攻撃の方

  スペースに飛び出していかないから相手のラインが下がらない。フリーランニングをする選手もほとんどいない。そしてパスの出しどころがなくて、ボールを回してゆっくりとした展開。DFからサイドにボールをあずけてそしてまたDFにもどして言い加減じれて前に出せは相手にパスカットされる毎度おなじみのパターンを再三繰り返した。

  相手も暑さの中でさほどよい守備ができていたとは言えない中で、まったく攻撃が形にならなかった。

 また、相手のプレスがあるとパスがまったくつながらないのもいつものとおり。相手のプレスをいなせない。パスアンドゴーもやっていないから、前のスペースでボールを受けることができていなかった。足元足元のプレーばかりではチャンスなど生まれない。そしてようやく相手のゴール前までボールを運んだと思えばパスミスばかり。

 とにかく攻めなければいけない後半にシュート0とはどういう事だ?


 アウェイのワントップはもう辞めるべき。ホームのワントップならまわりがアグレッシブになるから多少フォローがあるにしろ、アウェイのワントップではトップが確実に孤立する。確かに今日の三上はできが悪かったが、それにしてもトップにボールが収まらなさ過ぎる。これでは前にまったくボールを運べない。

 そして1対1での弱さが顕著、また、複数行ってもボールを持った相手をまったく潰せず、簡単にパスを通させる。

 鳥取戦から感じていたことだが、まったく改善されていないそころか酷くなる一方。

 アウェイでなかなか勝てないことは分かるが、それにしてもこの状態は酷すぎる。

 ホームとアウェイで戦い方を変えるとかもっと根本的な部分でかえなければずるずるとじり貧状態でこのまま行ってしまうだろう。

  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。 


昨日の試合

2011年05月16日

 昨日の試合。

 今日の日刊スポーツの「健作が切り込む」

「今回は得点した後は、ある程度自陣にひいて相手にボールを回させていた。押し込まれているように見えたが、要所を締める効率良い守りができていた。」

 はたしてプロ経験者には昨日の試合は相手に回させていると映ったのだろうか。確かに2点目をとってからはブロックを強固に作って相手に回させていた印象もあった。

 しかし、1点目をとってからの状態はかなり押し込まれていた。相手に回されてポゼッションができずにアップアップに状態になっていたように見えた。NHKの録画を見たがやはり解説の宮澤ミシェル氏も失点の可能性の高いかなり危険な状態と言うことを言っていた。

  完全に押し込まれている状態で要所を締めていたとはとてもではないが言えない状態。
昨日の試合は他のたくさんのブロガーさんも書いていたが普段のコンサの試合を鳥取がやっているようだった。鳥取は決定力とラストパスの不正確さがあって決定的なピンチがほとんどなかったので助かったが、立場が変わって、まるでJ1にいる我がチームを見ているようで非常に歯がゆかった。

 ポゼッションなんかより、守ってカウンター一閃の方が勝てる戦い方だと言う人がいるが確かにカウンターも一つの戦い方。

 しかし、われわれはJ1を何度か経験して、昨日のような戦い方をしてJ1ではまったく相手にならなかったことを痛いほど経験してきたはずだ。カウンターばかりに頼った戦術ではJ1では戦えない。 

 昨日の試合は戦術として引きこもってカウンター狙いにでたわけでもないだろう。1点を取ったからと言ってカウンターに終始しようとしたがわけでもなく、ポゼッションをしようとしてもなかなかできなかったというのが本当のところではないだろうか。

 やはり結論はポゼッションをどんな相手でも適度にできないとダメと言うことだと思う。昨日のようにほとんど終始ポゼッションをされていたら失点の可能性は果てしなく大きくなる。

 そのためにポゼッションサッカーを指向しているはず。これはなにも圧倒的にポゼッションをしなければいけないというわけではないだろう。

 昨日の結果は結果だが、やはりJ2相手に逆に完全にポゼッションをさせたこと、それもホームでさせたことはか問題だと思う。

  ポゼッションをすることでよいことは相手に攻撃をさせないことで失点の可能性が減るということ。

 ただそこには当然相手にカウンターを受ける危険性もはらむが、そこをどうできるだけ排除するかの危機管理の問題。

 そしてポゼッションサッカーでも相手のボールの時には前からのプレスということは積極的行わなくてはいけないし、そこからボールを奪ったらカウンターをかけると言うことは必要だと思う。ボールを持ったら、なにがなんでも無理にパスを回して攻撃せずに手数を少なく効果的な攻撃をすることが必要だと思う。


勝っただけの試合

2011年05月15日

 勝っただけだった。

 とにかく先取点をとってからの動きが悪すぎた。

 リードしてる場面でそんなに前掛かりになる必要はないが、相手に完全にゲームを支配されていた。追加点がなければまったくどう転ぶかわからない試合だった。

 相手はやはり攻めてきた。アウェイにもかかわらずどんどんパスを繋げて前に前に出てきた。それを真正面から受け止め押し返すことができなかった。またいなすことができなかったのは大きな問題。

 得点も2点獲ったことはよかったが、いずれも相手が攻めてきてくれたからということも言えるだろう。今日の勝利はラッキーと思わなくてはいけない。

  そもそも指向するパスサッカーにならなかった。ポゼッションでも完全に相手を下回った。シュート数も相手の方が格段に多かった。

 まったくホームでサポーターに見せる試合ではなかった。これではまさにアウェイの試合。

 勝った試合を見せてくれたのは良かったが、内容はまったくなかった。

  とにかく相手の動きに翻弄されていた。選手全体的に動きが悪かった。相手のスピードの方が完全に上回っていた。もっと1対1で負けてはいけない。そして粘りも足りない。

 戦術的にはDFラインが早い段階で下がりすぎていた。

 それでFWとの距離が離れてルーズボールをほとんど拾われていた。

 得点をとって安心したわけでもないだろうが、トップでボールを持てなかったこともあったが、もっとラインを上げなくてはなかなか連続して攻撃はできない。交代も遅かった。流れを変える意味でももっと早く砂川を投入して流れを変えるべきだった。

 セットプレーの守りも危なかった。マークを外しドンピシャでヘッドを決められていたが、バーやホスンの好セーブに救われた。

 勝ったからと言ってもラッキーが積み重なっただけと感じなければ次の試合につながらないだろう。 

 今日の鳥取はこちらがやりたいサッカーを逆にしていた。ギリギリでラストパスを出させなかったからよかったものの、これが力をつけてきたらかなりの良いチームになるだろう。

 よかったのは三上の決定力。

 チャンスはほどんどなかったがそのチャンスを逃さなかったのはやはり「持っている」選手。
 
  また、よかったのは鳥取のサポーター。20人足らずの精鋭たちだったが砂川の300試合出場のお祝いもボールボーイの入場のシーンでも拍手を送ってくれた。ぎすぎすした相手サポーターが多い中で非常に清々しかった。鳥取は今後強いチームになるだろう。要注意だと思う。

 次はアウェイだが、アウェイこそ内容は問わないから勝利を追い求めてほしい。


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こんな無様な試合はもう2度としてはいけない。

2011年05月08日

 まったく何をするために熊本まで行ったのか。

 シュート4本では話しにならない。(実際にはシュート2本にしか見えなかった。 )

 狭い場所でパス交換だけはちまちまと立派にできる選手達

 あっさりボールを奪われて速攻で失点して守られ完敗。相手の守って速攻というプランにまんまとはめられた。

 攻撃や守りもミスだらけのこれぞJ2の試合を演じて、これもお約束というような敗戦。

 さほど驚異を感じるような相手ではなかったが、相手の思惑にあっさりはまってしまったのは誠に残念。

 やはり強い相手には善戦するも、力の劣るチームには相手に合わせた戦いをしてあっさり失点して負けるという試合展開を今年も繰り返すのか。

 ボールをキープするも相手にあっさり速攻を許しての負け。

 相手のミスはたくさんあったのにそこからスピードアップしてチャンスを作れない。

 相手はこちらのミスをついてきただけによけいにそれが目立った。

 シュートを打てないというか打たない。良い形にならないことももちろんあるが、ミドルを狙うわけでもなく漫然とただ時間を過ごしただけにしか見えなかった。

 ラストパスの精度も最悪。サイドにせっかくボールを回してもそこからトップに繋がらない。三上がボールを触れるのは相手を背負ってするポストプレーだけでは、前に向いてプレーなどできないだろう。

 足元足元ばかりにボールを要求し、スペースに出ていく選手もほとんどなし。とにかくゴール前まで持っていけないシーンが多すぎる。

 それ以前に1対1で弱すぎる。また、仕掛けない。自分がボールをもって強引にシュートまで持っていくという気概を持った選手はほとんどいなかった。

 ゴール前でのいやらしいプレーも、粘るプレーもなかった。熊本の高卒ルーキーの仲間が見せたいやらしい粘りのプレーを見習ってほしいものだ。 

 選手交代は早めは早めで取れる手段はとっていた。しかし、その意図を理解していない選手も多すぎる。
 
 いくらアウェイと言ってもこんな無様な試合はもう2度としてはいけない。


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昨日の試合

2011年05月05日

 昨日の試合

  勝つには勝ったが課題が多い試合でもあった。

 やはり90分間で得点が取れなかったこと。

 砂川を投入しチアゴを投入して流れが変わったが、本来ならスタメンのメンバー時に得点を重ねなければいけない試合。

 前半序盤から押していた時間帯が続いていただけにその時間帯で得点をとらなくてはいけなかった。

 監督の目指すサッカーでまだ得点がとれていないことも心配。結局はチアゴ大作戦をせざるを得なかったことは、本意ではないだろう。

  決定力不足も気になる。アンドレジーニョが三上が決定的な場面でゴールをはずした。もっと決定的な場面をつくることも必要。数を重ねればゴールは必然的に出てくるはずだ。

 もっとも期待できることももちろんある。守備では2試合連続無失点。河合と山下のセンターバックを中心に集中を切らしていなかった。そして相手の速攻時にもよい守備ができていてほとんど危ないシーンを作らせていなかった。

 そして戦術が形になってきたこと。

 砂川、岡本の投入で確実に流れを変えることができ、苦しい時間帯でも彼らの投入で希望が持て、計算できるようになったことは大きい。

  また、練習の成果もでてきた。練習を見に行ったとき日には長い時間セットプレーの練習をしていたが、いろいろなバリエーションを試していた。

 宮澤のゴールは山下のヘッドのこぼれだまを押し込んだもの。録画を見ると山下がエリア内を横に走り相手選手のマークをはずしており、ボールを呼び込んで相手に防がれたとは言えドンぴしゃヘッドをたたき込んでいた。

  このようなプレーは練習の成果と言っていいのではないか。少しづつではあるが練習の成果が形になってきたことはうれしい限り。中断期間も他のチームには見られない2部練習をしてきたが、その自信がでてきてくれればよいと思う。 

 J2は序盤から昇格候補チームが勝ちきれない試合をしており混戦となっている。まだまだ上位に浮上するチャンスはある。

 とにかく着実に勝ちを拾って進むしかない。


もっともっと進化しなくては

2011年05月04日

 会場が一番盛り上がったチアゴの幻のゴール。 
 
 会場のリプレーでもそのシーンが流れてアナウンスでも大きなゴールのコール。しかしその後、ノーゴールのアナウンス。いったいなにが起こったのかわけがわからなかった。

 帰って録画を見て、ファウルらしいと言うことを理解したが、あれはファイルではないだろう。

 あんなプレーをファウルにしたらゴールの多くが消えてしまう。主審の家本氏は最近はよいレフェリングをして一時のあの「イエモッツ」から完全に脱却したはずだったが、今日はちょっと違っていた。三上がファウルを受けたシーンを流さずに会場から大ブーイングを受けていたシーンもあった。前半はよいジャッジだっただけに残念だった。

 これで宮澤のゴールで勝利しなかったら会場は相当殺伐な雰囲気になっていただろう。とにかく泥臭くともなんでも宮澤がゴールに押し込んでくれて勝ったことはよかった。

 前半宮澤ははっきりいって消えていたが、後半よいシュートもあったし、最後に目立ってくれてよかった。

 試合展開は前半攻勢をかけながらなかなか得点がとれないもどかしい内容。 
 決定的なチャンスもあった。近藤がロングボールに追いついた素晴らしいプレーからクロスを上げてアンドレがヘッドという決まったら凄いプレーだったが、そのヘッドは外れてしまった惜しいシーン。アンドレはやはりシュートがへた。

 後半も近藤の素晴らしいクロスを三上がヘッドでゴールできない惜しいシーンも

  最後はチアゴの幻のゴールがあったが、気持ちを切らさずにその後決勝点をとったことは評価したい。

 ただ、やはり90分で得点がとれなかったことは反省しなければいけないだろう。

 アンドレや三上の決定的なシーンをはずしたことはもちろんだが、他にも多くのチャンスがありながら決められなかった。

 また、連携ミスも多くあった。「チアゴ大作戦」までに勝負を決められるようにならないといけないだろう。

 守備は2連続ゼロ封で形になってきた。今日も草津に完全に崩されるシーンはほとんどなく、決定的なシュートも打たれなかった。

 やはり課題は攻撃の部分だろう。やっぱりもっと決定的なシーンをつくらなくてはいけない。

 勝ったことは評価したいがもっともっと進化しなくては成績はなかなか上がらないと思う。      


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昨日の試合(もっと素早い攻撃を)

2011年05月01日

  昨日の試合で良かったのは前半の近藤の運動量と突破の動き、そして後半登場した砂川の流れを変えた動きだろうか。しかし、依然として点がとれていない。

 これで唯一の無得点のチームとなってしまった。

 今日の日刊スポーツでは監督と古田のインタビューが載っており、監督は「ペナルティエリアの外から無理に打つのではなく、しっかり崩してシュートまで持っていくというチャレンジは出来ていた。」(しかし、無理にでもシュートを打つ姿勢も必要だと思うが。)

  古田は「攻守の切り替えと最後の粘り強さは出せていた。課題はもっとシンプルに崩すことと、運動量を上げていくこと」と言っていたが、監督の言っているとおりゴール前で崩してからのシュートも何度かできており、もう少しで得点がとれるようにも見える。しかし、そのもう少しの壁がなかなか超えられないのも事実だ。

 古田が言っているようにシンプルに崩すことも必要。相手の人数が揃っているところで、崩すのはなかなか難しい。相手の枚数が揃わない前に攻撃できれば、決定的なチャンスを生み出す確率も大きくなる。

 形としては前からボールを奪って素早く攻撃する仕方。後からビルドアップして攻める仕方があるだろう。それぞれその攻撃する場合には工夫が必要だが、やっぱり今一全体的に攻撃のスピードが遅いような気がする。

 もっと攻撃のスピードを上げることが必要だろう。そのためには周りの選手のオフザボールの動きをしっかり行わなくてはいけない。 

 そして昨日の試合ではアンドレジーニョが前線で孤立してボールをとられるシーンが多かった。彼はある程度ドリブルすることはできるが、フッキやダビのように一人で最後までもっておくことはできない。彼を生かすにはやはり周りの助けが必要。もっと多くの人数をかけて早く前線に飛び出す動きが必要となるだろう。

 また遅攻を行わざるを得ない場合には緩急をつける必要がある。

  やはり結果が出ていない以上は、もっと攻撃の工夫が必要ということだろう。

 もうすぐ試合がある。ドームではサポーターに是非勝利を見せてほしいものだ。

   勝手に叱咤コンサ外伝


ゴールが依然として遠い。

2011年04月30日

 ゴールが依然として遠い。

 アンドレジーニョが、宮澤が決定的なシュートを打ったが決めきれなかったのが痛かった。

 それらのゴールが決まれば勝てた試合だった。

 試合内容は前半は相手の攻勢に押されて後手後手を踏んだ。

 前線で起点を作れず、ラインを押し上げられない状態で相手の攻撃にさらされた。

 特にアンドレジーニョと周りの連携が合わずにアンドレジーニョが持ちすぎて相手にとられるパターンを繰り返していた。

 後半、砂川がトップ下に入ってからは砂川の動きでチャンスを作っていた。砂川の動きが潤滑油となってチームの攻撃を活性化させていた。

 そして忘れていけないのは前半は近藤の運動量。ふらふらになるまで攻撃に守備にと奮闘していた。よほどFC東京相手にいいところを見せたかったのだろう。気迫がテレビ画面を通じても伝わってきていた。毎試合あのくらいやってくれればいずれ得点がついてくるはず。今後も今日の試合のように動き回ってほしい。

  芳賀はいつものように守備に攻撃に奮闘していた。前半失点がなかったのは彼の働きに負うところが大きかっただろう。

 河合の守備も効いていた、最終ラインで奮闘して危ない場面では必ず顔を見せていた。

 FC東京相手にアウェイでドローは健闘したほうだと思うが、相手はベストメンバーからかなり落ちていたこと、相手の調子が悪かったことやこちらの決定機の数を考えると勝たなければいけない試合だった。

 また、3試合でまだノーゴールというのが問題。

 ゴール前でシュートを選択せずにパスを選択した消極的なプレーもあった。

 また、オフザボールの動きがまだ、乏しい。せっかく相手からボールを奪っても飛び出す選手が少ないと言った場面も多かった。

 もっとラストパスの精度や連携をうまく合わせないと得点はなかなかとれない。少なくとも得点がとれなければ勝てないわけだから当たり前だが勝つためには得点が必要だ。 

 そして気になるのはアンドレジーニョのシュート能力。練習試合を合わせてもシュートのほとんどはキーパー正面にいっている。今後、彼に多くのゴールを期待するのは厳しいだろう。

  ともかく、失点しなかったことを前向きにとらえて、次は初得点、初勝利をあげるために最大限の努力をしてほしい。次の試合こそは勝って喜びたいものだ。

  
  ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。


失点してからの試合展開が悪過ぎる。

2011年04月23日

 一つのミスが明暗を分けたとは言え、そこからの試合展開が一番悪い。

 残り20分もありながら気落ちしたのか、個々がバラバラの動きになって連動したプレスがかからずに相手にボールを回させたのが一番良くなかった。また、見る見るうちに運動量が極端に落ちていた。本来ならそこから持ち直すこともしなければいけなかったはず。

 そこから立ち直れないメンタルは相変わらず今年も変わっていない。 

 相手に簡単にパスを許しボールを回させなかなか攻撃のチャンスを作ることができなかった。

  前半はやはりクロスの精度の悪さ、ラストパスの悪さが目立った。せっかくよい形になりながら、あと一歩のところで決定的なチャンスを演出できないシーンが多かった。

  連携も悪く、特に近藤と三上のパスは何度か合わずにせっかくのよいチャンスをみすみす逃していた。

 やはりJ相手だとスピードが違う。こちらもスピードを上げてパスをするもいかんせん、練習試合で厳しいプレスのなかで早いパス回しができなかったせいか、スピードに乗った正確なパス回しができていなかった。

  それでも可能性はあった。特に左サイドの近藤の突破は得点の臭いを感じさせていた。しかし、やっぱりクロスの精度が低く、決定的なシュートを打てなかった。

 三上も可能性を感じさせた。厳しいプレスのなかでもポストではボールを持ってなおかつ前を向けてボールを運んでいたシーンも多かったのは今後に繋がる。後はシュートの精度と強引さだ。

 アンドレジーニョは一番目立っていた。ボールを前に持って仕掛ける動きがよかったがここもラストパスやシュートの精度が悪かった。

 相手がこちらのミスを逃さなかったことで失点してしまったが、こちらも相手のミスでよい形でボールを奪ったシーンもあった。しかしなかなかそこから決定的な崩しができなかったことで差が付いてしまった。

 また、シュート数がホームなのに少なすぎる。この結果を見るとやはり中断期間で何をやってきたのかと厳しく指摘されても仕方ないだろう。

  とにかくホームで負けたことはまったくダメ。 

 そして気になるのは観客数。開催が延期されたとは言えせっかくの開幕戦だというのに1万人をようやく超えるとい少なさ。
 チームも危機感を持たなければいけないだろう。それを払拭するのはやはり勝利。

 次の試合はアウェイで強敵のFC東京とは言え勝たなくてはいけない試合になった。

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初戦から戦術が壊滅状態

2011年03月05日

 まったくなにをやっているんだか。

 相手のジョジマールにあてて斉藤を走らせるという分かり切っていたワンパターンの攻撃を潰せずに、スペースにボールを出させ放題。
 
  ジョジマールを潰せずそのパスを出した相手に簡単に前を向かせさらにスペースに侵入した選手にボールを出させるという悪循環。

 こっちは内村を走らせるもマークがつねに2人付いてまったくボールキープできない。宮澤などはまったくいないと同じ状態。宮澤のところでボールを受けられないものだからラインも上げられずパスを出すところもない。また、足元にパスばかりして簡単に相手に潰されるというシーンを何度見させられたか。

 まったく昨年と変わっていない戦いぶりに今年もだめかという絶望感が漂う。

 とにかくオフザボールの動きがまったくない。 

 前線では砂川くらいしか動いていなかった。いったいキャンプでなにをしていたのか問いつめたい気分。

  守備では山下の前評判がよかったが、開幕戦で気負っていたのか、初めは動きが堅く相手にプレゼントパスをしてしまう不安定さを露呈した。しかし、彼の場合には試合をこなすたびに能力を上げていく選手にも見える。もう少し様子を見てみなければいけないだろう。

 細かなパス交換をするのはいいが、真ん中に偏っていたり、サイドをつかわなかったり、相手に読まれ放題ではラストパスがうまくいかずにシュートにいくことさえできない。

 とにかくオンオフの切り替えができない。攻撃はそのリズムが一辺倒、スピードもなければ硬軟の使い分けが下手。一本調子でこれなら相手に簡単に読まれる。

 最後のチアゴ大作戦には笑わせてくれたが、初戦から戦術が崩壊状態ではお先真っ暗。おそらく非公開練習はこれをやっていたのだろう。

  もっとも昇格を決めた2007年の初戦もこんな状態から始まったのだが、そもそもチームは引きこもりのカウンターではないポゼョションを標榜するので簡単には切り替われないだろう。

 はたしてて立て直せるのか、このままの状態でシーズンを通すのか。

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もちろん背番号8が主役だった。

2010年12月04日

 ゴール裏に浮き出る背番号8の文字

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 そして背番号8の砂川がもちろん今日の主役だった。
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 先制点の三上へのやさしいクロス  三上のボレーも見事だった。  そして得点を決めたFK。コンサの試合でリーグ戦FKを決めたのは初めてではないか。  いつも惜しいシーンで決めきれなかったが、ようやく最後の試合に決めてくれた。本人も言っていたが、プロ初FKゴールおめでとう。  砂川は他にも左サイドを再三破ってチャンスを演出していた。  正直今更ながら砂川を退団させるのはもったいないと思う。  今日の活躍は最後を飾るにふさわしいものだった。  そして2得点を決めた三上は見事。  1点目は征也が相手のマークを引きつけまた、ボールウオッチャーになる選手が多いと言った熊本の弱点を見事についた三上のボレーだった。 2点目は折り返しを見事にゴール右に決めたもの  彼をトップに置いた石崎監督の作戦が見事にはまった。  そして今日の勝利に多大に貢献したのは芳賀。  相手を押し倒して危なくレッドかと思われたような熱いプレーを見せていたが、他は冷静なプレーでピンチを防いでくれていた。  そしてピンチの場面ではことごとく体を張って防いでくれたのは忘れてはいけないだろう。  やっぱり純平と砂川、そして三上のコンビがよかった。純平はチャンスに必ず顔を出し決定的な場面を演出していった。  それにしても石崎監督の最後の挨拶が気になる。 スタンドから「人ごとか」というやじも聞こえたが、まるで辞めるような挨拶。  来季続投という報道が出たが、はたしてどうなることだろうか。    今日のような試合をすれば観客もたくさん入るはず。今日の試合でもシュート数が少なかったのが課題だったが、もっと決定的な崩すプレーを多く作りたい。また、前半の序盤も押されていて危ないシーンも多くあった。  とにかくホームで勝てばサポーターも喜ぶ。来季はホームでこのような試合をたくさん見せてもらいたい。
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勝ってくださいと言わんばかりの試合に勝てないとは

2010年11月27日

  0トップと言われる試合で、前線にボールが収まらない状態をパスワークでチャンスを作る作戦だったが、いつものように中盤までパスは通るがラストパスの精度が悪くて決定的なシーンがほとんどなかった。

 相手のモチベーションがはっきり落ちていたことが見えた試合だっただけに勝たなければいけない試合だったろう。

 相手のぐだぐだ感に合わせてしまった試合だった。

 日程が厳しいと行ってもやはりもっとミスを少なくしなくてはいけない。

 特に上里は判断の遅さから致命的なミスを連発していた。もっと素早い判断と勇気をもったプレーが必要だろう。

 そのなかで三上は頑張っていた。前半は左サイド、後半はトップで純平や砂川とのコンビでシュートチャンスまでもっていった。

  ドリブルで持っていってシュートを打つシーンでは4,5人に囲まれていたがボールを失うこともなくシュートまで持っていっていた。彼の成長は来季に繋がるはず。来季さらにどれだけ伸びるか彼のプレーが楽しみだ。

 純平はやはりトップでは厳しい。決定的なシーンもあったがやはり中盤で自由に動きかせた方が彼のパフォーマンスを向上させることができるだろう。初めから三上をトップに持っていった方がよかったのではないか。

 サイドバックの上がりももう少し行ってほしかったところだ。西嶋が結構上がってはいたがボールを失うシーンも目立ち、せっかくのチャンスを潰していた場面もあった。

 また、采配では交代選手をまったく使わなかったのが意外だった。先発のメンバーを残した方がよいという判断だったのだろうが、上原の状態がよくないとの話しもあったにせよ、最後に横野をトップに使った方が良かったのではないか。

 今日の試合は勝つチャンスが十分にあった試合。

 こんな勝ってくださいと言わんばかりの試合をものにできないからやはりこの順位にいるのだろう。

  残り1試合、ホームの試合のラストで勝ってサポーターを少しでも喜ばせてほしい。


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試合を通じて攻撃の形がなかなか作れなかったが西嶋の一発でなんとか勝った。

2010年11月23日

 試合を通じて攻撃の形がなかなか作れなかった。

 特に前半はシュートもなかなか打てなかった。

 大方の予想を裏切ってダブルボランチは純平と上里、トップ下に砂川

 純平がボランチで守備に追われるためせっかくこれまで築き上げた内村、三上、純平のトランアングルができなくなり、攻撃の手数が少なくなる。逆に純平のボランチでボールのさばきがスムーズになり、中盤まではうまく作れるようになっていた。

 しかし、なかなか決定的なチャンスが訪れなくて苦労した試合だった。

 征也の良質なクロスから西嶋の一発で勝ったからよかったが、試合の内容は低調そのもの。 

 特に左サイドは岩沼がほとんど上がれず、岩沼のクロスがほとんど見られなかったのが残念だった。

 注目していた純平と上里のダブルボランチは、純平はDFとプレスしてボールを奪い、上里は体を張ってボールを奪っていたことが印象的だったが、徳島がさほど中央から攻めてこなかったので助かった面も多かった。

 そして攻撃のスピードが相変わらず遅い。速攻になってもボールの出所がなく、中盤でボールをつないで時間をかけてしまうこともたびたび。ボールを回している内に相手がブロックを作ってしまって次の攻撃ができないシーンが多かった。

 また、遅攻になってからの攻撃のスピードが同じなので、めりはりがつかずラストパスまでいかないじれったい動きが多かった。

 対して徳島は攻撃の時のスピードの付け方にめりはりがあって、いつやられてもおかしくない状態だった。特に柿谷には緩急をつけられ、ずいぶんと突破されていた。

 西嶋の一発で勝ったような試合だったがとにかく勝ってよかった。

 ただ、課題が多かったのは相変わらず、今後はこれらの課題をいかにして解消していくか。

  しかし、チームが勝つことにより、良い方向に向かっていくのではないかという希望もある。そのなかで、高原の怪我はマイナスの要因。何でもないプレーからだったのでその怪我が重大でないように願うばかりだ。

 J2の昇格チームが決まり、いよいよ各チームとも残り2試合が消化試合となったが、コンサの場合も残り試合は消化試合ではない。 

 来季に向かって課題をクリアするために頑張って次の試合も戦ってほしい。

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そこには乗り越えなければいけない壁がある。

2010年11月20日

 押している時間帯にゴールを取れないとやはりこんな試合になる。

ラストパスの精度の悪さやパスミスはいつものことだが、決定力不足も相当に深刻。

 そして横浜FCとの差は交代選手の差。横野や上原への交代の時間帯も遅すぎたが、それだけにやはりのこの2人は調子が悪いのかポストにもなれず、シュートも打てなかった。

  試合全体ではせっかくよい崩しをしてもきれいにボールがパスが繋がるだけというところが誠に残念なところ。そこからの最後の崩しのアイデアが不足しているのと、シュートのうつタイミングが遅いこと。もっとワンテンポ早く打てばよいのに思う場面があった。また、中の枚数が不足してせっかくのビックチャンスを生かせなかったシーンもあった。

 いずれにしてこのサッカーを極めるのはもっと練習が必要と言うことだろう。 

 前半は内村、純平、三上の絡んだシーン。後半は上里のまた抜きパスからの砂川のクロスの動きが良かったがやはりそこからゴールするのがやはりできない。

 やっぱり乗り越えないと行けない壁があった。そこを越えないと、J1昇格は見えてこないだろう。 

 この試合は今年の典型的なコンサの試合。

 良い形で攻撃してもなかなかゴールが奪えない。そうしているうちに失点をしてしまうという内容。攻撃のスピードが遅いこと。せっかく相手のパスをカットしてもなかなか早く攻め込めない。また、攻撃の枚数が少ないなど、課題が目白押し
 
 ただ、次の試合までに日数がないので、気持ちの切り替えも必要だろう。

 また、芳賀がイエローをもらって累積4枚で火曜日の徳島戦は出場停止。中2日しかないしボランチをはたしてどうするのであろうか。

  藤山、西嶋あるいは岩沼のボランチが考えられるが荒野の先発も考えられるかもしれない。

 何れにしても厳しい中盤の構成になるだろう。


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まさにリーグ下位どうしの対戦

2010年11月14日

  まさにリーグ下位どおりの対戦 

 パスミスの繰り返しで互いにチャンスを掴みまた、パスミスでチャンスを逃すと言った展開が90分繰り返された。

 先制点は三上のミドルに西嶋がいいところにいて、コースを変えたものだが、後半もコーナーからバーに当たったドンぴしゃヘッドがあった。惜しいシーンだったがあれはゴールに入れなければいけなかっただろう。

 惜しいシーンは何度かあった。純平と内村が絡むシーンが合ってシュートチャンスもあったが、なかなか決めきれなかった。

 失点はやっぱり危惧していたコーナーキックから。これで水戸への3失点はいずれもセットプレーからとなった。相手がよいキックを蹴ったとは言え、もっとしっかり守ってほしかった。

 前半もさほど良いとはいえなかったが、後半の低調ぶりは酷かった。シュートもろくに打てなかったのは大いに反省しなければいけないだろう。

 なにより相手のパスミスからのチャンスを何度ももらいながらこっちもパスミスでシュートすら打てない。こんなシーンではフラストレーションもたまるというもの。

 まったく来年に繋がる試合とはお世辞でも言えない試合だった。

 最も酷かったのは砂川のFKの時。サインプレーだろうが、待っていた岩沼が触れずにボールはまっすぐにゴールラインを割ってしまった。どちらのミスかわからないが、理解できないプレーぶり。このようなミスがやたらと多かった。パスの受け手と出して手の呼吸が合わないプレーが多すぎる。

 今日の水戸ならば大量点で勝たなければいけない試合。

 速攻のチャンスも何度もありながらラストパスが繋がらない。

 毎日何を練習しているのか改めて聞きたいような試合だった。

  それからアフターゲームで石崎監督が木山監督とともに「ともにチームを去ることになった」という下りはには驚かされた。誤報とは思えない。誤報でなければなぜアフターゲームでそんなことを言うのか。もしかしたら試合後にそにような話が石崎監督からあったのかもしれない。明日のスポーツ新聞に詳細がのるのではないか。

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課題は残ったままだがなんとかホームで勝ってよかった。

2010年11月07日

  千葉の圧倒的な攻撃で何度もシュートを入れられたと思ったが、それをことごとく防いでくれた高原は文句なく今日のMVPだろう。

 強烈なシュートは正面が多かったとは言え、何度も抑えることはなかなかできないことだ。

 良くて引き分けと思った試合だったが、砂川の素晴らしいクロスもあって宮澤のヘッドが生きた。砂川もよい仕事をしてくれた。

 退団が本当に残念といわせるくらいの左サイドの突破と絶妙クロスだった。

 千葉とは波長が合うのだろう。アクションでボールを回して崩すと言うよりは半強制的にリアクションでボールを奪って速攻につなげざるをえなかったとはいえ形がはまった試合だった。
 こういう試合は年に何度かあるものだが、負けた方はたまったものではないだろう。

 しかし、ホームでよい試合をしたわけではない。前半は特に押されっぱなし。
 プレスが遅く緩くて相手に自由にボールを回させてしまった。

 内村はプレスのいくところといかないところのメリハリがついていたとインタビューで答えているがあれだけボールを回され決定的なシュートを打たれたならばプレスは問題があったと言うしかないだろう。相手の拙攻にも助けられた。

 また、なんとかボールを奪ってもパスコースがなく相手の鬼プレスに会い、ボールを失うシーンが続出した。

  相手の鬼プレスをかわせない課題は残ったまま。こんな状態ではやはりJ1は遠いというしかない。 

 全体的にホームなのに相手にシュートを22本も打たせてしまった守備も悪かった。

 特に上里の守備が軽かった。何度もプレスをかけられてボールを失って危ないシーンを何度も作ってしまった。

 しかし、後半の上里のサイドチェンジは垂涎もの。あれがあるから上里はスタメンをはずされない。しかし、今日の上里はプレーの波が大きかった。何度もあったミスからのピンチを防いだ高原に感謝しなくてはいだろう。

 マイボールにしてからも落ち着かず、簡単に前に蹴ってボールを失うシーンも目立った。

 また、全体的に攻め上がりも遅かった。ターゲットも内村1人なので周りのサポートがほしかったところだが、周りのサポートが遅かったことも影響した。

 だが、なにより久しぶりにホームで勝ったことはよかった。宮澤のゴールのシーンも何人もゴール前に飛び出したから生まれたゴール。

 そして純平のアイデアも攻撃では生きていた。最後にはFWも努めたが、そう言えば彼はサイドバックでとったはずの選手だったのではないか。

 とにかくこの勝利はうれしい。課題は相変わらず残ったままだったがとにかくホームで勝ててよかった。

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開き直って一から出直すしかない。

2010年10月31日

  とにかくホームなのに情けない試合をしたものだ。

 前半は相手に攻撃こそさせなかったが、こちらも決定的なシーンはなし。後半は動きが悪く相手にボールを回され放題のシーンも目立った。共に得点の臭いはほとんどしなかった。
 後半、間接FKのこぼれ玉から宮澤のドフリーシュートが一番可能性があったが、あれをはずしては得点はとれないだろう。

 試合はシステムをかえて臨んだが、トップ下の2人はうまく機能していなかった。内村が孤立していた場面もあって、攻撃に枚数をかけられなかったように思えた。パスはつなげていたが決定的なシーンを作れなかった。前半で得点を取っていれば後半の戦い方を変えられがやはり前半に得点を入れられなかったのが痛かった。

 失点のシーンはラフィーニャにうまく抜け出されたものだが、セルフジャッジしたことも後味を悪くさせた。バックスタンドの副審はライン際でしっかり見ていたので、判定を不服として詰め寄っても判定は覆らない。確かに微妙な判定で選手は悔しいだろうが、判定が下る前にセルフジャッシをしてはどうしようもない。

 しかし、問題はその後だ、3バックにしてもサイドからの攻撃が特にうまくいかなかった。力のあるチームならばここから逆転しなくてはいけない。

  ここからの崩しのアイデアもなかった。せっかくウイングバックに征也と岩沼が入っているのだからサイドを徹底的についてほしかった。岩沼のクロスに期待をしたが、クロスも少なかった。

 ホームなのにシュート数も少なすぎる。

 ポゼッション力が増したといっても依然として横パスそしてせっかく縦へ楔のボールを入れても周りのサポートが遅くて攻撃の手数が少ない場面が多かった。攻撃のスピードも依然として遅くてなかなか決定的なチャンスも訪れない。
  せっかくチーム力が上がってきたと思えたのに、むざむざホームで負けるとは情けない限り。

 これで数字的にもJ1昇格はなくなった。

 明日の新聞の見出しがわかるよう。サポーターは早くから昇格など諦めていると言いたいが、またスポーツ新聞は判で押したように昇格できなかったとしたり顔で書くのだろう。

 さらに情けないのはこんな試合にでも拍手をするサポーターがいること。

 ホームで負けた選手に拍手を送るなどまったく論外。罵声を浴びせろと言わないがブーイングが当然。まだこんなサポーターがいるからチームを弱くする。選手もコンサのサポーターは暖かいと言っているが暖かいを生ぬるいと勘違いさせてはいけない。
 生ぬるいから選手が成長しない。成長しないからホームで勝てない、ホームで勝てないから観客動員数も減少する。こんな循環になってしまっている。

 まあ、数字的にも昇格がなくなってこれで踏ん切りもついただろう。とにかく次の試合から開き直って一から出直すしかない。

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2つのプレーが勝利を引き寄せた。

2010年10月24日

  2つのプレーが勝利を呼び寄せた。

 初めての出場だった相手キーパーの油断を見逃さなかった内村のプレーと
 
 股抜きからドリブルしてゴールに入ってきた上里にプレゼントパスをした砂川のプレー。

  内村のインタビューを見るとそのプレーは相手キーパーが初出場ということで狙っていたプレーだったとのこと。

  試合は終始コンサのペースだった。

 ボールをよい距離で回して、ポゼッションをしてゴールを狙っていた。 
  守備もよい形でブロックをつくり、相手に波状攻撃を許さなかったのは評価できるだろう。

  気になっていた上里も今日はまずまずの動きを見せた。2点目のゴールもゴール前までの積極的なランニングがあったからこそゴールを呼び寄せたと思う。守備も良くも戻って相手のシュートをブロックしたシーンもあった。

 今日は内村がよかった。ポストもできていて、ワントップといいながら前線でなんとかボールを保持していた。突破するシーンもあって相手の裏を常に狙っていたのは好印象だった。

 しかし、全体的にシュートが少ないのは反省点。この相手の調子ならもっとゴールを入れなくてはいけなかっただろう。

 終盤にばたばたしたのもダメだった。また高原のファインプレーに助けられた。

 高原のファインプレーがなかったら危なかったかもしれない。

  攻撃はもう少しラストパスを丁寧にしたいところだ。中盤でよくボールが回っていたのでもう少し丁寧にラストパスを送ってシュートをもtぅと打ちたいところだった。

 今日は相手の調子が悪かったことにも助けられたが、ボール回しは徐々に良くなってきている。この調子でポゼョションしてどんどんゴールを奪ってもらいたいところだ。

  チームはようやく調子を上げてきたと言っていいだろうか。怪我人が多くてなかなかメンバーが揃わないが、残り試合を全勝する勢いで行ってほしい。

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ホームで勝てなかったのはダメだが、来年に繋がる試合だった。

2010年10月16日

  三上のゴールというよりは、チーム全体のゴールと言えるだろう。

  あの場面での崩しは良かった。

 普段の練習の成果が出たと言ったといいだろう。

 好感が持てたのはパスサッカーで1点を取ったということ。前線にターゲットがいなかったこともあったが、最後までポゼョションにこだわり、パスで崩す姿勢を貫いたこと。結果は引き分けだったが内容としては次の試合、来年につながる試合だったろう。 

  ただ、結果を見るとホームで引き分けで、勝ち点を2を失った。ホームのサポーターに勝ち試合を見せることができなかったのはやはりダメだ。 前回惨敗した相手にリベンジできなかったことも反省しなくてはいけないだろう。

 パスサッカーに拘ったと言っても、ラストパスが悪かったり相手のプレスに負けてボールをロストしてしまう場面も多く、まだまだ、練習をしなければいけないことを痛感させられたのではないか。
  特に前半は相手の守備がよかったせいもあるが、攻撃の形はまったく見えなかった。

 シュートに繋がるパスの精度も悪く、シュートまでもっていけなかった。

  相手にシュート数で負けたのもいけない。ホームなので精度の高いシュートをどんどん打たなくてはいけない。

  ハーフナーマイクを抑えたことはよかったが、失点となった左サイドの相手の得意な崩しを守りきれなかったのは、残念だった。失点のシーンは完全に崩されたものだった。

 しかし、録画でパウリーニョのゴールを見たが、パウリーニョがパスを受けた時にパウリーニョがハンドを犯したように見えた。今日の主審はまったくハンドをとらなかったように思う。スタンドからかなりハンドのコールが出ていたが、ハンドでも流れでハンドにならないものもあるが、完全なハンドも見逃していたように見えた。

 結果として勝てなかったのはまだまだ、練習が足りないということだろう。パスの崩しで1得点はとったが、他のシーンでは相手を崩せずにパスカットされる場面も目立った。

 そしてシュートの精度も足りない。岡本の2本目のヘッドでのシュートは受けた体の角度から仕方ないが、1本目のヘッドは確実にゴールしなくてはいけないもの。また、真ん中からの崩しで右サイドにフリーになった内村のシュートもキーパーに防がれたシーンもゴールしなくてはいけない場面だった。

 とにかく、また練習だ。チームの戦術の方向性としては間違っていないと思う。もっと精度を高めて勝ちに結びつけなければいけない。

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ホームでは結果を出さなければやはりダメ

2010年09月26日

  今日もほとんど得点の臭いのしない試合だった。

 前半の純平がゴール前に飛び出し、横野に送ったパスで横野がゴールを決めてオフサイドになったシーンが攻撃の可能性を感じたくらいか。

 岐阜がまったく攻めてこないので鳥栖戦のようにはならなかっただけで、得点がとれなかった問題点は鳥栖戦と同じ。

 まずは攻撃のパターンが少なすぎる。引いて守る相手に、策のない攻撃ばかりでは可能性は感じない。シンプルにゴール前にクロスを上げるのもよいが、それが続けばワンパターンになってしまう。

 あの程度の岐阜の守備から得点をとれないとしたらやっぱりだめだろう。 

 少ない決定機も逃し続けた。近藤が上原がゴールする可能性があったのに逃してしまっては得点はとれない。
 
  前半は攻め込みながらなかなかシュートにいけないもどかしさを感じたが、後半はシュートしても決められないという展開で今日もだめかという絶望感が漂った。選手は頑張ったかもしれないが、ホームでは勝利しないとやはりだめ。
                      
 純平は思ったよりフリーで動いて攻撃に参加していたので、好感が持てたが、前線の内村や近藤はボールを収められなかったのが痛かった。後半砂川が出場して左サイドからの攻撃が増え、少しはゴールの可能性が出てきたが、前半からこのような攻撃をしなくてはいけない。

  観客数も5千人台と寂しい限り、今日のようにホームで勝てないから結局こうなる。

  やはりホームでは結果を出さなければだめ。試合終了後、選手達は鳥栖戦と違いある程度満足そうな顔をしていたが、だからチームは強くならない。選手達に悔しそうな顔が見られなかったのがまったく情けなかった。

 ホームで3試合も無得点。この現実をチームとしてどう受け止めるのか

  サポーターも今日のような試合で拍手を送ることをするからやっぱりチームは弱くなる。結果がでなければ観客数も減少し、結局このような状態になる。

  これまでサポーターがチームを甘やかし続けたつけがやはりまわってきたのだとつくづく思った。
 
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次は必ずホームで勝つことだ

2010年09月23日

 2つの退場シーンが勝負を決めてしまった。

 一つ目の退場シーンは相手が滑って転んだルーズボールを奪いに行った上里がスライディングをしたもの。上里はそれまで中盤でよいアクセントとなっていただけに悔やまれるものだった。1枚をもらっていたので無理にいかなくてもよかっただろうが、サッカー選手ならばあのルーズボールの状態を見たなら行かざるをえなかったのではないか。
  上里のプレーは確かに批判されるものの、これまで見せなかった積極的なプレーを見せていた。次回もその積極性を失わないでほしいものだ。

  一方宮澤のファウルは完全に相手を引っ張ったもの。これは完全に余計だった。ただ、宮澤の1枚目のファウルは完全にイエローに値するファウルではない。もっとも前半から主審が微妙なシーンには神経質にことごとく笛を吹いていたこと考えれば、カードを出す傾向も選手としては頭に入れておかなければいけなかっただろう。

 結果としてこの2つの退場で完全に失速してしまった。

  後半開始から3バックにしたことは正解

  あのまま4バックにしても押し込まれるだけだったはず。点をとって勝たなければいけない試合。思い切った手を打たなければいけない場面だった。ただ、後半から入った近藤の動きが少なく、前でタメがつくれなかったのが痛かった。あそこは近藤ではなく横野を投入したほうがよかったと思う。

 このなかで古田の働きは秀逸。2人少なくなったなかで芳賀と共に中盤で走り続けて最後まで攻めの姿勢を見せてくれた。

 ミドルシュートも見事なものだった。古田は完全にコンサの中心選手に成長した。

 相手が柏で人数が少なくてはこの試合展開もやむを得ないだろう。しかし、最後まで攻めの姿勢を見せてくれたことは評価できる。守りに守ってこの展開ならば責められようが1人、2人少なくなってからの選手達のファイトは伝わってきた。

 果敢に攻める試合をしたが、運もなかったとしてこの試合は切り替えるしかないだろう。すぐ試合はある。

 次の試合はボランチが2人ともいないが出場できる選手で必ずホームで勝つことだ。

 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。  


ホームで負けるなどまったく論外

2010年09月19日

  初めから得点が入るような気がしなかった。

  前半の序盤は横野のチェイスが目立ち気迫のあるプレーが続いたがだんだんと相手のペースになっていった。 

 決定的なチャンスもなく、シュートはミドルばかり。それも精度に欠け、ほとんどが枠外。まったく勝てるような気がしなかった。中盤でボールを落ち着かせることもできずにマイボールにすれば前に簡単に蹴ってばかり。時間だけが淡々と流れるまったくつまらない試合だった。

 サイドから攻撃がなかなかできなかったのが痛かった。サイドバックが上がれないのは仕方ないがサイドでの崩しが足りなくクロスをなかなか上げることができなかった。純平が出てからサイドからの崩しを見ることができたが、そういったシーンがなければ決定的なチャンスは生まれないだろう。

 近藤も普通の近藤に戻ったようで、キープができずにボールを失うシーンも目立ちシュートはお約束の枠外ばかり。

 試合途中からいいところスコアレスだろうと思ったが、最後にファウルをとられて最悪のシナリオに。もっともそこまでの攻撃が淡泊すぎた。

 後半途中から3バックにするのかと思っていたのだが、やらなかったのは意外だった。

  ボランチでボールが収まらず、攻撃で閉塞感が出ていたので、3バックにしてトップ下をつくりゲームを組み立てるべきでなかったか。

 やはり4-4-2だとボランチのところでボールが収まらないと厳しい。サイドからの攻撃ができなかったのもボランチのところでボールを収められなかったことが大きかった。今日の試合の流れならば3バックにしてトップ下をつくり無理矢理流れをもってくる方がよかったのではないか。

  とにかくホームで負けることなど論外。ましてやレギュラーを3人も欠く相手に敗れるなどまったく言い訳などできない。

 試合終了後ブーイングや罵声が激しく飛んでいたが、当たり前の試合だった。

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勝ったから良かったものの課題が大きく残った。

2010年09月11日

  前半と後半とはまったく別なチームだった。

  後半、システム変更をして近藤を入れて2トップにしたことでタメが作れたのがよかった。

  同点になったゴールは見事なものだった。

  近藤から古田そして高木が相手エリアに侵入してマイナスのセンタリングを征也が決めたシーン。
  あの得点で息を吹き返した。

  決勝点になったPKは相手のハンドからだったのでラッキーだったが、アウェイということを考えれば結果はオーライと言うところだろうか。

しかし前半の戦い方はまったくよくない。

 ビルドアップからのミスをたびたび繰り返し、また、前線でタメがつくれない。ラインが下がってしまい相手の攻撃を受け続けた。

 プレスが遅くプレスの掛かりが中途半端。相手もさほど調子がよいと思えないのに、相手のシュートを浴び続けた。

  結果として勝ったからよかったものの、課題が大きく残るものだった。

 この課題は単純なものではないと思う。システムを初めから3バックにすればよいというものでもないだろう。前半は運動量が少なく、基本的な問題の方が大きいと思う。

 とにかく前半から集中してラインを押し上げプレスをかけなくてはいけない。

 後半に立て直すと言っても今日のようにうまくいく試合などそんなにない。

 前半、ビルドアップのミスも酷い。依然としてミスが多い。

 そして征也の怪我。酷い怪我でなければよいのだが。

 とにかく今日の結果は結果として課題を解決しなければまた酷い試合を繰り返すだろう。 


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