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名前:孔明(まさあき) リンクはフリーです。 「あ」とか「ああ」、「あああ」 とかいうHNには基本的には削除するかコメントを返しません。 「通りすがり」も同じです。 また、ふざけたHNやコメントは削除します。 コメントはコテハンでお願いします。 そして誹謗中傷のコメントは有無を言わずに削除します。 コンサとの出会いは1996年6月2日の日本電装戦。 それまでコンサの試合はテレビでは見ていたものの、妻とスタジアムに見に行ってすっかり生のサッカー観戦にはまってしまった。 それ以来、アウェーにも何度か出かけ、妻と共々コンサを応援し続ける。 これまでのコンサの思い出は、 1996年9月12日の本田技研戦、ペレイラの負傷退場後の厚別にこだました救急車の音、 1997年5月25日川崎F戦、バルデス3連発の間で厚別のS席で自発的に出たすさまじい声援 1998年12月5日福岡戦、3点目をとられた時の室蘭の静寂 2000年3月12日、エメ3連発で鳥栖のサポータに「幼稚園児の中に大人がいるのは反則だ」と言わしめた鳥栖スタジアムでの開幕戦 2000年7月29日浦和戦、殴り込んでやろうか思ったお行儀の悪い狼藉ファンをだまらせた両サイドの得点 2001年9月15日清水戦、堀井の移籍後初試合でのVゴールに歓喜する劇場(ドーム) 2007年最終戦試合終了後ドームの電光掲示板に写ったCHAMPIONの文字 2011年最終戦で決めた内村の2ゴールで昇格を確信したこと。 など数えきらず。もうコンサなしではいられない。

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今シーズンはこれで終了。来年に向けたチーム作りをしなくてはいけないだろう。

2010年08月29日

 今日の試合の直接の敗因は一つの消極的なプレーだった。

 それは相手PKになった前のプレー。

 相手の横パス気味のパスをカットできる余裕がありながら漫然と眺め見送って簡単にパスを通させた西嶋のプレーだ。

 そのせいで石川の苦し紛れのタックルを呼んでしまった。

  その失点で同点にされ、藤山のやらなくてもよいファウルで取られたFKを壁に当たってコースが変わりゴールに入れられた。藤山のプレーもまずかったが、このFKも壁の作り方がまずかったように見えた。もしかしたら壁が逃げたのかもしれない。

 しかしこれらの失点に結びつく悪いプレーがあったにせよ。全体的に勝てるサッカーをやっていなかったことは確かだ。

 試合内容はいつものように相手プレスをいなせずにただけり出すプレーが初めから多かった。ロングボールを蹴っては可能性のないプレーにかける選手達。せっかく相手のミスから得点をとったのに生かせない。

 そしてパスは足下のパスばかりでまったくボールと人が動くようなプレーができていなかった。

  ビハインドで1人少なくなってはどうしようもなかった。

 とにかく今のサッカーではお先真っ暗。

 ついに何をやりたいのか、今までいったい何をやってきたのかまったくわからないサッカーになってしまった。

 相手にプレスをかけられればあわてて前に蹴ってボールを取られる。プレスが中途半端でボールを奪えない。

 パスはミスばかりで簡単に相手に取られる。

 これではサッカーにならない。相手が愛媛で2失点でよかったが上位のチームだったら大量失点だったろう。

  今日の敗戦は大きい。今や監督のチームの作り方に問題があると言わざるを得ない段階に来てしまった感じだ。相当な重症というか深い穴に潜り込んでしまった感じ。

 このままではどこのチームとやっても勝てないのではないか。

  これでほとんど昇格の目はなくなった。

 これからは来年に向けた試合をしなくてはいけない。ただ、今シーズンはまだ試合はたくさん残っている。今後どんな試合をするのか。

 また、現場が結果をだせなかったことで来年に向けたチーム作りも始めなくてはいけないだろう。
 そして結果を出せなかったことで財政事情は相当に厳しくなるはず。その課題にどう向き合うのか。

   ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。  


ホームの試合で勝てなければいったいどこで勝つのか?

2010年08月21日

スコアレスドロー。
 結果もそうだが、内容も乏しい試合。

 興業としては完全に失敗興業

 金をとって見せる試合の価値などない試合だった。

 にこんな試合でも拍手をするサポーターにはつくづく呆れてしまう。だから選手はいつまでも甘やかされ、こんな試合を何度も繰り返すのだ。

 ホームで引き分けなら当然ブーイングの試合。
試合はチャンスも少なければ決定力もまったくなし。相手よりシュート数が少ないホームの試合など考えられない。

  決定力のなさもあったが、やはりもっとシュートシーンをつくらなければダメだ。

  前半から蒸し暑く、動きが鈍い。また厚別の芝がボコボコで技術もないからパスが思ったところにいかない。選手はピッチが悪かったので慎重に行ったらしいが、ビルドアップもゆっくりで相手にすぐブロックを作られる。スペースに飛び込む選手がいないから、ほとんど内村めがけて蹴ってばかり。そして相手にボールを取られてはボールを回されていた。

 もっとも相手も点をとる気がなかったので助かっただけ。省エネサッカーをしていると言えば聞こえがよいが、一言で言って「つまんねえ」試合。

 後半は近藤を入れて2トップにしたことでターゲットが増えたが、こねくり回したり、ルーズボールをあと一歩ところでとれなくて、チャンスをつくれないまま。内村が決めなくてはいけないシーンでシュートが決まらなかったのが残念だったが、そんなシーンをもっと多く作らなくてはいけない。

 近藤は相変わらずポストはダメでヘッドも勝てない。ボールも持てなくて時間を作れなかった。横野の方がポストでは可能性を感じたがこれは近藤に求めるべきではないから仕方がない。

 わずかな救いは岩沼の復帰。岩沼と純平の左サイドからクロスを入れるシーンがあったが、岩沼の復帰は左サイドでの可能性を感じされた。しかし、全般的にサイドは手詰まり。砂川と純平の切れもなく、サイドからチャンスを作れなかったのは痛かった。

 なによりホームで勝たなければどこで勝つのか?どこで勝てるのか?

 このままではまた、観客が減ってしまう。

 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。  


話にならない敗戦。

2010年08月15日

  まったく話しにならない敗戦。

  プロとして1選手として恥ずかしくないのか。

 負けるにしても内容が酷すぎる。

 コーナーは1本もなし、シュート数もわずか3ではお話にもならない。
前半から動かないのか動けないのか。中途半端なプレスでボールを取れずにボールを回され、疲労していき、最後はシュートすら打てず疲労困憊して逆転負け。

 現地で応援したサポーターがかわいそうだ。

 いいところは得点をとった1シーンだけだった。

 前半、全く良いところなしで後半、システム変更をして少しは攻撃ができるかと思ったら後半もまったく攻撃の形ができなかった。

  相手にロングボールを蹴られセカンドボールを拾えずに相手に回される。こちらはロングボールを蹴ってもセカンドボールを簡単に奪われる。

 パスミスも酷かった。ボールの出し手は不正確なボールを蹴りつづけ、受け手も動かなく、簡単にボールをカットされ自ら疲労していったのは自業自得だろう。

  また、中に中にと難しいパスを入れたのはどうしてか。難しいパスを選択してサイドからの攻撃を忘れたかのようだった。

 暑さなど言い訳にならない。

 前半、中途半端なプレーをするから自分の首を自ら絞めることになる。前半から全力でいかないからこういう内容も結果もない試合になってしまう。

 いくらアウェイだからといってこんな試合を見せられて方はたまったものではない。こちら側から言わせるとプロとして見せる価値がまったくない試合だった。

 結果を予感させるシーンはあった。

 前半、西嶋がプレスを恐れたのかパスを簡単にサイドに蹴って、ラインを割ってしまったシーン。何を恐れているのか、相手のプレスにひるみパスをまわせない。腰砕けなシーンは随所にあった。

 このままでは上位争いどころかJ2のボトムスに沈んでしまうだろう。

 たとえアウェイでも戦う姿勢を見せなければサポーターは離れていく。

 戦う姿勢はこの試合からはまったく見えてこなかった。 

 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。  


勝って当たり前の試合だったが。

2010年08月07日

  勝って当たり前の試合だったが、前半ははらはらさせられた。

 ポストに当たったシーンやDFの裏を狙われたシーンは相手のパスワークが勝っていた。

 それにしても後味が悪かった。

 イエローを1枚もらっているのだから高木はもう少し考えてピッチを後にするべきだった。

 勝利を疑わない時間帯だったし、あの場面は高木のミス。試合後ゴール裏から盛大なブーイングが審判団に浴びせられていたが、第3者的に見れば正当なイエローだったろう。高木は反省しなくてはいけない。
 せっかく2点目を決めてヒーローインタビューも予定されていただろうに。それもふいにしてしまった。横野が入れなかったことも残念だった。

 試合内容は前半は決定機を潰してた印象だった。そしてもう少しシンプルな戦い方をすべきだった。クロスを上げるタイミングも遅く、また、余計なパスを多くはさんで試合を複雑にさせていた。

 そのなかで内村はよくやっていた。ポストは近藤やキリノよりもうまく、ボールの出しどころもよく作っていた。ワントップとしてはよくやった方だろう。ただ、シュートをふかしたシーンが多かったのは反省点。せめて枠に行ってほしかったところだ。

 後半になって相手のミスからとった岡本はやはり夏男。この試合は岡本がフューチャーされていたが空気を読んで得点をとったのはさすがだった。
 
  また、前半裏をとられ続けた大島を代えてくれたのは正直ほっとした。

 それから最後にゴンが決めていれば良かったのだがうまくはいかないものだ。

 今日の勝利はよかったが、最下位相手と言うことでチーム力が上がっているのかどうかあまり参考にならないだろう。

 今日のメンバーは高さはないが、岡本や内村、古田でボールを回す動きはよく見えた。ただ、この次近藤が入って、東京V相手にシンプルにボールを回せるかどうかは正直わからない。

 また、一週間後に勝てるようにしっかりトレーニングを積んでほしい。


 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。  


いったいいつも何を練習しているのか?

2010年07月30日

  いったいいつも何を練習しているのか?そう言いたいほどの敗戦。

  シュートをふかしたのはいったい何本だ。特に近藤がひどかった。枠に入れたシュートは1本もなかったのでないか。

 まったくプロと名乗るのもはずかしい試合内容。

 近藤はこの他足下もおぼつかなかった。もともと近藤にポストを求める自体が間違いだが、今日は中途半端なポストをしてはボールを失ってばかりいた。

 試合は上里の軽いプレーからいきなりのビハインド。前半序盤は上里がブレーキになっていた。 

 そして前半は何を考えているのか、オフザボールの動きが全くと言っていいほどなし。また、古田以外は前に仕掛けることもしない。消極的な試合展開。ボールウオッチャーばかりで何を恐れているのか。後半ようやく監督の叱咤が効いたのか積極的になったが、シュートはわざとはずしていると思うばかりのシュートばかり。

 気迫だけでしか向かってこれない相手にいなすこともできないようでは勝つことはできないだろう。監督の怒りもわかると言うもの。

 まずは前半の入りが悪い。自分たちで流れを作れない。相手に合わせたような試合をしてばかりいる。アウェイということを考慮に入れても酷すぎるだろう。

  唯一救いだったのは古田の好調さ。途中交代したのが残念だったが、彼はどんどんうまくなっているという印象を受けた。今後は古田中心のチーム作りをした方がよいのではないか。

 それにしても今日はまったく言い訳のできない試合だった。

 相手の力量を考えても負けてはいけない試合だった。

 今日の試合のようにまた、相手に合わせる試合を見せられては腹立たしさも倍になるというものだ。 


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前半、もったいない試合をした。

2010年07月25日

  石川の退場のシーンは現地ではまったく何で?という感じだった。

 PKの場面は後ろから見ていたので石川が相手選手に当たって倒したように見えてPKは仕方がないという感じだった。しかしビデオで見ると先にボールは石川が触っている。そもそもPKではないだろう。また、後ろから見ていた主審がPKと判定したのもやむを得ないかもしれないが、あの位置では十分な判定ができないはず。一方、副審からは石川の動きは見えたのではないか。副審が主審にアドバイスを行っていたらしいが、副審もなにを見ていたのだろうか。

 この判定が結果としてコンサに重くのしかかった。

 石川の退場はオフィシャルによると「得点機会阻止」。あれで一発レッドはいくら何でもひどすぎるだろう。現地では主審が大観衆の前で浮き足だったようにしか見えなかった。

 
 石崎監督は1人少なくなってから4-4-1を選択して前半は守って速攻という試合をしたかったらしいが、このシステムではまったく試合にならなかった。

 上里や宮澤が2列目にへばりついてプレスをかける役割をしていたのが芳賀だけでは攻撃の形にもならない。

 キリノと2列目の距離がとほうもなく開いて、前からプレスにいかないものだから相手がパスをまわし放題。かといってスペースを埋めることもできない守備でたびたびサイドの進入を許した。
 
 1人少ない状態で1点先行されているのだから結果論ではなく内村を替えずにその時点で3バックにすべきではなかったか。

 4-4-1の引きこもりサッカーでは先が見えていたはず。素直なコンサの選手達はそのシステムではスペースを埋める意識ばかり先にいって攻撃にリスクを負うことを放棄してしまったかのようだった。

 それにしても内村はかわいそうだった。開始数分やそこらで交代させられた。

 かわいそうという意識は勝負には必要ないが、戦術的にも内村を残してほしかったところだ。

 後半は近藤を投入し3バックにして一転して攻撃の手数が増えた。宮澤のパスから征也の得点は見事なものだった。

 しかし、やはりそこから決定的なシーンをつくれなかった。今日は征也の動きがよかったが、前半、高木を投入したことでもう1枚、岡本か砂川を投入できなかったことも誤算だった。

 せっかく多くのサポーターが集まったのにまたこんな試合をしてしまった。

 今日の試合は前半0分で決まったようなものだったが、後半立て直したとはいえ前半、引きこもりサッカーをしたことがまったくもったいなかった。  

 
   ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。  


サポーターの力が大きかった勝利

2010年07月18日

  古田の2点目が決まって勝負があった。

  それまでの展開は押される一方。やっと落ち着けたのが終了間際の古田の2点目だった。

 1点をリードしてから千葉にボールを回されポゼョションができないまま。

 いつ失点してもおかしくない展開だったが、ポイントは内村の交代だったろう。左サイドで動きが悪くなった内村と高木と交代して左サイドを相手攻撃から封印したのが勝因の一つではないか。

 そして古田の2点目のスーパーゴール。
それが出なくても逃げ切れたかもしれないが、押されっぱなしの展開から息をつかせてくれた得点だった。

 3得点目の岡本の得点は付録だったが、1対1を冷静に決めた。うまくボールがこぼれてくれたこともあって岡本もほっとしたのではないか。

 3-0で圧勝したかのようなスコアだが、内容は手放しでは褒められない。注目したポゼッションは千葉にだいぶ劣り、パスミスも多かった。せっかくボールを奪っても中盤で時間が作れなかった。なにより相手のパススピードについていけなかった。後半でプレスもかからず相手のパスワークに翻弄されていた。
 なんとか相手のミスにも助けられた勝利だったと言っていいだろう。

 また、相手が前掛かりできたのに追加点をとる時間が遅かったことや千葉が攻撃的なチームだったことで戦いやすかったことは確か。

 中断期間の練習の結果が試合に出たかはこの内容からは軽々にいえないが、しかし、結果としては自信がついたことは確かだろう。なによりこの勝利で上位相手に結果を出せたことはよかった。だがなにより選手達の後押しになったのは多くのサポーターの応援。

 完封勝ちができたのもサポーターの力が大きかったのではないか。

 とにかくこれで気持ちよくホームで試合ができる。ホームで連勝と行きたいところだ。

   ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。  


ドロー病

2010年06月13日

  また引き分け  ドロー病

 試合の序盤に得点を入れていれば、ワンサイドゲームになったかもしれなかった。

 やはりチャンスに得点を入れなければピンチがくる。というかあっさりゴールを入れられすぎだ。

 まあ、はじめから守備には目をつぶるシステムにしろ攻撃がギクシャクしていた。

 攻撃に特化するシステムをとるのはいいが、うまくはまらないピースがたくさんあるジグソーパズルのように、攻撃の駒を詰め込みすぎて混乱した印象だ。

 宮澤と上里のボランチも攻撃の時には問題はなかったが、守備にまわるとやはり問題が露呈した。

 そして気になるのは後半の近藤の交代。アクシデントだろうが、その後の古田から吉弘の交代は?

 それならば後半頭から近藤から吉弘への交代ではなかったか。
 それによって後半の交代枠を1つ減らしてしまった。

 それにしても勝ちきれない。

 引き分けでは納得は到底できない。ホームでは勝たなくてはいけないし、せっかくの年1回の函館で勝ちたかった。

 今日、函館に集まったサポーターは暖かかった。追いついた引き分けということもあったのだろうが、試合終了後にブーイングはほとんどなく拍手が多かったのは今後への激励だろうか。こちらはとてもそんな気にはならなかったが。

 中断期間前の3試合を1勝2分け。これではとてもじゃあないがよかったと到底言えない。

 今日の試合の内容を見ても後半は後手後手に回る展開。運動量も落ちとてもホームの試合とは思えなかった。

 このままだと本当にずるずる行きそうだ。中断期間に何か手を打たないといけないのではないか。

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面白くも何ともない酷い試合。

2010年06月05日

  前半から総じてロングボールからラフィーニャにキープされラインがずるずると下がり、ルーズボールは相手に与え放題。

 後半になってますますこちらはまったく攻撃にならず。

 最下位相手に酷い試合をしてくれた。なぜあんなに消極的なのか? 

 アウェイだからといってあんな試合を目の前で見せられたサポーターはかわいそうだ。

 相手にロングボールを上げさせないようにと言ったハーフタイムの監督の言葉をいったい何人が聞いていたのか。

  とにかく前線そして中盤でのプレスが甘く、ボールを拾えない。出足が遅く、プレスも遅く、相手にボールを回され放題。攻撃もオフザボールの動きに乏しく、せっかくボールを得ても中途半端な精度の低いロングボールでが多くなにをやっているのかわからない試合だった。

 せっかく前半リードしたのに追加点が取れなくてドローにしてしまった。
 もっとも後半は得点はとれる雰囲気ではまったくなかったが。

 選手交代も実らず。岡本と内村はさすがに途中出場なので動いていたが、他の選手との連動性はまるでなし。これでは得点どころかシュートすら打てない。

 前節、攻撃の形ができないにしろなんとかミドルだけは打つことだけはできたはずなのにのにそのミドルさえ打てない。

  なぜアウェイだとあんなに消極的になるのかまったく理解に苦しむ。

  前半押さえ気味に行って後半勝負だと思っていたが、ぜんぜん違った。前半も後半も押さえ気味。いったいいつアクセルを全開にするのか。  

 こんな試合をしていてはますますホームの観客動員数が減少する。

 アウェイはつまらん試合をしても結果だけは出すのではなかったのか?
 結果を出しようもない、ノーチャンスの内容

 まったく面白くも何ともない酷い試合だった。

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積極的なプレーが勝利をたぐり寄せた。

2010年05月30日

 やっぱりシュートを打たなければ始まらない。

 前節、試合後、サポーターが言い放った「シュート打とう。可能性広げよう。」という言葉が選手達には身にしみていたのだろう。

 3人のヒロがつぎつぎと見事に決めてくれた。

 特に西嶋のシュートは多くの人は打つとは思わなかったのではないか。キーパーも飛ぶタイミングが遅れてしまうほどの意外性のあるプレーだった。

 しかし、前半は内容は褒められたものではなかった。攻撃の形にならず相手の思いきりのよいプレーに単発のシュートを打つしかなかった。

 特に相手の素早いプレスにボールを回すことができず単調な蹴り合いになってしまっていた。また、ミスも多く、ボールを落ち着かせるようなプレーが少なかった。決定的なシーンを演出することがなかなかできなかった。

 その雰囲気を変えたのが西嶋。彼のゴールは雰囲気を変える意味で非常に大きかった。

 宮澤の後半開始早々のゴールも良かった。彼らしく懐の深いプレーから俊敏なゴール。

 古田の自身初ゴールもシュートコースが見えたのだろう。試合を決定づける立派なゴールだった。

 今日良かったのは前に前に向かうプレー。宮澤が近藤がキリノが内村がドリブルで仕掛け、前に向かっていく姿勢を見せてくれた。そしてシュートコースが見えたならシュートを打つ姿勢。

 初出場初スタメンの三上君も思いっきりのよい、プレーをしていた。自分で持ち上がり誰かにパスをするような弱気なプレーは選択せずにシュートを放つ。

 守備の面で課題はあるが、彼のプレーぶりは十分に周りの刺激になっただろう。

  やはり、ゴールに向かう姿勢と積極的にシュートを打つ姿勢は忘れてほしくない。

 課題は崩しがなかなかできなかったことだ。崩して得点ができなかったことはさらなる課題となったが、今日、それを補ったのは積極的なプレーだった。
                  
 中断期間まで残り2試合。3連勝して立て直そう。

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勝ち点を1獲ったのではなく、勝ち点2を失った試合。

2010年05月22日

  いくらアウェイだからといって最初から飛ばさないのはまだしも動き出し遅く、しまいにはボールウオッチャーばかりでは試合には勝てない。

  前半からさほど調子のよくない相手にセカンドボールをほとんど拾われて、防戦一方。プレスも甘く人数をかけたプレスができていない。選手達は基本からやり直さなくてはいけないのではないか。

  初めから後半勝負と言うことはわかっていたが、それにしても前半のぐだぐだは何なのか。前半は特に動き出しが悪くてボールフォールダーにプレスに行くのは初めの1人だけ。数的有利という言う言葉を理解していない選手が多すぎる。

 勝負に行った後半、怪我明けの選手を続々と投入したがシュートを打てる状態にもならないものだから、相手は怖くない。最後の最後に惜しい内村のシュートがあったが、惜しいチャンスはそれと砂川が相手からプレゼントパスを受けて放ったシュートくらいではなかったか。

 そして、問題だったのは近藤の行為。ドリブルをしていて相手にファールされボールが前にこぼれたのだが、せっかく数的優位に立つシーンをファールをアピールするためにセルフジャッジをして試合を止めてしまった。主審はあのままプレーを続ければ流してくれたはず。あそこは自分でもっていけばビッグチャンスになるシーン。せっかくのチャンスをみすみす逃してしまったのは残念だ。

  先発の朴はあまり目立たなかった。ゲームを組み立る選手というわけでもないのだろう。かといって玉際に強いと言った印象も今日の試合では受けなかったが、今後試合に出場して慣れることが先決だろう。

 全体的にやはりオフザボールの動きが乏しい。チャンスになっても動きが少なくて、おまけにパスミスが多いときては決定的なチャンスもつくれない。

 確かに相手は前線にスペースを作らないように工夫をしてきた。それならば岡本や古田がもっと飛び出さなければいけないのにその工夫もしていなかった。
 後半2トップにしたのは正解だろう。早々に選手を替えたのも良かった。ただ、勝負をかけた後半によい形を作らなかったのは残念だった。

 また引き分け。また勝ち点はナイナス2だ。

 選手達は勝ち点を1取ったのではなく勝ち点を2失ったと言うことを肝に銘じなければいけないだろう。


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勝たなくてはいけない試合をまた逃した。

2010年05月16日

  試合が終わった後、審判に怒号や罵声が飛び交っていた。また、引き分けということもあり、会場は割り切れない雰囲気で満ちていた。

 今日の試合は勝てた試合だった。何にもまして追いつかれた後味の悪い試合。後半同点ゴールを許した後から会場の雰囲気もだんだん悪くなっていた。

 やはり主審のことは言わないといけないと思う。今日は、後半開始早々のキリノがゴール前で倒されたファウルをとってくれなかったシーンから伏線があったように思う。

 そして相手にPKを与えたと思ったプレー。今度は逆に相手のハンドでこちらPKがあったと思わせたプレー。余計な笛をならさないことは大事だが、笛を鳴らすべきところで鳴らさないものだから試合は荒れたものになる。主審の今村氏は相当舞い上がっていたのではないか。

 しかし、そんな主審のあやふやなジャッジとは関係なくチームはしっかり追加点をとって勝たなくてはいけない試合だった。

 今日はキリノの調子がよかった。前半はワントップで心配したが、ポストプレーも決まっており、しっかりボールを収めて次に向かうプレーをしていた。なおさら前半に追加点をとりたかったところだった。

 宮沢もボールをよく収めていた。彼は守備でも効いていた。

 気になったのはキリノがDFとの競り合いでせっかくボールを奪ってもゴール前に人数がいなかったシーン。ワントップなので仕方がないのだが、人数をかけなければやはりゴールは奪えない。

 惜しいシーンもあった。上里のFKからぴったりあった西嶋のヘッドは枠を外れてしまった。こういったチャンスをものにしなければやはり相手に付け込まれてしまうだろう。

 今日の試合は残念だ。室蘭としては例年より多いせっかく集まった7千人サポーターに勝利を見せられることができなかった。なにしろここまでホームで勝った試合はまだ1試合とは情けない限り。

 何にもまして今日は勝たなければいけなかった試合をまた逃してしまった印象が強い。


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反省点がたくさんある試合

2010年05月09日

  なんとか勝ったが、内容はまったくよくなかった。

 北九州相手に終始押される展開。そして、コンサは新規参入のチームにポゼッションでもかなわなかった苦しい試合。勝ったことはよかったが今後の試合に不安を抱かせるものだった。

 相変わらず個人の能力に頼るサッカーになってしまった印象。今日はキリノに頼るサッカーになってしまった。守ってキリノにロングボールというワンパターン。組織で崩す場面がほとんどなかった。また、相手が北九州ならポゼッションで上回るだろうと思っていたが、甘かった。終始相手ペースになってしまい。ロングボールがほとんどと攻撃の選択肢を狭めていたのが残念だ。やはりバランスよく攻めなくては。キリノに当てるロングボールも必要なら、素早いパスを絡める攻撃、そして遅攻ならポゼョションをして相手を崩す動きが必要。相手が中途半端なポゼッションをしてくれたので助かったと言えるかもしれない。

  試合展開は早々に得点をとったことで守る意識が増してしまったのか、もっと攻撃に人数をかけないとダメだろう。

 このようなサッカーになったのはセカンドボールが拾えなかったことが主な原因だろう。ラインを押し上げることができずに中盤でセカンドボールが拾えなかった。

  それはプレスが甘くWBが高い位置を取れなかったこと。そして前半では岡本のポジショニングが悪かった。岡本がトップ下に貼り付くばかりでなかなかボールに絡めなかった。代わりに入った砂川が自由に動き回っていた姿と対照的だった。

  消極的なプレーも見えた。せっかくキリノがボールを奪っても後ろにパスをして仕掛けないプレーを複数回行った征也は十分に反省しなくてはいけないだろう。

  守りではこれで3試合連続して無失点。ただ、相手が相手だけに力のあるチームが相手ならば失点してもおかしくないシーンが今日もたびたびあったことは非常に気になる。

 5連戦目でようやく勝ち点3を得た。これで気分的には上昇ムードになるだろうか。

  今日の試合は反省点がたくさんある。

 久しぶりに1週間の試合間隔が空き、良い準備をして室蘭での大分戦に備えてほしい。


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ホームで勝たなければやはりダメ

2010年05月05日

  ホームで勝てなければやはりダメだ。また勝ち点を2失った。

 内容的にも押していただけに、結果がほしかったところだ。

 それにしてもなかなか得点がとれない。キリノがスペースに抜け出してよい形を何度も作ったり、コーナーが何度もありながら決めきれなかった。

 良い形が何度もありながら決め切れなかったことについては選手達は猛省をしなければいけないだろう。

 今日勝てなかったのは決定力のなさという以前の問題で、より多くの決定的なチャンスを作れなかったことが大きい。

 惜しかったのは相手コーナーからの速攻でキリノが単独で持ち込んだ場面。ストライカーだから自分がシュートを打ちたいという気持ちはわかるが、近藤がフリーになっていただけに近藤にパスをするという選択もあったはず。このシーンに代表されるがもっと工夫をして得点をチームで狙ってほしかったところだ。

 そして征也のマイナスのセンタリング。突進してくる選手とタイミングがあわなかったのだが、このシーンは一番得点になるケースが多いシーン。うまくタイミングを合わせてほしかった。

  近藤ももう少し頑張ってボールをキープしてほしかった。よい位置でボールを持つシーンがあったので工夫次第で得点のチャンスは大きく膨らむ。
 クロスの問題もある。岩沼が多くのクロスを上げたが、もう少しボランチとのコンビで相手ゴール前に侵入してからクロスを上げるとが工夫がほしかった。精度も良くなかった。

 交代は岡本を入れてほしかったところだ。押しているシーンでドリブルで相手を崩せば得点シーンが見られたかも知れない。

 ただ、試合後彼は大きなアイシングをしていたのが見えたので出場が難しかったのかもしれない。

 問題の3-5-2のシステムは序盤は相手に左サイドを狙われていたが、西嶋がなんとか防いでいた。岩沼のしぼりが甘くピンチになる場面もあったが、守りではまずまずだったのではないか。

 やはり2トップで正解だった。キリノがボールを持てたこともあるが、2トップの方が攻撃の可能性が広がる。宮澤と同時に上里を使いたかったので3-5-2という結論になったのだろうが、相手の攻撃のつたなさにも助けられたこともある。

 そしてトップ下が存在感を出せなかったことも問題だった。このシステムを続けるにしても今日の結果だけでは良しとは言えないだろう。 

  相手の力を考えれば今日は当然、勝たなければいけなかった試合。

 選手達には勝つためには何が必要なのかもう一度今日の試合の録画を見てじっくり考えてもらいたい。


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何も答えが見つからない試合。

2010年05月02日

 前半はなにをしたいのか全く理解できなかった。3トップと言えば攻撃的に思えるが、実際はキリノのワントップ。そのためかトップにボールが収まらず、ラインを押し上げられない状態。左サイドに入った征也などトップにいるのかハーフの位置か中途半端な位置でほとんどのボールは頭を越してしまい完全にお客さん状態。

 前半のシステムをとったことは完全に采配ミスだろう。

 シュートも前半でわずか1本では勝負にならない。

 まったく必要のない前半だった。

 後半になって前線に近藤とキリノを並べてからなんとか試合になってきた。そして3バックにして征也と岩沼からのクロス攻撃が多くなって様になっていった。

 しかし無失点とは言え、とても安心してみていられる試合ではなく、特にボランチの上里が決定的なミスを重ね危ないシーンを演出した。攻撃ではサイドからのクロスの精度に欠け、せっかく人数をかけて飛び込んでも合わない場面も目立った。

 そして相変わらずパスミスが多かった。スペースをうまく使えずに各駅停車と揶揄された遅攻も相変わらず。遅い攻めで相手に人数を揃えさせてしまう場面もあった。とにかく前線でボールを持てるシーンはわずか、そしてFWが前を向く場面もごくわずかでは決定的なシュートも打てないだろう。

  後半、惜しいシュートもほとんど無く、相変わらず、流れなかから得点する臭いさえしなかった。セットプレーから失点しなかっただけましだったが相手がセットプレーの弱い熊本と言うことで割り引いて考えなくてはいけないだろう。

 とにかく得点がとれない。上里の左足も不調だったし、今後どうやって得点をとるのか、何も答えが見つからない試合だったことは確かだろう。

  次の試合はホーム。観客動員数の心配もある。監督は試合に勝てる戦術をとらなくてはいけないし選手達は必死でプレーしなければいけないだろう。

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パス交換が趣味ですか?

2010年04月29日

 お約束のセットプレーからの失点もあり、ハットトリックも決められて5連戦は連敗スタート。結果は最悪。あまけに最後にマラニョンには自主退場を許すなどやられ放題。

  やはりこの試合を見ても勝てる要素は全く見あたらなかった。
 守備ではセットプレーの弱さは相変わらず。相手にとってはよいカモだろう。

 攻撃ではパスアンドゴーもせず、DFラインの裏も狙わければ、相手にとって怖くもなんともない。相手が絶えずDFラインの裏を狙ってきたのと対照的だった。ワントップで中盤に人数をかけているんだからボールを持てるかと思いきやボールも持てない。もはやワントップでは戦いにならないだろう。

  極めつけは狭いエリアでのちまちまとしたパス交換。パス交換が趣味ですか?と聞いてみたくなるほど。

  パスを足下で受けてばかりでスペースに出ようとしない選手達。まったく攻撃の展開が見えない。そして相変わらずの遅攻。ボールを持ってから攻撃するのが遅い遅い。

 後半砂川が入ってから砂川の仕掛けるスピードがスーパーなプレーに見えてしまった。

  相手にとってはこんなに戦いやすい相手はいないだろう。データー通りでセットプレーをものにすれば勝てる。気をつけなければいけないのは上里のロングシュートのみ。

  こちらとしてはまったく先が見えない敗戦だ。今年は点は取れないが点は取られるの繰り返しではサポーターの心も折れてしまう。

 これでは最悪のシナリオで進んでいるとしか言えないのではないか。

 なにかきっかけがほしいものである。


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監督や選手達は責任を大いに感じるべき。

2010年04月25日

  あれだけシュートを打ってもゴールはたった1本

  シュートの精度が悪いせいもあるのだが、やはり負けは負けだ。
  失点シーンもいつものようなセットプレーでの対応の脆さから。 

 1失点目は飛び込む選手につききれず、せっかく高原がスーパーセーブしたのにそのこぼれ球を決められてしまった。

 2失点目もマークが甘いところをつかれたもの。セットプレーしか得点のチャンスがなかった相手の術中にすっかりはまってしまっては勝てるわけもない。

 攻撃のまずさも目立った。

 クロスを上げてもずれていたり、ゴール前に人数をかけていなくて点で合わせることができなかったり。 特にワントップだからと言って言い訳はならないだろうが、せっかくクロスを上げてもゴール前に人数をかけなくては決まるシュートも決まらないだろう。

  後半、上里が懸命に前線に上がり、藤山のパスを引き出したシーンがあったが、あのような2列目、3列目の飛び出しをもっとしなくてはゴールを奪えないだろう。そして意外性のある動きをしなくては。引いて守る相手には一工夫も二工夫も必要だ。また、キリノを入れるタイミングも悪かった。相手が完全に引いて守る前に、同点の場面で入れてほしかった。そしてそこまで入れるタイミングが遅れたらなキリノではなく中山だろう。中山の方がスペースのないなかでの駆け引きもうまく、勝負強いはず。選択肢を間違ってしまったのが悔やまれる。

 もっとも問題の根は深いところにもある。依然としてポゼッションしての得点がとれないこと。2週間のインターバルでポゼッションしてからの得点のパターンを練習してきたはずなのに得点は速攻からの上里の個人技での得点。まったく課題はクリアされていない。

  監督や選手達はせっかく集まったホームの1万強の観客に勝利を見せられなかった責任を大いに感じるべきだ。

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結果を出さなくてはやはりダメ

2010年04月11日

  せっかく勝っていたのに、同点にされて勝利が手元からすり抜けた残念な結果になったが相手の波状攻撃を受けていつ1点を入れられてもおかしくなかった試合。1失点は仕方ないと言えば仕方ない。

 問題はやはり追加点を取れなかったことだろう。とれなかったというかはっきり言って追加点を取りにいかなかった。これまでの監督の交代策は積極的で得点を取りに行く明快な意志を感じさせるものだったが今日の選手交代は疑問だった。

 古田に代えて李を変えたことも右サイドの運動量を増すためだろうが、選手達に自然に守りを意識させてしまったのではないか。
 一番気になったことは相手が前掛かりになっている場面で宮澤なり上里に代えてキリノを入れて追加点をとりに行くべきときに動かなかったことだ。せっかくのチャンスを逃した印象が強い。内村を入れた時間帯も遅かった。

  まさか1点で勝てると思っていたわけでもあるまい。これまでの積極的な采配はどこに行ってしまったのだろうか。 

 選手達は頑張っていた。途中出場した李も倒れている選手にわざわざパスをした以外は気迫のあるプレーで相手の攻撃を防いでいた。

 この試合で引き分けたことは正直痛い。上との差が開く一方となった。岐阜であんな試合をした後では勝たなくてはいけなかったはずだ。

 試合内容でははっきり言って負けていた。ポゼッションでも負けていた。相手との個人能力の差がはっきり出た試合だったが、DFラインでなんとか防いでいただけに余計勝ちという果実がほしかった試合だった。

 
 これが、スタートダッシュを決めていた後の試合なら評価できるが結果を出さなくてはいけない試合でこの結果はやはりダメだろう。

 それにしてもシュート5本は少ない。ホームの試合でこの内容ではお寒い限り。
 
 ただ、この試合で見せた選手達の気迫は十分に評価できる。次の試合でも今日見せた気迫を出してほしいものだ。

 次までは2週間空く。しっかりトレーニングを積んで、次からは今日の試合のように気迫あふれる試合をして結果を出してほしいものだ。

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前がまったく見えない状況

2010年04月04日

  何も変わっていないというか、悪くなっている。

  連勝して慢心したわけでもなかろうが、やはり、ここまで連勝したことは単に相手がよかっただけということは、選手達には身にしみてわかっただろうか。

 なにをやりたいのか終始わからない試合だった。

 キリノをスペースに走らせるとか、ポゼッションで相手を崩すとかそういう意図も出せずじまい。

 前半の征也、後半の砂川のシュートがビックチャンスだったが、相手の決定的なチャンスに比べると少なすぎた。

 2失点目と3失点目は仕方がないと言えば、仕方がない。

 問題は前半から前でボールをおさめられなかったことだ。

  キリノだけの責任ではないが今日のキリノは初めからボールを失う場面が多かった。近藤もマークが厳しくボールをなかなか収められなかった。せっかくボールを納めても2列目の押し上げが少なく簡単に相手に取られるシーンもあった。せっかく前線にボールが行ってもそこからの展開がほとんどなかったのが問題だった。

 そしてさらに攻撃で崩すアイデアに乏しいことが致命的だ。

  近藤、キリノ、征也、内村と個の力で優れた選手がいるのに組織的な攻撃のシーンが少ないことは憂慮すべき。今日、内村と征也の位置を変えたが、変えても効果はなかったばかりか、なぜか変えたのか疑問符がついてしまった。内村は左で2試合よい動きをしてのに変えた意図がよくわからなかった。また、3バックにしても攻撃が単調で、中盤での数的優位を生かせなかった。

 やはり今年チームが抱えている問題はまったく改善されていないことは明らか。

 このままでは、運動量があり、ハードワークをしてくるチームには歯が立たない。レベルが落ちるチームに個人技で優位を保てればようやく勝つという勝負を繰り返すのではないだろうか。

 まったく今シーズンなにをやってきたのかと言いたくなうような状態。

  前がまったく見えない状況になってしまった。

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課題も多いがとにかく勝った。

2010年03月28日

  1点目は右サイドを崩して、近藤がフリーになった時点で勝負は決まった。チームとしての崩しが良かった印象。

 2点目は完全な近藤の個人の能力の得点。

 欲を言えばもっと早くに追加点がほしかったことと、もっとチームとして相手を崩した得点がほしかったところだ。

 特に後半は相手に押され、また、疲労が重なりアップアップの状態になっていた時間帯もあっただけもっと早く追加点がでていれば楽な展開になっただろう。

 ただ、近藤の得点は見事。あの時間帯は危ない時間帯だったので、そこで得点をとったことで一気に勝利が見えてきた。特に2点目はキリノにパスする選択肢もあっただろうが、自分でとことんゴールに向かって行った。正直意外な選択だった。ただ、その選択で間違いはなかった。

 彼の破壊力はすごいの一言。まさに重戦車

 チームとしては、中盤でもう少しボールを持ってためをつくりたい。芳賀がうまくバランスをとっていたので決定的なピンチをつみ取ってくれていたが、相手のプレスが中盤で強かったこともあったのだが、宮澤のところでもっと余裕をもってボールを持ちたかった。

 また、ポゼッションが少なかった。ポゼッションが多ければよいというわけでもないが、ポゼッションが多いとチャンスの数も増える。もっとパス回しの精度を高めなくてはいけないだろう。

 そして相手を崩した得点をもっととりたいところだ。2得点目は近藤の個人技だった。チャンスの芽はたくさんあっただけにいかに決定的なシーンを作るのかが今後の課題だろう。

 とにかくホームで勝った。この勢いを大切にして次も勝って連勝を伸ばしたい。

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ドーム初勝利へよい弾みがついた

2010年03月21日

  今日の勝利は素直に嬉しい。

 勝利の要因はやっぱり芳賀と藤山の2人だろう。

  中盤では芳賀が攻守に渡って効いていて、やっぱり彼はアンカーで生きる選手だと思った。藤山はDFラインで的確なポジショニングで相手の攻撃の芽を確実に摘んでいた。

 問題は追加点がなかったことだが、近藤のドリブルや征也の飛び出しから何度も決定的なチャンスを作っていた。惜しむらくはキリノのヘッドがポストにあたったシーンとか近藤のクロスから征也のヘッドは決めてほしかった。

 相手が上位のチームであれば今日のような試合では追加点を取らなくては勝利は難しいだろう。

 しかし、アウェイで未勝利の状態での試合。勝ち点3をとっただけよしとしなければいけない。
  決勝点をあげた内村は相手DFのまたを抜いたシュートだったが、さすがに得点感覚を持っている。終盤息切れしたが、今後も期待できる結果を出してくれた。

 問題のボランチは宮澤はパスミスも多く、そんなにできがよくないと思ったが、最低限の仕事はしていた。もう少し、攻撃に参加するシーンを作ったほうがよいだろう。

 今日は前線からのプレスが効いていた。とくに近藤の運動量が多く、終盤疲れて中山と変わったが、ゴリゴリ進むドリブルはさすがで相手DFを相当疲弊させたと思う。

 キリノもボールをよくキープして、前線で起点になる動きをつくっていた。また、先制点をとったということで相手が攻めてできたスペースに向けてよく動いていた。

 前の試合と違ったのはキリノがキープできたこと。そんなに相手もがちがちと来なかったのがよかったのだが、キリノがキープ出来たことで近藤や2列目からの攻撃が生きた。
 
 とにかくここで勝ち点3を得たことは大きい。

 ドーム初勝利へよい弾みがついた。


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問題の根は深い。

2010年03月13日

  こんなに手も足もでない試合なら、気持ちを入れ替えてとい言いたいところだが、問題の根は深い。

 相変わらず、プレスの強いチームにはあたふた感がにじみ出て、見ている方も落ちつかない。プレスが強いならそれなりのパス回しがあるはずなのにそれが全くできていないのは、はたしてキャンプで何をやってきたのか。

 今日の試合は開始3分でくらった思いがけない失点だったが、そこから立ち直るどころか、さらにあたふたしてしまっては勝てるはずもない。

 さらに相手プレスに苦し紛れに中盤を飛ばして精度のないロングボールを蹴っていては、近藤やキリノは何もできないだろう。

  ボランチのところで落ち着かせることができないとやはりこんなゲームになる。

 福岡に強い上里もパスミスばかりでいいところなし。

 宮澤も消える時間が多くて、ボランチは機能していなかった。

 相手が攻めるときには相手に十分に前を向かせてしまい、こちらが攻めるときには厳しいプレスをかいくぐれなくて前を向けない。この状態で前半のほとんどの時間帯が過ぎていった。

 芳賀をボランチに入れるべきという意見も当然出てくるが、ボランチだけの問題でもない。チーム全体、出足が遅く、素早いパス回しができていない。この体たらくではたして開幕に合わせてきたチームだと言えるのか。

 それからなぜこんなに期待をされる試合に徹底して弱いのか。メンタル面も相変わらず。

 もはや猶予はない。このままでは成績は昨年よりもはるかに悪いポジションになるだろう。

 4-4-2のシステムも今日のようにCBの弱さが出てはチョウが戻るまで3バックにするなどシステム面も含めて見直すことが必要かもしれない。

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攻撃パターンをもっと多く作らないと

2010年03月07日

  失点シーンは残念だった。十分に防げた。

 相手のリスタートを感じる選手がおらず、次のプレーもボールにばかり寄って真ん中をぽっかり明けてしまった。

 試合はリードしていたが明らかに相手に押されていた。やっぱり追加点を取れないと今のコンサでは1-0で勝つことは難しいだろう。

 そして相手に合わせてロングボール中心になってしまったことも反省しなくてはいけない。ロングボールもよいが、もう少しつなぐプレーをしなくては選手の疲労が大きくなってしまう。

 前半は相手のDFの裏を取る作戦が功を奏していた。トップが、そして2列目が走り込み攻撃するパターンがうまくはまっていた。後半、落ち着くと思ったが、相手の攻撃にさらされ、なかなかチャンスらしいチャンスがなかったのが誤算だった。

 本来はアウェイなのだから、1点を守る戦術をとるべきという考えもあるだろう。藤山をサイドバックに入れて、芳賀をボランチに入れるという現実的な作戦もあったはず。しかしあえて監督がそうしなかったことも理解できるし、これはこれでよいと思う。問題はやはり追加点が奪えなかったことにつきる。

  1点をリードしたアウェイの試合。守勢に回る時間が多いのは仕方ないが、もっと攻撃の時間を増やさなくてはいけない。

 後半、近藤が徹底的にマークされたことも痛かった。トップでためがつくれずにラインを上げることがなかなかできなくなってしまっていた。近藤がマークされたなら、サイドで起点を作るということももっとやってほしかった。

 痛い引き分けだが、もっと攻撃に迫力をつけないとダメだろう。

 近藤が徹底的にマークされた場合の攻撃パターンを多く作るべき。

 これから相手は激しく近藤をマークしてくる。この課題をどう解決していくか。


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攻撃の課題と守備の課題

2010年02月28日

  今日の大分のDFラインの危うさからすればもっと点をとって勝たなくてはいけない試合だったろう。

  前半も後半も決定的なチャンスが多かったのにセットプレーを含む2点では少なすぎる。DFに積極的にチャージをかけて相手DFのミスからとは言えボールを奪ってシュートまでもっていく場面や、近藤のポストから展開するプレーもあり、昨年より確実に攻撃の幅は広がった。ただ、決められるところで決めきれない攻撃の課題もあった。

 キリノや近藤が1対1になる場面もあったがいすれも決められなかった。

 攻撃は手数が増えた分、得点の期待も高まったが、一方でまずいのは守備。

  センターバックだけの責任ではないが、ラインを高くするのはよいとして、前線からのプレスが遅くなって相手の縦ポンを簡単に許し1対1を作らせてしまう。センターバックがDFラインの裏を取られる場面も多すぎた。

 ボランチは上里と宮澤が90分プレーした。上里の軽いプレーも目だったが、攻撃ではスルーパスやFWにクサビに当てるプレーはできていた。相手があまりつないでこなかったので助かったが、やはり相手を潰す動きはなかなかできていなかった。そしてもっとプレスをかける場面を多くしなければ今日のように縦ポンを簡単に許してしまうだろう。

 J2では縦ポンしてくるチームが多いはず。この守備の課題は早急に修正しなくてはいけないだろう。

 内容的には攻撃の形はよかったが、守備の課題がでた試合だった。あと1週間で開幕するが今日出た課題をしっかり修正して開幕に臨んでほしい。

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1年間お疲れさま。

2009年12月05日

  試合は2点のビハインドをコーナーキックからのヘッド2発で追いついた。

 しかし、試合内容は悪かった。

 ボールを持てば相手の早い寄せにボールを前に運べず、横パスやバックパスが多かった。

 そして苦し紛れに出すパスは相手にカットされていた。

 ハファエルもなかなかボールを保持できなくて苦戦していた。

 相手ボールには寄せが遅くチャレンジができていなかった。そしてパスミスも相変わらず多く、特にボランチからのボールがなかなかトップに入らなかった。

 相手のプレッシャーが強ければボールを前に出せないという課題も残ったまま。

  崩してゴールを奪うシーンはなかった。よい形の攻めもあったが決定力不足だった。攻撃は岩沼のクロスが光っていた。後半謙伍に出したクロスは素早く正確なもの。ただ、守備面ではまだまだ課題が多い。中に絞る動きをもっとスムーズに行わなくては。

 前半はとにかく眠っていたのかと思うほど。動きが少なく、相手に合わせて試合をしてしまったという感じだった。

 後半は決定的なチャンスもあったが決めきらなかった。惜しかったのは岩沼からのクロスが征也と謙伍にそれぞれ渡ったシーン。キーパーと1対1のシーンをそれぞれ作ったが、決めきれなかったのは悔いが残る。

 とにかくこれで51試合終了した。いろいろな課題が残ったが、選手達には1年間お疲れさまと言いたい。

  試合後には契約満了選手の挨拶があったようだが、彼らには新天地での活躍を期待したい。


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最高の結末だった。

2009年11月29日

  最高の結末だった。

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 曽田が倒されて曽田が最後にPKを決めるなんて、シナリオがあるのではないかという結末。  試合はポゼッションをされてこちらが中盤でボールを奪って速攻をかけるという展開が多かった。  ハファエルが先取点を決めたがその他にもバーやらポストやらに当たる惜しいシュートが2本あった。  しかし、前半に2-0にして楽になったことは確か。この結果後半もだいぶ楽に試合を進めることができた。  しかし悪い癖は相手に得点をFKを与えた前後の時間帯。リードしているからといって受け身になり、相手にポゼッションを許してしまう展開を多く招いてしまい、結局失点してしまったことは、反省しなくてはいけないだろう。  そして攻撃が速攻一辺倒になってしまったことも注意すべき。ポゼッションで相手を崩す動きがなかなかできなかったことは今後も課題となるだろう。  だが、結局この大事な試合に勝利できたことはよかった。最後はドームがすばらしい雰囲気になった。  最後の曽田のPKはドームのボルテージが最高になった。
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 曽田が倒されたシーンは微妙だったが、今日の主審は空気を読んでくれたと思いたい。  最後の曽田の引退セレモニーの曽田の言葉も曽田らしかった。  今日の試合はとにかく勝ってよかった。   ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。



来年ハファエルを残せないものか。

2009年11月22日

  雨に強いコンサ。今日は久々に4点とって勝利した。
 ハファエルと古田、キリノのトライアングルがチームを活性化させていた。

 特にハファエルの中盤でのためは秀逸。彼のボール保持でサイドあるいはキリノを走らせるプレーが数多くあって見ていて楽しかった。そして古田のボールさばきも多くチャンスを作っていた。今日は右サイドからの攻撃がよかった。

 ハファエルはチームにフィットしてきた。このまま来年チームを去るのはもったいない感じだ。ハファエルの年俸は高いとのことだが、なんとか来年ハファエルを残せないものか。

  ハファエルとキリノそしてダニルソンの外国人のトリオがいるとかなりボールが持てる感じだ。

 失点は右サイドと真ん中を完全に崩されたもの。防がなくてはいけない失点だったので反省しなくてはいけないだろう。少なくても2失点目は余計だ。そしてばたばたした時間があるのも注意したい。相手に合わせてプレーしてしまう時間も多かった。もっと自分たちがボールを回して相手を疲れさせるシーンをもって作ってもらいたい。

 岩沼が初得点。本人はうれしいだろう。あそこでシュートの選択をしたことは彼にとってグッドジョブだった。監督は左サイドバックで岩沼を育てようとしているがこのまま順調に伸びてほしい選手だ。

 今日の勝利はホーム最終戦と来年につながる勝利。このまま3連勝といきたい。


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サポータに応援して欲しいと言える試合か。

2009年11月08日

  日の当たらない厚別は11月としては暖かかったが、それでも試合を見るにはやっぱり寒かった。

 試合を重ねる度に深みにはまっていくようなチーム状況
 
 中盤でボールを回してもただボールを回すだけ。足下にパスをつなげては相手にクリアされる。

 サイドに振っても簡単にいくべきタイミングにクロスを入れない。躊躇している間に相手にブロックを作られる、そしてボールの出しどころをなくしては相手にとられるシーンが目立った。

 今日はミスからの失点とは言え、前半から得点を重ね突き放す試合をしなければいけない相手。
 
 結局富山相手に3引き分けとは情けない限り。

  試合が終わってからの選手を態度を見ていたが大部分の選手はさばさばしたもの。

 悔しがる選手もほとんどおらず。今のチームの状況を理解している選手はいるのか疑問符がつくばかりだった。

 そもそも前半からもっと積極的に仕掛けなければだめだろう。そして一番感じたのはやっぱりオフザボールの意識が低いこと。もっと動いて自分がボールをもらうんだという意識をチーム全体に持たせなければいけないだろう。そして試合中の指示の声が少ない。もっと声を出して互いに要求しなくては。

 色眼鏡だが仕方なく試合をしているようなそんな感じさえ見えてしまった。

 今日はただの消化試合になってしまった。

 とてもサポーターに応援して欲しいと言えるような試合ではなかった。

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もっとチャレンジしてほしかった。

2009年10月25日

 一瞬のプレーから失点した。失点は相手の速攻からだったが、ゴールを許したシーンは中原についていかなければいけない上里がボールウオッチャ-になってついていかなかった。

 苦しくてもあそこはついて行ってほしかった。攻めていた時間帯だっただけにもったいない失点だった。

 攻撃では交代選手が明暗を分けていた。ハファエルはよいタッチでマイボールにしていたが、砂川と中山はパスミスやトラップミスが多かった。

 そして戦術では終盤の攻撃はパワープレーにする時間帯があってもよかったのではなかったか。パスをつなげてばかりで相手に圧迫感を与えていなかった。

 試合運びのまずさということも言えるだろう。前半は仕方がないにしろ、後半ハファエルが入ってからのこちらの時間帯に得点ができなかった。ここで得点がとれれば違った展開になったのだろうが、うまくいかないものだ。

 今日は宮澤と上里の位置を変えていたが、結果としてうまく行っていなかった。征也と古田の関係を含めポジションチェンジをもっと頻繁に行ってもよかったのではないか。

  なにしろ、得点力不足は深刻。守りの堅い仙台が相手と言っても得点を取れるシーンは複数あった。もう少しパスの精度を上げることと、攻撃のスピードを上げることだ。今日の試合は無駄なパスが多かった。

 シンプルに攻める場面をもっと作っても良かったのではないか。縦ポンだけでもだめだが、パスをつなぐ場面とシンプルに行く場面を適度に混ぜてほしいものだ。

 一番気になったのは攻撃のスピードの遅さ。相手のゴール前に入っていく選手が少ないことと、そのスピードが遅いことだ。パスを出すタイミングもちょっと遅い印象を受けた。そしてせっかくボールを早く前に動かしても前線でボールが収まらないので、全体の押し上げができない。

  試合は完敗というわけではなく、勝てた試合ではあったが、自分たちで勝利を呼び込むような動きはもっとできたのではないか。

 選手達にはもっとチャレンジしてほしかった。

 もっと自分のポジションから飛び出す選手もいてもよかっただろう。

 失うものがないチームなのに思い切りがかけている感じがした試合だった。

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仙台戦展望(とにかく勝って自信をつけることだ。)

2009年10月24日

明日の仙台戦。

 仙台のここ5試合は4勝1分け。昇格に向けて一直線といった感じ。ホームでめっぽう強く10戦連続勝利中。そして、ユアスタでは今シーズン負け無しだ。

 前節は草津と対戦し、立ち上がりは一進一退も速攻から勢いを増し、スルーパスから先制点をとった。そして後半、すかさず相手のクリアミスを奪い、ミドルシュートを叩き込んでリードを広げた。その後も相手の反撃を安定した守備で防ぎ、最後まで決定的なチャンスを与えず、完勝した。

 仙台と言えばやはり守備の堅さだろう。
  エリゼウ、渡辺、朴、菅井と並ぶラインはJ2NO.1だ。特にエリゼウ、渡辺のCBは人に強く、セットプレーでもなかなか綻びを見せない。

  攻撃では平瀬が怪我で出場できないが、梁を中心に気が抜けない。特に梁の正確なキックからのセットプレーには毎度のことながら注意したい。

 FWはサーレスに決定力があるので、できるだけサイドからのクロスを上げさせないことだ。相方のFWは中島が有力だが、中島の素早い動きにマークをしっかりとしなくてはいけないだろう。控えにはソアレスが入る見込み。ソアレスも得点力があるだけに要注意だ。

 とにかく仙台は昇格を前にしてモチベーションは高い。スタジアムの雰囲気もそれを後押しするものとなるだろう。しかし、こちらとしても仙台に今シーズン勝ち無しでは終われない。相手が積極的にくるならこちらも積極的な試合展開で戦いたい。

 そしてとにかく相手は結果がほしいはず、焦りから前掛りになって来る場面もあると思われるので、そのチャンスを逃さないことだ。

 明るい材料は石川の復帰。守りが堅固になるので、攻撃にかける時間も多くなるはずだ。

 アウェイだが、守備ばかりに気をとられず思い切った攻撃にもっていきたい。

  明日はとにかく勝って自信をつけることだ。勝って次に繋げたい。

 勝手に叱咤コンサ外伝